END-GAME【日常生活編】

孤高

文字の大きさ
上 下
95 / 122
最終章

日常的

しおりを挟む
平凡な日常が続き平和ボケしそうになりつつ、このゲームの観点、塔を100階まで登りクリアすること、1階1階にボスがいる、そのボスを倒すために作戦を考えているところ…

花「しゅうお疲れ様」

テーブルの端に花が手に持っていたコーヒーを置いてくれた。

集「ありがとう」

そのコーヒーを飲んでみると、やはりコーヒーなだけあって苦い、だがそれにより活力を与えてくれる

花「頑張って」

そう言いベットに横になる花
手伝ってはくれないのか…

チャム「あっはははは!!!」

タクト「チャム!!お前この!!」

突然廊下を走る音が響いてチャムとタクトが追いかけっこをしている様子が頭に浮かんだ
そしてドアを開け廊下をみると

集「なにやってるんだよ2人とも」

タクト「団長、チャムが私の寝ている間に顔に落書きしたんです」

タクトの顔を見てみる

集「ぶふっ…そ、そう…」

タクト「笑いましたね…」

集「いや、別に」

チャム「ほらほらタクトこっちこっち!」

タクト「この…チャムめ…」

そして走り去ってしまった

花「どうしたの?」

ひょっこりと肩の後ろから顔をだして確認しようとしている花、背伸びして一生懸命見ようとしている姿が可愛らしい

集「チャムとタクトが鬼ごっこしてたんだよ」

花「鬼ごっこしたい!」

集「だーめだって我慢ね、それと花が鬼だったら僕たち逃げれないし」

花「ん~」

怒ったように上目遣いで見てくる花、威嚇のつもりなのだろうが、なんて可愛いのだろう

集「ご、ごめんって、ね?」

花「ふーんだ」

またベットに戻り枕を抱いて寝る体制に入る花

集「花~悪かったよ」

花「……んっ!」

集「うぉ!」

手を突然ひかれてベットに引きずり込まれる

花「えへへ…ごめん、いじわるしちゃった」

集「本当に怒ってるのかと思ったよ…」

花「気分転換にどうかな~って」

集「ス、スリルありすぎだよ」

しおりを挟む

処理中です...