END-GAME【日常生活編】

和解編

海

空からこの街を見ると東西南北付近にある家々が建て直されているのが見えた、やはりヴァレン国との戦闘が響いたようだ、

集「できる限り被害控えたんだけど…それでも街を傷つけちゃったな…」

市民を傷つけたことに深く悲しみを覚える

花「最小限に控えられたのはしゅうのおかげ。そんな気に思うことはないよ」

そう言い私の首に手を回し唇に軽く触れた
驚きで落下しそうになった

集「うぉぉっと危ない！」

急いで態勢を立て直す

花「しゅうの悲しみを癒すのが私の役目…だから悲しまないで？」

集「ごめん…ありがとう」

花「ううん、いいんだよ」

そしてサファイヤのような色で輝く景色が広がった、

花「海だぁ！」

勢いよく飛び出しそうになった花を止める

集「まだ空！空だって！！」

海にはプレイヤーがたくさんいる、
人目がない場所へ一旦着陸する
だが、路地裏のように人目のつかない場所がない

花「もうこのままおりちゃう？」

集「それは目立つよ」

と、いうわけで少し離れた岩部のところへ行くことに、もちろんそこにはプレイヤーもいるが、ほとんど釣りをしているので、そっと後ろに着地した。

花「浜辺行こう！」

集「いよぉし」

浜辺へ直行した、久しぶりに見るビーチで遊ぶ人達、今は混んでるわけでもなく少なくもなく、ちょうど良い人数がいた

花「ん～…」

集「どうしたの？」

花「泳ぎたい…」

集「海だから近くに海の家的なものがあると思うけど…あ、あれじゃないかな？」

と一軒のお店を見つける、中に入ると水着が販売されてあり、花が選んでいる

花「しゅうも選んでね？」

集「え、僕もですかっ」

花「もちろん！」

というわけで、一着黒の水着を買った

花「着てくるね！しゅうも着て来て！」

集「はいはい」

互いにそれぞれ試着室に入った