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クウガ 深いことは考えない
こうして修行の日々は再開された。
とりあえず不安だったダグマル・サッヴァ両名とも教えを乞うことを許してくれた。それはもう拍子抜けするほど簡単に。それどころか再会したときは、無言で強く抱きしめられたのだから焦った。俺が同性愛者っての忘れてるだろって叫びたくなるくらい焦った。だって男のフェロモンってか臭いがダイレクトに来るんだぞ。グホッってなるに決まってるだろ。
ダグマルは元々頭を撫でられたりと距離が近かったからいいとして、サッヴァもそう来るとは思ってなかった。耳元で安堵した声を出されたときは、頭が爆発するかと思ったくらいだ。そして時間が経って冷静になったサッヴァは仏頂面に戻り頭を抱えながら謝罪していたが、むしろ俺の方が謝罪したかった。心配してくれたんだろうに、邪な気持ちを抱いてすいません。
修行内容だが、前と同じこともあれば変わったこともある。
昼はダグマルのもとで剣を学び、夜はサッヴァのところで魔法を学ぶ。そして週に1度、ステンの村にて気配の消し方と弓を教わる。この流れは前と同じだ。
だが騎士団からサッヴァの家に帰るまでの間で、街の宿を借りたアトランによる目の能力の研究が追加された。確かにサッヴァの家に戻ってからサッヴァが帰ってくる間は時間が余っていて、前は本を読んでいたりしていただけなので問題はない。ダグマルと街で寄り道することもなくなってしまったが。
そして他にも変わったこともある。相変わらず子供たちが着いてくるのだが、その姿にギダンがいない。修行再開の初日にギダンには会っているのだが、それ以降は子供たちの群れの中にギダンはいなかった。ちなみに久しぶりに会ったギダンはめちゃくちゃ機嫌が悪く無言ですねをガンと蹴られた。痛かった。
それとロッドの様子がおかしかった。いや、俺に対しては普通なんだけどな。会ったときに「生きてたんなら、さっさと言えよ!」と頭をど突かれたが(ギダンと違って、こっちは一応手加減してくれた。痛いは痛いが)、それ以外の俺たちの会話は普通だ。だがダグマルを見るロッドの目が冷めてるというか、にらみつけてるというか、俺が知らない間でダグマルとロッドの間で何かがあったらしい。
そういや、ダグマルが同性愛に興味を持ったとリグマルは言っていたっけ。もしかしてロッドに手を出そうとしたのか。・・・・・・さすがに考えがぶっ飛びすぎか。タイミング見計らって聞いてみるか。
それと変わったことというか、ギョッとしたこともある。
サヴェルナの髪がバッサリと切られていたことだ。後頭部だけ見たら男の子と勘違いしてしまうほどだ。日本にいたとき、前髪を切った女子や後ろ髪をほんの少し切った女子が無反応の男子に対して「何で切ったことに気づかないのよ」と憤慨しているのを思い出したが、これだけ切ったら誰でも気づくだろう。
サヴェルナは自分が生きているのだから俺が死んでいないのをわかっていた。だから会ったときも笑顔で迎えられたのだ。むしろ俺の作戦のせいで盛大な断髪をさせてしまったことに罪悪感を覚えたが、サヴェルナはそんなことなど気にしていなかった。
『クウガさんがお父さんと恋人関係になってくれれば、それで十分ですから』
笑顔でそう言い切ったサヴェルナに、俺は曖昧な返事を送るしかなかったが。
それが出来たら万々歳なんだけどな(遠い目)。
だが何よりも変わったことであり、俺を困惑させたのは街の人々の心変わりだ。
無性に俺に対して優しすぎる。優しいといえるほど接触はしていないのだが、どうにも寒気がして仕方ない。今まで嫌われていた反動だとも思うのだが、媚びを売られているような呼びかけもあり、正直前の方が良かった。ギュレットを始めとした子供たちが良くも悪くも俺に対する態度が変わっていないことが、今の俺には救いだった。
