『俺だけが知っている「隠しクラス」で無双した結果、女神に愛され続けた!』

ソコニ

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第20話『「闇の眷属」の正体!古の禁忌に触れる』

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「星降りの神殿」での調査を終え、一行が王都ソレイユに帰還したのは、出発から一週間後のことだった。神殿では古代の壁画と文書が発見され、「月の門」と「七つの鍵」に関する重要な情報を得ることができた。しかし同時に、「闇の眷属」の活動がさらに活発化していることも明らかになった。

レオンはフィオナ王女と共に国王バイロンに報告を終えたところだった。

「よくやった、レオン殿、そしてフィオナ」国王は深い溜息と共に言った。「状況は我が予想以上に進行しているようだ」

「はい、陛下」レオンは頷いた。「『月の門』の鍵のうち、『星のルーン』と『月の欠片』は我々が所持していますが、残りの五つはまだ見つかっていません。『闇の眷属』も鍵を探しているようです」

国王は重々しい表情で玉座から立ち上がった。

「レオン殿、今日の夜半、王立図書館の禁書庫でお会いしたい。そこでしか話せないことがある」

フィオナが驚いた様子で父親を見た。「禁書庫ですか?父上」

「そうだ」国王は頷いた。「『闇の眷属』の真実を知る時が来た。レオン殿、誰にも話さず、一人で来てほしい」

「承知しました、陛下」

レオンは一礼し、国王との謁見を終えた。宮廷を出る時、フィオナが彼に駆け寄ってきた。

「レオン、気をつけて」彼女は心配そうに言った。「禁書庫には通常、王族と選ばれた学者以外立ち入ることができないの。そこには『大災厄』の真実など、王国の最も重要な秘密が保管されているわ」

「そんな重要な場所に私を?」

「父上があなたを信頼しているからよ」彼女は真剣な表情で言った。「それに…『神域の賢者』としてのあなたには、知るべき真実があるのかもしれない」

レオンはフィオナの言葉に頷きながら、その夜の会合に向けて心の準備を始めた。

***

夜半が近づき、レオンは静かに王立図書館へと向かった。月の光が街を銀色に染め、影を長く伸ばしている。図書館の入り口では、王家の紋章を身に着けた近衛騎士が彼を出迎えた。

「レオン殿、お待ちしておりました」騎士は敬意を込めて頭を下げた。「陛下は既に中におられます」

騎士の案内で図書館の中へと進む。昼間は学者や貴族で賑わうこの場所も、今は静寂に包まれていた。彼らは幾つもの階段を上り、幾つもの扉を通り、ついに巨大な石の扉の前に到着した。

扉には七つの魔法の紋章が刻まれ、中央には王家の紋章がある。騎士は一歩退き、レオンに向き直った。

「ここから先は、私も立ち入ることができません。扉は陛下の到着と同時に開きました。どうぞお入りください」

レオンは重い石扉を押し開け、禁書庫の中へと足を踏み入れた。

中は予想以上に広く、天井まで届く高い書架が幾重にも並んでいる。空中に浮かぶ青い光球が部屋を照らし、書架には古代の巻物から近代の書物まで、様々な時代の文献が並んでいた。

「来たか、レオン殿」

奥から国王バイロンの声が聞こえた。レオンが進むと、円形の空間に出た。そこには大きな石のテーブルがあり、国王と老齢の学者が座っていた。

「陛下」レオンは深く一礼した。

「まずは紹介しよう」国王は老学者を示した。「これはルネ・オーディン。王立図書館の管理者であり、『大災厄』の歴史の最高権威だ」

「お会いできて光栄です」レオンは敬意を表した。

ルネは透き通るような青い目でレオンを見つめ、ゆっくりと頷いた。「『神域の賢者』か…二百年ぶりの出現だな」

「二百年?」レオンは驚いた。「前任の『神域の賢者』についての記録があるのですか?」

「もちろんだ」ルネは杖を使って立ち上がり、近くの書架から古い羊皮紙の束を取り出した。「だが、それはこれから話す内容の一部に過ぎない」

国王が手を叩くと、テーブルの中央に仕込まれた魔法装置が作動し、青白い光のドームが三人を包み込んだ。

「これで外部から我々の会話は聞こえない」国王は説明した。「レオン殿、今から話すことは、王国最高の機密だ。『闇の眷属』の正体と、『大災厄』の真実について」

レオンは背筋を正した。これから聞くことが、彼の運命を変えるかもしれないという予感があった。

国王は深く息を吸い、話し始めた。

「『大災厄』—それは二千年前に起きた、世界を根底から変えた出来事だ。歴史書には『神々の怒りにより世界が滅び、再構築された』と記されているが、真実はもっと複雑だ」

ルネが古い羊皮紙を広げ、続けた。「『大災厄』とは、神々の戦争だった。創造神アステリアと、破壊神ファルゼウスの戦いだ」

レオンは息を呑んだ。「アステリア様が…」

「そう」国王は頷いた。「汝が仕える女神アステリアは創造神であり、世界の創造主だ。対するファルゼウスは破壊と暗黒を司る神。二柱の神は長き時を争っていたが、最終的に人間界を戦場として激突した」

