END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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三期

第3話「操り」

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Ω「おや、クリスタルリペアラーが倒されましたか」

?「どうやら海道集が倒したようです」

Ω「海道集…。あぁ、あの実験で遊ばせてもらった試作品をクリアした奴か、そうかデータが残ってたんだな…だからか…だが、そのミサイル…フフフ…」

?「見ものですね」









集「炎拳がきれかけている…」

もう魔力がない。さらに先ほどの戦いで体が動かない。

ヘブンズ「タクト、お前あのミサイルの重さを変えることはできるか」

タクト「それはもちろんできます」

ヘブンズ「そうか…」

そしてタクトを抱える

ヘブンズ「4段階スキル解放、我が身に纏えベルゼブブ」

タクト「ちょ、ヘブンズ様」

ヘブンズがミサイルへと飛び立つ。











集「はぁ…はぁ…くそ、力が入らない…」

そしてそこへ蛾のような羽を広げて飛んできたのはヘブンズ。

ヘブンズ「よう団長」

集「ヘブンズさん、ここは危険です」

ヘブンズ「わーってる、土産だ、受け取れ」

そう言いタクトを集に投げる。

タクト「うぉぉっと、全く手荒い…」

ヘブンズ「じゃあな、あとは頑張ってな」

タクト「了解です、いきますよ団長」

集「何を…?」

ミサイルに手をつく。

タクト「軽量化」

ガクンとスピードが落ちる。
タクトのスキル、軽量化、その名の通り重さを変える能力。

集「ありがとう」

タクト「それでは、失礼します」

ミサイルから飛び降りて地上に戻っていった。

集「よし」

チャージしていた炎を一気に放出する。
そしてその炎はミサイルを覆う

集「爆炎醒!!!」











眩い光がミサイルから射す
そして粉々になった破片が落ちてくる。

花「っ…しゅう!」

クラダス「ミサイルが破壊された!!シールドを展開!!」

すぐさま爆風ごとバリアで囲まれた。

花「しゅう、しゅうは?」

リル「ミィ!」

リルがジャンプして何かを知らせようとしている。

花「どうしたの、リル?」

リルが向いている方向をみると何か人形のようなものが落ちてくる。

ヴァーチェ「あれは…ソルだな」

ヘブンズ「ったく面倒かけさせやがって」

ヘブンズが集の元へと飛んでいく。
そして気絶している集をキャッチ。

ヘブンズ「大丈夫かよ団長」

集「ぁ、ごめん、ありがとう…」

集を抱えてみんなの元へ降り立つ
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