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忠告?
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夕べは、遼ちゃんの言葉をリフレインしてニヤケちゃって。
目を閉じるとカッコイイ遼ちゃんの、その……たくさん思い出しちゃって興奮しちゃってドキドキしちゃって、お布団の中でたくさん「遼ちゃん遼ちゃん遼ちゃん」って呟いてた。
それで、眠れなくて今日は朝からボーッとしてて。
「ひより!? 大丈夫!?」
茉奈ちゃんがあたしに駆け寄った。
着替えがモタモタしてしまってみんなにおいてきぼりにされて慌てて走って追いかけて、仔猫ちゃんの鳴き声が聞こえてよそ見したら。
つんのめって転んじゃいました。
結構、痛いです。じわっと涙が出てくる。
「もうっひよりいくつなの!? 泣かないで!」
茉奈ちゃんの喝。
「だってたくさん血が」
思い切り転んじゃったから手も膝も。
あたしは、涙こぼしながら茉奈ちゃんに両手を広げてみせた。
「ああ、顔もじゃん! 顔から突っ込む転び方なんて、この年になってしないでしょ、普通。しかも何もないとこで、ってが、なんで鼻じゃなくておでこ?」
茉奈ちゃん笑い堪えてる。うう。
「だから泣かないでって。保健室に行かなきゃ」
保健室?
「茉奈ちゃん付いてきて?」
あたしあの先生苦手なの。
「しょうがないなぁ。もう授業始まっちゃうから、保健室までは一緒に行ってあげるけど私は直ぐにグラウンド行っちゃうからね」
うん。
「大丈夫だよー、あの先生ゲイだって噂だからさぁ」
「そういう問題じゃなくてね」
☆
「どういう風に転んだらこんなケガできんの~?」
ホラ、やっぱり。苦手なの、この軽い感じが。
茉奈ちゃんは言葉通り、保健室ノックしてドア開けて先生に「この子お願いしまぁす」とだけ言い残して授業に行ってしまった。
髪を赤く染めて明るい色のジャージ着て。ニコニコとしてるけど、よく見るとその端正な顔の中で目は笑ってないの。
「その、顔からころんで……」
「顔から」
先生は消毒とかガーゼとか絆創膏とか出しながら、吹き出した。
「高校生の女のコが顔から転ぶ姿、見たかったなぁ」
もう泣くかもしれない。
「泣かない泣かない。ほら、ソコに座って」
溢れる寸前の涙をグシッと手で拭って先生に差された丸椅子に座った。
「先ずは顔からかな。にしてもおでこって」
笑いを堪えながらピンセットに挟んだ脱脂綿で消毒。
鼻が低いんだもん。いたた、シミます、先生。ギュッと目を閉じた。
「なるほどね。平田センセが放っておけない訳だ」
「?」
一瞬、何の事かわからなかった。
「平田センセが好きなんでしょ、宮部ひよりさん」
ドキッ! として目を見開いて先生を凝視しちゃった。瞬きも出来ない。
「どうしてそれを? って顔だね」
ドキドキが止まらない。なんだろう、凄く嫌な感じがした。背筋が冷たくなるような。
先生は手を休める事なくおでこに大きな絆創膏を貼り、手際よく手と膝も消毒をしてガーゼをテープで貼り付ける。
「僕はね、全校生徒の事みんな知ってるんだよ。よしっ、おしまい」
屈んで膝のテープを貼っていた先生があたしを見上げた。その目からは先生の感情はわからない。
「ま、宮部さんの事好きなヤツは結構いるみたいじゃん。先生ばっか追いかけてないでさ、他にも目を向けてみな、って話をしたかったワケ」
「???」
首を傾げるあたしの肩を先生はポンポン、と叩く。
「あたしそんな……」
「今から授業戻れば遅刻扱いにならないよ、きっと。もう転ばないように気を付けてグラウンドまで行くんだよ」
あたしの言葉は先生の言葉に消され、保健室のドアを開けてくれた先生はニコニコと手を振りながら見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。
なんだろう、どうしてこんなに不安な気持ちになるんだろ。
遼ちゃん。
☆
「ひよ!? なんて姿だよー!」
いつもどおり、お家の窓から遼ちゃんの帰りを待ってたあたしの顔を見上げた遼ちゃん、予想以上の反応。
そうだよね、顔だもん。おでこは大きな絆創膏に頬にもかすり傷。帰って来たあたしの顔見たママが卒倒寸前でした。
「今日は後でそっちに行くよ」
遼ちゃんはそう言ってお家に入っていった。遼ちゃん、今日は来てくれるんだね。
嬉しい。緩む頬を両手で挟む。でも。
『先生ばかり追いかけていないでさ』
どうしてあの言葉が頭から離れないんだろう。胸に何かかがつかえてる。
「学校で見た。ひよが転ぶとこ」
「えっ!? やだ」
ベッドに座ってあたしを膝にのせてくれた遼ちゃんが笑った。真っ赤になったあたしの頬に優しく手を添えて、かさぶたになった頬のかすり傷にそっとキスをしてくれた。
それだけで、胸がキュンとなるよ、遼ちゃん。目の前の笑顔がたまらなく胸を締めつけるの。
「……んっ」
ちょっと激しく唇を塞がれた。でも、絡めてくる舌は優しくて、甘くて、とろけてしまいそう。
遼ちゃんの舌、吸っちゃう。お返しに唇を優しく吸われた。
だいすき。
離れた唇が首筋へ。
「ふぁぁ……」
ピクッと身体が震える。
ベッドに寝かされたあたしはスカートだから、ガーゼが貼ってある膝が直ぐに遼ちゃんの目について、遼ちゃんはそこに優しくキスをしてくれた。
「これ、保健室の川井先生?」
「うん」
遼ちゃん少し思案顔。
遼ちゃん?
