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白と赤
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今のところファンクラブの外交というのは、シャンパーが中心となって行っている。
癖の強いS席やパック民の方が古くなら、浜薔薇につめているのだが。
「元々さ、こういうのが苦手なの、リーダーが見かねて、世話焼いてくれたことでホッとしていたりするんだよね」
ファンクラブ主要な四派、アルケーの会議にてこの議題が出され。
「耳掃除やパックを前面に広報に出しちゃうと、変な人の集まりみたいに思われるじゃない?」
十分今もですが、というのはここにいた誰もがつっこみまくなるが、飲み込もう!
「なので、無理させない、サポートはしっかりする形で、リーダーの塩梅で決めてほしいんだよね」
「わかりました」
そのまま了承したため、ファンクラブは特殊な趣味の会ではあるが、一般には炊き出しとかランチのファンの人たちなんだろうなと見られつつある。
「アッハッハッハッ」
壊れた笑い方をしているのがリーダー。
話し合いが先程まであったはずだが?
「リーダー、どうしました?」
S席の一人が、そのまま帰らせないで、話を聞くことにした。
「話した相手が、話が通じない」
「!?」
「私はおかしいこと言ってたのかな?」
「どういう話をしたのか、思い出せますか?」
「だいたい…」
言葉のチェックを開始します。
「…それはこちらに不備ないですね、むしろ…先方、なんで会話できないんですか?」
「虫の居所悪かったとか?」
「いえ、これはそういう問題では…リーダー、本題に入る前の雑談の段階で、お相手怒ってますし、ちょっとここは…KCJかな」
ファンクラブはKCJから情報の提供を受けている。
「その方、マネージャーとかつけずに、対話自分でやられてますよね」
「ですから、私がお話を持っていったのですが…」
「おそらくですが、その方は他でも会話でトラブル起こしているでしょうね、ちょっと失礼」
先にKCJの情報部へ連絡をする。
「何か食べましたか?」
「終わってから食べようと思って、じゃあ、ちょっと軽く口にしましょうか」
そういって暖かいものを頼む。
(これはリーダー、ライブで発散してもらうか、サメさん来てくんないかな)
ここでいうサメさんはおっちゃんのことである。
意外な事かもしれないが、ファンクラブと浄水センターの職員は交流はある、メインは今日のランチ炊き出しのメニューなどなのだが。
おっちゃんが他の職員が髪をやってもらっている間、リーダーがいた場合はリーダーと話している。
最初はたわいもない話から始まったのだが。
(サメと自分は話しているという驚きを浮かべん、やりおる)
(このぐらい会話が弾む相手ならば楽しいのにな)
キャッチボールが始まるのである。
「そういえば職員さんが、カツはええが胃が重いわ!って言ってましたね」
カツは旨いんやけども、もたれるわって話や、おっちゃんはそうでもないんやけども、美味しい、美味しい、脂身最高や!って。
「それなら山宮さんに話してみたらどうですか?」
山宮さんに?
「あの方のトンカツは、特別ソースがあるんですよ、私が知っているだけで、赤と白ですかね、蘆根さんに教えてもらったんですが」
それってどういうの?
「先生、タモツ先生にお肉を食べてもらおうとしたら、それは胃に来るから若いので食べろって言われたらしいんです、それで蘆根さんが山宮さんに相談したら」
じゃあ、ソースに工夫しますか。
「っていいましたね、胃がもたれないように工夫した薬味ソースっていうんですかね、白は大根おろしとネギなんですけども…隠しに自然薯とかかな、入っているんですよ」
自然薯!高いやつやん!
「KCJが管理している山で取れたものを使っているそうです、それで赤はトマトですかね、こっちの隠しは陳皮と山椒ですかね、それで一度有料でオーダーして食べさせてもらったんですが」
それは知らん。
「そっちはファンクラブのSNSで公開しただけですかね」
おっちゃんもそれは見れる?
「申請していただけらば、今後独自のSNSに移行する予定ですが、話し合われたことなんかは『まとめ』や書記役がおりますから、そちらに質問していただければ、その時話したことは答えられるようになってますよ」
便利やな。
「ただ話が流れて消えていくのはもったいないから、この形になっているんですよ」
ファンクラブでは有益なことはまとめる方針にしているそうです。
「AIと人を配置して、わからないことカバーしていく形になってます」
今のところは一手間加えてる形になっているのだが。
「話し合いで教えてもらったあれさ、買ったら、一ヶ月もしないうちに、お金浮いたんだよな」
会員の生活互助にも繋がっているようです。
詳しくは会員登録した後に、各種マニュアルを見てね!
