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第9話:王太子の決断
しおりを挟む宮廷舞踏会の会場は静寂に包まれていた。
数百の蝋燭の光が揺らめく中、国王ヴィルヘルムの声だけが響き渡る。彼の瞳に宿る紫の光は、聖女ディアナの影響下にあることを示していた。
「我が息子アレクシスと、レティシア・フォン・ルーベンシュタインとの婚約を...」
国王は一瞬言葉を詰まらせた。レティシアが密かに指輪に触れるのを見て、クロヴィスは彼女の意図を理解した。国王から授かった「守りの指輪」—聖女の力を一時的に遮る効果があるという。しかし、その力は一度きりのはずだ。ここで使うべきなのか?
「...正式に解消することを宣言する」
国王の言葉が会場に衝撃を走らせた。貴族たちからどよめきが起こり、驚きの声が上がる。
「レティシア様...」
クロヴィスが小声で言った。しかし、レティシアは指輪に触れるのを止め、冷静さを保っていた。
「まだよ、クロヴィス。指輪の力は最後の切り札。もっと危機的な瞬間まで取っておく」
彼女の冷静な判断に、クロヴィスは内心で感嘆した。
国王は続けた。
「この決断は、神の啓示を受け、慎重に下したものである。我が国の安寧と将来のために、王太子アレクシスには、神の導きを受ける聖女ディアナを婚約者として迎えることが相応しい」
その言葉に合わせるように、アレクシスとディアナが前に進み出た。二人の姿は絵に描いたように美しく、まるで運命に導かれた恋人同士のようだった。しかし、クロヴィスの目には、アレクシスの虚ろな瞳と、ディアナの計算高い微笑みが見えていた。
「国王陛下、この決断に感謝いたします」
ディアナは柔らかな声で言った。
「神の啓示に従い、リンデン王国のために尽くすことを誓います」
会場からは拍手が起こり、多くの貴族たちが二人を祝福する声を上げた。クロヴィスは未来視を駆使して、次に起こることを予測しようとしたが、ディアナの力の影響で視界は霞んでいた。
「しかし」
国王の声が再び静寂を呼び、その表情が突然厳しいものに変わった。
「本日は、さらに重大な発表がある」
彼はレティシアを指差した。
「レティシア・フォン・ルーベンシュタインは、王室への謀反を企てた反逆者である」
会場がどよめいた。レティシアの顔から血の気が引いた。クロヴィスは主の前に立ちはだかるように一歩前に出た。
「彼女は密かに王太子暗殺を計画し、王国転覆を企てていた。証拠はすでに見つかっている」
国王の言葉に、宰相フォン・クラウスが前に進み出て、巻物を広げた。
「レティシア・フォン・ルーベンシュタインの自宅から発見された文書です。王太子暗殺の手順と、貧民街の暴徒を使った王宮襲撃の計画が詳細に記されています」
「そんな...!」
レティシアの声が震えた。
「偽りです!私はそんな計画を立てていません!」
「証拠が語っています」
宰相は冷たく言った。
「さらに、聖女ディアナ様が神の啓示により、あなたの黒い魂を見抜かれたのです」
ディアナは悲しげな表情を作り、前に進み出た。
「私は神の声を聞きました。レティシアの闇の計画を。彼女は表向き貧民街で慈善活動を行いながら、実は民衆を扇動し、王国を混乱に陥れようとしていたのです」
「嘘よ!」
レティシアが叫んだ。
「むしろあなたこそ、偽りの聖女!アレクシスを操り、王国を乗っ取ろうとしているのは...」
「黙れ、反逆者!」
国王の怒号が響き渡った。
「王室警備隊、レティシア・フォン・ルーベンシュタインを逮捕せよ。彼女の罪は明白であり、刑は...死刑とする」
国王の言葉に、会場から悲鳴が上がった。瞬時に、十数名の王室警備隊がレティシアとクロヴィスを取り囲んだ。
銀の甲冑に身を包んだ兵士たちが剣を抜き、二人に迫る。クロヴィスは瞬時に状況を判断し、レティシアを守る体勢をとった。
「お下がりください、レティシア様」
彼の声は静かながらも、凛としていた。
「無抵抗で捕まっては、彼らの思う壺です」
剣を抜いた兵士が近づいてくる。クロヴィスは暗殺者時代の技術を呼び覚まし、最初の攻撃を巧みに避けた。彼は兵士の腕を掴み、剣を奪って一歩後退した。
「待たれよ、執事」
国王が強い声で命じた。
「抵抗すれば、さらに罪が重くなるぞ」