「おーいー、勇者ー。なんかおもしろいことねーのー?」
「前ついてったときは、おごってくれたのに。いまはケチなんじゃねー?」
だがうるせぇっちゃあうるせぇ。言っておくが自由に使えるお金は持ってない。
近くにいた子供のデコを軽く小突いてやれば、「むぎゃっ!」とオーバーリアクションをされた。怖がらないのは有り難いし、変に畏まられると戸惑うけども、少しは年上に対する敬意を持てよ。
「ってか、ギダンはどこにいるんだ?」
ここで初めて子供たちにギダンのことを聞いてみた。
今更聞くのかよと思われるかもしれないが、ギダンが心配で気になっていると思われたら癪だったので聞くに聞けなかった。結局は聞いてしまったわけだが。
「ギダンなら王都で貴族といっしょだぜー」
「・・・・・・は?」
その内容をすぐに理解することはできなかった。だが子供たちは言葉を続ける。
「ティムと王都にしのびこんだとき、ともだちできたんだって」
「んで、それがすごいえらいやつみたいでさ。ギダンのやつ、たまに呼ばれてんの」
「でもぼくたちのことも、きにかけてくれるよ。というよりも、いろんな人の話をききにまわってるみたい。家の仕事もやってるみたいだし、いつもいそがしそうなんだよね」
最後はギュレットがそう補足した。だが正直納得できない。
あいつが家の仕事? あんだけ嫌がってだろうが。というよりも王都で友達できたっていうけど、忍び込んだっていうと俺が女装したあのときだよな。何やってんだよあいつらは。後でティムに詳細を聞くことを決意した。
ふと、そこで子供たちとの会話が終了した。
俺たちが着いたのは街の宿である。この時間、一室をアトランが借り受けているというわけだ。夜でなく昼ならば宿屋も部屋の余裕があるらしい。魔法で防音にすることもできるから、貸し切りや盗聴の心配はないという。それにアトランや助手のシャンケだけでなく、見張りとしてもう1人魔導師が追加されている。追加された魔導師はキュルブなど顔見知りのときもあれば、まったく見たこともない人もいるので特に誰とは決まっていないようだ。
子供たちとはここで別れている。シッシッと追い払う俺に対しブーイングをしながら去っていく子供たち。「んじゃ、またあしたなー」と言っている声も聞こえたが、もう来るなというのが素直な気持ちだ。
「あ、あの」
オドオドとした声に視線を向けるとギュレットがビクッと体を跳ねた。
ギュレットはいつもここで別れるときに俺に何か言いたそうにしている。だが決心がつかないようで、何も言わずに帰ってしまうのがいつものこと。だが今回はおそるおそる口元に手を当てて話しかけようとしていた。ここで無視するほど俺は鬼ではない。屈んで耳をギュレットの口元に近づける。
「ぼ、ぼくが魔導師になることはできるか。きいてみてくれますか?」
俺は背筋を伸ばして思案する。
思い出したのは覚悟を決めてアトランのもとにいるシャンケの姿だ。確かシャンケはアトランのおかげで魔導師になれたと言っていた。
俺はギュレットに告げる。
「俺に聞いている時点で、諦めた方がいいと思うぞ」
俺の言葉にギュレットはショックを受けた顔で固まっていた。キツい言い方かもしれないが、多分魔導師になるというのは俺が考えている以上に簡単なことではないはずだ。シャンケにはギュレットのことを話したことはあるし、一度会ったこともある。だからこれ以上俺ができることはないと思った。あとは本人の気持ちと行動次第だろう。
俺はギュレットを無視して宿に入っていった。
ふと、ココにずっと会っていないことを思い出した。シャンケに近況でも聞いてみるか。
そして同時に、ハチのことを思い出した。
火事のときに助けられて以来、顔を合わせていない。ちゃんとお礼を言えないままだった。
あいつは、今の俺をどう思うんだろう。
+++
[僕は一体、何日黙っていればいいんですか?]