ルネは次の羊皮紙を広げた。そこには神々の戦いの様子が描かれていた。青い光を纏う女神と、黒い炎に包まれた邪神の姿。そして、その間で苦しむ人々。

「戦いの結果、世界は破壊の危機に瀕した」ルネは静かに語った。「ファルゼウスの力があまりに強大だったからだ。しかし、アステリアは最後の力を振り絞り、ファルゼウスを『月の門』の向こうに封印した」

「しかし、完全には封じることができなかった」国王が続けた。「ファルゼウスの眷属たち—『闇の眷属』と呼ばれる存在たちは、この世界に残された。彼らは主の復活を願い、『月の門』を開こうと何度も試みてきた」

「そして」ルネが次の文書を指さした。「神々の戦いの後、アステリアは力を使い果たし、人間に助けを求めた。選ばれた人間たちに神の力の一部を与え、『月の門』の封印と世界の守護を託したのだ」

「選ばれた人間…」レオンは思わず呟いた。

「そう」国王は厳かに言った。「その一つが王家の血筋だ。我が祖先は神を封じた…その力を継ぐのは我が娘フィオナと…お前だ」

「私が?」レオンは驚きを隠せなかった。「しかし、私は普通の一般職の冒険者でした」

ルネが微笑んだ。「『神域の賢者』は決して偶然生まれるものではない。アステリアが選んだ魂が、時を超えて転生し、力に目覚めるのだ」

国王はテーブルの上に別の古文書を広げた。そこには「神域の賢者」の記録が書かれていた。過去の「賢者」たちの名前と、彼らの業績が列記されている。

「『神域の賢者』は約二百年ごとに現れる」国王は説明した。「そして必ず、『闇の眷属』の大きな動きと時を同じくする。今回もそうだ」

「前回の『賢者』は何をしたのですか?」レオンは興味を持って尋ねた。

「『月の門』の封印を強化した」ルネは答えた。「そして『七つの鍵』を世界の各地に隠した。その一つが『星のルーン』であり、王家に託されたのだ」

レオンは胸に下げた「星のルーン」と「月の欠片」に触れた。それらが持つ重要性が、今ようやく理解できた。

「しかし」国王の表情が暗くなった。「『闇の眷属』は時を超えて活動を続け、今また『月の門』を開こうとしている。おそらく彼らは既に複数の鍵を手に入れているか、その在処を突き止めている可能性が高い」

「そして、彼らは私の力も狙っている」レオンは黒装束のリーダーの言葉を思い出した。

「その通りだ」ルネが頷いた。「『神域の賢者』の力は『月の門』と深く関わっている。その力があれば、封印を破ることも、強化することもできる」

国王は立ち上がり、レオンの前に膝をついた。王がこうして臣下の前に膝をつくことは前代未聞だった。

「レオン殿」彼の声は重々しかった。「あなたに『月の門』の封印を強化する任務を与えたい。『七つの鍵』を集め、『闇の眷属』の野望を阻止してほしい。我が国、いや、世界の命運がかかっている」

レオンは動揺を隠せなかった。これは彼が想像していた以上の責任だった。しかし、「神域の賢者」として、女神アステリアから力を授かった者として、彼には使命があった。

「お受けします、陛下」彼は静かに答えた。「『神域の賢者』として、私に与えられた力を使い、『月の門』を守ります」

国王は安堵の表情を浮かべ、立ち上がった。「感謝する、レオン殿」

ルネは別の書物を取り出し、テーブルに広げた。「これは『七つの鍵』に関するすべての情報だ。既に『星のルーン』と『月の欠片』を手に入れた今、残りは『太陽の印章』『風の笛』『炎の宝玉』『水の鏡』『土の鍵』の五つ」

詳細な地図が広げられ、各鍵の推定される場所が示された。

「『太陽の印章』は東の砂漠、『風の笛』は西の高原、『炎の宝玉』は南の火山、『水の鏡』は大海の孤島、そして『土の鍵』は北の大地の中心にあると伝えられている」ルネは地図上の各ポイントを指した。

