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孤高

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四期

第2話「1月」

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集「っくぅー…」

朝起きたら鶫と魁斗が部屋にいた
他の人はまだ寝ているようだ
そうか、年越しではしゃいでたんだっけ
そして起き上がろうとして手をベットに置いた時
さらさらとした髪に触った感触がした
おそるおそる下を見てみると
そこには無防備な花が寝ていた、こんな子がもし隣で寝てたらオオカミのいい餌だ…
なんて思いながら布団をかぶせて私は起きる

鶫「花におはようのキスしないの?」

集「生憎そんなことするひとじゃないんでね」

魁斗「そのまえにそろそろみんな起こしたほうがいいんじゃないか?」

奏太なんて床で寝ていた、愛理は布団をどかしてまるで寝相の悪い男子のようだ
私は部屋に炬燵【こたつ】を用意した
まだまだ寒いので炬燵が恋しくなったのだ

花「お腹減った…」

集「おはよう花、…寝言か…」

寝言だった、お腹減ってるようだったのでおにぎりでもつくっておいてあげることにした

鶫「これってチャンスだよね…」

鶫が花の胸に手を進める

集「だめだよ鶫」

鶫「う~んそうかナイト様がいるから無理なのか…」

花「ん…」

花が起き上がる、とても眠そうな顔をしてあたりをキョロキョロ見回すと

花「おはようしゅう」

集「おはよう」

すると不意に花のお腹から
グゥ~
という音が聞こえた
その瞬間花の目が丸くなり顔が赤くなる

集「おにぎり作ってあるけど、たべる?」

花「食べる!」

花はいそいでベットから飛び出して炬燵のもとへ向かった、そして全身を炬燵の中にいれてまるで猫のようだった。

集「はい、ここにおいとくよ」

炬燵の上においておくと花が顔を出しおにぎりに手を伸ばし頬張った、パクリとおにぎりの先端部分を食べると

花「おいしい」

と一言、花は食べることが大好きだ、美味しいものには目がない、だがこんなにたべても二の腕、お腹、腰にも肉がまわらなければ胸にもまわっていない、不思議に思いながらも私は奏太と愛理を起こしに行く
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