シャンケは無言で、そう書かれた紙をアトランに見せていた。今のシャンケはしゃべらないのではなく、しゃべれないのだ。
修行再開した初日にアトランが行ったのは俺の能力の持続時間だ。今までもそれはやってきたが今回は「永遠に」というイメージをしながら命令しろということだった。そして俺は頭でそれを思い浮かべながら、言われた通りにシャンケに「黙れ」と命令したのだ。言っておくけど、悪口じゃないぞ。シャンケと喧嘩したわけでもないからな。これちゃんと研究のひとつだからな。
そして数日経ってもシャンケは言葉を発することができないでいる。いつもならば俺の意志によって(無意識であることが多いが)効果が切れているが、今回は能力を使う際に無期限とイメージしているためシャンケは未だ話すことができない。
シャンケは速筆であるし、文字も読みやすいから両手両足のいずれかを動けなくさせるよりも日常生活に不都合が怒りにくいとアトランは考えたのだろう。
[さすがにもうそろそろ不都合が起きるのですが]
そう書くシャンケの顔は不満そうだ。確かに動けなくなるよりも不便ではないだろうが、あくまで比較してとのことであり大変なこともあるのだろう。
アトランも「ふむ」と顎に手を添えて納得してくれたようだ。
「もっと長期的に観察したいですが、今後のことを考えれば数日経っても効果が出ないとわかるだけ十分でしょう」
そう言ってアトランは何かを取り出した。大きな石が飾られているネックレスだ。ただし鎖の部分は紐で作られていたのでネックレスと呼べるか微妙だが。それをシャンケに渡し、それを持ちながら床でも机でも何でもいいから軽く当てればいいと説明した。決して強く当ててはならないということも付け加えられた。
俺もシャンケもその意図がわからなかったが、シャンケは素直にそれに従った。持っていた紙の束に持っている石を当てる。
「シャンケ」
同時にアトランがシャンケの名を呼んだ。
「はい」
条件反射のようにシャンケが返事をして、そしてそのことに俺もシャンケも驚いていた。能力が切れていた。
「シャンケが持っているのは魔力封じの石をアクセサリーとしたものですよ。クウガくんならば、見慣れているのではないですか?」
アトランに言われてネックレスをよく観察すれば、確かにステンが使っている矢やナイフに使われているものと同じもののようだ。
「魔力封じの石はその名の通り魔力を通さないものとされています。あの狩人が住む村では矢やナイフなどに使用し獲物の血抜き作業をしているようですね。それにあの村では魔力を消費しないにも関わらず魔獣を食らう機会も多いため、魔力過多で死なないよう常に身につけているとも聞きました。それは身近にあったが故の特殊な使い方です。多くは身にかかった魔法を解除するために使用されます。禁忌である魔法を除けば、この石である程度の魔法解除は可能です。修行が再開されてからクウガくんにかけられてるようになったサッヴァ先輩の追跡魔法も解くことが出来るでしょう」
「ということは、それを持っていれば魔法は効かないというわけですか?」
「それは違います。あくまで解除が出来るということです。魔法を通さないため盾のように大きく加工できればそれも可能でしょうが、この石は砕けやすいため難しいでしょう。ただ石そのものに魔法は効かないため、石を使った矢ならば魔法を弾くことが可能です。魔法で防御しても貫通するでしょうし、炎で焼こうとしても鏃以外が燃え尽きるだけで石そのものは獲物を狙うでしょうね。もし対応するならば風魔法で進行方向を変えるくらいでしょうが、矢を射ってからの短時間では難しいでしょうね」
なるほど。つまりステンが住む村の狩人はある意味、魔導師泣かせでもあるわけだ。むしろ魔導師にとっては天敵なのかもしれない。ただ魔法そのものが効かないわけではないから、狩人が動く前に魔法をかければ済む話なのかもしれないが。
「以前からこの石によって魔法を解除出来ることは知られていました。ですがクウガくんの能力に関してはどうかと思いましてね。ついでですので検証させていただきました」
「リーダー。もしかしてこれをする目的もあって、僕をしゃべらせなかったのですか?」
シャンケの質問にアトランは笑顔で無言を貫いた。おそらく肯定なんだろう。
ふとそこで俺は思い出したことがあったのでアトランに聞いてみた。
「そういえば、ココの能力にそれは効くのか試してないんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺の問いに対してアトランは何故かしばらく黙り込んでいたが
「ええ、もちろん。あの魔物の能力に関しても試してましたよ。動きは取りにくかったですが、かけられた能力の消失を確認しています」
やっぱりそうか。ステンもあのときは動けていたし。
