END-GAME

四期

第18話「犠牲」

集「ありがとう！みんな今だ！」

ボスがヴァーチェの一撃で顔が吹き飛んだが、もう再生を始めていた、ここで渾身の一撃を与えればもしかしたら倒せるかもしれない

ヘブンズ「ラースオブチェイサー！！！」

チャム「スピリッツガイスト！！」

タクト「マザー・ガイア！！」

クラダス「バルバロス！！！」

ヴァーチェ「ケラウノス！！！」

集、花「ホーリー・テンペスト！！！」

全員の攻撃がボスにヒットする
ボスのHPも残り赤になった
だが、ゼロにならなかった

集「しぶとい…」

ボスは煙で見えなくなった、それが裏目に出たのかボスから赤いレーザーがでてきたのをみんな察知できなかった
そのレーザーはみんなに当たり立場は逆転した
そして団員にもあたり皆瀕死状態になった
ボスはHPは赤だが体は完全に回復していた
さらに丸薬の効果も切れかけている
これではみんな殺されてしまう、まずい…
なんとか私はギリギリガードできたが…

集『花、元の姿に戻ってくれるかな』

花『なんで？』

集『頼むよ。』

花『はい…』

花は元の姿に戻った、そして私の炎拳の効果が切れた

集「クラダスさん、部屋の外に私以外のみんなを転送させることはできるかな」

クラダス「な、なにを言ってるのですか」

集「もし僕が死んだら、花や、みんなのことお願いしますね」

花「………え？」

クラダス「ですが団長！！」

集「はやく！！！！」

クラダス「………転送！！！」

花「しゅう！だめ！一緒に！！」

花が見た集の表情は、明るく微笑んでいた
そして花たちは部屋の外にでた

ヴァーチェ「お…い…ソルは…」

クラダス「…まだ中です」

ヘブンズ「馬鹿野郎！！！まだ戦え」

クラダス「あそこで団長が引き受けてくれなかったら、私たちは死んでました！！」

花「そんな…しゅ…しゅう…」

花の目は暗く沈んだ目になった、その目は前のような輝きを持たず、太陽の陽を浴びていない月のように、

ヴァーチェ「まだ死んだって決めつけるなよ」

タクト「そうですね、扉が開かないということは、中でプレイヤーが戦闘しているということです」

チャム「そうね、団長が死ぬわけないわ」

花「そう…だよね…でてきたら本部に戻ってたくさん怒ってあげるんだから…だから、頑張って…しゅう！！！」