END-GAME ~第2章~【NEXT STORY】

孤高

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四期

第12話「出発」

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それから数日後。
刹那の怪我も完全に治癒したところで、早速ボス討伐の会議がはじまった。

刹那「ほぅ、ボス討伐か」

クラダス「はい、今回のボスはここから約10キロ東にある塔の天辺にいる、クロノスというモンスターです。体型は人型ではなく、蛇のように塔に巻きついている、とのこと。情報はこれぐらいですかね」

集「充分ですよ」

ヘブンズ「といってもよ、10キロか…」

ヴァーチェ「あぁ…」

ヘブンズ、ヴァーチェ「面倒だな…」

クラダス「言うと思いました」

チャム「あれ、花ちゃんは?」

集「あぁ、そとでリルと遊んでるよ、リルが飛べるようになったからね」

チャム「おぉ!私も行ってくる!」

タクト「な、チャム今会議中だ…」

刹那『とても厳しい環境かと思ってたが…なんだ、とても暖かいな…』

クラダス「?何を笑ってるのです?」

刹那「あぁいや!…申し訳ない…」

クラダス「あ、謝らなくてもいいですよ、ただ気になっただけであって…」

ヴァーチェ「まぁまぁまぁ、まずそこへどうやって行くよ?」

クラダス「そうですねぇ…」

一同「歩きか。」











そしてクロノスのボス討伐へと出掛ける。
ヴァーチェとヘブンズは前と同じように飛んで向かう。

クラダス「はぁ…ずるいですねぇ…」

刹那「そうですね…」

顔を上げて2人飛んでいく姿を見上げながら歩いて行く。

集「なにかみんなで移動できる乗り物とかあったらいいんだけどなぁ…」

花「ん~…あ!」

集「お、花、いい案が」

花「しゅうにお姫様だっこ」

集「あ………」

そんなことをみんなの前で言われるのは…

集「そ、それは花だけだからね!みんなで乗れる乗り物ね」

花「ん~」

クラダス「あ」

刹那「む、クラダス殿、何か浮かばれたか」

クラダス「えぇ、皆さん、寒いのはお好きですか?」
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