END-GAME【日常生活編】

孤高

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番外編(過去編)

休み時間

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先生「よし、終わりでいいぞ~。」

やっと休み時間になった。

集「さっきなにが起きたんだよ」

奏太「俺が喋ってたらそれに先生が気づいてチョークを投げてきたんだが、俺様の華麗なかわし方でなんなくよけたところ、後ろにいた集に被弾したんだ」

なるほど、寝ていることがばれたかと思い焦ったじゃないか

花「しゅう」

後ろから花の声が聞こえた。いつの間に来てたんだ…

集「なにかな?」

奏太「おぉ花さ」

花「大丈夫?痛くない?」

集「うん、全然」

花「よかった…」

奏太「ず、ずるいぜ…集!俺も!俺も!」

魁斗「あきらめな」

鶫「そうよ奏太、集だって好かれるぐらいのことはしたんだもの」

奏太「羨ましい…」

愛理「集にはもったいない…なんて」

魁斗「いいすきだぜそれは」

笑いがたちこむ

花「今度どこか行かない…?」

集「どこって?」

花「外食とか、色々」

集「それって、デ、デ、デートってことですか?」

花「うん!」

集「い、いいよ」

花「ありがとう」

まだ朝なのに彼女の笑顔を見たら一気に目が覚めた。

花「しゅうと席遠い…」

なんてことを言うんだ…本当。一言一言心に刺さる

集「それは僕も辛いよ、でも我慢しなきゃ」

花「ん~…」

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