「広範囲に散らばっていますね」レオンは地図を見ながら言った。

「意図的にそうなっている」国王が説明した。「一つの勢力が簡単にすべてを手に入れられないように」

レオンは深く考え込んだ。これは大きな旅になる。「まずはどの鍵を探すべきでしょうか」

「情報によれば」ルネは地図の東を指さした。「『闇の眷属』は既に砂漠で活動を始めている。『太陽の印章』を狙っているようだ」

国王は頷いた。「砂漠への遠征を準備する。フィオナ王女と、信頼できる者たちと共に向かってほしい」

「勇者パーティは?」レオンは尋ねた。

「アレンとガルムは協力的だが」国王は少し躊躇った。「ノイルには注意が必要だ。彼の父、バルテウス伯爵に関する不穏な情報がある」

「『闇の眷属』と繋がっている可能性があるということですか?」

「まだ確定ではないが、警戒すべきだ」

レオンは国王とルネ図書館長から更に詳細な説明を受けた。「大災厄」の真相、「闇の眷属」の組織構造、そして「月の門」が開かれた場合の世界への影響などだ。

「もし『月の門』が開かれれば」ルネの表情は暗く沈んだ。「ファルゼウスが現世に降り立ち、再び世界は破壊の危機に瀕する。二千年前と同様、あるいはそれ以上の惨劇が起きるだろう」

「だからこそ」国王は力強く言った。「我々は全力で阻止しなければならない」

話し合いは深夜まで続いた。レオンは「全知識吸収」のスキルを駆使し、禁書庫の古文書から可能な限りの情報を得た。夜が更けて行く中、彼の心には決意と共に、不安も渦巻いていた。

「一つ気になることがあります」レオンは静かに尋ねた。「アステリア様は私に『伴侶』という言葉を使われました。それはどういう意味なのでしょうか」

国王とルネは顔を見合わせた後、ルネが言葉を選んで答えた。「『神域の賢者』は単なる使者や戦士ではない。アステリアの『力の共有者』でもある。神と人の間に存在する特別な存在だ。『伴侶』とは、その最も深い関係性を表す言葉かもしれない」

「具体的には?」

「伝説によれば」ルネは古い巻物を指さした。「『神域の賢者』が全ての力を目覚めさせると、アステリアと一体となり、共に世界を創造し直す力を持つと言われている」

レオンの頭に、女神との出会いが蘇った。彼女の青い瞳、星のような輝き、そして彼を選んだという事実。すべてがより深い意味を持ち始めていた。

「『神託解析』『全知識吸収』『万物創造』…」ルネはレオンのスキルを数え上げた。「そして、まだ目覚めていない最後のスキルがある」

「最後のスキル?」

「何であるかは書かれていない」ルネは肩をすくめた。「おそらく、時が来れば自ずと目覚めるのだろう」

夜明け前、話し合いは終わった。国王は立ち上がり、レオンの肩に手を置いた。

「レオン殿、重い責任を負わせてしまい申し訳ない。だが、汝こそがこの危機を救える唯一の存在だ」

「努力します、陛下」レオンは頭を下げた。「女神アステリア様から授かった力を、世界のために使います」

「フィオナを頼む」国王は父親としての表情を見せた。「彼女も『月の門』の守護者として、運命を背負っている。二人で力を合わせてほしい」

レオンは固く頷いた。

禁書庫を出る前、ルネは彼に小さな本を手渡した。「これは以前の『神域の賢者』が記した日記だ。参考になるかもしれない」

「ありがとうございます」

レオンは禁書庫を後にした。東の空がわずかに明るくなり始め、新しい一日の到来を告げていた。宮殿への帰り道、彼は自分の運命について考えていた。

「神域の賢者」としての力。
女神アステリアの「伴侶」としての使命。
「月の門」の封印を守る責任。

全てが繋がり始め、彼の前に大きな道が開かれていた。

宮殿に戻ると、フィオナが廊下で待っていた。彼女は心配そうな表情で駆け寄ってきた。

「レオン!無事だったのね。何があったの?」

「多くのことを知りました」レオンは疲れた表情で微笑んだ。「あなたのご先祖と女神アステリア様の約束のこと、『闇の眷属』の正体、そして私たちの使命について」

フィオナの顔に理解の色が浮かんだ。「父上が全てを話したのね」

「ええ。そして、これから私たちは東の砂漠へ向かいます。『太陽の印章』を探しに」

彼女は決意を示すように頷いた。「私も準備するわ。一緒に『七つの鍵』を集めましょう」

レオンは「智慧の輝き」に触れた。青白い光が彼の指先で輝き、彼の使命を照らしているかのようだった。

「これからの旅は長く、危険なものになるでしょう」彼は真剣に言った。「でも、私たちには使命がある。世界を守るために」

フィオナは彼の腕に手を置いた。「あなたの力と私の力、合わせれば必ず成し遂げられるわ」

朝日が王宮の窓から射し込み、二人の姿を黄金色に染めた。新たな旅立ちの時が来たのだ。レオンの心には不安もあったが、それ以上に強い決意があった。

「神域の賢者」として、女神アステリアの「伴侶」として、彼は自分の運命を受け入れる準備ができていた。
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