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龍王と狐の来訪者
47話目
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「……東の軍事施設で発見された賊は私と空狐様で対処しますが、陽動の可能性も否めないので偉大なる龍王様は待機でお願いしますね」
「《イエスマム》」
ボディーガードと待機が同時に聞こえたんだけど、二重音声出来るとか姫は器用だな。その左右の肺を別々に動かす荒業を使えばカラオケの時、一人デュエット出来るね。羨ましい限りだ
「ヌハハ。よろしく頼むぞ、アーカーシャよ」
武王 項遠は高らかに笑いながらバンバンと俺の背中を叩くが、余り俺には期待しない方が良い。
死にたくないなら他人をあてにしちゃダメじゃない?自己防衛、隠遁、引きこもり、後は筋肉が大事よね
生死が関わる場面で、大事なのは筋肉なのだ。
やはり筋肉……!筋肉は全てを解決する!!
「外の魔物共は良いのかの?」
気がかりなのか、玉藻ちゃんは魔物が来ているという北の方角をチラリと見ている。実際五千というのは脅威である。分かりやすく言うと五千というのは一の五千倍、つまり5,000にあたるからだ
「この国の軍は優秀です。指揮系統もしっかりしていて、兵達も命令に迅速かつ忠実。良く訓練されている。そんな兵が四千もいて、群れを成す程度の知恵しかない五千の魔物共にまさか遅れを取るのですか?」
「……うむ!然り、まさしく雪姫殿の言う通りなのじゃ!今のは些か心配が過ぎたのう」
そう言って玉藻ちゃんも安心したのか、姫と共に足早に門外へ向かった
まあ、他に敵がいないなら俺が1番良い役どころだな。なんて思っていたら、どうやらフラグだったようだ。姫たちと入れ替わるように上空から何かが此方へ飛来してやって来た
「《敵機直上!急降下!!》」
†††
雪姫と玉藻の2人は氷の道を作って滑るように移動していた。そんな中、玉藻がポツリと言葉を漏らした
「ありがとのう、雪姫殿」
その言葉に雪姫は小首を小さく傾げる
「言えるうちに言っておこうと思うての」
「それは済んでから言うべき言葉ですね。まだ何も終わってないですよ」
「そうじゃな。少しだけ気が緩んでおるのかもしれんな」
空狐の玉藻の持つ神通力の一つに未来視がある。未来視は視るより読むと言ったほうが近いだろう。そしてそれは果てしなく分厚い本を何十冊も読み解く作業だ
万能と思われがちだが、実際には他者が思ってるより決して便利な力ではない
そもそもが未来というのは不安定で不確定な可能性の連続である。仮に玉藻がその日1日のありとあらゆる全ての可能性を見てしまったのなら、得られる情報の取捨選択をしているだけでその日1日が終わってしまうほど膨大だ
故に玉藻は未来の大筋の流れしか把握していない。だから"項遠"が"空蝉"に殺害される事を知った時点で、時間の許す限り、膨大な未来を辿った。だがどれだけ分岐させ続けても変わらず項遠の死に収束する
時間も足りない事に加えて、呪いをかけられてからの数えきれないトライアンドエラーの連続は、次第に玉藻の心を病のように絶望が蝕んでいってしまった
心がすり減っていく。磨耗していく
未来の中には時折初めから決められているとしか思えない絶対の確定事項がある。だが絶対を絶対足らしめているのには理由がある。
今回の場合、絶対に項遠殺害を実行するという人物の強い意志が介在している。項遠を殺すという明確に人為的で作為的な謀略と悪意と力は玉藻の神通力を上回ってしまっている
それでも玉藻は諦められなかった。もしかしたらという有るかもしれない希望に縋り付かずにはいられなかった
そしてそれは本来なら今回の件に関して関わり合うことがない、白雪姫、そしてアーカーシャと巡り合うことになる
玉藻にとって幸か不幸か、出会った時点で未来はアーカーシャの気まぐれ一つという不確定に塗り潰されてしまった。あの瞬間のあの気持ちは千の言葉を尽くそうと万分の一の表現も到底叶わないだろう
不確定だからこそ安心するというのも皮肉な話であるが
「この辺りなんじゃがな」
雪姫と玉藻は情報のあった東軍事施設に到着して直ぐ様に周囲を見渡す。辺りには白いモヤが所々立ち込めている
「見当たらぬのう」
「そうですね。交戦中との事ですが、どこにいるのでしょうか」
「もう少し奥の方かも知れぬの」
敵どころか兵たちすら1人も見当たらない。物音も人の気配も全くしない。まるで無人のように静寂が場を支配している
その異常さは2人が慎重を期すには十分な理由で有り、ゆっくりと足を進める。周囲をを散策して既に数十分が経ち、第4区画に差し掛かった辺りで雪姫は異変に気付く
「さっきから似たような場所を歩かされている感じがしますね……ああ、なるほど。そういうことか」