「何か話した?」
「え?」
あたしの頭を過ったあの言葉。でも。
「ううん、別になにも。どうして?」
「いや……」
難しい顔だった遼ちゃんが、パッと表情を変えた。
「ひよが保健室で何かされなかったか心配しただけ。ひよに触れていいのは俺だけだから」
そう言って遼ちゃんニッコリ。
遼ちゃん?
「あっ!」
抱き起こされた瞬間、シャツを思い切り捲られた。ブラの上から胸を揉んで、首筋にキス。
「は……あ……」
遼ちゃん、今日はいつもと違うよ?
いとも簡単にホックを外されたブラはいつのまにかどっかいっちゃった。先を捉えられて吸われる。
「ふぁっ! ぁんっ」
「ひよ……シッ」
遼ちゃんが口の前に人差し指を立てる仕草をした。
「今日はひよの家だからね」
え? え? え? うちだから?
「遼ちゃ……んっ!んんーっ」
さっきまで胸を揉んでた筈の手が、下に……遼ちゃんの指が。
「フ……うー……」
ダメだよ……遼ちゃんー! ギューッと目を閉じて遼ちゃんにしがみつく。
ゆ、指が……。
「ひよ、声ださないでイッて」
へ? 遼ちゃん……?
「もうすっごく濡れてるから」
あ、あれ? いつの間にショーツ、ああっ……また……っ。
「ンうっ……んっ」
指があたしのナカに――! 胸、吸われてるし!
「んんんん――……!」
声出さないって、無理無理無理むり――――!
「っあ」
一声上げた瞬間、唇塞がれた。今日はちょっぴり激しいキス。
「んん――……」
ああ、もうあたま、まっしろ――。
「ひよ……ごめんな……」
腰を抱いてあたしの顔を覗き込んで、あやまる遼ちゃん。涙拭いながら、コクンと頷く。
ちょっと恐かったよ?
泣いちゃったら、遼ちゃんが優しく抱き寄せてくれた。
大好きな遼ちゃん。
あたしの不安。
遼ちゃんも何か不安なの?
あたしは遼ちゃんの顔を見上げた。いつもと変わらない笑顔があたしを包み込んでくれた。また優しいキス。
「遼太ーっ! 来てるんだったら一杯付き合え――――!」
階下からパパの声。
「……パパ」
「おじさん、帰って来たな」
遼ちゃんが苦笑いした。
「遼太――――!」
「はいー! 付き合わせていただきます!」
首を竦めた遼ちゃんはあたしの頭を撫でる。
「直ぐに行かないと何か勘繰られるな」
「うん」
「ひよ……」
遼ちゃんは慌てて服を直すあたしの長い髪を手グシで優しくすきながら言った。
「俺はね、ひよが大好きだよ。でもね、今は少し……距離を置いた方がいいのかもしれない」
……え?
「りょ、遼ちゃん?」
「このままだと俺、ひよを傷つけてしまうような気がしてならないんだ」
わかんない、遼ちゃんの言ってる意味が、ぜんぜんわかんない。
「やだよ、そんなの……」
遼ちゃんに触れたい。本当は毎日、ううん、一日中触れていたいくらい。
なのになんで?
「なんでそんな事言うの?」
ポロポロと溢れる涙が止まらない。あたしが子供だから? だからダメなの?
