6 / 11
1章 おむつがバレる
6. 思わぬ発覚
しおりを挟む昼休みが終わり、午後の授業までの短い時間、教室で横になって昼寝をすることは裕太にとって日常的な習慣だった。昼寝は彼にとっての一時的な逃避の時間であり、少しでも目を閉じて心身を休めることで、あの不安な夜のことを忘れられるからだ。
しかし、この日は普段と違って、どうしても眠気が襲ってこなかった。リナと過ごした昼休みの時間がどうしても頭に残り、心臓がバクバクと早く打っているのを感じていた。それに、昨日からずっと気になっていたことがあった。リナが言った言葉、「隠してることがあるような気がする」との言葉。その一言に、どこか引っかかるものがあり、無意識に体が緊張していた。
「今日は寝ないでおこうかな」
そう思ったが、疲れが襲ってきたのは急だった。いつの間にか目を閉じ、いつもと同じように、ひと眠りしようと横になる。クラスのざわつく音が耳に届きながらも、次第に意識が遠のいていった。
---
リナは他のクラスメイトと少し話していたが、どこか落ち着かない様子で教室を見回していた。ふと目に入ったのは、昼寝をしている裕太だった。普段なら昼寝をしている姿など気にも留めないのだが、この日は何故か気になった。
「宮越くん、また寝てる……」
リナは軽く肩をすくめ、近づいてみることにした。彼が寝ていること自体は別に珍しいことではなかったが、彼の寝顔に妙に親近感を抱いてしまったのだ。そして、何となく裕太の寝ている姿が、少し変に見えた。
彼の寝顔が、思ったよりも深く落ち着いている。それでも、どこか違和感があるような気がして、リナは静かに近づいてみた。
---
裕太はそのまま深い眠りに落ちていった。しかし、無意識にリラックスしすぎた結果、身体は今度こそ問題を引き起こしていた。気がつけば、おねしょが始まっていたのだ。
最初は、いつものようにほんの少しだった。だが、疲れや寝不足のせいか、今回は少しだけ量が多くなってしまった。その瞬間、寝ている裕太の体に変化が現れ、少しだけおむつからおしっこが漏れてしまった。少しというには、思ったよりも量が多く、裕太はそのまま寝ていた。
その場面を、リナはほんの数秒前に近づいたことで、完全に目撃してしまったのだ。彼女の目が、裕太の下半身に漏れたおしっこに止まった瞬間、リナの心は一瞬で凍りついた。
---
「……えっ」
その瞬間、リナは何が起きているのかを完全に理解した。最初は自分の目を疑ったが、確かにそこには間違いなく、裕太が履いているおむつから漏れたおしっこが見えていた。それは決して大きな量ではなかったが、彼の身に起きたことを無視できるものではなかった。
リナは一瞬ためらった後、裕太が寝ている間に声をかけるべきかどうか迷った。しかし、今までの彼の不安そうな表情や、時折見せる挙動を思い出すと、何も言わずに無視することができなかった。
「まさか……」
リナは心の中でそうつぶやき、裕太の寝顔をじっと見つめた。その表情には、驚きと共に何か新たな気づきが広がり始めた。
「でも、これは私だけが知ってる秘密だよね」
彼女はゆっくりと考えた後、その場を離れることにした。彼が起きるまで、その事実を秘密にしておくべきだろう。
---
裕太は、数分後に目を覚ました。目を開けた瞬間、妙な違和感を感じたが、すぐにそれが自分の体から伝わってきた冷たさだと理解した。
「え、嘘だろ……」
慌てて自分の下半身に手をやった瞬間、身体の感触で自分が失敗したことに気づく。
「やっぱり……」
再びリナがその場に現れるが、彼女の表情には何も言わずに、少しの間静かな空気が流れた。
リナは、その後何も言わずに裕太の顔を見つめるだけだったが、その視線の奥にあたかも何かを試しているような、静かな強さを感じさせるものがあった。
0
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる