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第3話「村八分の危機」
しおりを挟む追放の猶予まであと五日。織姫は納屋の奥で見つけた祖母の古い箱から、特別な絹布と金糸を取り出していた。祖母の遺品の中で最も貴重な素材だ。
「これで本物の神具衣装を作ってみせるわ」
糸車はゆっくりと回りながら言った。「その布は『天鶴絹』という特別なもの。祖母が大切に取っておいたのだ」
織姫は「糸見の目」を使うと、布から放たれる白銀の光に目を見張った。通常の絹の何倍もの霊力を秘めている。
「まずは柚子様を完全に守る『神具衣装』を」
織姫は前世の知識と祖母から学んだ技術を総動員し、新たな衣装のデザインを考え始めた。前世で学んだ「アーマードドレス」の概念を和装に応用し、見た目は優美な着物でありながら、実は敵の攻撃から着用者を守る機能を持たせる。
「布や糸の霊力を最大限に引き出すには…」
糸車のアドバイスを受けながら、織姫は一晩中構想を練った。夜明け前、ようやく図案が完成した。
「これは『八重守りの羽織』。着る者を八方から守る力を持つ」
***
昼過ぎ、村長の息吉が訪ねてきた。表情は暗く沈んでいる。
「織姫、すまぬ。村の決定は覆らなかった。一週間後には…」
「村長様、大丈夫です。私はすでに覚悟を決めています」
織姫は穏やかに微笑んだ。村長の心の中にある申し訳なさの糸が「糸見の目」で見えていた。
「それよりも、柚子様はお元気ですか?」
「ああ、あの後は体調も良い。だが婚家の老婆…あの禍織師とやらは行方不明のままだ。柚子の身が案じられる」
「それなら、これを柚子様に届けてください」
織姫は完成間近の「八重守りの羽織」を見せた。まだ仕上げの段階だが、すでに淡い光を放っている。
「これは…」
「私の作る神具衣装です。これを着ていれば、柚子様はどんな呪いからも守られます」
息吉は半信半疑だったが、娘を守るためなら何でもする覚悟だった。
「わかった。完成したら届けよう」
息吉が帰った後、織姫は仕上げに取りかかった。「天鶴絹」を使った羽織を縫い上げながら、特に袖口と襟元に「封じの紋」を金糸で刺繍していく。
「この布地の霊力を最大限に生かすには…」
織姫は「糸見の目」を集中させ、糸に沿って流れる霊力を観察した。すると、霊力の流れには一定のリズムがあることに気づく。それは、まるで布自体の鼓動のよう。
「これは…布の呼吸?」
糸車が説明する。「その通り。すべての布には『呼吸』がある。それに合わせて針を進めれば、布の力を最大限に引き出せる」
織姫は布の呼吸に合わせて針を動かし始めた。手首の動きは舞うように流麗で、針先からは以前より強い光が放たれる。
「これが…真の裁縫の奥義?」
完成した「八重守りの羽織」は、月光のように純白に輝き、裾には繊細な鶴の模様が金糸で浮かび上がっていた。着る者を八方から守る霊力の盾を展開する最高級の防御衣装だった。
***
翌朝、織姫が柚子の家へ向かおうとしたとき、道を村の若者たちが塞いだ。先頭に立つのは薬師の万助だった。
「魔女が何をたくらんでいる?」
「柚子様に『八重守りの羽織』をお届けするだけです」
「見せてみろ」
万助が羽織を引ったくろうとしたが、彼の手が布に触れた瞬間、羽織が青白く光り、万助の手を弾き返した。
「これは!やはり怪しい魔術だ!」
群衆から怯えの声が上がる。しかし織姫は落ち着いて説明した。
「これは魔術ではなく『神具衣装』です。私には『糸見の目』という力があり、布や糸の霊力を見ることができます。その力を使って、着る人を守る衣装を作ったのです」
万助はなおも疑いの目を向けるが、一人の老婆が群衆から進み出た。
「わしは信じるよ。かつて翁女殿も同じような力を持っておられた。村人が病気の時に、翁女殿の作った帯を巻くと熱が下がったものじゃ」
それを聞いた村人たちの間にざわめきが広がる。翁女の評判は良かったのだ。
織姫はこのチャンスを逃さなかった。
「皆さん、私の祖母・翁女も『糸見の目』の使い手でした。その力は代々受け継がれてきた神聖なものです。決して害をなすためのものではありません」
村人たちの目が少しずつ和らいでいくのを感じた。しかし万助は諦めない。
「だが、正規の許可なき神職人の業は違法だ!」
「それは…」
織姫は言葉に詰まった。確かに幕府の法では、神職人は正式な認可を受ける必要がある。しかし田舎の村から都まで行き、審査を受ける機会など、これまでなかった。
その時、遠くから鐘の音が鳴り響いた。村の非常警報だ。
「川が氾濫した!下流の集落が危険だ!」
村人たちは慌てふためいた。柚子の婚家もある下流の集落が水害の危機に晒されている。
「柚子が心配で婚家に向かったという!」と息吉が駆け込んできた。
「しかし増水した川は渡れませぬ」と村の長老・戒右衛門。
万策尽きた村人たちの前で、織姫は決断する。
「私に『雨除けの外套』を作らせてください。これを着れば、柚子様は安全に川を渡れます」
人々は疑いの目を向けるが、他に方法はなかった。
***
織姫は急いで自宅に戻り、残っていた「天鶴絹」の切れ端と通常の絹布を組み合わせ、「雨除けの外套」の制作に取りかかった。
「時間がない。どうすれば早く…」
「針と糸に『急ぎの呪文』を込めるのだ」と糸車がアドバイスする。
織姫は祖母から教わった言葉を唱えながら針を走らせた。「早く、早く、風のように、光のように」
その言葉に呼応するように、針先から放たれる光が強まり、糸の動きが加速する。織姫の手も超人的な速さで動き始めた。
「これは…!」
針と糸が織姫の意志と一体化し、ほとんど自動的に動いていく。まるで針と糸に意思が宿ったかのようだ。一時間もしないうちに、「雨除けの外套」が完成した。
外套は青みがかった白色で、水の流れを表す波紋の模様が施されていた。水をまったく通さない特性を持ち、着用者を雨や水から完全に守る力を秘めている。
村人たちが見守る中、柚子の母・春江が外套を着て川に入ってみると、まるで水を拒絶するかのように、彼女の周りだけ水が避けていく。
「これは…素晴らしい!」
人々は驚嘆の声を上げた。織姫の力は確かに実在したのだ。
春江は外套を着て川を渡り、柚子を探しに行くことになった。しかし織姫は別の考えを持っていた。
「私が行きます。柚子様に『八重守りの羽織』を届けなければ」
村人たちから反対の声が上がったが、織姫は決意を固めていた。
「私の作った衣装の力は、私が一番理解しています。もし途中で調整が必要になったら、私でなければできません」
最終的に、織姫は「雨除けの外套」を着て一人、増水した川に飛び込んだ。水は外套を着た彼女を拒み、まるで乾いた道を歩くように川を渡っていく。
***
婚家に向かう途中、森の中で織姫は不穏な気配を感じた。「糸見の目」で周囲を観察すると、木々の間から黒い糸が蜘蛛の巣のように張り巡らされているのが見える。
「罠だわ…」
その時、木の陰から現れたのは禍織師の絹女だった。
「よく来たね、『糸見の目』の使い手」
絹女の指先からは黒い糸が伸び、周囲の空間を覆っていく。
「あなたが柚子様を…」
「あれは単なる餌だよ。本当の狙いはお前だった」
絹女の黒い糸が織姫に向かって伸びてくる。「糸見の目」でその動きを見極めた織姫は、咄嗟に身を翻し、避けようとする。
しかし糸は予想以上に速く、織姫の足首に絡みついた。痛みと共に、足から力が抜けていく。
「この『死糸(したいと)』に触れた者は、徐々に生命力を奪われる。お前も例外ではない」
絶体絶命の危機に、織姫は持っていた針を手に取った。
「針一本で私に立ち向かうつもりか?滑稽だね」
しかし織姫の目は真剣だった。「糸見の目」で死糸の流れを見極め、針先に自らの霊力を集中させる。
「針よ、糸よ、私の想いを届けて」
針が光を放ち、まるで意思を持ったように死糸を貫いた。織姫の足に絡みついていた死糸が断ち切られていく。
「なっ…!?」
絹女は驚きの表情を浮かべた。織姫は立ち上がり、針を構える。まるで剣のように針を持ち、「糸見の目」で絹女の死糸の動きを先読みしながら対応する。
「『糸見の目』の力はそれだけではないわ。私は布や糸の『命』を感じ、それを操ることもできる!」
織姫の言葉に応えるように、彼女の着ている「雨除けの外套」が青白く輝き、その裾から新たな糸が生まれ出た。純白の糸が織姫の意志に従って動き、絹女の死糸と交錯する。
二人の間で繰り広げられる糸と糸の戦いは、一見すると美しい糸の舞のようだった。しかし実際には、生命をかけた真剣勝負だ。
「すごいわ、こんな若いのに『糸操り』までできるなんて」
絹女も本気になり、両手から無数の死糸を放つ。織姫は必死に針と自らの糸で応戦するが、次第に押されていく。
「まだまだ未熟ね。お前の力、頂いちゃうわ!」
絹女の決定的な一撃が放たれた瞬間、一筋の光が森を切り裂いた。
「何!?」
光の正体は一振りの刀。その持ち主は一人の女性剣客だった。
「ふうん、糸を操る魔女か。面白い」
黒髪を風になびかせ、凛とした佇まいの女剣客は、一瞬で絹女との間に割って入った。
「あなたは…?」
「通りすがりの流れ者だ。弱い者いじめは嫌いでね」
女剣客の腕には傷があり、その動きはぎこちなかったが、それでも圧倒的な存在感を放っていた。
絹女は状況を見極め、悔しげな表情を浮かべる。
「こんなところで死ぬつもりはないわ。また会いましょう、『糸見の目』の使い手」
そう言って絹女は黒い煙となって消えた。
***
「ありがとうございます。私は織姫といいます」
「睦月(むつき)だ。用があって山を超えていたら、変な糸の光が見えてな」
睦月と名乗った剣客は、無愛想ながらも織姫を助けてくれた。しかし彼女の腕の傷は深く、出血が止まらない。
「その傷、酷いですね。私が手当てします」
「放っておけ。こんなもの…っ!」
睦月が言い終わる前に、彼女の膝が折れた。傷は見た目より深刻だったようだ。
「糸見の目」で観察すると、傷から「死の気」が漏れている。これは普通の傷ではなく、何か毒が入っているに違いない。
「私の小屋まで来てください。そこで治療します」
「いらん。お前には用があるんだろう?」
「柚子様への『八重守りの羽織』の配達は、今夜でも間に合います。あなたの傷の方が先決です」
半ば強引に、織姫は睦月を自分の小屋に連れ帰った。
***
小屋に戻った織姫は、睦月の傷を丹念に調べた。「糸見の目」で見ると、黒い「毒の糸」が傷から体内に広がっていた。
「これは禍織師の毒ね。あなたも禍織師と戦ったの?」
「ああ、数日前に山の向こうの村で襲われた。奴らめ、村人を操って暴れさせていた」
織姫は考えた。毒を抜くには、「八重守りの羽織」の糸を解いて使うしかない。しかしそれは柚子のために用意した大切な衣装だ。
「迷うな」と糸車が囁く。「目の前の命を救うのが先決だ」
織姫は決断した。羽織の袖から金糸を数本ほどほどき、新たな「癒しの帯」を作り始める。
「少々お待ちください。あなたの毒を抜く帯を作ります」
睦月は半信半疑だったが、他に選択肢はなかった。
織姫は「糸見の目」を最大限に活用し、睦月の傷から漂う「毒の糸」を観察。それを中和する効果を持つ青い糸を選び、「癒しの帯」を仕立てる。前世で学んだ医学的知識と祖母から教わった和裁技術を融合させ、毒素を吸い出す特殊な構造の帯を作り上げた。
完成した帯を睦月の傷に巻くと、帯が淡く青く光り始め、毒素を吸収していく。睦月の表情が次第に和らぎ、傷の周りの黒ずみも薄れていった。
「これは…確かに楽になったな」
驚く睦月に、織姫は「糸見の目」と神具衣装の力について説明した。
「私は村で『魔女』と呼ばれてます。でも、この力を使って人を助けたいだけなんです」
睦月は興味深そうに織姫を見つめ、「お前の力、本物だな。都で認められれば、大いに重宝されるだろう」と言った。
「都…」
織姫は遠い憧れのように都を思い描いた。祖母も自分を都へ行かせようとしていたのだ。しかし、どうやって都へ行けばいいのか、途方に暮れる。
そこへ、村の薬師・万助が織姫の小屋を訪れた。村人たちを引き連れ、怒気を含んだ顔で告げる。
「織姫!お前が村の掟を破り、無許可で神具衣装を作ったことは、すでに長老会議で報告した。明日の会議で、お前の追放が決まる。今夜のうちに荷物をまとめておくがいい」
万助の去った後、織姫は茫然としていた。結局、自分の力は認められなかったのだ。
しかし睦月は興味深そうに言う。
「ちょうどいいじゃないか。俺と一緒に都に行かないか?お前の才能は無駄にされるべきではない」
「都に…?」
「ああ。俺はちょうど都への用事がある。ガイド代わりになってやるよ」
迷う織姫だが、糸車も賛成する。
「織姫、ここはもう居場所ではない。都で本当の神職人として認められるべきだ」
半日かけて傷が癒えた睦月は、立ち上がって言った。
「決まりだな。明日の夜明けに出発する。それまでに、柚子とやらに衣装を届けるんだろう?」
織姫は決意を固め、頷いた。小さな村から都へ。未知の世界への第一歩を踏み出す時が来たのだ。
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