何かに気付いた雪姫はタンッと強く脚を地面で叩く。魔力を使って突風を発生させ周囲の白いモヤを一瞬で吹き消した。というよりは魔法に魔法をぶつけて相殺した
「これはかの"霧の怪人"ダンテ作有幻の霧笛ですよね。ダストスモーキー」
「正解。普通ならこの空間に疑問にすら感じない幻惑付与もあるんだが、こうも短時間で見破られるとは、貴女は本当にやり辛い」
「結界で私たちを隔離するつもりだったのね」
モヤが晴れて、何もない空間から煙のように空蝉篝火が姿を表す。それに伴い、周囲に無数に倒れている兵隊たちも姿を現した
「残念でしたね。そしてまさかとは思いますが、1人で私と空狐様2人を相手取る気ですか?」
「そのまさかさ。こうなった以上はあんたらを倒して、武王を殺すしかないんだからな」
「そうか。ならば自分が殺されても文句はあるまいて」
篝火の身体は話してる途中でグチャリと潰れて地面のシミになる。篝火の身体を玉藻が自身の尻尾で虫の如く踏み潰したからだ
「なんじゃこれは」
だが篝火は全く別の場所から煙のように現れる。それも複数になって、どんどん増えてくる。玉藻は構わず尾を振るって消していくが、消した端から増えていくので霧がない────いやキリがないとアーカーシャなら軽口を叩いていただろう
「結界魔法 囲海」
遥か上空から見下ろしていた空蝉桐壺は真下にいるターゲットに向かって砲弾のように着弾した。音を置き去りする速度で降り立ち、地面が爆ぜ、そこから桐壺は現れた。現したその異様としか言いようも無い姿を見た時、アーカーシャは顔を歪めて言葉を失った
両の黒目と白目が反転しており、桐壺の全身には刺青みたいな文字が刻まれていた。その文字は虫のように身体中を這いずり回っている。そして手足は黒いゴツゴツとした義手と義足だったはずだが、その繋ぎ目はなく、今はまるで本当の肉体の延長のように真っ黒な手足が生えている
「何か言いた気ですね」
「呪胎転変か。死んだ後にどうなるのか分かっておるのか」
呪胎転変。毒魂アナムと呼ばれる始祖が生み出した"呪法"であり、魔法とは全く異なる理で発現している。曰く、使用者の命と魂を捧げる代わりにアナムの力の一部を引き出せるとされる特別指定禁術
「魂が喰われるのだぞ、バカ者め」
それを知っていた項遠は哀れな者でも見るようだった
「はは。もうそんな事どうでも良いのです。終わってから…ううん。終わらせてから考えるとするよ」
昨日とは打って変わって、生気が抜けたどこか退廃的な様子でアーカーシャの方へその顔を向ける
「アーカーシャ。てめえとは同じ釜の飯を食べた仲です。出来れば殺したくはないからお願いです。何処へなりとも消えてくれると助かります」
「《なんて嬉しい申し出をしてくれんだい、この子は。だけどみすみす年下の子が非行に走るのを分かってるのに見過ごすわけには行かないんだな、これがな。笑えそうもないので今日の俺はちょっとマジだぜ》」
「……殺さないって言ってるのにバカなやつ」
「ああ、分かっちゃいたさ。でもやっぱりてめえ」
空蝉は呆れたように何か言いた気だったが、言うだけ馬鹿らしいとでも思ったのか、最後まで口にはしない
「《なんだよ。最後まで言えよ》」
「良いやつなんだな」
消え入りそうな声はアーカーシャに届くことはなかった
「一速」
アーカーシャは唯の一度も桐壺から目を離していない。だが今のアーカーシャを大きく上回る速度で桐壺は速く動くことが出来た。だからそのまま、体を掴まれ、遠投されるその瞬間まで知覚する事が出来なかった
「《ぐ お お お!!》」
昨日受けた何十何百倍の威力を誇る津波の様な出力。だが必死に歯を食いしばって堪えてる中でダメ押しの追撃が放たれた
「二速」
先ほど以上の力を持って、桐壺は今度こそアーカーシャを空に大きく蹴り飛ばした。ダメージ自体はなくとも力の奔流には逆らえず、アーカーシャの身体は為す術なくそのまま数千メートルもの空の彼方に押し流されてしまった
「次はてめえの番です。ただ今みたいに優しくはしねえ。だから精々楽に死ねるよう祈るといいのです」
「ヌハハ、抜かしよるわ!!」
項遠の矛と桐壺の黒腕が炸裂した瞬間、その余波は王都を囲う堅牢な城壁に大きな亀裂が無数に入るほどであった
「《イエスマム》」
ボディーガードと待機が同時に聞こえたんだけど、二重音声出来るとか姫は器用だな。その左右の肺を別々に動かす荒業を使えばカラオケの時、一人デュエット出来るね。羨ましい限りだ
「ヌハハ。よろしく頼むぞ、アーカーシャよ」
武王 項遠は高らかに笑いながらバンバンと俺の背中を叩くが、余り俺には期待しない方が良い。
死にたくないなら他人をあてにしちゃダメじゃない?自己防衛、隠遁、引きこもり、後は筋肉が大事よね
生死が関わる場面で、大事なのは筋肉なのだ。
やはり筋肉……!筋肉は全てを解決する!!
