END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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二期

第22話「先人」

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クラダス「団長。」

集「クラダスさん、なんですか?」

クラダス「話は聞きました。団員には緊急命令として伝えときました、シュリが避難勧告をだしていると聞きました。シュリ1人では人手がたりません。私も協力してきます」

集「お願いします」

クラダス「ありがとうございます」

クラダスはシュリとお付き合いしているから、ほっとけないのだろう、ただクリアを目指しているように見えるが、シュリのことを第一に考えている。

集「花~」

肩を揺すって起こすが、なかなか起きない。
幸せそうな顔して寝ているから、見入ってしまうんだよなぁ…。少しだけ花の顔に顔を近づける。
段々と、近くなっていき…
突然花の目が開く。

集「…!」

花「しゅう!」

花が僕の背中に手を回し花の胸元に包まれる。

集「ちょ、花」

とてもいい香りがする。透き通った甘い香りが。

集「っ花、大変なんだよ」

花「何かあったの?」

集「ミサイルが落ちてくるんだよ、ミサイルが」

花「ミサイル?」

やっと離してくれた。

集「そう、落ちたらウイルスが世界中に感染する、絶対止めないと」

花「それってどこに落ちるかは…?」

集「まだ、わからないかな」

そして急に窓が開かれて

ヘブンズ「いや、もう特定されている」

また窓から…

集「な、どこに落下予定なんですか?」

ヘブンズ「ここから西に30キロ進んだ地点にある、民家に落ちるらしい。」

集「そこに移動ですね…花、行こう」

花「うん!」

そして準備に入る現世回帰団、久しぶりの全団員での移動だ。










クラダス「団長、準備完了しました。」

集「了解です」

ヴァーチェ「ミサイルって…やりすぎじゃねぇか」

ヘブンズ「面白そうなら別にいい」

チャム「ボスじゃないからちょっとだけ安心かも」

タクト「なんとしてでも止めないとだな」

ソウライ「皆さんの力があればできますよ、きっと」

シュリ「はりきっていきましょう!」

集「それでは、出発といきましょう」

「おぉぉぉ!!!!!」

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