転生投資家、異世界で億万長者になる ~魔導株と経済知識で成り上がる俺の戦略~

ソコニ

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第13話:「市場操作との戦い」

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エリオットの魔導株上場から一週間、明日はギルド・エクスチェンジでの本格的な一般取引開始日だった。これまではフェニックス・インベストメントが主導する形で限定的な取引だけが行われていたが、いよいよ市場全体に開放される。

「明日が正念場ね」

ミラは店内の黒板に、今後の株価予想を書き込みながら言った。彼女の計算によれば、エリオットの研究の実態と潜在的価値を考えると、株価は初日に15ゴールド前後まで上昇し、その後安定するはずだった。

「そうだね」誠は頷いた。「これまでのところ、ヴァンダーウッド家からの直接的な妨害はないけど、油断はできないな」

トビアスは市場からの最新情報を持ち帰ってきたところだった。

「誠さん、少し気になる噂があります」彼は表情を曇らせて報告した。「市場では一部の投資家が、明日からエリオットの株を売り抜けるという話がちらほら…」

「何だって?」誠は眉をひそめた。「研究は順調なのに、なぜ?」

「昨日エリオットさんから聞いた話では、反魔法障壁のプロトタイプは完成しているそうです。テストでも良い結果が出ていると」

「それなのに売り抜けるなんて、おかしいわ」ミラも首を傾げた。

「おそらく…」トビアスは少し言いづらそうに続けた。「誰かが意図的に悪い噂を流しているようなんです。『エリオットの研究は行き詰まっている』とか、『プロトタイプは失敗だった』とか…」

「ヴァンダーウッド家の仕業か」誠は静かに言った。

「可能性は高いでしょうね」トビアスは頷いた。「ただ、直接的な証拠はありません」

三人は明日の取引開始に向けて、様々な対策を練った。エリオットにも連絡を取り、最新の研究成果を簡潔にまとめた文書を準備してもらった。もし株価が不当に下落するようなことがあれば、すぐに真実を伝えられるようにするためだ。

「でも、何かが起きる前に布石を打っておきたいわね」ミラが提案した。「アルフレッドさんに、明日は市場にいてもらえないか聞いてみましょう」

「それがいいな。彼の存在だけでも抑止力になる」

夜遅くまで準備を整え、三人はそれぞれの住まいへと帰っていった。しかし、誠の胸中には不安が残っていた。ヴァンダーウッド家は王国最大の財力を持つ貴族だ。もし本気で市場操作を仕掛けてきたら、フェニックス・インベストメントの力だけで対抗できるだろうか。

---

翌朝、誠とミラは普段より早く店を出て、ギルド・エクスチェンジへと急いだ。トビアスは先に行って、市場の様子を観察していることになっていた。

市場に到着すると、いつもより多くの人々で賑わっていた。エリオットの魔導株への関心は、予想以上に高かったようだ。

「誠さん!」トビアスが彼らを見つけて駆け寄ってきた。「もうすぐ取引が始まります。注文が殺到しているようです」

「それは良い兆候だな」誠は少し安心した。

「アルフレッドさんからの連絡は?」ミラが尋ねた。

「あります。彼も今日は市場にいるそうです。もうすぐ到着するとのことでした」

三人はギルド・エクスチェンジの中央に位置する大きな円形の取引エリアへと移動した。そこは様々な魔導株の取引が行われる場所で、今日はエリオットの「防御魔法障壁研究」の取引が行われる予定だった。

