END-GAME【日常生活編】

孤高

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王国編

手紙

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シュリと花の手合わせ?というよりか普通に戦闘をしていたが、それも終わり両者とも今休みを取っていた。花は相変わらず自分の部屋には行かず私の部屋で休みを取っている、休みを取るのは構わないが私の部屋の7割花のものなので、少しは遠慮してほしい…というのもある、だが相手は自由人、言ったって無駄であることは承知。
只今二方は今の手合わせについて語っていた

集「戦ってみてどうだった?」

花「ん~とにかく怖かった、いつもの冷静なシュリちゃんじゃない…」

集「もう気づいていると思うけど…多分…」

花「うん、しゅうの中にいるもう一人のしゅうがいるように、シュリちゃんはまだいないけど、もう少しで顔を出しそう」

私の心?なんて説明したらわからないが、
私が作った恨み、怨念でもう一人の人格というかもう一人の私を生み出してしまった
時々戦闘の時に顔を出してくるが、戦闘能力だったら私より上だ、今私はもう一人の私とは和解ができたが、手懐けるのに時間がかかった

花「…ぅ…しゅう」

集「あ、ごめんごめん、なんだっけ」

花「このことをシュリちゃんに言った方がいいかな?」

集「うーん…まだ線が抜けたわけじゃないから…一応忠告はしとこうか」

花「わかった、シュリちゃん本当強かったよ、なんていうか…ウンディーネ?」

集「見てる限り水のフィールドだったら最強かも」

花「ちょっと疲れた…寝かせて」

花は私の膝を枕代わりに頭を乗せる
私は頭を撫でてあげると気持ちよさそうに笑い
私の手を握ってきた





ソウライ「あんなに無茶して…ダメでしょう」

シュリ「だって勝ちたかったんです兄さん」

只今シュリの部屋ではお説教が始まっていた

ソウライ「まったく広場をあんなボコボコにして…」

シュリ「ごめんなさい…」

ソウライ「花さんと戦ってみてどうでした?」

シュリ「多分本気じゃなかったと思います、花さんの剣は…どこか優しかった…それだけしか思い出せない、なにをしていたのか…」

ソウライ『やはりシュリにもう一人の人格が生まれようと…』

ソウライ「まぁ興奮して気が気じゃなかったんだ、気にすることはない」

シュリ「はい…」

そしてドアをノックする音が鳴り響く

「シュリ様、ソウライ様、お入りしてもよろしいですか?」

シュリ「どうぞ」

「手紙が届いております」

ソウライ「ご苦労」

「失礼します」

黒色の封筒、まず見た目で悪意のある封筒に見えた、中を開けると茶色い紙が入っていた

ソウライ「これは…」
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