"強化蘇生"~死ぬ度に強くなって蘇るスキル~

ハヤサマ

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強化蘇生【リバイバル】

歓欣抃舞のスキャンダル

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ーーー控え室にてーーー

「なぁ、原田はどう思うよ」

「どう思うって、何が?」

 ギッタンギッタンと船を漕ぐように、いかにも高級そうな木造の椅子をお行儀悪く揺らす【吉田 真之介よしだ しんのすけ】の曖昧な質問に、美琴が羽毛仕立ての柔らかいクッションを抱きかかえながら問い返す。体育座りで乳白色のクッションに顔から下半分を埋める彼女はさながら愛玩動物のようだ。

「いや何がって、この状況だよ。みんなもっとこう、焦ったり騒いだりしねーのか」

「確かにそう言われればそうなんだけど。みんなのこの様子をみりゃあ、ねぇ.....」

 ハワードが催した“真の勇者を迎える歓迎式”とやらを一言で言い表すならやはり、「至れり尽くせり」が最適解だろう。

 初めて食べた異世界産の肉料理や魚介料理は日本のそれに負けず劣らずの出来映えであり、異世界転移という非日常的な出来事に疲れを感じていた生徒達はみな無我夢中で頬張っている。

 全身マッサージをしてくれる整体室や元の世界で言うビリヤードのような球技やダーツが行える遊戯室まで完備していて、とにかく豪華であった。

 こちらの世界の法律では飲酒は十六歳から許されているらしく、藤本をはじめとしたとにかく″ヤンチャ″なことに憧れる数名は先ほどから高級そうなワインや発泡酒をがぶ飲みしている。意外にもそのグループには根暗の平田の姿もあった。
 
 この酒類がまた美味で、芳醇な香りを蓄えたワインがたぷたぷ入った酒樽から、こちらの方まで鼻先をくすぐるような香しい匂いが漂ってくる。

「原田、ヨダレヨダレ」
「えぇっ!?あぁ、これはその、つい.....」

 匂いに釣られた美琴の小さな唇から、はしたなく涎が垂れているのを真之介に指摘され、彼女は袖でぐしぐしと拭う。

「いや、お前も腹減ってるんならいけよ。あれから何も食べてないだろ。お前身長小っさいくせにやたら食うもんだから、相当我慢してるんだろ?」

「うぅ、吉田くん。乙女には譲れないプライドってもんがあるんだよ」

「いやなんのプライドだよ。俺は良いから行けって。腹減って倒れても知らないぞ」

 真之介の発言に返事をするかのようにぐぐぅ~~、と可愛い音を鳴らしながら美琴のお腹が空腹を訴えている。それに苦笑いした真之介は勢いよく立ち上がり、「見てられないからなんか取ってきてやるよ」と言い残して食材が山のように置かれた白いダイニングテーブルの方へ行こうとする。

 「あっ待って!吉田くん。あのね、私ね、なんだかよく分かんないけど、あそこにある食べ物って食べちゃいけない気がするの。だから、私はずっと我慢してるんだよ。そういう吉田くんも、何か嫌なものを感じてるから食べてないんじゃないの?」

「.....なんで分かるんだ。俺もやたら嫌な予感がして、めちゃくちゃ美味そうなのにあれ食う気にならないんだよな。他のやつらはみんなガツガツ食ってたけど。」

「やっぱり!こう、なんていうか、一度食べちゃったら取り返しの付かないことが起きちゃう気がして.....」
「俺もそんな感じだわ。ってか昔からお前のそういう勘ってよく当たるよな。こないだも迷子になった俺の猫の居場所一発で当ててたし」

「へっ、どうだい。噂の美少女美琴ちゃんは何だってできるんだぜ?」

「どういうキャラ作りだよ。原田はこれからどうするんだよ、あれ食うわけにもいかねーけど、このまま飲まず食わずってわけにはいかなくねーか?」

「んーそうだね.....。とりあえず今のところあの人達が用意した食べ物を食べるつもりはないんだけどね。この歓迎式が終わるまで、大人しく待ってるしかないかもね。」

「やっぱそれが正解だよな。よっしゃ、分かった。」
 
 そう締めくくり、真之介は控え室から去っていった。去り際に「俺らみたいなやつらがいねーか、ちょっくら探してくる」と言っていたのでここに居ればじきに戻ってくるだろう。

