409 / 1,093
ノーフィッシュ映画祭
しおりを挟む
漁師が自分の船に植木鉢を?
なんで?と思うかもしれないが、生えている葉をごらんください。
マントラゴラである。
一昔、今は世代交代しているが、当時海難事故があったが…
バチャバチャ
自分を食べてくれる人が減るという危機感から、マントラゴラ達が泳いできたという。
その時マントラゴラは泳ぎやすいまるでヒレ、そして足のような形をしたものが救援に向かったという。
この時の経験から海のそばのマントラゴラは、何かあった場合は泳ぎやすい形にしておけ、救難が必要な人間ならば自分たちを食べると学んだらしい。
「救難には海上保安庁もそうなんだけども、河川じゃないサメもいたらしいが」
漁師に義理があったために助けに向かったら、マントラゴラが向こうで跳び跳ねているのが見えて、躊躇はしたもののいった。
義理が勝った。
「しかし、その後マントラゴラに襲われて、あまりの苦さに、プカァって浮いて流されかけていたからな、漁師たちは慌てて陸上にあげたそうだよ」
河川ザメ、河川じゃないサメにとってはマントラゴラは苦手な存在。
河川じゃない、海域での縄張りにおいて、河川じゃないサメはイルカとうまくやっていた、それはイルカというのはあまり味覚に優れていないため。
ガツガツ
食糧が河川じゃないサメとぶつからないという点にある。
そしてイルカはマントラゴラを食う。
カシャ!
写真はマントラゴラを踊り食いするイルカの様子。
マントラゴラを食べているイルカは他の個体より長生きすると、調査結果でもわかっていた。
が、河川じゃないサメからすると、姿が見えたら逃げる、特有の臭い、芳香がすれば嫌がる。
「ただ河川ザメ、河川じゃないサメからするとマントラゴラは芳香も苦味も胃腸薬でもあるんですよ」
この種類のサメは体に大きく7つのツボがあるという、それこそ、大罪と同じ名前がつけられており。
「時折押してみてあげてください、ピッキャオ!鳴いたら、いつもより控えてほしい行動、食事はこちらの資料を参考にしてください」
例えば、暴食のツボで鳴いた場合は胃薬を飲ませて、しばらく食事は管理されたものを取るとある。
禁止の食材はないが、腹八分目を守るといったところか。
殺生や…
とサメは訴えるが。
「人間ならこうはイカンよ、悪くなったら戻らんよ」
サメにはあまりそういう病気はなかった。
存在としては人間と比べると同程度とされる(上下さがあると魂が共存できない)、だがここまで丈夫なので、人間のような文化は形成されず、文化などが逆輸入されている形になっているのだ。
『ノーフィッシュ映画祭』
金曜日の朝上映、それが始まる前に映画においての注意事項が流れるのだが。
「元気にしてたかな?」
「我々だ!」
本人たちはゴールデンタイガー、シルバーホークと自称していたりするが、サメ兄弟である。
「これからサメ映画専門配給会社ノーフィッシュの映画祭を始めることする」
「どういうことだよ」
観客は目当ての作品を見に来たと思ったら、巻き込まれたのか怒り始める。
「おおっと、活きのいいお客さんが混ざっていたようだ」
カシャッ
その活きのいい客に向かってスポットライトが当たる。
「兄さん」
謎のボタンを持ってくる弟。
ポチ!
音と共に場内の照明が一旦落ちる。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
悲鳴が聞こえるが、音の聞こえかたからすると上に、上に?連れてかれたようだが。
ポタン…
代わりに水滴が落ちた音がした。
パッ
照明が再び点灯すると、先ほどお客がいた席には、代わりにサメのぬいぐるみが置いてある。
「諸君らもこうなりたくなければ、ノーフィッシュ映画祭を楽しんでくれ」
「ピザと黒炭酸は映画祭特別セットでお買い得に、黒炭酸はパッケージもノーフィッシュ仕様」
「代わりにかなりお値段も勉強させてもらった、するとどうなると思う?」
「兄さん、それじゃあわからないよ」
「ワンコインでお釣じゃらじゃら値段にする→映画以外のお客さんも買いにくる」
「それじゃあ、お昼前に売り切れちゃうよ」
「そうだ、せっかくの祭りにピザと黒炭酸も無しに楽しめると思うか?」
ピンポーン
「すいません、ピザ宅配に来ました」
画面内の兄弟のもとにピザ宅配が来た。
「あっ、僕が出るよ、はーい」
弟がピザの受け取りに出向く。
「今年のノーフィッシュ映画祭は気合いが違う!」
「ミックスとキノコ照り焼きです」
「うわ!美味しそう」
「サメ映画を撮影すると補助金が出るという、クリエイター保護プログラムのせいで」
「あっ、もしかして今撮影中ですか?実は何回も映画館の方にはいってて、握手してもらえますか?」
「いいですよ、兄さんファンですよ」
「いつもはサメ映画を撮らない監督や、関わりたくないスタッフも生活のために取らざるおえなくなった!えっ?ファン」
兄は後ろを振り向くと、ピザ店員が手を振った。
「すまないが、諸事情で終了する!」
プツン
映像は途切れたが。
「ファンなんですよ、仕事終わってから、ノーフィッシュ映画祭は行くつもりだったのでうれしいです」
「ピザはマップピザ、等高線の美しいチーズが芸術的なマップ」
「お店はこの映画館の三軒隣、居酒屋三ちゃんの看板を目指してね!」
そこで音声も終わり、何事もなかったように映画が始まるのである。
なんで?と思うかもしれないが、生えている葉をごらんください。
マントラゴラである。
一昔、今は世代交代しているが、当時海難事故があったが…
バチャバチャ
自分を食べてくれる人が減るという危機感から、マントラゴラ達が泳いできたという。
その時マントラゴラは泳ぎやすいまるでヒレ、そして足のような形をしたものが救援に向かったという。
この時の経験から海のそばのマントラゴラは、何かあった場合は泳ぎやすい形にしておけ、救難が必要な人間ならば自分たちを食べると学んだらしい。
「救難には海上保安庁もそうなんだけども、河川じゃないサメもいたらしいが」
漁師に義理があったために助けに向かったら、マントラゴラが向こうで跳び跳ねているのが見えて、躊躇はしたもののいった。
義理が勝った。
「しかし、その後マントラゴラに襲われて、あまりの苦さに、プカァって浮いて流されかけていたからな、漁師たちは慌てて陸上にあげたそうだよ」
河川ザメ、河川じゃないサメにとってはマントラゴラは苦手な存在。
河川じゃない、海域での縄張りにおいて、河川じゃないサメはイルカとうまくやっていた、それはイルカというのはあまり味覚に優れていないため。
ガツガツ
食糧が河川じゃないサメとぶつからないという点にある。
そしてイルカはマントラゴラを食う。
カシャ!
