END-GAME【日常生活編】

孤高

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王国編

配置

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ソウライ「これは…」

「シュダル国の皆さんこんにちはヴァレン国の王ガデューク、明日にてシュダル国の殲滅を始める、避難勧告を出しとくがいい、明日の午後9時にそちらに向かう、それまでごきげんよう」

という文章が書かれていた、

ソウライ「父上に伝えなければ…!!」

シュリ「兄さん!」

ソウライはシュリの部屋をでてダイルのもとへ向かった。

ソウライ「父上、これを」

ダイル「…………そうか……ソウライ、皆に伝えてくるがいい」

ソウライ「はっ」

ダイル「クラダスさん、これを」

クラダス「ほぅ…承知しました。我々も全力で手伝い願います」

ダイル「恩にきります」

クラダスは私たちに伝えようとしたが、私と花には伝わった、が、あの二人には伝わらなかった、というよりかまずいなかった。王宮内の隅々まで探したが、結局いなかった

クラダス「まったくこんなときに…!」

集「まぁまぁ、明日の午後9時ですからまだ猶予はあります」

クラダス「ですが…」

花「大丈夫だってクラダスさん」

クラダス「副団長、あの二人のことですから心配でなりません」

集、花「それには同感です」

そこにシュリとソウライがくる

ソウライ「クラダスさんからお聞きになったと思います。これから配置を決めましょう」

クラダス「まずペアを決めますか?私たち3人と今いない2人とソウライさんと王女様、合計7人2人づつで組むと1人余りますね」

集「あの2人…ヴァーチェとヘブンズ…本当どこ行ったんだろう」

クラダス「まぁペアを決めても意味ないですかね」



突然街の四方から鳴り響く爆音が轟いてきた

ソウライ「なんだ!」

外を見てみると街の四方にある門から煙がでていた

シュリ「まさか…」

集「ガデューク達…!!」

クラダス「やられた…あの手紙は嘘だったということか…」





東より


ガデューク「さぁて…この国の食料は豊富だからなぁ…てめぇらいくぞぉ!!!」

「おぉぉぉぉぉ!!!!」



西より


パイル「ガデューク様の命令だ…今日はこの国を沈める…といいたいところだが、誰だお前は」

ヴァーチェ「こんなことだと思ってな、ここでずっと待ってたわけよ」


南より


サーガ「シュダル国…シュリは元気かしら?
懐かしいわぁ…いきますわよ」

「はっ!!」


北より


ディトウス「………俺様の前に立つ者…誰だ貴様」

ヘブンズ「ヘブンズだ、この国を守るという契約だからな、仕方なく守ってやるか…」
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