END-GAME【日常生活編】

孤高

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番外編(過去編)

2日目

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集「っあぁ…掃除かぁ…」

授業も終わり、掃除の時間に入る
これは楽しいのかつまらないのか、はっきりとしない時間が流れる

花「私の掃除場所は…」

困ったような顔をして1人立っている子がいる

奏太「おい集、彼女が困ってるぞ」

集「ん?あぁ」

困っている花の場所へと向かう

集「え、え~っと花、自分と同じ、教室掃除やろうか」

花「え、先生に許可とってないけど…いいの?」

集「いいさ、一緒に掃除しよう」

花「しゅうと同じ…嬉しい」

奏太「俺たちもいるからさ!よろしく!」

鶫「花ちゃん!よろしくね!」

花「は、花ちゃん?」

鶫「友達でしょ?ダメかな?」

花「ううん!ありがとう鶫!」

魁斗「俺もいるからな、これからもどうぞよろしく」

愛理「一応学級委員長の愛理です、よろしく花さん」

花「みんな…ありがとう」

そして親近感も湧いたところで

集「さてと、掃除しようか」

花「待ってよしゅう~!」

集を追いかけて走り去っていく花
時は過ぎて帰りになる

集「じゃ、また」

家に帰って部屋に入るといつも思う、花に会いたい、もう少し会話をしたい、と、やはり僕は彼女のことが好きなのだ。
素直になれない自分が悔しかった

集「明日から素直になろう…」

iPhoneの着信音が鳴り響く

集「誰だ…」

見たらなんと花からの着信だった

集「な、花、どうした?っていうかなんで僕の電話番号を」

花「鶫から聞いたの」

集「ほぉ~う」

花「しゅうと話がしたかった」

集「なにかな話って」

花「しゅうとまだ壁があるなぁって、しゅうと話していてそう思う、私は、知ってるよ、しゅうは心に優しさしかないって、でも隠してる。私は本当のしゅうと話したい。」

集「……まだやっぱり慣れてないんだよ僕は、自分をさらけ出すなんて」

花「さらけ出さなくてもいい、私だけ…でもだめかな」

集「花…相談したいことがある」

花「うん、なんでも聞くよ」
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