僕は彼女に育てられる

はるるん

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1章 おむつがバレる

6. 思わぬ発覚

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昼休みが終わり、午後の授業までの短い時間、教室で横になって昼寝をすることは裕太にとって日常的な習慣だった。昼寝は彼にとっての一時的な逃避の時間であり、少しでも目を閉じて心身を休めることで、あの不安な夜のことを忘れられるからだ。

しかし、この日は普段と違って、どうしても眠気が襲ってこなかった。リナと過ごした昼休みの時間がどうしても頭に残り、心臓がバクバクと早く打っているのを感じていた。それに、昨日からずっと気になっていたことがあった。リナが言った言葉、「隠してることがあるような気がする」との言葉。その一言に、どこか引っかかるものがあり、無意識に体が緊張していた。

「今日は寝ないでおこうかな」

そう思ったが、疲れが襲ってきたのは急だった。いつの間にか目を閉じ、いつもと同じように、ひと眠りしようと横になる。クラスのざわつく音が耳に届きながらも、次第に意識が遠のいていった。


---

リナは他のクラスメイトと少し話していたが、どこか落ち着かない様子で教室を見回していた。ふと目に入ったのは、昼寝をしている裕太だった。普段なら昼寝をしている姿など気にも留めないのだが、この日は何故か気になった。

「宮越くん、また寝てる……」

リナは軽く肩をすくめ、近づいてみることにした。彼が寝ていること自体は別に珍しいことではなかったが、彼の寝顔に妙に親近感を抱いてしまったのだ。そして、何となく裕太の寝ている姿が、少し変に見えた。

彼の寝顔が、思ったよりも深く落ち着いている。それでも、どこか違和感があるような気がして、リナは静かに近づいてみた。


---

裕太はそのまま深い眠りに落ちていった。しかし、無意識にリラックスしすぎた結果、身体は今度こそ問題を引き起こしていた。気がつけば、おねしょが始まっていたのだ。

最初は、いつものようにほんの少しだった。だが、疲れや寝不足のせいか、今回は少しだけ量が多くなってしまった。その瞬間、寝ている裕太の体に変化が現れ、少しだけおむつからおしっこが漏れてしまった。少しというには、思ったよりも量が多く、裕太はそのまま寝ていた。

その場面を、リナはほんの数秒前に近づいたことで、完全に目撃してしまったのだ。彼女の目が、裕太の下半身に漏れたおしっこに止まった瞬間、リナの心は一瞬で凍りついた。


---

「……えっ」

その瞬間、リナは何が起きているのかを完全に理解した。最初は自分の目を疑ったが、確かにそこには間違いなく、裕太が履いているおむつから漏れたおしっこが見えていた。それは決して大きな量ではなかったが、彼の身に起きたことを無視できるものではなかった。

リナは一瞬ためらった後、裕太が寝ている間に声をかけるべきかどうか迷った。しかし、今までの彼の不安そうな表情や、時折見せる挙動を思い出すと、何も言わずに無視することができなかった。

「まさか……」

リナは心の中でそうつぶやき、裕太の寝顔をじっと見つめた。その表情には、驚きと共に何か新たな気づきが広がり始めた。

「でも、これは私だけが知ってる秘密だよね」

彼女はゆっくりと考えた後、その場を離れることにした。彼が起きるまで、その事実を秘密にしておくべきだろう。


---

裕太は、数分後に目を覚ました。目を開けた瞬間、妙な違和感を感じたが、すぐにそれが自分の体から伝わってきた冷たさだと理解した。

「え、嘘だろ……」

慌てて自分の下半身に手をやった瞬間、身体の感触で自分が失敗したことに気づく。

「やっぱり……」

再びリナがその場に現れるが、彼女の表情には何も言わずに、少しの間静かな空気が流れた。

リナは、その後何も言わずに裕太の顔を見つめるだけだったが、その視線の奥にあたかも何かを試しているような、静かな強さを感じさせるものがあった。

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