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やっぱり毛艶が違うらしい
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「せっかく、教えてもらったのにな…」
何気なく蘆根が呟いた。
「なんですか?」
傑が何気なく聞くと。
「いやな、この人な」
雑誌に出てる人を見て。
「この人、うちの先生からいろいろ教わったはずなんだが、毎日やってなかったみたいでな」
「浮腫ですか」
「毎日やってたら出ない浮腫なんだよな」
「先輩はこういうの嫌いですよね」
「嫌いだな」
たまに蘆根は肌の調子やら何やらのセルフケアを聞かれると快く教えるのだが。
「やってなかったかと、この角度からも浮腫が見えるということはあの時一回だけだったかって」
「そんなに違うものなんですか」
「違うな、だいたい気になってから慌てるだろう?あそこでちゃんとやるかだな」
そんなに高いものを使わずにできることを教えているタイプなので、やらなかった、そして浮腫んでいるとかを見ると、嫌か気分になる。
「この間の子みたいな根性を見せられたいな」
「ああ、あれは…」
レイヤーさんでした。
キャラにいかにして近づけて自分を出すか、それが大事なので、そのために私は生きています。
(先輩が教えるのを躊躇わないタイプだ)
「方向性は違えども、自分なりの何かを掴むと思う」
「毎日どれだけそういったものに時間を使えるかが、キーポイントにはなるとは思いますが」
「最初はなんでも時間がかかるが、そうだな、そこが過ぎると維持するのは簡単にはなるんだがな」
「そこまで世の中の人はやりませんからね」
「残念だよな」
「先輩はまだまだ挑むというか、探っていくんですね」
「そうだな、医学もむっちゃ進化しているから、それに併用していけばいいんじゃないかな」
蘆根はこの段階で心労をマッサージで老廃物で流すなど、 訳のわからないことをしている。
「そういえば傑の方も、あの低価格のマッサージミルクはどうなんだ?」
「あれですか?やはり使い方としては乾いた肌のときかなと、水分量が多いから、風呂上がりじゃないと使いにくいものとはやはり別ですよね」
「乾燥肌用というのはなかなか伸びないから、乾燥肌用であそこまで伸びるのは利点だな」
「ただちょっとマッサージするとき準備いりますよね」
「イツモはたまにそういうときに合わせてイタズラ顔するからな」
今、クリーム乾くまで動けないんだろ?ちよーと、イタズラしようかな、ちょーとだけね。
「でもしないからな」
してたら、クリーム乾いてなくても捕まえる方向です。
「そしてその間にクリームが乾く」
(時間潰しに付き合っているのかな)
よくわかっているケットシーである。
「イツモ用っていうか、猫用のマッサージもな、そろそろ一回はしていかないとな」
縄張りの猫たちは交換所で、支部のケットシーは一度やはり支部までいかないとダメだろう。
「よくイツモが許しますね」
「武士の情けらしい」
敵に塩を送るでもいい。
「やっぱり毛艶が違うらしいからな」
イツモの縄張りの猫たちがあんまりよそに行かない、もしくは里子に出されても一時里帰りしたくなるのはそれである。
「でも俺はトリマーとかではないんだがな」
人類担当です。
「イツモがマッサージされていると、他の猫たちが見に来ますよね」
「なんでか、見ているよな、なんでだろう」
王様がマッサージされているぜ。
いいな~
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「サメについてですが」
またサメかよという職員たちの顔。
「なんかよくわからないのですが、人気なので、サメに関しての事例は全て事細かにレポートをあげてください」
面倒くさいことが増えた。
「なんでそんなにサメが」
「日本はサメ映画が好きな人が多くて、広報として出しているレポートを見て、取材の申し込みが」
「受けるんですか?」
「いや、受けませんよ、そんな日本はサメの驚異にいつも脅かされているとかってなったら、取材来るでしょ」
「ですね」
「だからこちらが出せるギリギリのところで勘弁してくださいと、怪我でもされたら大変ですし」
「そういう人はサメに噛まれても、噛まれちゃった!っていって笑ってそう」
「そうなんだよな、でもね、実際にいたそうですよ」
サメにラブ!って抱きついて、ガブ!とやられたやつが。
「うわ、もういるのかよ」
「いました、やっぱり噛まれちゃったよって笑っていたそうですよ」
「アホだな」
「さすがにみなさんの負担を増やすわけには行きませんからね」
「やれといわれればとりあえずやってみますけども…」
だいたいそうやって切り出した場合は。
「すいません、やっぱりダメです」
一回でダメだったりするものです。
「これはしないでくださいねって注意を説明してもまず守られないんですもん」
「すいませんね、そういう理由のために無理させて」
「いえ、ああいうのは、そこまでしないと騒ぐでしょうし」
それでもし職員に何かあったら、怪我などをさせたら、賠償させるよを契約してもらうので。
「昔はここまでひどくはなかったんですよ」
守らない人が出てきてから、どんどん規約が増えた。
「まあ、安全と天秤にかけると我々は安全を取るしかないですからね」
KCJがあんまり知名度もないのもこういう理由である。
