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五期
第4話「怒り」
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集「はやく…みんなの元へ…!!」
和創国との距離はかなり遠い、集のトップスピードでも数分かかるだろう。
ヴァーチェ「ここら変でいいか」
和創国と少し離れた広地、戦闘にはぴったりな場所だ。
ダーチム「わざわざ俺がお前を殺しやすい場所に連れてくるなんてなー」
ヴァーチェ「はっ、それは好都合だろ」
クラダス「ぐっ……」
タクト「大丈夫ですか」
クラダス「はい、油断してました…」
チャム「それよりもヴァーチェが…」
クラダス『5段階…ヴァーチェの今の魔力でどのぐらいもつのか…わからない、だが今団長達がいないこの状況、今はヴァーチェを頼るしかない…』
ダーチム「いっくぞー」
鎌を振り回すと、ダーチムの周りに旋風が舞う、見ているクラダス達がその渦に引き込まれそうになる。だがヴァーチェは平然と立っている。
ヴァーチェ「お前、かなりの防御力だよな」
ダーチム「んははー、この鉄の体にさらにこの間合い、どんな攻撃も貫通しないこの肉体、攻略は不可能!間合いに入った瞬間が、お前の最後だー」
ヴァーチェ「ほぉう、ならお前に聞こう、確かにお前の防御力は見事といったところだ、さっきの刹那の攻撃も容易く受けた。」
ダーチム「ふんー」
ヴァーチェ「だが、いくら防御力があっても、貫通できるものはあるんだぜ…」
ダーチム「ふざけたことをーそれといつまでも動かないと思ったら大間違いだー!」
鎌を振り回しながらこちらに向かってくる。
ダーチムの周りには風の鉄壁。
刹那「ヴァーチェ!!!」
ダーチム「風と炎の合わせ技よー『フレイマーインカーセス』!!!」
炎の旋風となった巨大な竜巻がヴァーチェに近づく。
ヴァーチェ「見せてやるよ」
ヴァーチェの背中から槍、ケラウノスが扇子のように楕円を描き現れた。
そしてそれは全てその炎の旋風に切っ先が向けられた。
ヴァーチェ「サジタリウス」
ヴァーチェが炎の旋風に向かって手を仰ぐと、激しい電光を纏って、何本ものケラウノスが飛んでいった。
ダーチム「うぉぉぉ!!!」
そして炎の旋風と衝突。
風が炎と合わさったとしても、
いくら防御力があったとしても
雷は貫く。
旋風の中心にいるのはダーチム。
そして旋風の防御を抜けケラウノスが辿り着く先は。
ダーチム「………!!!!」
閃光が辺り一面に走ると旋風が爆風へとなった
和創国との距離はかなり遠い、集のトップスピードでも数分かかるだろう。
ヴァーチェ「ここら変でいいか」
和創国と少し離れた広地、戦闘にはぴったりな場所だ。
ダーチム「わざわざ俺がお前を殺しやすい場所に連れてくるなんてなー」
ヴァーチェ「はっ、それは好都合だろ」
クラダス「ぐっ……」
タクト「大丈夫ですか」
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チャム「それよりもヴァーチェが…」
クラダス『5段階…ヴァーチェの今の魔力でどのぐらいもつのか…わからない、だが今団長達がいないこの状況、今はヴァーチェを頼るしかない…』
ダーチム「いっくぞー」
鎌を振り回すと、ダーチムの周りに旋風が舞う、見ているクラダス達がその渦に引き込まれそうになる。だがヴァーチェは平然と立っている。
ヴァーチェ「お前、かなりの防御力だよな」
ダーチム「んははー、この鉄の体にさらにこの間合い、どんな攻撃も貫通しないこの肉体、攻略は不可能!間合いに入った瞬間が、お前の最後だー」
ヴァーチェ「ほぉう、ならお前に聞こう、確かにお前の防御力は見事といったところだ、さっきの刹那の攻撃も容易く受けた。」
ダーチム「ふんー」
ヴァーチェ「だが、いくら防御力があっても、貫通できるものはあるんだぜ…」
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鎌を振り回しながらこちらに向かってくる。
ダーチムの周りには風の鉄壁。
刹那「ヴァーチェ!!!」
ダーチム「風と炎の合わせ技よー『フレイマーインカーセス』!!!」
炎の旋風となった巨大な竜巻がヴァーチェに近づく。
ヴァーチェ「見せてやるよ」
ヴァーチェの背中から槍、ケラウノスが扇子のように楕円を描き現れた。
そしてそれは全てその炎の旋風に切っ先が向けられた。
ヴァーチェ「サジタリウス」
ヴァーチェが炎の旋風に向かって手を仰ぐと、激しい電光を纏って、何本ものケラウノスが飛んでいった。
ダーチム「うぉぉぉ!!!」
そして炎の旋風と衝突。
風が炎と合わさったとしても、
いくら防御力があったとしても
雷は貫く。
旋風の中心にいるのはダーチム。
そして旋風の防御を抜けケラウノスが辿り着く先は。
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