「.....なんだか嫌な感じ。一度料理に手をつけた人はみんな狂ったように貪ってるし。お酒を飲んだ人も取り憑かれたみたいにがぶがぶ飲んじゃってるし。」

 実際、その通りである。最初の一口は恐る恐る、といった様子であった同級生達だったが、いつの間にかタガが外れたように無心で食材を頬張っていた。藤本達お酒組も同様の状態だ。

 となると、遊戯室に行った者達や整体室にマッサージを受けに行った者達はどうなっているのだろうか。
遊戯室には恐らく龍二や唯達、整体室には千里が行ったはずなので心配だ。

「うぅ.....もうお家に帰りたいよぅ。早く家族に会いたいよぅ。あれ、なんだかお腹が減ってるのが無くなってきた」

 お腹が空きすぎてキリキリと痛むようになってくる。逆に一周回って空腹感は無くなったので、空腹との戦いから腹痛との戦いへ移行しただけだ。美琴にとっては後者の方が幾分かマシなので、少しではあるがほっとしている。


「おや、あなたは食べないのですか?」

 とそこへハワードがやってきた。内心ギョッとしたのを隠すようにしながら慌てて取り繕う。

「いえ.....さっきからお腹が痛くて食欲が無いんです」
「おお、それは大変だ。病気の可能性があるかも知れませんね。何も薬を服用しないで拗らせてしまってはいけない。ちょっと待ってくださいね..........あぁ、これだこれだ。さ、どうかこれをお飲みください」

 ハワードが美琴を心配したような口振りで言うが、張り付いたような笑顔は機械のように変化せず、ひたすらに不気味だ。目の前に差し出されたカプセル状の物体はこの世界の薬用品だろうか。だが症状や病名などを診断もせず、まるで料理を食べない生徒には等しくこの物体を配って飲ませていたかのようにスムーズに取り出したので、美琴は怪しがって断った。

「い、いえ.....いいです。そんなに痛む訳でもないし、すぐに良くなりますから」
「そんなこと言わずに、さぁ、どうかどうか。」

 ぐいぐいと近寄ってくるハワードに美琴はだんだん怖くなって、何も言わずにフルフルと首を横に振る。お下げの髪がぺしぺしとハワードに当たるがお構いなしだ。

「お願いですから、これを飲みましょう。なぁに、直によくなりますとも。何せこの国が直接抱える“薬魔導師”に特注で作らせたものですので。」

 ただの腹痛の薬を何故特注で、それも薬魔導師なんてさぞ高名そうな役職の人間に作らせているのか、という疑問点が残るがハワードはそう捲し立て、美琴に物体を飲むように迫る。

 強情にも美琴がしぶとく首を振るので、ついに痺れを切らしたのかハワードは美琴の腕をぐっ、と掴み、強硬手段に出ようとする。およそ幼気な少女の腕を掴む力とは比べものにならない膂力に美琴は「ひぐぅっ」と苦痛に声を上げる。

「くっ、いいから黙って飲み込め!!」
「ひぁっ!だっ、誰かぁ!助けてぇ.....っ」

 痛みで思うように声が出せず、また尋常じゃない力でハワードに腕を押さえつけられてい身動きがとれず、皺だらけの手に持った薬をこちらの口に近づけようとする老人に抵抗することができない。

「やっ、止めてぇ.....!んむっ」
「ひっ、ひひっ。くふっくけけけ!いい表情をしますねぇ。さぁ、早く飲みなさい。」

 痛みで顔を歪める少女に何故か愉悦の表情を浮かべるハワード。ついに美琴の小さく薄い桃色の唇にハワードが指先で摘まんだカプセル状の薬を押し当て、飲み込ませようとぐりぐり押し付ける。

「いやっ、んむっ!んぶぅう」
「くひひっ!けっけっけっ」

 美琴が涙目で必死に口を閉じて抵抗するが老いても男であるハワードとただの女子高生である彼女とではどうしても埋められない力の差が存在しているので次第に美琴の抵抗が弱くなっていく。その小さな口腔に、どう考えても飲んではいけない怪しい薬が放り込まれようとしたとき。

「誰だあああぁぁぁぁてめぇっ!!!」

 龍二や唯、千里を含んだ生徒数人を連れて美琴の元に戻ってきた真之介が、目の前で美琴の腕を押さえつけ、何か怪しげな薬剤を無理やり飲ませようとしている老人を見て弾かれたように室内へ飛び込み、少女を力ずくで押さえ込めることに夢中で無防備となっている老人の後頭部目掛けて、全膂力を持って渾身の一撃をお見舞いした。

 メ゛ゴンッッ!!