写真はマントラゴラを踊り食いするイルカの様子。
マントラゴラを食べているイルカは他の個体より長生きすると、調査結果でもわかっていた。
が、河川じゃないサメからすると、姿が見えたら逃げる、特有の臭い、芳香がすれば嫌がる。
「ただ河川ザメ、河川じゃないサメからするとマントラゴラは芳香も苦味も胃腸薬でもあるんですよ」
この種類のサメは体に大きく7つのツボがあるという、それこそ、大罪と同じ名前がつけられており。
「時折押してみてあげてください、ピッキャオ!鳴いたら、いつもより控えてほしい行動、食事はこちらの資料を参考にしてください」
例えば、暴食のツボで鳴いた場合は胃薬を飲ませて、しばらく食事は管理されたものを取るとある。
禁止の食材はないが、腹八分目を守るといったところか。
殺生や…
とサメは訴えるが。
「人間ならこうはイカンよ、悪くなったら戻らんよ」
サメにはあまりそういう病気はなかった。
存在としては人間と比べると同程度とされる(上下さがあると魂が共存できない)、だがここまで丈夫なので、人間のような文化は形成されず、文化などが逆輸入されている形になっているのだ。
『ノーフィッシュ映画祭』
金曜日の朝上映、それが始まる前に映画においての注意事項が流れるのだが。
「元気にしてたかな?」
「我々だ!」
本人たちはゴールデンタイガー、シルバーホークと自称していたりするが、サメ兄弟である。
「これからサメ映画専門配給会社ノーフィッシュの映画祭を始めることする」
「どういうことだよ」
観客は目当ての作品を見に来たと思ったら、巻き込まれたのか怒り始める。
「おおっと、活きのいいお客さんが混ざっていたようだ」
カシャッ
その活きのいい客に向かってスポットライトが当たる。
「兄さん」
謎のボタンを持ってくる弟。
ポチ!
音と共に場内の照明が一旦落ちる。
「うわぁぁぁぁぁぁ」
悲鳴が聞こえるが、音の聞こえかたからすると上に、上に?連れてかれたようだが。
ポタン…
代わりに水滴が落ちた音がした。
パッ
照明が再び点灯すると、先ほどお客がいた席には、代わりにサメのぬいぐるみが置いてある。
「諸君らもこうなりたくなければ、ノーフィッシュ映画祭を楽しんでくれ」
「ピザと黒炭酸は映画祭特別セットでお買い得に、黒炭酸はパッケージもノーフィッシュ仕様」
「代わりにかなりお値段も勉強させてもらった、するとどうなると思う?」
「兄さん、それじゃあわからないよ」
「ワンコインでお釣じゃらじゃら値段にする→映画以外のお客さんも買いにくる」
「それじゃあ、お昼前に売り切れちゃうよ」
「そうだ、せっかくの祭りにピザと黒炭酸も無しに楽しめると思うか?」
ピンポーン
「すいません、ピザ宅配に来ました」
画面内の兄弟のもとにピザ宅配が来た。
「あっ、僕が出るよ、はーい」
弟がピザの受け取りに出向く。
「今年のノーフィッシュ映画祭は気合いが違う!」
「ミックスとキノコ照り焼きです」
「うわ!美味しそう」
「サメ映画を撮影すると補助金が出るという、クリエイター保護プログラムのせいで」
「あっ、もしかして今撮影中ですか?実は何回も映画館の方にはいってて、握手してもらえますか?」
「いいですよ、兄さんファンですよ」
「いつもはサメ映画を撮らない監督や、関わりたくないスタッフも生活のために取らざるおえなくなった!えっ?ファン」
兄は後ろを振り向くと、ピザ店員が手を振った。
「すまないが、諸事情で終了する!」
プツン
映像は途切れたが。
「ファンなんですよ、仕事終わってから、ノーフィッシュ映画祭は行くつもりだったのでうれしいです」
「ピザはマップピザ、等高線の美しいチーズが芸術的なマップ」
「お店はこの映画館の三軒隣、居酒屋三ちゃんの看板を目指してね!」
そこで音声も終わり、何事もなかったように映画が始まるのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる