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クウガ 手も足も出ない
魔王の思考が多分胸くそです。注意。
+++
その差は、明らかだった。
元々そうかもしれないとは思っていたが、いざ突きつけられると辛いものがある。
戦う術をなくした4人。対して俺は能力が使えないだけでまだ戦うことはできた。だけどそうであっても、避けることや守ることが精一杯で斬りつけることはできなかった。それはサッヴァからもらった魔力が尽きようとしてもだ。
荒い息を吐きながら剣を握り直す。
俺以外の4人は既に吹き飛ばされて倒れたまま動かない。血が広がっているわけでも、体が損傷しているわけでもないから死んではいないはず。
俺がやらなきゃいけない。そう思って立ち上がるも、魔王はまるで虫を払うかのように対処される。そして貴金属に貯まった魔力が切れたと同時に頭を掴まれて床に叩きつけられた。
吹っ飛びそうになる意識。すぐに頭を持ち上げられ、片膝をつく魔王と視線が合った。
「悲しいね。悲しいよ。無理矢理この世界に連れてこられたのに。同じように召還された僕に何も出来ないまま、ただやられるだけだなんて。本当に可哀想だよね、君は」
「う、るさい」
俺がにらみつけていると、魔王はもったいぶるように微笑んだ。
「クウガ君。君、僕の仲間にならないかい?」
そしてその言っている意味がわからず、思わず唖然としてしまう。
「だから僕と一緒に国を、いや人類を滅ぼそうよ」
「何、言って」
「だって君はあまりにも可哀想じゃないか。このまま僕を倒したところで、君はただこの世界のお払い箱になるだけ。必要でなくなって、また殺されるだけ。現に君は殺された。あっさり君は捨てられた。君が助かったのはただ君が死なないために努力しただけ。だれも助けてくれない。可哀想だね。可哀想だよ」
「お前が言うのかよ」
それはお前がこの世界に来て、いろいろやっちゃったからだろうが!! それがなければここまで嫌われてなかったわ!
だけど魔王は「もちろん言うよ」と平然としている。
「だって僕は、この世界を救う必要なんてないんだから。確かに僕は警察に追われていたから召還されて助かったよ。たまたま捕まる直前に飛ばされたから、僕はまた自由を得られた。だけれど僕は魔物を倒すよりも人間の方に興味があったんだ。僕はね、人間が絶望するのが大好きなんだ」
何かを思い出したのか、魔王は顔を綻ばせた。
普通に見れば顔が整った男の笑みなのに、それが狂っているものだというのはわかる。
「君は僕が元の世界でやってきたことを知ってる? 女性を監禁して少しずつ殺していくんだ。絶望しながら死んでいく顔は誰1人として似ているようで似ていない。狂ったまま死んだ者。怯えながら死んだ者。怒ったまま死んだ者。すべて諦めて死んだ者。僕はね、そういった絶望に堕ちた者の顔を見るのが好きなんだ。
この世界に来たって僕は変わらない。僕は僕のやりたいことをしたいだけ。
王国の男を動けなくさせて、弱い魔物でじわじわと侵略させてやったのもそのためさ。強い魔物をけしかけて一気に殺したらおもしろくないじゃないか。唯一解除出来るそこの賢者を行動不能にさせて、魔物を増殖させ、動けない者はそのまま嬲り殺され、動ける者も際限なく増える魔物にいつか力尽きて嬲り殺される。そうやって絶望しながら国が消えるのを見たかった。
でも、それは失敗した。君の行動によって」
失敗といいつつ、魔王は楽しそうだ。
顔を寄せてきて、至近距離で互いの目が近づいた。
「意外だったよ。まさか番狂わせが起きるなんて思わなかったからね。だからこそ君を気に入った。そして新しいことを思いついた。
ーーああ、君を仲間にしてあげようって。そのためには嫌われている君に期待するような状況を作ってあげようと考えた。
だってやっと信じた勇者が魔王側についたなんてことになれば、誰も彼もが絶望するだろう?
