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【154 夜風の二人】
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その日、夜も遅いからという事で、ジョルジュには二階の客室を用意して泊まっていってもらう事になった。
ジョルジュがヤヨイさんに興味を持ったらしく、食事の後、ヤヨイさんは答えられる範囲でジョルジュの質問に答えていたが、やはり名前以外の記憶が無いため、生い立ちなど、自分に関する質問はほとんど答えられなかった。
ヤヨイさんはすまなそうにジョルジュに謝っていたが、意外にもジョルジュは納得がいったように、よく分かった、と言って頷いていた。
何がどう分かったのか気になりはしたが、時間も10時を過ぎ、師匠は試合の疲れもあるし、子供達の朝の事も考えると、今日は休んで明日また話そうという事になったので、俺も今日はそのまま孤児院に泊まる事にした。
時計の針が12時を過ぎても俺は眠れなかった。
みんなを起こさないように、足音に気を付けて部屋を出ると、そのまま孤児院の外の一本の大きな木の前に立つ。
二階建ての孤児院より高く、夏の暑い日にはよく木陰で休ませてもらっている、俺のお気に入りの場所だ。
大木を少しだけ見上げた後、俺はいつものように木によりかかり、背中をあずける。
軽く息を付いて、ぼんやりと夜空を眺める。
今日は星がよく見える・・・
しばらく、星空を眺めていると、胸の中に溜まった嫌な気持ちも少し落ち着いてきたようだ。
「・・・・・疲れたな」
「ウィッカー様、大丈夫ですか?」
「うおっメアッ・・・・」
俺が声を上げそうになると、メアリーが素早く俺の口に自分の手を当て、言葉を塞いだ。
「はい、メアリーです。ウィッカー様、お疲れなのですね?」
深い緑色の寝間着姿のメアリーは、いつの間にか俺の隣に腰を下ろしていた。
肩口で揃えた金色の髪は、夜風を受けて少しだけなびいている。
「・・・びっくりしたぁ・・・なんでここに?」
「うふふ、ウィッカー様、いつも言ってるじゃないですか?私がウィッカー様の隣にいるのは、当たり前なんですよ?ふふ・・・なんだか、喉が渇いて目が覚めてしまったんです。お水を飲もうとキッチンに降りたら、外に出るウィッカー様が見えたので、追いかけて来ました」
メアリーはにこりと微笑むと、自分の膝に手の平を向けた。
「ウィッカー様、どうぞ」
嫌な訳ではない。ただ、この前もしてもらったが、膝枕というのはなんだか気恥ずかしい。
どうしようかと俺が考えていると、メアリーは催促するように自分の膝を軽く叩いた。
「ウィッカー様、ご遠慮なさらずに」
「・・・えっと、いいの?」
「はい。ウィッカー様専用ですので、お気の済むまでどうぞ」
メアリーは変わらず、優しく微笑みながら膝に手を向けている。
俺がぎこちなくメアリーに背中を向け、メアリーの膝にゆっくりと頭を乗せると、メアリーの手が俺の頭をそっと優しく撫でた。
「ウィッカー様、今日は大変でしたね・・・」
「・・・うん」
「ブレンダン様の試合の内容も、就寝前にヤヨイさんから聞きました。その場にいた皆様のお気持ちを考えると、本当にお辛かったと思います」
「・・・うん」
「ウィッカー様・・・ここには、私とウィッカー様しかおりません。私の前ではどんな事でもお話しください。私は全て受け止めます。どんなお話しでも・・・・・」
そう話した後、メアリーはずっと俺の頭を撫でていた。
俺が口を開くまで、ずっと・・・・・・
「・・・ベン・フィングが・・・刺客を使って、師匠に毒針を撃ったんだ・・・・・師匠は結界を使おうとしたようだけど、ベン・フィングの爆裂弾で吹き飛ばされて・・・・・ジョルジュがいなかったら、多分師匠は・・・・・」
言葉にすると、俺の心の中に暗い憎しみの感情が沸々と沸き上がってきた。
「自分の体を傷つける事で、師匠の警戒を解いたんだ。一歩間違えれば死んでいたくらい、危険な賭けだったと思う・・・・・でも、ベン・フィングは助かった・・・・・その時、俺は何て思ったと思う?」
「・・・・・」
メアリーは何も答えず、俺の頭を撫でている。