「それがたとえ冤罪であっても、ですか?」
クロヴィスは冷静に問いかけた。
「レティシア様の潔白は明らかです。彼女は王国の真の味方であり、むしろ王国を救おうとしていた人物です」
「証拠なき言葉に価値はない」
宰相フォン・クラウスが冷たく言った。
クロヴィスはレティシアを見た。彼女の青い瞳には恐れよりも、怒りと決意が宿っていた。彼女は小さく頷き、クロヴィスに続くよう促した。
その時、クロヴィスの未来視が突如として鮮明になった。ディアナの影響が一時的に弱まったのか、あるいは危機的状況で能力が研ぎ澄まされたのか—彼には3年後の未来が見えた。
そこには、レティシアが処刑される光景。そして王国がディアナと宰相による独裁体制に支配される姿。民衆は苦しみ、アレクシスは完全に操り人形と化していた。
しかし、その先—もう一つの可能性も見えた。古い伝統、宮廷の歴史の中に眠る儀式。主の潔白を証明するための執事の最後の手段。
クロヴィスは剣を床に投げ捨て、国王の前に膝をついた。
「陛下」
彼の声は静かながらも、会場全体に響き渡った。
「私は執事として、『忠誠証明の儀』を願い出ます」
その言葉に、会場がざわめいた。年配の貴族たちの間から驚きの声が上がる。
「忠誠証明の儀...?」
「あれはもう何百年も行われていない古い伝統だ...」
「執事が主人の潔白を証明するため、命を賭ける儀式...」
国王の表情が一瞬揺らいだ。
「何を言っている?そのような古い儀式は...」
「王国の法によれば」
クロヴィスは毅然とした態度で言った。
「主人が重大な罪で告発された場合、執事には『忠誠証明の儀』を願い出る権利があります。この儀式を通じて主人の潔白が証明されれば、罪は晴れます」
宰相が国王に近づき、耳打ちした。国王はしばらく考え込んだ後、頷いた。
「確かに、そのような古い伝統はある。だが、忠誠証明の儀は命を賭けた賭けだ。失敗すれば、主人も執事も命を失う」
「承知しています」
クロヴィスは毅然と答えた。
「我が主レティシア様の潔白を証明するため、私は命を賭けます」
国王はクロヴィスを長い間見つめた後、宰相と聖女に視線を向けた。ディアナは微かに頷き、自信に満ちた微笑みを浮かべた。彼女は執事の忠誠心など、自分の力の前には無力だと思っているようだった。
「よかろう」
国王はようやく口を開いた。
「古の伝統に則り、執事の忠誠証明の儀を許可する。儀式は3日後に行われる」
クロヴィスは深く頭を下げた。
「その間、レティシア・フォン・ルーベンシュタインは王宮の牢に幽閉される。執事は儀式の準備のため、条件付きで自由を許す」
宰相が前に出て、条件を述べた。
「執事は王都を離れてはならない。毎日、王宮に報告に来ること。そして、いかなる証拠も破壊してはならない」
「承知しました」
クロヴィスは頭を上げ、レティシアに視線を向けた。彼女の目には、彼への信頼と感謝が浮かんでいた。そして、言葉なき質問も—「なぜ?」
「では、レティシア・フォン・ルーベンシュタインを牢へ」
国王の命令で、警備隊がレティシアを囲んだ。彼女は抵抗せず、威厳ある態度で兵士たちに従った。去り際、彼女はクロヴィスに小さく頷きかけた。
◆◆◆
舞踏会は荒れた空気の中で終了した。貴族たちは衝撃的な展開に戸惑いながらも、次々と王宮を後にしていった。残されたのは王太子アレクシス、聖女ディアナ、宰相フォン・クラウス、そして国王と側近たちだけ。
クロヴィスは宮殿の一角で、王太子の親友である騎士団長エドガーと言葉を交わしていた。
「執事の忠誠証明...命を賭けた儀式だぞ」
エドガーの声には懸念が滲んでいた。
「話によれば、三つの杯の中から毒の入っていない一つを選ぶという試練だという。間違えれば命はない」
「承知しています」
クロヴィスは静かに答えた。
「しかし、レティシア様の潔白を証明するためなら、私は喜んで命を賭けます」
エドガーは彼をじっと見つめた。
「お前...本当に彼女を守りたいのだな」
「私の全てを懸けて」
「だが、アレクシスは...」
エドガーの表情が曇った。
「彼は変わってしまった。聖女が現れてから、まるで別人だ」
「あなたもそれに気づいているのですね」
クロヴィスは希望を感じた。まだ味方になりうる人物がいる。
