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冒険者編
第十話 精霊と契約はありきたり
しおりを挟むえー。ばれてる。まじばれてるよ。とアイルは心の中言っている。しかも、目が泳いでいる。
どう見ても、隠し通せない。
ばれる。というか、鑑定のレベルがあり、アイルはレベル30である。
サブギルドマスターはレベル50である。
レベルに20の違いがある。
と、言うことは隠蔽の能力が薄れてしまい。5つ隠蔽している場合は2つがレベルの差によって見えてしまう。
経験が豊富なサブギルドマスターには勝てない……いや、あと一週間で追い抜くだろう。
――だって、チート(転生者)だもん。
「ばれてしまいましたか。隠蔽はしていた。」
「まあ、レベルが違うからな。わしのレベルなどすぐに追い抜くであろうが。」
「そうなんですか。」
「そうだろ。
まあ、それはいいだろう。エリクサーを作れる薬師はこの地域いやこの国には存在しない。
だから、あってもなくてもこの国には必要はねぇーな。」
「なるほど。なら、俺が作れてもいいわけですね。」
「そうだな。ってええええええええええええええええええええええええええええ」
「そんなに驚くことではないが。」
「驚くことだぞ。薬師50レベル以上あるのか?」
「わからない。てか、教えるわけがない。」
「そうか。まあ、一応今回の報酬の銀貨40ピーとエリクサの草はお待ちいただくことになる。
じゃあ、よろしくな」
「分かりました。」
ギルドで一日に用意できる金貨は20枚程度となる。エリクサは50枚必要である。
足りない。金庫にはない。王城から出してもらう必要がある。
ただし、事前に依頼で支払われる金貨が多いなら。いくらでも用意はできる。
それより、薬師が存在して居ないと言うことはないが、レベル50に達することが出来るものがす くなく、現在はこの国には存在しない。
エリクサーなど存在する必要がない。
――魔法がある。エクストラヒールならば、同等の回復力がある。
――ただし、光魔法レベル50が必要だ。
難しい。
ほとんどが死を選ぶことになるだろう。
☆
「薬を作るのには何が必要なのかな」
アイルは、薬の作り方を知らなかった。
でも、前世をの記憶をつかって……って、流石に薬は作っては居なかった。
屋敷にあるかもしれないけれど、流石に8歳には難しい。
「どうすればいいのー。エリクサー作れないじゃん
鑑定でエリクサを見て、どこかに載っていないかな」
さすがにね。鑑定に載っているということはないだろう……
「創造魔法で、エリクサの作り方の本をだせばいいのか。
創造魔法……ポーションの作成本」
すると、空からポーションの本が降ってきた。そして、作成本はアイルの手のひらに減速をして落ちてきた。
あ、この時はギルドと隣の店の隙間で隠れてやっていた。
「これで、作れる。250ページに載っていると書いてあるな。」
―エリクサーの作り方
―エリクサときれいな水(精霊から貰えるとさらによい)
―あと、魔力
―ビンの中に水をいれ、エリクサを入れる。
―魔力を込めれば、出来上がり。
「え。めっちゃ簡単じゃん
早速……精霊と契約してない。からどうしょ……隣の樽の上に溜まっている水でもいいのかな」
いいわけがない。
回復薬にそんな汚い水を使うのはおかしなことだ。
「あ、精霊と契約してしまえばいいじゃん。よし、世界樹にいこう」
別に世界樹に行く必要はない。アイルは行こうとしている。
近くの店に召喚呪文が書き写してくれる、店がある。少し、値ははるが。
勿論、世界樹に行く方がいいのだが、そんなに簡単に行けるものでもないし、近づける物ではない。
この国からは1年かかる。
「飛べば、一瞬で着くよな。よし、世界樹までとべーーーーーー」
はい。アイルは飛びました。
――――別視点――
その頃、護衛のゴウは馬車を止めて、お食事をしていた。
「一日、ここに居るつもりなのだろうか。まあ、いいか。俺も屋敷で何もすることないことが多いから」
とゴウはくつろいでいた。
――――
そして、世界樹に着いたようだ。神秘な場所にある。とても静かで何もないようなでも、世界樹は光っている。無数に
世界樹はどの木よりも高く
どの木よりも明るく
精霊が住む木だ。一応、エルフが管理をしている。
「着いた―。大きいな。すいませーん。水の精霊さん、僕と契約してくれない??」
来て早々にお願いする人は居ないだろう。
「「だれか―いるよ。人間だ。人間だ。人間だ。ケイヤク?ニンゲンは出来ない?」」
「「チカヨレナイハズ。この人間はチカヨレテイル。カワイイ」」
「「ミズノセイレイとケイヤクだって。なんか、ココニイテモヒマダカラツイテイコウカナ」」
「「エー。ミズノセイレイダケズルィーワタシモデタイヨォ」」
「「ミンナデイク?ワタシタチイガイにもオルシ。イチオウ、アノオカタにキイテクル」」
精霊は、木の下にいるアイルを見ながらコソコソ話をしていた。
エルフが管理しているこの木だが、人間は近寄ることができない。近寄るとダメージを食らうこ とがあるのだが、アイルは特別―転生者だもの
精霊と契約するのにエルフに許可を取る必要はない。
精霊が契約したくないと思う者には攻撃を仕掛けるからだ。
「「アノカタハイイトイッテイタ。ナラ、ケイヤクシヨウと」」
すると、木の上から光の玉の様な物が降りてきている。
アイルは、手を合わせ頼み込んでいた。そう、見ていない
「どうか。どうか。お願い」
精霊はアイルの頭まで降りてきた。
「「カワイイコクン。ワタシタチとケイヤクシナイ?」」
「いいの?って、多くない??水の精霊以外にもいる感じ?」
「「「「「イルヨー。私が火の……光の……風の……闇の……あ、ワッチガ水ダヨー」」」」」
「一人ずつ言ってよ。分からないよぉ」
「「「「「はい。」」」」」
「私から火の精霊よ。よろしくね。」
「あ、どうやって、契約するの??」
「え、知らないの?名前を付けるだけでいいよ。。」
「じゃあ、サラで。」
「いいね。気に入った。」
「サラは女の子なんだ。今、みえるようになった。」
契約をするまでは精霊は見えるものではない。
だから、契約するときも精霊から声を掛ける。そして、名づけをすると
契約完了と同時に見えるようになる。
そして、順番に名づけを行ったのである。
「なんで、わっちがアイルに呼ばれたのに、契約最後なん?おかしくなくない?」
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