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ほうれんそうのなってない人(神)達

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  あれから、今住んでる環境は消滅すると聞かされ、色々、実験した。
ハルルさんちに
持ち出せるか…。
電子レンジ
テレビ、DVD,ゲーム、家具、寝具
な、ん、と
全部諦めていたら、
家具、寝具、食器、調理器具など
いわゆる電化製品以外運べてしまった。
いちから、作ることにならずにすんだ。
庭の樹木、花などは、これまた、全部ダメだった…   植生が違うのだろう。

ハルルさんが言うには、そんな魔力に溢れた土地で育った物を、普通の土地に植え替えたら、あっというまに枯野になってしまうらしい。


同時に、俺の希望も聞いて、離れの改築が進んでいく。
一階を作業部屋と倉庫にしたので2階を追加し、俺の部屋になった。2階には小さな台所も作ってもらった。
基本は、母屋であるハルルさんたちと一緒に食事することに…。もちらん俺も作る。
なんだか、
名前しか知らないのに
こんなに甘えていいんだろうか?と
思ってたら、
ハルルさんが、最初に膨大な魔力を感じたときに、甘い風が吹き。


『  こやつの面倒をみてくれんかのぉ  。心根の優しい子だ。少しの間、世話を頼む。』 


と、頭に優しい声でお願いされたと言う。

…創造神か、いまだに現れない案内人か?わからないが、俺は大きな声でいいたい!

「  本人に説明しろーーー💢  」




○●。○●。○●○



「  おい、創造神!  てめえ、いい加減な仕事するんじゃねえぞ。間違って、世界ひとつ破壊しちまうとこだったじゃあねえか。  」


「  何言ってるんですか。💢  慎重にしているからこそ  あの家の隣に移転したのです。あの、トールの魂は、まだ完全ではないのです。
 あのことがあり、さらにその前世まであの子は思い出してしまったのです。あまりのことにあの子は、人間の身体から鬼になる寸前だったのですよ。  優しさに溢れている子だったのです。今、あの子の案内人が魂を癒す為に神霊山に行っています。
それを、待ちましょう。」


トールがこの異世界で幸せに暮らせば世界は安定するという…。ただしこれは三人しか知らない。



一月のうちに二回も引っ越しかぁ。
現代なら、引っ越し貧乏ってとこだな。


まて、俺は、お金の話をしていない…。
どうすんだよ、、明日、バラッドさんと話さなきゃ。俺ってぬけてんなぁ。


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