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旨いお菓子は人間関係を円滑にする
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「蘆根さん、お久しぶりね」
浜薔薇では出張の仕事もとっている。
「本当、年を取るのは嫌ね、好きなところに行けなくなっちゃうのよ、でもこうして蘆根さんが来てくれるのは悪くないわね」
「それじゃあ、蘆根さん、義母のことよろしくお願いします、私は奥にいますので」
「わかりました」
ご家族に任されて準備を始める。
このプランもかなり好評なのである。
シャンプーカットブロー、トーク付きといったところか。
出張の道具は自前ではなく貸し出されたものだ、本当は自分のものも揃えたいんだが…
「使う頻度を考えてください」
傑から釘を刺されている。
(でもほしい)
修行中の話をすると、あちこちの名店を巡るためにバイトもしていた、そのうちのひとつがこうした訪問介護の会社であって。
「入浴に散髪がついているとすんごい助かります」
ホテル時代もそうだが、蘆根は一度働くと出来ればやめてほしくないとあちこちから言われる仕事ぶりをする。
「今年は菖蒲はきれいに咲いたのかしら?」
「それがですね、あまり手入れをきちんとしてなかったようで、雑草が生い茂り、せっかくの菖蒲が雑草にいい場所を追いやられてしまって」
「花を育てることがわかってないのかしら」
「本当に残念ですよね、うちの庭にはタモツ先生が手入れをしているので綺麗ですし、そうそう椎茸、乾燥させたものを持ってきましたので、後でみなさんで召し上がってください」
「イツモちゃんね」
ケットシーがいるとミネラルを振り撒いているようなものなので、それを必要とするキノコ類などの成長がおかしい。
「そのうち、直売しようかなんて話も出てますよ」
王子の椎茸一袋○○円。
「でもキノコならば、室内でも育てられるから、冬になるとこの辺は寒いから、よくキノコを育てたものよ、ストーブのそばなんか人よりも、キノコの方がいい場所をとってたぐらいよ」
「俺も学生時代はキノコ食べてましたね、原木もらったんですよ」
「ちゃんと育てれた?」
「霧吹でシュシュとやればとれますからね、それと育てている人から小さいやつもらって、和え物にして、なめたけと足して、卵のせて、ご飯食べて」
これで蘆根はキノコ料理を覚えた。
キノコを育てたのには訳がある。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
学生時代の話。
蘆根の学校は、幼少から顔馴染みと途中から進学してきた組に別れる。
途中から進学してきた組は、それこそ学校名を背負うような活躍を求められていた。
「おおい、蘆根」
「どうした?」
「あのさ、キノコ育ててみないか?なめこなんだけども」
「なんでなめこ?」
「うちのクラスのさ、進学組が腹空かせているんだよね」
「独り暮らしだっけ」
「そう、聞いたらけっこう食費ギリギリで、なんていうの、俺らみたいに放課後ラーメン食おうぜなんかもできない感じだったからな、うちの組では、調理が得意なやつと打ち合わせているんだけどもさ」
なめこ栽培まで手が回らないらしい。
「なんで協力してくれたら嬉しい」
半分は食べていいからさなんていってくれた。
そのまま話を聞くことになったら。
「うちのクラスのそっちの奴らって、まあ、あんまり親がよくない、それはうちの親が心配するぐらいだった、でもさ、うちの親は頑張りなさいよって声をかけるぐらいしかしなかったからな、そのときは、愛想笑いしてたけども、なんていうの、結構あいつのことわかってきてるから、このまま目がつり上がったら困るってな」
「ギスギスしたら嫌だもんな」
「そうそう、先生も学校もあんまりそういう問題は興味ないって感じでさ、それって頑張っているやつに失礼じゃないかと思ってる」
彼らは盆も正月休みもなく、勉強に打ち込まなきゃいけない。
「けどもさ、知ってるか?あいつらのライバルって何しているか」
「勉強しているんじゃないか?」
「いやいや、そんなもんじゃなかった、もう何年も前に勉強を前倒しにして、自分の時間作ってるみたいだった」
「頭良すぎじゃない?」
「そう思った、ああいう人間がライバルだとしたら、たぶん辛いと思う」
「…だな」
「でもまあ、俺の知っているあそこ行かなきゃ人生が終わりだともまた違うから希望はあるかなって」
「えっ、そんなやついるの」
「いるよ、そういうのが嫌だから、俺はここの学校にきたの」
「そうだったのか」
「そう、あれはな、俺と話すと頭が悪くなるから話したくないっていうのが同級生だった」
「はっ?」
「本当、本当」
「えっ、でもお前はお前で、頭が悪いわけではないというか、何ヵ国語理解できたっけ?」
「日本の方言いれると4つ」
「だよな、前にどっからきたのおじさんって人が、方言で話しかけてて、よくわかったなって思ったもんな」
「俺には普通なんだがな」
「呪文にしか聞こえない」
「ちゃんと単語があるんで、それを切って、解説すればわかるよ」
