END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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二期

第15話「団長」

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セリウス「ティル、奴らの居場所は」

ティル「まだ判明しておりません。」

セリウス「そうか。」

ティル「団長、今一度お聞きしたいことが」

セリウス「なんだ」

ティル「本当に団長がおっしゃる通り、私達を一度救った方々は、プレイヤーキルなのですか?」

プレイヤーキル、それは現実での人殺しを意味する。

セリウス「……あぁ…我が弟は、奴らに殺された。」

顔をしかめる

ティル「……すいません。余計なことを聞きました。」

セリウス「別に構わない」

ティル「それを信じていない元現世回帰団の団員数名、現在地下牢に閉じ込めていますがいかがしましょう」

セリウス「そうだな、反乱を起こされても困る、もう少しの間大人しくしていてもらおう」

 



クラダス「どうしますか団長」

ヴァーチェ「黙って見てらんねぇな、元団員が捕まってんのに何もしないなんてな」

チャム「私もヴァーチェに賛成」

タクト「俺もです」

ヘブンズ「ーーーで」

花「しゅう…」

集「セリウスさんが言っていた弟に覚えが…ある、突入しよう、本部に」











セリウス「さて、戻るか、ティル」

ティル「はい」

と、団長と副団長らしき2人が本部に入ろうと入り口へ足を運ぼうとした瞬間。
真正面の城壁が突然砕け散った。
そして、セリウスとティルが振り返るとそこには7人の影があった。煙で確認できないが、7人だった。

セリウス「誰だ。」

ティルがセリウスの前に出て戦闘態勢をとる
煙が晴れて中からでてきたのは、
元団長、ソル、その他罪人呼ばわりされた者達。

セリウス「ソ……ル……」

目つきが一変する、ティルを横に押しのけ前に出た。そして剣を抜き…………

セリウス「ようやく!!!!」

剣を一振り、すると地面に亀裂が入る。
どうやら僕に、なにかあるみたいだ。

セリウス「会えたなぁぁぁ!!!!」

こちらに走ってくる、花達は左右に避けたが、集は避けなかった。そのまま集と衝突して、集は抵抗することもなく、天冥刀でガードしながらも、後ろに飛ばされる。

セリウス「よく、のこのことでてこられたな!!」

そして思い切り剣を振るう、集が地面にめり込む、だがなにも攻撃はしない。

セリウス「コイルを…よくも……!!!」

集『……やっぱりか』

セリウス「なぜ殺した!!!」

腹を殴られる。

セリウス「お前に…なにをしたってい「僕は」」

集「守れなかったんだ。僕は、コイルさんを、守れなかったんだ。」

セリウスが攻撃を止める

集「僕の責任だ、僕はずっとその罪を晴らそうと、何かできることはないかと探していた。それが今やっとできたよ、セリウスさん。」

セリウス「…………な」

集「あなたは優しい人だ。現世回帰団、頼みます。僕はあなたに殺されることを望みます」

セリウス「……わかった。お前に悪意がないことがわかっただけでそれでいい、だがお前が死を望むのならば」

剣を集の首の横に当てる

セリウス「安らかに死ね。」

剣を振るう










その瞬間。セリウスの剣が弾かれる
金属音によって

花「しゅうは殺させない、絶対に」

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