遼ちゃんが、ギュッと抱き締めてくれた。
「ごめん、ひよを泣かすつもりはなかったんだ。今言った事、忘れて」
遼ちゃん、あたしの顔を見て頭を撫で撫で。
「今日はひよに謝ってばっかだな」
何かが今までと何かかが変わろうとしてるの? 遼ちゃんの気持ちがやっとわかったのに、心のモヤモヤが晴れないのはなんでなのかな。
目を閉じるとカッコイイ遼ちゃんの、その……たくさん思い出しちゃって興奮しちゃってドキドキしちゃって、お布団の中でたくさん「遼ちゃん遼ちゃん遼ちゃん」って呟いてた。
それで、眠れなくて今日は朝からボーッとしてて。
「ひより!? 大丈夫!?」
茉奈ちゃんがあたしに駆け寄った。
着替えがモタモタしてしまってみんなにおいてきぼりにされて慌てて走って追いかけて、仔猫ちゃんの鳴き声が聞こえてよそ見したら。
つんのめって転んじゃいました。
結構、痛いです。じわっと涙が出てくる。
「もうっひよりいくつなの!? 泣かないで!」
茉奈ちゃんの喝。
「だってたくさん血が」
思い切り転んじゃったから手も膝も。
あたしは、涙こぼしながら茉奈ちゃんに両手を広げてみせた。
「ああ、顔もじゃん! 顔から突っ込む転び方なんて、この年になってしないでしょ、普通。しかも何もないとこで、ってが、なんで鼻じゃなくておでこ?」
茉奈ちゃん笑い堪えてる。うう。
「だから泣かないでって。保健室に行かなきゃ」
保健室?
「茉奈ちゃん付いてきて?」
あたしあの先生苦手なの。
「しょうがないなぁ。もう授業始まっちゃうから、保健室までは一緒に行ってあげるけど私は直ぐにグラウンド行っちゃうからね」
うん。
「大丈夫だよー、あの先生ゲイだって噂だからさぁ」
「そういう問題じゃなくてね」
☆
「どういう風に転んだらこんなケガできんの~?」
ホラ、やっぱり。苦手なの、この軽い感じが。
茉奈ちゃんは言葉通り、保健室ノックしてドア開けて先生に「この子お願いしまぁす」とだけ言い残して授業に行ってしまった。
髪を赤く染めて明るい色のジャージ着て。ニコニコとしてるけど、よく見るとその端正な顔の中で目は笑ってないの。
「その、顔からころんで……」
「顔から」
先生は消毒とかガーゼとか絆創膏とか出しながら、吹き出した。
「高校生の女のコが顔から転ぶ姿、見たかったなぁ」
もう泣くかもしれない。
「泣かない泣かない。ほら、ソコに座って」
溢れる寸前の涙をグシッと手で拭って先生に差された丸椅子に座った。
「先ずは顔からかな。にしてもおでこって」
笑いを堪えながらピンセットに挟んだ脱脂綿で消毒。
鼻が低いんだもん。いたた、シミます、先生。ギュッと目を閉じた。
「なるほどね。平田センセが放っておけない訳だ」
「?」
一瞬、何の事かわからなかった。
「平田センセが好きなんでしょ、宮部ひよりさん」
ドキッ! として目を見開いて先生を凝視しちゃった。瞬きも出来ない。
「どうしてそれを? って顔だね」
ドキドキが止まらない。なんだろう、凄く嫌な感じがした。背筋が冷たくなるような。
先生は手を休める事なくおでこに大きな絆創膏を貼り、手際よく手と膝も消毒をしてガーゼをテープで貼り付ける。
「僕はね、全校生徒の事みんな知ってるんだよ。よしっ、おしまい」
屈んで膝のテープを貼っていた先生があたしを見上げた。その目からは先生の感情はわからない。
「ま、宮部さんの事好きなヤツは結構いるみたいじゃん。先生ばっか追いかけてないでさ、他にも目を向けてみな、って話をしたかったワケ」
「???」
首を傾げるあたしの肩を先生はポンポン、と叩く。
「あたしそんな……」
「今から授業戻れば遅刻扱いにならないよ、きっと。もう転ばないように気を付けてグラウンドまで行くんだよ」
あたしの言葉は先生の言葉に消され、保健室のドアを開けてくれた先生はニコニコと手を振りながら見えなくなるまで手を振って見送ってくれた。
なんだろう、どうしてこんなに不安な気持ちになるんだろ。
遼ちゃん。
☆
「ひよ!? なんて姿だよー!」
いつもどおり、お家の窓から遼ちゃんの帰りを待ってたあたしの顔を見上げた遼ちゃん、予想以上の反応。
そうだよね、顔だもん。おでこは大きな絆創膏に頬にもかすり傷。帰って来たあたしの顔見たママが卒倒寸前でした。
「今日は後でそっちに行くよ」
遼ちゃんはそう言ってお家に入っていった。遼ちゃん、今日は来てくれるんだね。
嬉しい。緩む頬を両手で挟む。でも。
『先生ばかり追いかけていないでさ』
どうしてあの言葉が頭から離れないんだろう。胸に何かかがつかえてる。
「学校で見た。ひよが転ぶとこ」
「えっ!? やだ」
ベッドに座ってあたしを膝にのせてくれた遼ちゃんが笑った。真っ赤になったあたしの頬に優しく手を添えて、かさぶたになった頬のかすり傷にそっとキスをしてくれた。
それだけで、胸がキュンとなるよ、遼ちゃん。目の前の笑顔がたまらなく胸を締めつけるの。
「……んっ」
ちょっと激しく唇を塞がれた。でも、絡めてくる舌は優しくて、甘くて、とろけてしまいそう。
遼ちゃんの舌、吸っちゃう。お返しに唇を優しく吸われた。
だいすき。
離れた唇が首筋へ。
「ふぁぁ……」
ピクッと身体が震える。
ベッドに寝かされたあたしはスカートだから、ガーゼが貼ってある膝が直ぐに遼ちゃんの目について、遼ちゃんはそこに優しくキスをしてくれた。
「これ、保健室の川井先生?」
「うん」
遼ちゃん少し思案顔。
遼ちゃん?
