END-GAME

最終期

第28話「現世」

GM「ゼッタイニ、ニガサン…ニガサン！ニガサンゾォォォォ！！！！」

あんな姿になっても意識はあるようだ
そして龍が口を開けてブレスを吐こうとする
この狭い中であんなものを撃たれたらひとたまりもない

集「5段階スキル解放…炎拳！」

龍に向かって飛ぶ、そして龍はその溜まった炎を
吐いた、そのブレスはとてつもないほどの大きさだった

集「くっ…インフェルノアーチボルト！！！！」

クラダス「団長！！」

炎と炎のぶつかり合い、勝負に勝ったのはGMの怨念の龍の方だった

「うわぁぁぁぁ！！！！！」

炎に押されながらも外に出てしまった

集「ここは…現世！？」

クラダス「まずいですね、あの穴が塞がってない」

その瞬間穴から大きな爪が出てきた

ヴァーチェ「おいおい、マジかよ」

ヴァーチェが下を見ながら言う、下を見てみると

「なにこのHPって！」
「おい空の穴なんだよ！」
「なんかやばいんじゃねぇか？」
「あいつらなんで空飛んでんだよ」

クラダス「私たちの姿が見えてるんですね…」

ヘブンズ「そうか、あの穴があの世界と現世を繋いでるから現世まで反映されてんだな」

タクト「納得してる場合じゃないです」

チャム「あの穴どうやって塞ぐんだろう…」

集「おそらく…あいつがいるから塞がんないんだ」

穴から顔がでてきた、下半身はでてこないが上半身は完全に出てきてしまった

GM「コノセカイ…ハカイシテヤル…」

そして龍の前に立ち塞がる数名の騎士達

花「GM、なぜそこまでして…」

集「花、奴にはそんなこと聞く知能はもうないよ、あれはもう、ただのモンスターだ」

ヴァーチェ「あれぶっ殺してはやくパニック納めねぇと」

「5段階スキル解放！！！」

集「花、もう一度僕の武器に…なってくれるかな」

花「うん、私はしゅうのものだから、私をつかって！」

集「いくよ…6段階スキル解放！！！」