「外の魔物共は良いのかの?」
気がかりなのか、玉藻ちゃんは魔物が来ているという北の方角をチラリと見ている。実際五千というのは脅威である。分かりやすく言うと五千というのは一の五千倍、つまり5,000にあたるからだ
「この国の軍は優秀です。指揮系統もしっかりしていて、兵達も命令に迅速かつ忠実。良く訓練されている。そんな兵が四千もいて、群れを成す程度の知恵しかない五千の魔物共にまさか遅れを取るのですか?」
「……うむ!然り、まさしく雪姫殿の言う通りなのじゃ!今のは些か心配が過ぎたのう」
そう言って玉藻ちゃんも安心したのか、姫と共に足早に門外へ向かった
まあ、他に敵がいないなら俺が1番良い役どころだな。なんて思っていたら、どうやらフラグだったようだ。姫たちと入れ替わるように上空から何かが此方へ飛来してやって来た
「《敵機直上!急降下!!》」
†††
雪姫と玉藻の2人は氷の道を作って滑るように移動していた。そんな中、玉藻がポツリと言葉を漏らした
「ありがとのう、雪姫殿」
その言葉に雪姫は小首を小さく傾げる
「言えるうちに言っておこうと思うての」
「それは済んでから言うべき言葉ですね。まだ何も終わってないですよ」
「そうじゃな。少しだけ気が緩んでおるのかもしれんな」
空狐の玉藻の持つ神通力の一つに未来視がある。未来視は視るより読むと言ったほうが近いだろう。そしてそれは果てしなく分厚い本を何十冊も読み解く作業だ
万能と思われがちだが、実際には他者が思ってるより決して便利な力ではない
そもそもが未来というのは不安定で不確定な可能性の連続である。仮に玉藻がその日1日のありとあらゆる全ての可能性を見てしまったのなら、得られる情報の取捨選択をしているだけでその日1日が終わってしまうほど膨大だ
故に玉藻は未来の大筋の流れしか把握していない。だから"項遠"が"空蝉"に殺害される事を知った時点で、時間の許す限り、膨大な未来を辿った。だがどれだけ分岐させ続けても変わらず項遠の死に収束する
時間も足りない事に加えて、呪いをかけられてからの数えきれないトライアンドエラーの連続は、次第に玉藻の心を病のように絶望が蝕んでいってしまった
心がすり減っていく。磨耗していく
未来の中には時折初めから決められているとしか思えない絶対の確定事項がある。だが絶対を絶対足らしめているのには理由がある。
今回の場合、絶対に項遠殺害を実行するという人物の強い意志が介在している。項遠を殺すという明確に人為的で作為的な謀略と悪意と力は玉藻の神通力を上回ってしまっている
それでも玉藻は諦められなかった。もしかしたらという有るかもしれない希望に縋り付かずにはいられなかった
そしてそれは本来なら今回の件に関して関わり合うことがない、白雪姫、そしてアーカーシャと巡り合うことになる
玉藻にとって幸か不幸か、出会った時点で未来はアーカーシャの気まぐれ一つという不確定に塗り潰されてしまった。あの瞬間のあの気持ちは千の言葉を尽くそうと万分の一の表現も到底叶わないだろう
不確定だからこそ安心するというのも皮肉な話であるが
「この辺りなんじゃがな」
雪姫と玉藻は情報のあった東軍事施設に到着して直ぐ様に周囲を見渡す。辺りには白いモヤが所々立ち込めている
「見当たらぬのう」
「そうですね。交戦中との事ですが、どこにいるのでしょうか」
「もう少し奥の方かも知れぬの」
敵どころか兵たちすら1人も見当たらない。物音も人の気配も全くしない。まるで無人のように静寂が場を支配している
その異常さは2人が慎重を期すには十分な理由で有り、ゆっくりと足を進める。周囲をを散策して既に数十分が経ち、第4区画に差し掛かった辺りで雪姫は異変に気付く
「さっきから似たような場所を歩かされている感じがしますね……ああ、なるほど。そういうことか」
何かに気付いた雪姫はタンッと強く脚を地面で叩く。魔力を使って突風を発生させ周囲の白いモヤを一瞬で吹き消した。というよりは魔法に魔法をぶつけて相殺した
「これはかの"霧の怪人"ダンテ作有幻の霧笛ですよね。ダストスモーキー」