俺は自分の体が・・・心が・・・なにか、とてつもなく黒い感情に覆われていく感覚に陥っていた。
「俺は、アイツが死ねば良かったって・・・そう思ったんだ。師匠は、王子を軟禁されて一番悔しい思いをしている師匠は、アイツを助けようとしたのに・・・俺は・・・・・アイツが憎くてどうしようもなかった。王子を苦しめて、師匠を殺そうとして、俺はアイツが許せない!あの場で俺が止めを刺してやろうと思った。そのくらい自分の中の感情が憎しみに染まって・・・俺は・・・・・」
「ウィッカー様・・・・・やっぱりウィッカー様はとてもお優しいですよ」
メアリーは両手で俺の頬を挟むと、俺の顔を覗き込んできた。
メアリーの顔が逆さまに目に映る。
「俺が・・・優しい?こんな考えを持った俺が・・・か?」
「ウィッカー様・・・私は、死ね、という言葉は使った事がありません。怖いですから・・・ウィッカー様も、その言葉の意味を分かっていらっしゃる・・・ですから、こんなにお心が苦しいんです。
どんなに嫌いな人でも、どんなに憎い人でも・・・ブレンダン様の行動を見て、ご自分のお考えが間違っていると感じてしまわれた。
ウィッカー様・・・本当に心が冷たい方は、こんなふうに夜お一人で悩まれたりしません・・・・・そして、辛い時、苦しい時は・・・私が、メアリーがご一緒に受け止めます・・・・・ウィッカー様・・・・・」
俺は上半身を起こし、メアリーに体を向けた。
メアリーは、少しだけ目を潤ませているが、優しく微笑んで俺の顔を見つめている。
俺が何も言えずにいると、メアリーはもう一度だけ・・・口を開いた。
「メアリーは、いつもウィッカー様のお傍にいます。ですから、ウィッカー様、お一人で悩まないでください。お一人で苦しまないでください。メアリーが・・・お傍にいますから」
この感情を何と言えばいいのだろう
優しさに満ちた笑みを向けてくれる彼女を
俺は抱きしめていた
メアリーは少しだけ驚いていたように思う
でも、一言だけ・・・嬉しい、と囁くように口にすると、すぐに俺の背中に腕を回し、
ちょっとだけ力を入れて俺を抱きしめてくれた
俺は何も話せなかったけど、メアリーも何も話さなかった
ただ、二人でずっと抱きしめあった
夜の風は俺とメアリーを優しく撫でてくれた
ジョルジュがヤヨイさんに興味を持ったらしく、食事の後、ヤヨイさんは答えられる範囲でジョルジュの質問に答えていたが、やはり名前以外の記憶が無いため、生い立ちなど、自分に関する質問はほとんど答えられなかった。
ヤヨイさんはすまなそうにジョルジュに謝っていたが、意外にもジョルジュは納得がいったように、よく分かった、と言って頷いていた。
何がどう分かったのか気になりはしたが、時間も10時を過ぎ、師匠は試合の疲れもあるし、子供達の朝の事も考えると、今日は休んで明日また話そうという事になったので、俺も今日はそのまま孤児院に泊まる事にした。
時計の針が12時を過ぎても俺は眠れなかった。
みんなを起こさないように、足音に気を付けて部屋を出ると、そのまま孤児院の外の一本の大きな木の前に立つ。
二階建ての孤児院より高く、夏の暑い日にはよく木陰で休ませてもらっている、俺のお気に入りの場所だ。
大木を少しだけ見上げた後、俺はいつものように木によりかかり、背中をあずける。
軽く息を付いて、ぼんやりと夜空を眺める。
今日は星がよく見える・・・
しばらく、星空を眺めていると、胸の中に溜まった嫌な気持ちも少し落ち着いてきたようだ。
「・・・・・疲れたな」
「ウィッカー様、大丈夫ですか?」
「うおっメアッ・・・・」
俺が声を上げそうになると、メアリーが素早く俺の口に自分の手を当て、言葉を塞いだ。
「はい、メアリーです。ウィッカー様、お疲れなのですね?」
深い緑色の寝間着姿のメアリーは、いつの間にか俺の隣に腰を下ろしていた。
肩口で揃えた金色の髪は、夜風を受けて少しだけなびいている。
「・・・びっくりしたぁ・・・なんでここに?」
「うふふ、ウィッカー様、いつも言ってるじゃないですか?私がウィッカー様の隣にいるのは、当たり前なんですよ?ふふ・・・なんだか、喉が渇いて目が覚めてしまったんです。お水を飲もうとキッチンに降りたら、外に出るウィッカー様が見えたので、追いかけて来ました」
メアリーはにこりと微笑むと、自分の膝に手の平を向けた。
「ウィッカー様、どうぞ」
嫌な訳ではない。ただ、この前もしてもらったが、膝枕というのはなんだか気恥ずかしい。
どうしようかと俺が考えていると、メアリーは催促するように自分の膝を軽く叩いた。
「ウィッカー様、ご遠慮なさらずに」
「・・・えっと、いいの?」
「はい。ウィッカー様専用ですので、お気の済むまでどうぞ」
メアリーは変わらず、優しく微笑みながら膝に手を向けている。
俺がぎこちなくメアリーに背中を向け、メアリーの膝にゆっくりと頭を乗せると、メアリーの手が俺の頭をそっと優しく撫でた。
「ウィッカー様、今日は大変でしたね・・・」
「・・・うん」
「ブレンダン様の試合の内容も、就寝前にヤヨイさんから聞きました。その場にいた皆様のお気持ちを考えると、本当にお辛かったと思います」
「・・・うん」
「ウィッカー様・・・ここには、私とウィッカー様しかおりません。私の前ではどんな事でもお話しください。私は全て受け止めます。どんなお話しでも・・・・・」
そう話した後、メアリーはずっと俺の頭を撫でていた。
俺が口を開くまで、ずっと・・・・・・
「・・・ベン・フィングが・・・刺客を使って、師匠に毒針を撃ったんだ・・・・・師匠は結界を使おうとしたようだけど、ベン・フィングの爆裂弾で吹き飛ばされて・・・・・ジョルジュがいなかったら、多分師匠は・・・・・」
言葉にすると、俺の心の中に暗い憎しみの感情が沸々と沸き上がってきた。
「自分の体を傷つける事で、師匠の警戒を解いたんだ。一歩間違えれば死んでいたくらい、危険な賭けだったと思う・・・・・でも、ベン・フィングは助かった・・・・・その時、俺は何て思ったと思う?」
「・・・・・」
メアリーは何も答えず、俺の頭を撫でている。
俺は自分の体が・・・心が・・・なにか、とてつもなく黒い感情に覆われていく感覚に陥っていた。
「俺は、アイツが死ねば良かったって・・・そう思ったんだ。師匠は、王子を軟禁されて一番悔しい思いをしている師匠は、アイツを助けようとしたのに・・・俺は・・・・・アイツが憎くてどうしようもなかった。王子を苦しめて、師匠を殺そうとして、俺はアイツが許せない!あの場で俺が止めを刺してやろうと思った。そのくらい自分の中の感情が憎しみに染まって・・・俺は・・・・・」
「ウィッカー様・・・・・やっぱりウィッカー様はとてもお優しいですよ」
メアリーは両手で俺の頬を挟むと、俺の顔を覗き込んできた。
メアリーの顔が逆さまに目に映る。
「俺が・・・優しい?こんな考えを持った俺が・・・か?」
「ウィッカー様・・・私は、死ね、という言葉は使った事がありません。怖いですから・・・ウィッカー様も、その言葉の意味を分かっていらっしゃる・・・ですから、こんなにお心が苦しいんです。
どんなに嫌いな人でも、どんなに憎い人でも・・・ブレンダン様の行動を見て、ご自分のお考えが間違っていると感じてしまわれた。
ウィッカー様・・・本当に心が冷たい方は、こんなふうに夜お一人で悩まれたりしません・・・・・そして、辛い時、苦しい時は・・・私が、メアリーがご一緒に受け止めます・・・・・ウィッカー様・・・・・」
俺は上半身を起こし、メアリーに体を向けた。
メアリーは、少しだけ目を潤ませているが、優しく微笑んで俺の顔を見つめている。
俺が何も言えずにいると、メアリーはもう一度だけ・・・口を開いた。
「メアリーは、いつもウィッカー様のお傍にいます。ですから、ウィッカー様、お一人で悩まないでください。お一人で苦しまないでください。メアリーが・・・お傍にいますから」
この感情を何と言えばいいのだろう
優しさに満ちた笑みを向けてくれる彼女を
俺は抱きしめていた
メアリーは少しだけ驚いていたように思う
でも、一言だけ・・・嬉しい、と囁くように口にすると、すぐに俺の背中に腕を回し、
ちょっとだけ力を入れて俺を抱きしめてくれた
俺は何も話せなかったけど、メアリーも何も話さなかった
ただ、二人でずっと抱きしめあった
夜の風は俺とメアリーを優しく撫でてくれた
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