「まもなく、エリオット・ライトシールドの防御魔法障壁研究の一般取引を開始します」

ギルドの公式アナウンサーの声が響き渡り、取引エリアに設置された大きな魔法掲示板に「開始価格:13ゴールド」と表示された。これは前週の限定取引終了時の価格だった。

「さあ、始まるぞ」誠は緊張した面持ちで取引の様子を見守った。

最初の数分間は期待通りだった。多くの買い注文が入り、株価は14ゴールドまで上昇した。市場には活況が漂い、魔法の呼び売り人たちの声が飛び交っていた。

「良い滑り出しね」ミラは少し安堵の表情を見せた。

しかし、それは長くは続かなかった。

取引開始から約15分後、突然大量の売り注文が市場に流れ込んだ。誠の市場予知能力が捉えた「気流」は、一斉に赤い下降の渦を形成し始めた。

「何が起きている?」トビアスが困惑した表情で尋ねた。

「組織的な売り圧力だ」誠は厳しい表情で答えた。「市場予知能力で見ると、あの一角から強い売りの気流が発生している」

彼が指す方向には、十数人の投資家が集まっていた。一見ばらばらに行動しているように見えたが、誠の目には彼らの動きが奇妙に整合しているように映った。

「あれは…」ミラが目を細めた。「見知らぬ顔ばかりね。市場の常連ではない人たち」

「雇われた業者だろう」誠は呟いた。「ヴァンダーウッド家が送り込んだんだ」

彼らの観察通り、株価は急激に下がり始めた。14ゴールドから13ゴールド、そして12ゴールドへと。恐れや不安の気流が市場全体に広がり始め、一般の投資家たちも売りに傾き始めていた。

「このままでは暴落してしまうわ!」ミラが焦りの表情を見せた。

「対策を講じよう」誠は冷静に言った。「まず、アルフレッドさんを探して状況を説明する。トビアス、君はエリオットのところへ急いで、最新の研究成果を持ってきてくれ」

「わかりました!」トビアスは即座に市場を後にした。

誠とミラはアルフレッドを探し回り、ようやく市場の一角で見つけることができた。

「アルフレッドさん!」

「おや、誠君、ミラさん。何があったのかね?慌てた様子だが」

「エリオットの株が意図的に叩き落とされています」誠は簡潔に状況を説明した。

アルフレッドの表情が曇った。「やはり彼らは動いてきたか…」

「何か対策はありますか?」ミラが切迫した様子で尋ねた。

「私にも限界がある。直接介入すれば政治問題になりかねんからな」アルフレッドは少し考え込んだ。「しかし、間接的な方法なら…」

三人は静かに相談し、対策を練った。

その間も株価は下がり続け、すでに10ゴールドを割り込んでいた。発行価格を下回るまであと一歩という危機的状況だった。

「私に任せなさい」アルフレッドは決意を固めた様子で言った。「商務省の友人に働きかけ、エリオットの研究の公益性について声明を出してもらおう」

「それに加えて…」ミラが突然言った。「私にもできることがあるわ」

「何か思いついたの?」誠が尋ねた。

「ヴァンダーウッド家の弱点よ」ミラの目が鋭く光った。「私が以前、家で働いていた時に聞いた話なんだけど…彼らは南部地方の水源に多額の投資をしているの。そこに問題があれば、彼らも動揺するはず」

