END-GAME【日常生活編】

孤高

文字の大きさ
上 下
96 / 122
最終章

しおりを挟む
作戦を立て、仕上がったのはもう日が暮れる時だった。花はお腹空いた、と言い食堂で食べてくるように伝言された。

集「僕もお腹空いたな…」

もう今日の仕事は終わったし、なにもすることがないので、僕も食堂に行くことにした
そしてドアノブをつかんだ直後

花「しゅう夕食もってきたよ!」

勢いよくドアを開けられ、壁とドアに思い切り挟まれる

花「あれ、いないのかな」

集「ここだって…ここにいる」

花「あ、しゅう!ごめん…」

集「大丈夫大丈夫、気にしない」

結構痛かったけど

花「しゅうこれ…」

と、食堂から持ってきてくれたパンとジャムとポトフ、ぶどうジュースをプレートの上に置き差し出してきた

集「ありがとう、丁度食堂に行こうとしてた」

花「だから挟まったんだね…」

集「はは…その通り」

そして夕食をテーブルの上に置き、椅子に腰掛ける、花は外を眺めながら鼻歌を歌っていた

集「そういえば花はもう食べた?」

花「うん、三回お代わりした」

集「食べすぎだよ…」

花「そうだ、食べ終わったら夜の散歩でもどう?」

集「全然いいよ、行こうか」

というわけで食べ終わったら散歩に行くことになった。食後の運動としていいのではないか、と思う

集「じゃあちょっと待っててね」

花「うん」

しおりを挟む

処理中です...