END-GAME

一期

第14話「天空」

私は倒れている花を抱え道の脇に寝かせた

集「花…久しぶり…」

花「…」

ヴァーチェ「かなり強くうったからな…そう簡単には起きんだろう」

ヴァーチェはもう起きていた

ヴァーチェ「お前かなり強いな、剣を使わずとも負けるなんて…完敗だ、通るがいい」

集「その前にこの子が起きたら天空都市には来るなと言っておいてくれないか？」

ヴァーチェ「なぜだ」

集「かなり難易度が高いんだろう？」

ヴァーチェ「実はそれは嘘だ」

集「はぁ？」

思わず声が出てしまった

ヴァーチェ「ここで私はある仕事をしていた
俺より強いプレイヤーが現れることを」

集「なんでそんなことを」

ヴァーチェ「ソル、お前【元世回帰団】に入らないか？」

集「元世回帰団？」

ヴァーチェ「この世界で一番戦力がありボスの攻略は36まで終わった、その元世回帰団の団長は俺なのだ、そしてお前は俺に勝った、お前はこの世界で実力Ｎｏ．1ということだ、できれば団長になってもらいたい」

集「まてまてまて、まず加入しないぞそんなパーティ」

ヴァーチェ「すぐにとは言わない、答えを待つ」

集「僕はレベルをあげなきゃいけないんだ、もっと強く…強く……」

私は天空都市に向かった
過去に大きな王国があったのだろうか、もう苔で覆われているが形はわかる、大きな建物がいくつもいくつもあった
そして上からコウモリのようなモンスターが現れた、【ガーゴイル】
大きさは1メートルほど、
そのガーゴイルの姿といったら…
本当に気持ち悪かった
蛾みたいに飛んで襲ってくるものだから
面わず本気で避けてしまう

集「なんなんなのあいつ」

しつこくおいかけてくる
しかたなくジャンプして羽をもぐとガーゴイルは消滅した

集「よっっわいな」

弱かった、だがやはりセシルさんの情報通り
経験値はとてもよかった
それにしても誰もいない、ヴァーチェが全て追い返したんだろう
私はここで数日間レベルを上げることにした