癖の強いS席やパック民の方が古くなら、浜薔薇につめているのだが。
「元々さ、こういうのが苦手なの、リーダーが見かねて、世話焼いてくれたことでホッとしていたりするんだよね」
ファンクラブ主要な四派、アルケーの会議にてこの議題が出され。
「耳掃除やパックを前面に広報に出しちゃうと、変な人の集まりみたいに思われるじゃない?」
十分今もですが、というのはここにいた誰もがつっこみまくなるが、飲み込もう!
「なので、無理させない、サポートはしっかりする形で、リーダーの塩梅で決めてほしいんだよね」
「わかりました」
そのまま了承したため、ファンクラブは特殊な趣味の会ではあるが、一般には炊き出しとかランチのファンの人たちなんだろうなと見られつつある。
「アッハッハッハッ」
壊れた笑い方をしているのがリーダー。
話し合いが先程まであったはずだが?
「リーダー、どうしました?」
S席の一人が、そのまま帰らせないで、話を聞くことにした。
「話した相手が、話が通じない」
「!?」
「私はおかしいこと言ってたのかな?」
「どういう話をしたのか、思い出せますか?」
「だいたい…」
言葉のチェックを開始します。
「…それはこちらに不備ないですね、むしろ…先方、なんで会話できないんですか?」
「虫の居所悪かったとか?」
「いえ、これはそういう問題では…リーダー、本題に入る前の雑談の段階で、お相手怒ってますし、ちょっとここは…KCJかな」
ファンクラブはKCJから情報の提供を受けている。
「その方、マネージャーとかつけずに、対話自分でやられてますよね」
「ですから、私がお話を持っていったのですが…」
「おそらくですが、その方は他でも会話でトラブル起こしているでしょうね、ちょっと失礼」
先にKCJの情報部へ連絡をする。
「何か食べましたか?」
「終わってから食べようと思って、じゃあ、ちょっと軽く口にしましょうか」
そういって暖かいものを頼む。
(これはリーダー、ライブで発散してもらうか、サメさん来てくんないかな)
ここでいうサメさんはおっちゃんのことである。
意外な事かもしれないが、ファンクラブと浄水センターの職員は交流はある、メインは今日のランチ炊き出しのメニューなどなのだが。
おっちゃんが他の職員が髪をやってもらっている間、リーダーがいた場合はリーダーと話している。
最初はたわいもない話から始まったのだが。
(サメと自分は話しているという驚きを浮かべん、やりおる)
(このぐらい会話が弾む相手ならば楽しいのにな)
キャッチボールが始まるのである。
「そういえば職員さんが、カツはええが胃が重いわ!って言ってましたね」
カツは旨いんやけども、もたれるわって話や、おっちゃんはそうでもないんやけども、美味しい、美味しい、脂身最高や!って。
「それなら山宮さんに話してみたらどうですか?」
山宮さんに?
「あの方のトンカツは、特別ソースがあるんですよ、私が知っているだけで、赤と白ですかね、蘆根さんに教えてもらったんですが」
それってどういうの?
「先生、タモツ先生にお肉を食べてもらおうとしたら、それは胃に来るから若いので食べろって言われたらしいんです、それで蘆根さんが山宮さんに相談したら」
じゃあ、ソースに工夫しますか。
「っていいましたね、胃がもたれないように工夫した薬味ソースっていうんですかね、白は大根おろしとネギなんですけども…隠しに自然薯とかかな、入っているんですよ」
自然薯!高いやつやん!
「KCJが管理している山で取れたものを使っているそうです、それで赤はトマトですかね、こっちの隠しは陳皮と山椒ですかね、それで一度有料でオーダーして食べさせてもらったんですが」
それは知らん。
「そっちはファンクラブのSNSで公開しただけですかね」
おっちゃんもそれは見れる?
「申請していただけらば、今後独自のSNSに移行する予定ですが、話し合われたことなんかは『まとめ』や書記役がおりますから、そちらに質問していただければ、その時話したことは答えられるようになってますよ」
便利やな。
「ただ話が流れて消えていくのはもったいないから、この形になっているんですよ」
ファンクラブでは有益なことはまとめる方針にしているそうです。
「AIと人を配置して、わからないことカバーしていく形になってます」
今のところは一手間加えてる形になっているのだが。
「話し合いで教えてもらったあれさ、買ったら、一ヶ月もしないうちに、お金浮いたんだよな」
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