「王太子殿下は操られています。聖女ディアナの魔術によって」
エドガーは周囲を警戒するように視線を走らせた。
「証拠はあるのか?」
「あります。しかし今は...」
クロヴィスは言葉を選んだ。
「準備が必要です。3日後の儀式までに」
「わかった。私にできることがあれば...」
エドガーは言いかけて口をつぐんだ。彼もまた難しい立場にいることは明らかだった。王太子の親友でありながら、彼を操る聖女と敵対することの危険性を理解している。
「とにかく気をつけろ。宮廷は今、聖女の影響下にある」
エドガーは小声で警告し、立ち去った。
◆◆◆
クロヴィスは特別な許可を得て、地下牢のレティシアを訪れることができた。厳重な監視の下、短い面会が許されたのだ。
「レティシア様...」
暗い牢獄の中、レティシアは小さな窓から差し込む月光に照らされていた。彼女は囚われの身でありながら、その姿は高貴さを失っていなかった。
「クロヴィス、あの儀式...なぜ?」
彼女の問いは直接的だった。
「死を賭ける必要はないわ。むしろ、私を救うために外で行動すべきだったのではないかしら」
クロヴィスは静かに微笑んだ。
「3日間の猶予を得るためです」
彼の言葉にレティシアの目が見開かれた。
「執事の忠誠証明の儀を提案することで、即座の処刑を回避し、時間を稼ぐことができました。この3日間で、聖女の正体を暴く決定的証拠を見つけ出す計画です」
「でも、3日後...本当に命を賭けることになるのよ?」
「はい。しかし、そのリスクは受け入れます」
彼は真摯に言った。
「私の未来視と、暗殺者時代の技術を使えば、儀式は乗り越えられるでしょう。何より...」
彼はレティシアの青い瞳をまっすぐ見つめた。
「あなたを救うためなら、どんな危険も厭いません」
レティシアは静かにクロヴィスの手を取った。
「ありがとう...だけど、無茶はしないで」
彼女は真剣な表情で言った。
「私の命よりも、王国の未来が大切。アレクシスを救い、聖女の正体を暴くことが最優先よ」
「わかっています」
クロヴィスは頷いた。
「しかし、私の使命はまず第一にあなたを守ること。それは決して変わりません」
二人は残された時間を使って、これからの計画を話し合った。クロヴィスはレティシアに、貧民街の協力者たちとの連携、記憶水晶の隠し場所、そして未来視で見た可能性について説明した。
「最初に向かうべきは、『時の紋章』についての情報です」
クロヴィスは小声で言った。
「ディアナの力の正体と、それに対抗する方法を見つける必要があります」
「王宮の古文書庫に、伝説の紋章についての記録があるはず」
レティシアが答えた。
「でも、そこは厳重に守られているわ」
「心配いりません。私には暗殺者時代の潜入技術があります」
会話を終える前に、レティシアはさらに重要な情報を伝えた。
「クロヴィス、守りの指輪は私から取り上げられなかったわ。彼らには普通の装飾品に見えたのでしょう」
彼女は密かに指輪を見せた。それは一見すると普通の銀の指輪だったが、内側に古代の文字が刻まれていた。
「あの場で使わなかったのは正解だったわ。これを使う最適のタイミングを見極めなければ」
「賢明な判断です」
クロヴィスは感心した。
「3日後の儀式で、もし万が一の事態になったら...」
「あなたを信じているわ」
レティシアは静かに言った。
「執事として、あなたは完璧だった。でも今は...私の友として、あなたに頼みたい」
彼女の言葉にクロヴィスは驚きを隠せなかった。主と執事の関係を超えた「友」という言葉は、彼にとって新たな意味を持っていた。
「私も...あなたを信じています」
彼は深く頭を下げた。
「3日後、必ずお救いします。そして、この王国の運命を変えてみせます」
牢獄を出る前に、クロヴィスは最後に振り返った。月明かりに照らされるレティシアの姿は、苦難の中にありながらも強い意志を持っていた。彼は改めて、彼女を守ることの意味を胸に刻んだ。
暗殺者時代の技術と、未来視の力。そして何より、主への忠誠心。それらすべてを駆使して、彼は運命に抗う戦いを始めようとしていた。
(続く)
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