END-GAME

四期

第19話「死闘」

集「さて、カタストロフ、僕は犠牲になるつもりはないよ、ここで勝って、花達と元の世界に戻るんだ」

カタストロフの残りHPは少し、だが一人で削り切れるか、懐かしい、初めて森に入ってモンスターと戦ったような気分だ、
ボスは手を伸ばし威嚇をしてきた、どうやら怒り狂ってるらしい、

闇の集『死ぬ気じゃねぇんだよな？』

集『当たり前だよ』

闇の集『お前が死んだら俺も死ぬんだからな、勝てよ』

集『あぁもちろん…だけど、あなたの力たくさんかりますよ』

闇の集『おぅ使えもう一人の俺よ』

カタストロフがこちらにブレスを撃ってきた
もう一度5段階解放したら多分…耐えきれず体が消滅するだろう、でも

集「5段階スキル解放…炎拳！！！」

ここで勝たなければ、みんなが与えたダメージが無駄となる！

集「いくぞカタストロフ！！！」

カタストロフ「ヴォォォァァァァ！！！！」

ボスが溜めていた炎のブレスを一気に吐く

集「豪炎界！！！！」

もともと炎拳は格闘スキル、実は花との相性はさほど良くはない
ボスのブレスの進行方向と真逆に、目の前からブレスを受けて立つ、
私はスキル発動した。豪炎界、ブレスに向かって拳を向ける、するとブレスと同じぐらいの炎の柱がブレスに向かって刺さる
闇の炎と赤い炎の激突、押し合いが始まった

集「うぉぉぉぉぉ！！！！」

魔力が切れても構わない、ここで勝たなければ！！！

ブレスを押し戻したそのままブレスはボスに命中する、残りHPはあと少し
私の魔力も切れそうだが、なんとか、勝てそうだ
ボスの目の前まで移動した

集「あとは…この一撃を……っつ！！」

魔力が切れた、炎拳が解かれてしまった
ボスの手が私の右腕をつかんだ
そしてその巨大な頭で突き
壁に当たり、壁にひびがはいり砕ける

集「ぁ…ぐ…」

途切れ途切れの意識の中、部屋の外から聞き覚えのある声が聞こえた

「しゅう！頑張って！！」

集「！？！？」

目を覚ました、そうだ、勝たなければいけない
あの声、花、このボスを倒し、みんなで…GMを……！！！

集「炎拳！！！！！」

ラストの炎拳、ここで決める

集「天道界炎！！！」

ボスの口の中に飛び込む
そして腹の中に入り中でスキルを発動
ボスは砕け散り肉片が飛び散った
それは結晶に変わり砕ける




花「扉が開いた！！」

ヴァーチェ「生きてろよあの野郎！！」