僕が何のためにあんな風に大々的に侵略することを宣言したと思う? そうすれば絶対君に期待すると思っていたからだよ。散々馬鹿にしていた君を勇者として崇めると確信していたからだよ。愚かなほどに僕の予想通りだった。誰もが君に期待した。自分たちは傍観者で、君には危険なことをさせようとしていた。
そして君に期待しようとすればするほど、それが裏切られたときの人々の絶望。ああ、何て愚かだろう。愚かなことなんだろう。想像するだけで快感だ。麻薬のような気持ち良さだ。
ねぇ、君もそう思うだろう。だって君は嫌われていた。勝手に呼び出されて、本来だったらやるはずのない戦いに身を置くことになって、馬鹿にされて、殺されそうになって、期待されて、死ぬ可能性が高すぎる場所に追い立てられて。
僕は好き勝手してたからそうは思わないけど、君はすべて強制されていた。馬鹿馬鹿しいと思わないかい? 痛い目見ろと思わないかい? 『ざまぁ』と言ってやりたいと思わないかい?」
魔王は語る。俺の言葉を聞くつもりはないように、ただ自分の思いを語る。
その声を聞く度にぞわぞわと背中に寒気が走る。心臓を掴まれたような気になる。
気持ちが悪い。気持ちが悪い。自分が変わってしまうかのような気持ち悪さが襲う。
「い、や・・・・・・だっ」
吹っ切るように声を出した。
「俺は、嫌だ。そりゃ嫌われてたさ。全員に好かれようとは思ってない。だけど死なせたくない人だっているんだ。だからお前を倒しに来たんだよ」
「手も足も出ないのに?」
「そんなの最初からわかってたっての。普通に戦えば勝ち目なんてまったくないってことくらい。でも、だからって、人殺しを平気でするようなやつにつくわけないだろうが」
「君を普通の人間でなくした相手でも?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
その言葉を頭で理解するのに時間がかかった。いや、本当に理解などはできていなかった。
「そういえば何故僕は死んだのに魔王になっているのか理由を話していなかったね。確かに死んだよ。召還した女が自害したことで、同時に僕は死んだ。でも死んだのは人間としての僕であって、僕は人間ではない形で息を吹き返した。つまり完全に魔物になったということ。
召還された人間は特別な力を有する。それはつまり『魔物と似た能力を持つ』ということ。だから僕も君も、この世界に召還された時点で『完全な人間ではなくなった』。だから君が死んだとしても魔物という形で生き返る。そういう存在なんだよ」
それを聞いて思い出したことがある。
魔物が大量発生したとき。神殿に入る際に魔法壁を『すり抜けた』ことを。一緒に来たロッドは抜けられなかったのに俺だけがすり抜け、そして魔力を吸い取られたことを。魔物が弱体化することですり抜けられる魔法壁をすり抜けたことを。
あれはつまり、俺が魔物とほぼ同じような存在であったからということなのか?
同時に以前ハチが俺に対して安心するといったのも、つまりはそういうことなのか?
「僕たちは最初からこの世界の人間に、人間として扱われていないんだ。ねぇ、それでも君はこの世界を救おうとするの? それより僕の味方になって、一緒に人間を滅ぼすべきだ。君の能力ならどんな命令だって思いのままだし、馬鹿にしていたやつをどう扱ったって構わない。気に入っている人間は残せばいい。刃向かう者は殺せばいい。気が向いたら犯せばいい。『ざまぁ』をしたければすればいい。そうやって好き勝手出来る権利を君は持っている」
甘く甘く魔王はささやく。
圧倒的な力の差があるからこそ言い切れるその内容。
「裏切るのなんて簡単さ。ただ僕に従えばいいんだから」
相手が逆らうなんて一切考えてない。自分が正しいと信じて疑っていない。
怖いというんじゃない。気味が悪かった。
いつ殺されてもおかしくない。気が向いたら殺される。今生きているのだって、この男のきまぐれだ。
俺は小さく口を開き、
唾を吐いた。
魔王の笑みが固まったと同時に、横っ面をぶん殴られる。
体ごと吹き飛ばされて床に転がった。
くそ痛ぇ。顎割れるかと思った。ああ、ちくしょう。怖くて震えるわ。でも、それでも俺は手を地につけて体を起こす。
「そんなんずっと考えてんだよ」