そういうのにこの友人は長けていた。
「そんなお前に、頭が悪いからお前とは話さないってすごいな、それ」
「なんかあのままいても、人生我慢しなくちゃいけないから、俺が狙える学校でもここは自由だなと、あとな、親が見栄を貼りたかったから、通ったね」
「そこもまた」
「言語のおかげである程度学費も安くなってるから、親も楽だしね」
有望な生徒と見られて、支援を受けることができました。
「話は戻すけども、それで、うちのクラスのとか、腹一杯食わせるとか、出来ればな、誕生日も祝ってやりたくてな、こっそりケーキを作る話も持ち上がっているんだ」
「それは楽しそうだな」
「でもさ、向こうが拒絶したらそこで話はおしまい、じゃない限りは祭りにしてやろうかと思ってるんだ」
「よーし、混ぜろ」
「お前ならそんなこと言ってくれると思ったぜ」
『ここは浜薔薇の耳掃除だからな!』
「お届け物です」
「はいはい」
宛名を確認して、代わりにサインをして受けとる。
「皆無さん、お菓子届いてますよ」
「…」
妙な間があった。
そして手を差し出されたので、そのまま箱を渡して、机の上で箱を開けた。
「何が届いたんですか?」
「シュークリームだ」
「しかし、お友達の方々はいっつもお菓子を送ってきますね」
「昔からだ」
2つシュークリームの袋を箱から出すと。
「後はみんなで食べてくれ」
「ありがとうございます」
「友達さんたちのお菓子ってみんな旨いんだよな」
優が冷蔵庫に自分の分をしまいこむと、後ろからそんな声が聞こえてくる。
(なんで誕生日以外にもあいつらは何か送ってくるのか、まるでわからん)
俺らが祝わなければ誰が祝うというのだ。
パーティグッズに身を包んだ友人たちの代表はそんなことを口にした。
(クラッカーなんて金の無駄じゃないか)
当時はそう思っていたぐらいである。
皆無は今では困らなくなったのだが、この事務所にいる先程の若手などは、この贈り物がくると、とんでもなく喜んだ。
「こんなうめえの初めて食った、母ちゃんに食わせてやりたかった」
「わかる、これ普通に買えるんですかね、給料来たら、買って帰りたい」
こういう会話を聞くと、ため息を一つついた。
正直、今の若手たちの会話と自分の学生時代がかぶってみえるのだ。
自分はここまで素直に喜べなかった。
それがその…少しばかり悔しい。
あの時自分は意地をはっていて、人の好意を素直に受け止めれる状態ではなかったということがわかるから。
(黒歴史もいいところだよな)
反省してもしょうがないが、それが皆無のいいところ。
「みんなに行き渡るように食べてくれよ」
「わかってまーす」
「さっそくメッセージの返信がきたぜ」
「コンビニいるなら、なんか飲みのも頼もうぜ」
旨いお菓子は人間関係を円滑にする。
浜薔薇では出張の仕事もとっている。
「本当、年を取るのは嫌ね、好きなところに行けなくなっちゃうのよ、でもこうして蘆根さんが来てくれるのは悪くないわね」
「それじゃあ、蘆根さん、義母のことよろしくお願いします、私は奥にいますので」
「わかりました」
ご家族に任されて準備を始める。
このプランもかなり好評なのである。
シャンプーカットブロー、トーク付きといったところか。
出張の道具は自前ではなく貸し出されたものだ、本当は自分のものも揃えたいんだが…
「使う頻度を考えてください」
傑から釘を刺されている。
(でもほしい)
修行中の話をすると、あちこちの名店を巡るためにバイトもしていた、そのうちのひとつがこうした訪問介護の会社であって。
「入浴に散髪がついているとすんごい助かります」
ホテル時代もそうだが、蘆根は一度働くと出来ればやめてほしくないとあちこちから言われる仕事ぶりをする。
「今年は菖蒲はきれいに咲いたのかしら?」
「それがですね、あまり手入れをきちんとしてなかったようで、雑草が生い茂り、せっかくの菖蒲が雑草にいい場所を追いやられてしまって」
「花を育てることがわかってないのかしら」
「本当に残念ですよね、うちの庭にはタモツ先生が手入れをしているので綺麗ですし、そうそう椎茸、乾燥させたものを持ってきましたので、後でみなさんで召し上がってください」
「イツモちゃんね」
ケットシーがいるとミネラルを振り撒いているようなものなので、それを必要とするキノコ類などの成長がおかしい。
「そのうち、直売しようかなんて話も出てますよ」
王子の椎茸一袋○○円。
「でもキノコならば、室内でも育てられるから、冬になるとこの辺は寒いから、よくキノコを育てたものよ、ストーブのそばなんか人よりも、キノコの方がいい場所をとってたぐらいよ」
「俺も学生時代はキノコ食べてましたね、原木もらったんですよ」
「ちゃんと育てれた?」
「霧吹でシュシュとやればとれますからね、それと育てている人から小さいやつもらって、和え物にして、なめたけと足して、卵のせて、ご飯食べて」
これで蘆根はキノコ料理を覚えた。
キノコを育てたのには訳がある。
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
学生時代の話。