「どういうこと?」

「南部では水源が汚染されて干ばつが深刻化しているの。ヴァンダーウッド家はそれを利用して土地を安く買い集めているわ。でも、彼らの計画には一つ弱点があって…」

ミラは詳細を説明した。ヴァンダーウッド家は水源浄化の魔法研究に投資する一方で、その完成を意図的に遅らせ、その間に土地価格を操作しているのだという。

「つまり、エリオットの研究が水源浄化にも応用できると示唆すれば、彼らの計画が崩れる可能性があるわ」

「なるほど!」誠は目を見開いた。「エリオットの反魔法障壁技術は、確かに水源の魔法汚染にも対応できる可能性がある!」

「それを市場に広めれば、ヴァンダーウッド家も攻撃を躊躇うかもしれないわ」

誠とミラは急いでエリオットの研究資料を確認し、実際に水源浄化への応用可能性があることを確認した。これは単なる噂ではなく、事実に基づく情報だった。

そこへトビアスが戻ってきた。彼はエリオットから最新のプロトタイプテスト結果を持ってきていた。

「素晴らしい結果です!」トビアスは興奮した様子で報告した。「実験では、予想を30%上回る効果が出ているそうです!」

「これは使える」誠は頷いた。「よし、作戦を実行しよう」

彼らは三手に分かれて動き始めた。

アルフレッドは商務省の高官と接触し、「王国の安全保障に関わる重要研究として、防御魔法障壁研究に注目している」という非公式声明を出してもらうよう働きかけた。

ミラは市場の情報通たちに接触し、「エリオットの研究が南部の水源問題にも画期的な解決策をもたらす可能性がある」という情報を戦略的に流した。

そして誠とトビアスは、市場の中心で最新の研究成果を大声で発表し始めた。

「エリオット・ライトシールドの防御魔法障壁研究が大きな進展を見せています!」トビアスが呼びかけた。「最新のテストでは予想を30%上回る効果を確認!」

「この技術は単なる防衛だけでなく、水源の魔法汚染対策にも応用可能です」誠も加わった。「南部の干ばつ問題にも光明をもたらす可能性があります!」

彼らの声に、少しずつ人々が集まり始めた。誠の市場予知能力によれば、不安と売りの気流が徐々に弱まり、代わりに好奇心と買いの青い気流が増え始めていた。

「王国商務省からの非公式情報によれば、この研究は国家的プロジェクトとして注目されているとのこと!」

これはトビアスの声だったが、アルフレッドの工作の成果だろう。この言葉が広まるや否や、市場の雰囲気は一気に変わり始めた。

株価の下落は止まり、じりじりと上昇に転じ始めた。9ゴールドから10ゴールド、そして11ゴールドへ。

一方、市場の隅では、ヴァンダーウッド家が雇ったと思われる業者たちが混乱した様子で相談していた。彼らの作戦は想定外の展開に直面していたのだ。

「南部の水源…それは主人の計画に関わる…」
「どうする?指示を仰ぐべきか?」
「でも連絡が取れない…」

彼らの混乱を尻目に、エリオットの株価は上昇を続けた。正午頃には13ゴールドまで回復し、取引は活況を呈していた。

「作戦成功ね」ミラは満足げに誠に言った。

「うん、見事な連携だった」誠も微笑んだ。「特にミラの情報が決め手になったな」

「あの家で働いていた経験も、こんな形で役立つなんて」ミラの目には達成感と少しの感慨が浮かんでいた。

アルフレッドが彼らのもとに戻ってきた。

「見事な対応だったな」彼は二人を褒めた。「しかし、これは序章に過ぎないだろう。ヴァンダーウッド家は簡単に諦めはしない」

「わかっています」誠は頷いた。「でも、今日の勝利は大きい。エリオットの株価を守り、市場に真実を伝えることができました」

「そうだな。今日の経験を糧に、次の戦いに備えるといい」

市場が閉まる頃には、エリオットの株価は14ゴールドまで回復していた。一時は9ゴールドまで落ちたことを考えると、驚異的な復活だった。

フェニックス・インベストメントに戻った誠たちを、トビアスが興奮した表情で出迎えた。

「誠さん、ミラさん、大成功でした!」

「ああ、君の活躍も大きかったよ、トビアス」誠は彼の肩を叩いた。

「それに、これで我々の評判も高まるでしょう」トビアスは嬉しそうに言った。「『フェニックス・インベストメントは、ヴァンダーウッド家の市場操作に立ち向かった』って噂が広まっています」

「それは諸刃の剣かもしれないわね」ミラは冷静に指摘した。「評判は高まるけど、敵も増える」

「その通りだ」誠は真剣な表情になった。「今日の勝利に浮かれてはいけない。これからもっと激しい戦いになるだろう」

三人は夕食を共にしながら、今日の出来事を振り返り、今後の対策を話し合った。誠はポケットの魔導石を握りしめ、その温かさに勇気づけられた。

「誠運を司る者」—今日、その力が本当の意味で発揮されたのかもしれない。

店の窓からは、夕暮れの市場区域が見えた。一日の取引を終え、静かになっていく通りを見ながら、誠は思った。

今日の戦いは終わったが、ヴァンダーウッド家との長い戦いはまだ始まったばかりだ。
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