魔法の魔物の力も、俺の能力もすべて消してしまう代物か。魔法そのものをなくすチートではないが、ジョーカー的な切り札になるかもしれないわけだ。
・・・・・・ステンが着いてきてくれるのは、思った以上に心強いのかもしれない。
でも、何でアトランはすぐに答えてくれなかったのか。
それを聞く気は何故か起こらなかった。
+++
アトランのもとで研究する時間はそうあるわけではない。暗くなる前には帰らなくてはならないからだ。これに関してアトランは不満げであるが、さすがに魔王を倒す目的あるため魔法や剣といった力が求められているので仕方ない。
そして今度はサッヴァの家へと向かう。1人で街を歩くと周囲の視線が気になるので自然と早歩きになってしまう。
召還されたときはこうやって歩いていたんだけどな。思えば1年以上ここにいるんだな。結構な時間が経っているわけだ。この世界の1年は日本の10年ってことを考えると、もう日本じゃ10年以上経っているわけだ。
父さんや母さんはどうしてるだろうか。兄ちゃんは20代後半か、下手したら30代に突入か。もうさすがに俺と似てないだろうな。結婚はしてるのかな。子供とかもいるんだろうか。・・・・・・ノスタルジアってこういうことをいうんだろうか。
「クウガ」
呼びかけられた声に足を止める周囲を見回す。そして建物の間に声の持ち主はいた。
「ハチ」
助けてくれたあの日から、姿を見せることがなかったハチがいた。
俺はそっちに足を進めて建物の陰に入った。するとハチが俺の腰に抱きついてきた。
そしてハチの周囲に靄が広がったのを見て、俺は慌ててハチの顔を掴んで視線を合わせる。
「やめろ」
そう伝えればハチの周囲から靄が消えた。そしてハチは唇を噛みしめて俺をにらみつけている。何がハチの機嫌を損ねたのかがわからず、俺はその頭を撫でてやった。
「ハチ、どうしたんだよ」
「嘘つき」
ハチはそう言って俺の体に頭をごりごり擦り付ける。その意味がわからずにいると、ハチがボソリとつぶやいた。
「魔王様に会わないって言ったのに。クウガは死んでほしくないのに」
そういえばハチと会ったときに怪人ミナゴロシに会うなって言われてたっけ。
「そんなこと言われてもな。倒しに行かなくても多分殺されるぞ」
「だったらおれがクウガを連れて逃げるよ。魔王様から逃げ続けることができるかわかんないけど、でも魔王様相手に戦うなんて無茶だよ」
「無茶ってのもわかってるけど。でも人間が滅ぼされたら俺だって生きれないって」
そう言えば、ハチはギュッと俺の服を強く握った。
「魔王様には勝てないよ。あの人はおかしいもん。あの人は人間を殺すことに一切躊躇しないもん。元々は人間だったっていうけど、そんな面影一切ない。俺が今まで見てきた人間とは違う。悪い人間だって凶暴な人間だって隠れて見たことはあるけど、あの人は説明できないくらいおかしいんだよ」
「まぁ、おかしいのはわかってるけども」
「クウガの名前だって、知ってる。笑いながらつぶやいてた」
ハチの言葉に背筋がゾワッてした。俺も実際に見たことはあるけど、確かにあの人にはできる限り近づきたくない雰囲気がある。
かといって逃げられる気もしないのだ。
「ハチ」
俺はハチの名を呼んで少しだけ離れると視線を合わせる。
「心配かけてごめんな。それとありがとう」
「ありがとう?」
「俺のこと心配してくれてありがとうな。それとあのとき助けてくれてありがとう。ハチがいなかったら俺は焼き殺されてたよ」
「・・・・・・うん。あのとき、魔王様に呼び出されなくて良かった。魔王様に呼び出されてもクウガのところに行ってたかもしれないけど、そしたらおれ魔王様に殺されてたもん」
「そっか。ありがとうな」
俺がお礼を言えば、ハチは下唇を噛んでから俺の首に抱きついてきた。
「ねぇ、クウガ」
「ん? どうした?」
「好き。大好き。クウガが大好きだよ。死んでほしくないよ」
その言葉に俺はため息を吐きながら腕を軽く叩いた。
「俺は俺より子供に興味ないっての」
「だからクウガより年上だって」
「見た目の問題だよ。残念だったな」
ハチは俺の首から手を離すと頬を膨らませていた。
その頬をつつきながら俺は言う。
「というより、ハチは人間が好きなんだろ? それで俺が魔物相手でも普通に接したからそう思っただけだよ。良い人間と話せば、他にも気のいいやつらはいるぞ」
しかし俺の言葉にハチは首を横に振る。
「違うよ。クウガは特別。初めて会ったときも思ったし、今だってそうだよ」
「だってクウガは、他の人間よりも何故か安心するんだもん」
そう笑顔で告げるハチ。
その意味を深く考えるのは、やめておこうと思った。
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