蘆根の学校は、幼少から顔馴染みと途中から進学してきた組に別れる。
途中から進学してきた組は、それこそ学校名を背負うような活躍を求められていた。
「おおい、蘆根」
「どうした?」
「あのさ、キノコ育ててみないか?なめこなんだけども」
「なんでなめこ?」
「うちのクラスのさ、進学組が腹空かせているんだよね」
「独り暮らしだっけ」
「そう、聞いたらけっこう食費ギリギリで、なんていうの、俺らみたいに放課後ラーメン食おうぜなんかもできない感じだったからな、うちの組では、調理が得意なやつと打ち合わせているんだけどもさ」
なめこ栽培まで手が回らないらしい。
「なんで協力してくれたら嬉しい」
半分は食べていいからさなんていってくれた。
そのまま話を聞くことになったら。
「うちのクラスのそっちの奴らって、まあ、あんまり親がよくない、それはうちの親が心配するぐらいだった、でもさ、うちの親は頑張りなさいよって声をかけるぐらいしかしなかったからな、そのときは、愛想笑いしてたけども、なんていうの、結構あいつのことわかってきてるから、このまま目がつり上がったら困るってな」
「ギスギスしたら嫌だもんな」
「そうそう、先生も学校もあんまりそういう問題は興味ないって感じでさ、それって頑張っているやつに失礼じゃないかと思ってる」
彼らは盆も正月休みもなく、勉強に打ち込まなきゃいけない。
「けどもさ、知ってるか?あいつらのライバルって何しているか」
「勉強しているんじゃないか?」
「いやいや、そんなもんじゃなかった、もう何年も前に勉強を前倒しにして、自分の時間作ってるみたいだった」
「頭良すぎじゃない?」
「そう思った、ああいう人間がライバルだとしたら、たぶん辛いと思う」
「…だな」
「でもまあ、俺の知っているあそこ行かなきゃ人生が終わりだともまた違うから希望はあるかなって」
「えっ、そんなやついるの」
「いるよ、そういうのが嫌だから、俺はここの学校にきたの」
「そうだったのか」
「そう、あれはな、俺と話すと頭が悪くなるから話したくないっていうのが同級生だった」
「はっ?」
「本当、本当」
「えっ、でもお前はお前で、頭が悪いわけではないというか、何ヵ国語理解できたっけ?」
「日本の方言いれると4つ」
「だよな、前にどっからきたのおじさんって人が、方言で話しかけてて、よくわかったなって思ったもんな」
「俺には普通なんだがな」
「呪文にしか聞こえない」
「ちゃんと単語があるんで、それを切って、解説すればわかるよ」
そういうのにこの友人は長けていた。
「そんなお前に、頭が悪いからお前とは話さないってすごいな、それ」
「なんかあのままいても、人生我慢しなくちゃいけないから、俺が狙える学校でもここは自由だなと、あとな、親が見栄を貼りたかったから、通ったね」
「そこもまた」
「言語のおかげである程度学費も安くなってるから、親も楽だしね」
有望な生徒と見られて、支援を受けることができました。
「話は戻すけども、それで、うちのクラスのとか、腹一杯食わせるとか、出来ればな、誕生日も祝ってやりたくてな、こっそりケーキを作る話も持ち上がっているんだ」
「それは楽しそうだな」
「でもさ、向こうが拒絶したらそこで話はおしまい、じゃない限りは祭りにしてやろうかと思ってるんだ」
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『ここは浜薔薇の耳掃除だからな!』
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「何が届いたんですか?」
「シュークリームだ」
「しかし、お友達の方々はいっつもお菓子を送ってきますね」
「昔からだ」
2つシュークリームの袋を箱から出すと。
「後はみんなで食べてくれ」
「ありがとうございます」
「友達さんたちのお菓子ってみんな旨いんだよな」
優が冷蔵庫に自分の分をしまいこむと、後ろからそんな声が聞こえてくる。
(なんで誕生日以外にもあいつらは何か送ってくるのか、まるでわからん)
俺らが祝わなければ誰が祝うというのだ。
パーティグッズに身を包んだ友人たちの代表はそんなことを口にした。
(クラッカーなんて金の無駄じゃないか)
当時はそう思っていたぐらいである。
皆無は今では困らなくなったのだが、この事務所にいる先程の若手などは、この贈り物がくると、とんでもなく喜んだ。
「こんなうめえの初めて食った、母ちゃんに食わせてやりたかった」
「わかる、これ普通に買えるんですかね、給料来たら、買って帰りたい」
こういう会話を聞くと、ため息を一つついた。
正直、今の若手たちの会話と自分の学生時代がかぶってみえるのだ。
自分はここまで素直に喜べなかった。
それがその…少しばかり悔しい。
あの時自分は意地をはっていて、人の好意を素直に受け止めれる状態ではなかったということがわかるから。
(黒歴史もいいところだよな)
反省してもしょうがないが、それが皆無のいいところ。
「みんなに行き渡るように食べてくれよ」
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