「窓口を見つけないと相談しようもないですからね」
それこそそういうのは行政でどうぞ!っていうお話です。
何気なく蘆根が呟いた。
「なんですか?」
傑が何気なく聞くと。
「いやな、この人な」
雑誌に出てる人を見て。
「この人、うちの先生からいろいろ教わったはずなんだが、毎日やってなかったみたいでな」
「浮腫ですか」
「毎日やってたら出ない浮腫なんだよな」
「先輩はこういうの嫌いですよね」
「嫌いだな」
たまに蘆根は肌の調子やら何やらのセルフケアを聞かれると快く教えるのだが。
「やってなかったかと、この角度からも浮腫が見えるということはあの時一回だけだったかって」
「そんなに違うものなんですか」
「違うな、だいたい気になってから慌てるだろう?あそこでちゃんとやるかだな」
そんなに高いものを使わずにできることを教えているタイプなので、やらなかった、そして浮腫んでいるとかを見ると、嫌か気分になる。
「この間の子みたいな根性を見せられたいな」
「ああ、あれは…」
レイヤーさんでした。
キャラにいかにして近づけて自分を出すか、それが大事なので、そのために私は生きています。
(先輩が教えるのを躊躇わないタイプだ)
「方向性は違えども、自分なりの何かを掴むと思う」
「毎日どれだけそういったものに時間を使えるかが、キーポイントにはなるとは思いますが」
「最初はなんでも時間がかかるが、そうだな、そこが過ぎると維持するのは簡単にはなるんだがな」
「そこまで世の中の人はやりませんからね」
「残念だよな」
「先輩はまだまだ挑むというか、探っていくんですね」
「そうだな、医学もむっちゃ進化しているから、それに併用していけばいいんじゃないかな」
蘆根はこの段階で心労をマッサージで老廃物で流すなど、 訳のわからないことをしている。
「そういえば傑の方も、あの低価格のマッサージミルクはどうなんだ?」
「あれですか?やはり使い方としては乾いた肌のときかなと、水分量が多いから、風呂上がりじゃないと使いにくいものとはやはり別ですよね」
「乾燥肌用というのはなかなか伸びないから、乾燥肌用であそこまで伸びるのは利点だな」
「ただちょっとマッサージするとき準備いりますよね」
「イツモはたまにそういうときに合わせてイタズラ顔するからな」
今、クリーム乾くまで動けないんだろ?ちよーと、イタズラしようかな、ちょーとだけね。
「でもしないからな」
してたら、クリーム乾いてなくても捕まえる方向です。
「そしてその間にクリームが乾く」
(時間潰しに付き合っているのかな)
よくわかっているケットシーである。
「イツモ用っていうか、猫用のマッサージもな、そろそろ一回はしていかないとな」
縄張りの猫たちは交換所で、支部のケットシーは一度やはり支部までいかないとダメだろう。
「よくイツモが許しますね」
「武士の情けらしい」
敵に塩を送るでもいい。
「やっぱり毛艶が違うらしいからな」
イツモの縄張りの猫たちがあんまりよそに行かない、もしくは里子に出されても一時里帰りしたくなるのはそれである。
「でも俺はトリマーとかではないんだがな」
人類担当です。
「イツモがマッサージされていると、他の猫たちが見に来ますよね」
「なんでか、見ているよな、なんでだろう」
王様がマッサージされているぜ。
いいな~
『ここは浜薔薇の耳掃除です』
「サメについてですが」
またサメかよという職員たちの顔。
「なんかよくわからないのですが、人気なので、サメに関しての事例は全て事細かにレポートをあげてください」
面倒くさいことが増えた。
「なんでそんなにサメが」
「日本はサメ映画が好きな人が多くて、広報として出しているレポートを見て、取材の申し込みが」
「受けるんですか?」
「いや、受けませんよ、そんな日本はサメの驚異にいつも脅かされているとかってなったら、取材来るでしょ」
「ですね」
「だからこちらが出せるギリギリのところで勘弁してくださいと、怪我でもされたら大変ですし」
「そういう人はサメに噛まれても、噛まれちゃった!っていって笑ってそう」
「そうなんだよな、でもね、実際にいたそうですよ」
サメにラブ!って抱きついて、ガブ!とやられたやつが。
「うわ、もういるのかよ」
「いました、やっぱり噛まれちゃったよって笑っていたそうですよ」
「アホだな」
「さすがにみなさんの負担を増やすわけには行きませんからね」
「やれといわれればとりあえずやってみますけども…」
だいたいそうやって切り出した場合は。
「すいません、やっぱりダメです」
一回でダメだったりするものです。
「これはしないでくださいねって注意を説明してもまず守られないんですもん」
「すいませんね、そういう理由のために無理させて」
「いえ、ああいうのは、そこまでしないと騒ぐでしょうし」
それでもし職員に何かあったら、怪我などをさせたら、賠償させるよを契約してもらうので。
「昔はここまでひどくはなかったんですよ」
守らない人が出てきてから、どんどん規約が増えた。
「まあ、安全と天秤にかけると我々は安全を取るしかないですからね」
KCJがあんまり知名度もないのもこういう理由である。
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それこそそういうのは行政でどうぞ!っていうお話です。
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