 およそ人の身体と人の身体とがぶつかったとは到底思えないような鈍い音が響き渡り、老人の頭蓋を打つ。

「原田っ!大丈夫か!?何をされたんだ!!クッソこのジジイ!怪しいとは思っていたがとんだロリコン野郎だったとはなっ!!」
「美琴っ!?怪我はないかしら!あぁもうこのロリコンハゲジジイ!!」

 主に真之介と唯が主体となって老人に襲われていた美琴の安否を確かめる。二人は心配そうな表情をというよりむしろ必死そうな顔をして美琴をガクガクと揺さぶっている。

 さらにその犯人をありったけの殺意を込めて侮辱するが、意識外から後頭部に強烈な右ストレートをもらったハワードは既に気絶し、傍で卒倒している。が、誰にもその安否を心配されず、精密な紋様の描かれたカーペットに仰向けに倒れ伏しているだけのしわくちゃの老人は存外なかなかにシュールであった。

「けほっけほっ、ぺっ。うぅ、私はだいじょぶだよ。なんかあのお爺さんにヤバそうな薬を飲まされるところだったんだけど。みんなが来てくれたおかげで助かったや」

 すんでのところで口内に押し込まれた薬剤を吐き出した美琴はぴしっ、と力なく左手で敬礼のようなポーズをとりふざける。

 おどけてみせる彼女の姿に一同は盛大に安堵のため息をもらした。

「「「っはぁぁ~~~~~~~。」」」

「よかった.....!ほんっっとうによかった!!」
「あはは、大袈裟だよ吉田くん」

 見ると真之介は泣きそうになっており、それを美琴に諫められるといういつもとは立場が逆の光景はとても新鮮味がある。

「でも、助けてくれてありがとね。私を助けようとする吉田くん、かっこよかったよ」
「!!..........お、おう」
「なんか私たち、蚊帳の外って感じね。あんまり来た意味なかったかしら」
「.....僕もそんな風に思ってたところだ」

 見ているこっちが恥ずかしくなるような初々しいやりとりを交わす真之介と美琴に疎外感を感じた唯と龍二が、互いに悲しい共感を得る。

「何にせよ、美琴が無事で良かったわ。それと、こいつの後始末だけど.....どうする?」
「火炙りで」
「打ち首で」
「拷問で」
「水攻めで」
「はぁ.....まぁそうなるわよね。でもこんなでも一応この世界のお偉いさんみたいだし?流石に殺すのはよくないんじゃないかしら」

「それもそうだ」と頷く一同。

ーー議論の末、最終的に可決された案は、「一人一発、蹴りで全力金的」であった。

「ん゛ッッ!!!」
「せいやぁっっ!!」
「はぁっ!!」
「おらぁッ!!」

 美琴、千里、唯、龍二やその他のこちらで食事や酒を摂らなかった賢い生徒たちの蹴りがハワードの股間を直撃する度に、昏倒しているにも関わらず「ぐぼぉあ!?」だの「あひぃん!?」だのと叫ぶハワードは見ていて非常に滑稽だった。

 最後に今回の不祥事で一番キレていた真之介が、助走付きで刺すような蹴りを見舞った際に一際大きな叫び声をあげ、事態は無事に(?)解決した。



「トコロデ、吉田クン。唯チャン。」
「.....ん?」
「.....え?」

 美琴の感情のない声に呼ばれた二人は、背中の辺りがむず痒くなるような嫌な予感を覚えながら聞き返す。

「どうして私を襲ったらロリコン野郎認定されるのかな?ちょっとその辺、詳しく聞かせて欲しいんだけども。ねえ、あっ!逃げるな!このっ!おい!教えてもらおうかッッ!!えぇ!?」

 言ってはいけない失言をはたらいてしまった二人がぷんすか怒る美琴を宥めるのには、実に三十分を要した。
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