「何か話した?」
「え?」
あたしの頭を過ったあの言葉。でも。
「ううん、別になにも。どうして?」
「いや……」
難しい顔だった遼ちゃんが、パッと表情を変えた。
「ひよが保健室で何かされなかったか心配しただけ。ひよに触れていいのは俺だけだから」
そう言って遼ちゃんニッコリ。
遼ちゃん?
「あっ!」
抱き起こされた瞬間、シャツを思い切り捲られた。ブラの上から胸を揉んで、首筋にキス。
「は……あ……」
遼ちゃん、今日はいつもと違うよ?
いとも簡単にホックを外されたブラはいつのまにかどっかいっちゃった。先を捉えられて吸われる。
「ふぁっ! ぁんっ」
「ひよ……シッ」
遼ちゃんが口の前に人差し指を立てる仕草をした。
「今日はひよの家だからね」
え? え? え? うちだから?
「遼ちゃ……んっ!んんーっ」
さっきまで胸を揉んでた筈の手が、下に……遼ちゃんの指が。
「フ……うー……」
ダメだよ……遼ちゃんー! ギューッと目を閉じて遼ちゃんにしがみつく。
ゆ、指が……。
「ひよ、声ださないでイッて」
へ? 遼ちゃん……?
「もうすっごく濡れてるから」
あ、あれ? いつの間にショーツ、ああっ……また……っ。
「ンうっ……んっ」
指があたしのナカに――! 胸、吸われてるし!
「んんんん――……!」
声出さないって、無理無理無理むり――――!
「っあ」
一声上げた瞬間、唇塞がれた。今日はちょっぴり激しいキス。
「んん――……」
ああ、もうあたま、まっしろ――。
「ひよ……ごめんな……」
腰を抱いてあたしの顔を覗き込んで、あやまる遼ちゃん。涙拭いながら、コクンと頷く。
ちょっと恐かったよ?
泣いちゃったら、遼ちゃんが優しく抱き寄せてくれた。
大好きな遼ちゃん。
あたしの不安。
遼ちゃんも何か不安なの?
あたしは遼ちゃんの顔を見上げた。いつもと変わらない笑顔があたしを包み込んでくれた。また優しいキス。
「遼太ーっ! 来てるんだったら一杯付き合え――――!」
階下からパパの声。
「……パパ」
「おじさん、帰って来たな」
遼ちゃんが苦笑いした。
「遼太――――!」
「はいー! 付き合わせていただきます!」
首を竦めた遼ちゃんはあたしの頭を撫でる。
「直ぐに行かないと何か勘繰られるな」
「うん」
「ひよ……」
遼ちゃんは慌てて服を直すあたしの長い髪を手グシで優しくすきながら言った。
「俺はね、ひよが大好きだよ。でもね、今は少し……距離を置いた方がいいのかもしれない」
……え?
「りょ、遼ちゃん?」
「このままだと俺、ひよを傷つけてしまうような気がしてならないんだ」
わかんない、遼ちゃんの言ってる意味が、ぜんぜんわかんない。
「やだよ、そんなの……」
遼ちゃんに触れたい。本当は毎日、ううん、一日中触れていたいくらい。
なのになんで?
「なんでそんな事言うの?」
ポロポロと溢れる涙が止まらない。あたしが子供だから? だからダメなの?
遼ちゃんが、ギュッと抱き締めてくれた。
「ごめん、ひよを泣かすつもりはなかったんだ。今言った事、忘れて」
遼ちゃん、あたしの顔を見て頭を撫で撫で。
「今日はひよに謝ってばっかだな」
何かが今までと何かかが変わろうとしてるの? 遼ちゃんの気持ちがやっとわかったのに、心のモヤモヤが晴れないのはなんでなのかな。
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