この世界に来たときからずっと、扱われ方が雑だった。
痛い思いはいっぱいした。理不尽なことを言われたりされたりした。ざまぁすればいいのかなんて、何度も思ってんだよ。全部投げ出してしまえばとか、逃げ出せばとか、そんなんとっくの昔に考えたことあるっての
だけど、だけどさ。
「俺は、俺の意志でやってきたんだっての。強制されてのことかもしれないけど、俺が、それをやるべきことだと思ってやってるんだ。俺が、やりたくてやってんだ」
報われるとかそういうんじゃなくて、こうしようって決めたから。
そりゃ始めは強制だったわ。だけどここまでの過程すべてが強制されてのことじゃない。俺が俺の意志でやろうって何度も決めてるんだ。それを誰かのせいにするとか、責任転嫁にもほどがあるだろ。
しなくていいことなんて、いっぱいあったわ。ギダンに余計なこと言わずに無視すりゃ良かったんだし。ティムだって魔獣から助けなくたって良かったんだ。魔物が大量発生したときだって、女装してシャンケとはぐれたときだって、逃げてしまえば良かったんだ。全部全部、俺が選択して進んでやったことなんだよ。
「そりゃ悪口言われて喜ぶやつなんかいない。嫌悪を向けるやつに慈愛なんて向けられるか。かといって殺してやりたいほど憎んでるわけじゃない。少なくともお前みたいにだれも彼も殺そうって考えには同意できるわけないんだ」
そもそも同性愛者として生まれてきたから肩身狭かったし。
大体人間ではないっていったって、1度死ななきゃ魔物になるわけでもなさそうだし。ってか俺がチートなしのショボイやつってことは変わらないし。
だから重要なのは、俺が何のためにここまで来たかってことだ。
魔王が俺に向かって歩いて来る。その視界には俺しか映っていない。他の人たちには背を向けている。
「俺が男が好きだってわかった後も、避けるわけでもなく気持ち悪がることもなく接してくれた人を裏切るわけないんだよ」
指輪をつけた手を少し上げて、石を地面に叩きつけた。
「この、バーーーーーーーカ!!」
そう叫びながら。
~~~回想中~~~
それは魔力封じの石の指輪が行き渡ってからの荷馬車の中でのこと。
アトランが「言っておきますが」と前置きしてから話し出した。
「クウガくんの能力のように、魔王の能力が身体機能を封じるものであったとしても、すぐにその能力を解かないでいただきたい」
「それは、どういうことだ?」
サッヴァが訝しんで尋ねる。
「この指輪を使用できるのは1度だけです。そこの狩人の矢やナイフを使えば何度でも可能ですが、それは魔王に止められるでしょう。つまりその1度で隙をつかなくてはなりません」
「つまり特殊な力をかけられた場合、それを解くのは一斉にということか? だがそんな悠長なことしてられないだろ。下手したら一撃で殺される可能性があるんだぞ」
ダグマルはアトランの言い分に理解はしているが、あまり納得はいっていないようだ。だがアトランはダグマルの言葉に首を横に振る。
「一撃で重傷を負うことはあれど、あの男は罠にかけた獲物を早々に殺すことはしないでしょう。いたぶって、いたぶって、こちらが死んだ方がマシだと考える頃になってやっと殺すような男です。魔の森にまで誘い出したのですから、一気に殺すということは考えにくいでしょう」
「それに関してならば、私も同意する。あの男は徹底的に相手を貶めることを好んでいた。殺人を犯すにしても本人や周囲に恐怖を植え付けるようなやり方をしていた。そしてそれを楽しんでいるとすら感じられた」
「あの悪趣味が」
ステンが、アトランとサッヴァの会話を聞いて舌打ちする。
もしかしたらティムの父親が死んだことを思い出しているのかもしれない。
「なぁ、もしかしてオレまで解かずに待ってろっていうのか?」
「当然です」
魔力封じの石を持っているステンからしたら納得し難いんだろう。
でもアトランはきっぱりとステンに言い放つ。
「自分が言いたいのは、魔王に生まれる隙を逃したくはないということです。魔王の持つ能力が強大であったのならば、それに対して驕りが生まれます。圧倒的な戦力差があったのならば隙はそこしかないでしょう。自分たちが能力を消す術を持っているということを悟られたくはありません」