「正解。普通ならこの空間に疑問にすら感じない幻惑付与もあるんだが、こうも短時間で見破られるとは、貴女は本当にやり辛い」
「結界で私たちを隔離するつもりだったのね」
モヤが晴れて、何もない空間から煙のように空蝉篝火が姿を表す。それに伴い、周囲に無数に倒れている兵隊たちも姿を現した
「残念でしたね。そしてまさかとは思いますが、1人で私と空狐様2人を相手取る気ですか?」
「そのまさかさ。こうなった以上はあんたらを倒して、武王を殺すしかないんだからな」
「そうか。ならば自分が殺されても文句はあるまいて」
篝火の身体は話してる途中でグチャリと潰れて地面のシミになる。篝火の身体を玉藻が自身の尻尾で虫の如く踏み潰したからだ
「なんじゃこれは」
だが篝火は全く別の場所から煙のように現れる。それも複数になって、どんどん増えてくる。玉藻は構わず尾を振るって消していくが、消した端から増えていくので霧がない────いやキリがないとアーカーシャなら軽口を叩いていただろう
「結界魔法 囲海」
遥か上空から見下ろしていた空蝉桐壺は真下にいるターゲットに向かって砲弾のように着弾した。音を置き去りする速度で降り立ち、地面が爆ぜ、そこから桐壺は現れた。現したその異様としか言いようも無い姿を見た時、アーカーシャは顔を歪めて言葉を失った
両の黒目と白目が反転しており、桐壺の全身には刺青みたいな文字が刻まれていた。その文字は虫のように身体中を這いずり回っている。そして手足は黒いゴツゴツとした義手と義足だったはずだが、その繋ぎ目はなく、今はまるで本当の肉体の延長のように真っ黒な手足が生えている
「何か言いた気ですね」
「呪胎転変か。死んだ後にどうなるのか分かっておるのか」
呪胎転変。毒魂アナムと呼ばれる始祖が生み出した"呪法"であり、魔法とは全く異なる理で発現している。曰く、使用者の命と魂を捧げる代わりにアナムの力の一部を引き出せるとされる特別指定禁術
「魂が喰われるのだぞ、バカ者め」
それを知っていた項遠は哀れな者でも見るようだった
「はは。もうそんな事どうでも良いのです。終わってから…ううん。終わらせてから考えるとするよ」
昨日とは打って変わって、生気が抜けたどこか退廃的な様子でアーカーシャの方へその顔を向ける
「アーカーシャ。てめえとは同じ釜の飯を食べた仲です。出来れば殺したくはないからお願いです。何処へなりとも消えてくれると助かります」
「《なんて嬉しい申し出をしてくれんだい、この子は。だけどみすみす年下の子が非行に走るのを分かってるのに見過ごすわけには行かないんだな、これがな。笑えそうもないので今日の俺はちょっとマジだぜ》」
「……殺さないって言ってるのにバカなやつ」
「ああ、分かっちゃいたさ。でもやっぱりてめえ」
空蝉は呆れたように何か言いた気だったが、言うだけ馬鹿らしいとでも思ったのか、最後まで口にはしない
「《なんだよ。最後まで言えよ》」
「良いやつなんだな」
消え入りそうな声はアーカーシャに届くことはなかった
「一速」
アーカーシャは唯の一度も桐壺から目を離していない。だが今のアーカーシャを大きく上回る速度で桐壺は速く動くことが出来た。だからそのまま、体を掴まれ、遠投されるその瞬間まで知覚する事が出来なかった
「《ぐ お お お!!》」
昨日受けた何十何百倍の威力を誇る津波の様な出力。だが必死に歯を食いしばって堪えてる中でダメ押しの追撃が放たれた
「二速」
先ほど以上の力を持って、桐壺は今度こそアーカーシャを空に大きく蹴り飛ばした。ダメージ自体はなくとも力の奔流には逆らえず、アーカーシャの身体は為す術なくそのまま数千メートルもの空の彼方に押し流されてしまった
「次はてめえの番です。ただ今みたいに優しくはしねえ。だから精々楽に死ねるよう祈るといいのです」
「ヌハハ、抜かしよるわ!!」
項遠の矛と桐壺の黒腕が炸裂した瞬間、その余波は王都を囲う堅牢な城壁に大きな亀裂が無数に入るほどであった
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