「なるほどな。でもどうやってタイミングを合わせるんだ? 何か合図でも送るか、それとも魔法で合図するつもりか?」
アトランの内容を聞いてダグマルが進言するが、アトランは「いえ」と否定した。
「もっと単純な方が瞬時に悟られにくいでしょう。『合言葉』などの方がいいですね」
「そうは言っても下手なことを叫べば悟られる。少しでも悟られたら、この作戦は意味を成さねぇだろ。『今だ』なんて言ったら、何かしでかそうとしてるのなんて丸わかりだろ」
「そうですね。日常的に使う言葉で、かつあまり簡単に使用しない言葉。そして簡潔でシンプルなもの。そういったものがあればいいのですが」
主にダグマルとアトランで会話がされていく。
戦いに関してはこの2人が慣れているからなんだろう。
それにしても日常的に使う言葉で、簡単に使わず、かつ簡潔でシンプルな言葉ねぇ。
となると大人だけじゃなくて子供でも簡単に言えてしまうものか。
子供で思い出したのが、ギダンの顔だった。
『勇者のバーカ』
そう言って俺のことを馬鹿にしていた。
「バカ、でいいんじゃないんですか?」
ふと俺がつぶやくと、ダグマルとアトランがこっちを向いた。
その表情は、俺の言葉を否定するつもりはなさそうだ。
「そうですね。それにしましょう。もし何か特別な力をかけられて動きがとれなくなったときは、誰かが『バカ』と言った瞬間に解除する。そしてすぐさま攻撃に移しましょう。確実に魔王の首をとれるように」
~~~回想終了~~~
俺だけじゃない。横になっていた全員が立ち上がる。
そして体制を整えていた俺はすぐさま口を開けた。
「きえ」
最後の「ろ」を言おうとした瞬間に、視界が真っ暗になる。
意識が飛んだんじゃない。視力が消されたんだ。魔導師たちの建物にいたとき、かけられていたものと感覚が似ている。
俺の能力は防がれた。でも何かが激突するような音が響き渡る。同時に爆風で体が少し吹っ飛ばされた。おそらく4人が一斉に攻撃を仕掛けたのだろう。
状況がまったく見えない。でもこれでダメだった場合、もう後がないんだ。
俺は真っ暗な視界の中、ただ願うことしかできなかった。
そして視界が明るくなる。
「悲しいねぇ。悲しいよ」
立っていたのはーーーーーー、魔王だけだった。
俺は息を飲んで、周囲を見渡す。そして愕然とした。
4人とも、血に塗れていた。サッヴァとアトランは吹き飛ばされて目を閉ざしている。ダグマルは腹から血を流して膝をついていた。そしてステンにいたっては腕を斬られて倒れている。生きているのか、死んでいるのかさえも判別できない。
「殺していないよ。ギリギリ、生かしてる」
俺の疑問を読みとったのかはわからないが、魔王はそう言った。
「だって、ここで殺してしまったらおもしろくないからね。彼らには、国が滅ぶときまで生きててもらわないと。国民たちは魔王を倒す者たちが僕に手も足も出なかったことに絶望する。彼らは何もできない自分自身に絶望する。ああ、そうだ。彼らの身内は彼らの目の前で殺してあげよう。きっと素晴らしい顔をしてくれる」
魔王が俺に向かって歩いてくる。
呆然と魔王を見ることしかできない俺。
「やめ、ろ!!」
そう叫んだのはダグマルだ。魔王に向かって手をかざし炎を出した。
だが魔王はその魔法を簡単に消してしまう。
「勘違いしているみたいだね。僕が君たちに能力を使ったのはただの自己紹介。別に使わなくたって、君たちじゃ僕には適わない。僕が唯一危惧していたのはクウガくんの能力のみ。それさえ封じてしまえば、何の問題もないんだ」
魔王が右手を上げ、そして下ろしたとき。ダグマルの体が押し潰された。とうとうダグマルが気絶する。
そして再度俺の方を見る。
「それにしてもずっと疑問に思っていたことが、やっと解決出来たよ。何故君が魅了の能力に一切かからなかったのかを。そうか、男が好きだったというのは盲点だった」
そして魔王は「おもしろいことを思いついたよ」と楽しげに言う。
「実はね。僕、日本にいたとき1度だけ男を犯したことがあるんだ。抱き心地は女の方が良かったけど、女より丈夫だったからそれなりに楽しめたよ」
脳内に警告音が鳴り響く。
「君も、楽しませてくれるよね?」
魔王はそう笑ったのだ。
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