155 / 1,560
【155 北の森への誘い】
しおりを挟む
翌日、朝食のテーブルに着いたジョルジュを見た子供達は、一斉に質問責めで騒ぎ出した。
昨夜は子供達がお風呂を上がるとすぐに寝てしまい、大人とキャロル以外は、ジョルジュと会っていなかったのだ。
大勢の子供達に囲まれるが、ジョルジュは全く慌てず、むしろ多少表情も柔らかくして、一つ一つ丁寧に答えて行った。
名前はジョルジュ・ワーリントン。
21歳だよ。
お城より北の森に住んでるんだ。
昨夜、急に泊まる事になったんだ。
いつまで経っても終わらなそうなので、俺とジャニスが子供達に席につくよう声をかける。
5歳以上の子はだいたい一言で動いてくれるが、5歳以下の子は一言ではなかなか聞いてくれない。
そういう時は、トロワの出番だ。
「みんな!ご飯の時は静かにしなきゃだめだぞ!」
少し強い口調でトロワが声を上げると、子供達は。はい!と返事をして嘘のように素直に席についた。
いつ見ても、なぜここまでいう事をきかせられるのか、不思議でしょうがない。
師匠でさえ、トロワの子供達をまとめる力は真似できないと舌を巻いている。
朝食を終え、食後の紅茶を飲みながら、ジョルジュはヤヨイさんに、自分の住んでいる森に一度来て欲しいと声をかけた。
昨夜話していた事だが、ジョルジュが言うには、ヤヨイさんは風の精霊に気に入られたらしい。
理由は分からないが、ジュルジュは、こんな事は初めてだと驚いていた。
自分が毎日祈りを捧げている森に来て、精霊に触れて欲しいそうだ。
「でも、私には孤児院のお仕事がありますから・・・」
ジュルジュの正面に座りながら、チラリと後ろに目を向ける。
大部屋に入って行く子供達もいれば、そのまま広間に残り、イスに座って本を読んだり、人形で遊んでいる子達もいる。
ヤヨイさんは孤児院での生活にも慣れ、最近はずいぶん表情も明るくなった。
そして、子供達の世話をする事に喜びを感じているようだ。
「ヤヨイさん、行っておいで。なに、日帰りなら孤児院の事は気にせんでよかろう」
師匠は行ってきた方がいいと考えているようだ。
それでもヤヨイさんは子供達の方に目を向け、判断がつかないように表情を曇らせている。
「ヤヨイさん、本当に子供達が好きなんだね・・・みんな幸せ者だよ。こんなに大事に想ってもらえて。
でも、行ってきなよ?精霊に気に入られるなんて、私も聞いた事ないし、大事な事だと思うよ。師匠の言うように、日帰りならいいじゃない。ね?」
ジャニスが後押しをするように師匠の言葉に続けて話すと、ヤヨイさんはまだ少しの迷いはあるようだが、分かりました、と答えて頷いた。
俺も、師匠とジャニスと同じ意見だ。
ジュルジュが精霊と心を通わせている事も驚いた話しだが、そのジョルジュから、ヤヨイさんは精霊に気に入られたという発言が出た。これは前代未聞の出来事だ。
もし、この話しがこの孤児院の中ではなく、城で貴族達が耳にでもしていたら、今頃ヤヨイさんはどうなっていたか分からない。
なんせ発言者が、史上最強の弓使いと言われるジョルジュなのだ。
王宮仕えを断り、どこにも属さず、森でひっそり暮らしている変わり者だが、人間離れした弓の腕は右に出る者が無く、その腕だけで一目を置かれている存在だ。
信憑性は高いと見られ、おそらく権力者達の都合の良いように扱われ、自由は無くなっていただろう。
「師匠、俺も付いて行っていいですか?興味があるので」
「あ、私も付いて行こうと思ってたの。私も興味あるし、ヤヨイさん、初めての場所だと緊張しそうだから」
俺とジャニスが師匠に顔を向けると、師匠は、構わんよ、と言って了承してくれた。
「ただ、明日にはワシらも城へ行って、昨日の試合の事を国王陛下と話さねばならん。あまり疲れを残さんように、早く帰ってくるんじゃぞ?」
俺とジャニスは、分かりました、と返事をして出かける準備を始めた。
昨日の試合は、異常なものだった。
ベン・フィングは息子の他にもう一人刺客を雇い、師匠に二度も黒髪の針を撃ってきた。
幸い、ジョルジュのおかげで師匠の命は助かったが、ベン・フィングは自分の胸まで撃つという正気を疑われる行為にまで及び、2万人の観客に衝撃を与えたのだ。
今後の処分も決めなくてはならないだろうし、なにより王子の解放の事もある。
まともな試合で決着がついていれば、師匠は堂々とベン・フィングに要求できたが、おそらくもうベン・フィングにそんな権限は無いだろう。
直接国王に話しを通さねばならないだろうから、その話しもしなければならない。
昨日、混乱の中の決着だった事や、被弾した師匠の体調も考慮されて、帰宅する事ができたが、無事に回復もしたし、早めに城へ行かなければならなかった。
ジョルジュは昨日来た時と同じ服装だった。
急な泊まりだったので、当然着替えは持って来ていない。
肌にピッタリとした黒いシャツに、ダークブラウンの革の胸当てを付けている。
腰の黒いベルトに引っ掛けるようにして、革製の矢筒を下げ、グレーのパンツに黒いブーツを履いている。
髪と瞳の色はアイスブルーだが、身に着けている物は、全体的にやや暗めの印象だ。
師匠が朝食の前にクリーンをかけていたので、シワも取れ、スッキリ綺麗になっている。
俺とジャニスは、今回はジョルジュと一緒に城の北の森へ行くだけなので、ローブや風のマントは置いて、軽装で行く事にした。
ジャニスは、プリーツの白い半袖シャツの上に、青いキャミソールワンピースを着ている。
明るい栗色の髪はいつも通り、一本に編み込み肩から流している。
男の俺は簡単に、イエローの半袖Tシャツに、黒のパンツだ。
着替えを済ませて、まだ支度中のヤヨイさんを玄関で待っていると、メアリーが青い紐を持って、俺に話しかけて来た。
「ウィッカー様、これからお出かけされるのですよね?」
「あ、あぁ・・・うん、ちょっと城の北の森まで、ね・・・」
昨日の夜の事を思い出し、つい言葉につまってしまう。
頭一つ分程身長に差があるで、メアリーは俺の前に立つと、自然と上目遣いになる。
目が合っただけで、なぜか胸が高鳴ってしまい、つい目を逸らしてしまった。
俺はこんなに動揺しているのに、メアリーはいつもと変わらないように見える。
「ウィッカー様、余計な事かもしれませんが、森へ行かれるのでしたら、髪を結ばれてみてはいかがでしょうか?枝に引っ掛かるかもしれないと思いましたので・・・」
そう言ってメアリーは手にしていた青い紐を、両手の平に乗せ、俺に見せて来た。
「あ、その方がいいかも。ウィッカーって、メアリーより髪長いし、今日も暑くなりそうだから、肌にくっつくと気持ち悪いと思うよ?そうしなよ」
ジャニスもメアリーに紐に目をやると、俺の髪を指しながら結べと進めて来る。
言われてみれば、その方が良いと思い、俺は紐を受け取ろうと手を伸ばした。
「ありがとう。じゃあ、そうさせて・・・」
お礼を言って、メアリーの手の平から紐を取ろうとすると、メアリーは俺の手を避けるように、素早く両手を後ろに隠してしまった。
意味が分からず目を丸くしてしまうと、メアリーは上目遣いに俺を見て、にこりと微笑み、広間のイスに手を向けた。
「ウィッカー様、私が結びますのでお座りください」
「え、いや、そのくらいなら自分でここでさっと・・・」
軽い口調で俺が手を振り断ろうとすると、メアリーの眉尻が下がり、とても悲しそうな目で俺を見つめてきた。
「私が結びます・・・・・私が・・・ウィッカー様の髪を・・・・・・」
口にする言葉はどんどん小さく、か細くなっていき、俺がまずいと思った瞬間だった。
「あーっつ!ウィッカー兄ちゃんがぁぁぁーっつ!またメアリーちゃんをいじめてるぅーっつ!」
トロワが大声で俺を指しながら、子供部屋の召集をかけた。
本当になんでコイツはタイミングよく出て来るんだ?新しい魔法か?
その後、俺は散々文句を言われ、メアリーに謝って、メアリーに髪を結んでもらう事になった。
さすがのジョルジュも、俺が子供達に囲まれて責められる光景には驚き、大変だな、と同情するように言われた。
師匠は足早に2階に非難し、ジャニスは耳を塞ぎながら、この馬鹿ウィッカー、と俺に毒を吐いた。
なぜ俺が怒られる?理不尽だ。
髪を結んでいる間、メアリーはとても上機嫌だった。
昨夜は子供達がお風呂を上がるとすぐに寝てしまい、大人とキャロル以外は、ジョルジュと会っていなかったのだ。
大勢の子供達に囲まれるが、ジョルジュは全く慌てず、むしろ多少表情も柔らかくして、一つ一つ丁寧に答えて行った。
名前はジョルジュ・ワーリントン。
21歳だよ。
お城より北の森に住んでるんだ。
昨夜、急に泊まる事になったんだ。
いつまで経っても終わらなそうなので、俺とジャニスが子供達に席につくよう声をかける。
5歳以上の子はだいたい一言で動いてくれるが、5歳以下の子は一言ではなかなか聞いてくれない。
そういう時は、トロワの出番だ。
「みんな!ご飯の時は静かにしなきゃだめだぞ!」
少し強い口調でトロワが声を上げると、子供達は。はい!と返事をして嘘のように素直に席についた。
いつ見ても、なぜここまでいう事をきかせられるのか、不思議でしょうがない。
師匠でさえ、トロワの子供達をまとめる力は真似できないと舌を巻いている。
朝食を終え、食後の紅茶を飲みながら、ジョルジュはヤヨイさんに、自分の住んでいる森に一度来て欲しいと声をかけた。
昨夜話していた事だが、ジョルジュが言うには、ヤヨイさんは風の精霊に気に入られたらしい。
理由は分からないが、ジュルジュは、こんな事は初めてだと驚いていた。
自分が毎日祈りを捧げている森に来て、精霊に触れて欲しいそうだ。
「でも、私には孤児院のお仕事がありますから・・・」
ジュルジュの正面に座りながら、チラリと後ろに目を向ける。
大部屋に入って行く子供達もいれば、そのまま広間に残り、イスに座って本を読んだり、人形で遊んでいる子達もいる。
ヤヨイさんは孤児院での生活にも慣れ、最近はずいぶん表情も明るくなった。
そして、子供達の世話をする事に喜びを感じているようだ。
「ヤヨイさん、行っておいで。なに、日帰りなら孤児院の事は気にせんでよかろう」
師匠は行ってきた方がいいと考えているようだ。
それでもヤヨイさんは子供達の方に目を向け、判断がつかないように表情を曇らせている。
「ヤヨイさん、本当に子供達が好きなんだね・・・みんな幸せ者だよ。こんなに大事に想ってもらえて。
でも、行ってきなよ?精霊に気に入られるなんて、私も聞いた事ないし、大事な事だと思うよ。師匠の言うように、日帰りならいいじゃない。ね?」
ジャニスが後押しをするように師匠の言葉に続けて話すと、ヤヨイさんはまだ少しの迷いはあるようだが、分かりました、と答えて頷いた。
俺も、師匠とジャニスと同じ意見だ。
ジュルジュが精霊と心を通わせている事も驚いた話しだが、そのジョルジュから、ヤヨイさんは精霊に気に入られたという発言が出た。これは前代未聞の出来事だ。
もし、この話しがこの孤児院の中ではなく、城で貴族達が耳にでもしていたら、今頃ヤヨイさんはどうなっていたか分からない。
なんせ発言者が、史上最強の弓使いと言われるジョルジュなのだ。
王宮仕えを断り、どこにも属さず、森でひっそり暮らしている変わり者だが、人間離れした弓の腕は右に出る者が無く、その腕だけで一目を置かれている存在だ。
信憑性は高いと見られ、おそらく権力者達の都合の良いように扱われ、自由は無くなっていただろう。
「師匠、俺も付いて行っていいですか?興味があるので」
「あ、私も付いて行こうと思ってたの。私も興味あるし、ヤヨイさん、初めての場所だと緊張しそうだから」
俺とジャニスが師匠に顔を向けると、師匠は、構わんよ、と言って了承してくれた。
「ただ、明日にはワシらも城へ行って、昨日の試合の事を国王陛下と話さねばならん。あまり疲れを残さんように、早く帰ってくるんじゃぞ?」
俺とジャニスは、分かりました、と返事をして出かける準備を始めた。
昨日の試合は、異常なものだった。
ベン・フィングは息子の他にもう一人刺客を雇い、師匠に二度も黒髪の針を撃ってきた。
幸い、ジョルジュのおかげで師匠の命は助かったが、ベン・フィングは自分の胸まで撃つという正気を疑われる行為にまで及び、2万人の観客に衝撃を与えたのだ。
今後の処分も決めなくてはならないだろうし、なにより王子の解放の事もある。
まともな試合で決着がついていれば、師匠は堂々とベン・フィングに要求できたが、おそらくもうベン・フィングにそんな権限は無いだろう。
直接国王に話しを通さねばならないだろうから、その話しもしなければならない。
昨日、混乱の中の決着だった事や、被弾した師匠の体調も考慮されて、帰宅する事ができたが、無事に回復もしたし、早めに城へ行かなければならなかった。
ジョルジュは昨日来た時と同じ服装だった。
急な泊まりだったので、当然着替えは持って来ていない。
肌にピッタリとした黒いシャツに、ダークブラウンの革の胸当てを付けている。
腰の黒いベルトに引っ掛けるようにして、革製の矢筒を下げ、グレーのパンツに黒いブーツを履いている。
髪と瞳の色はアイスブルーだが、身に着けている物は、全体的にやや暗めの印象だ。
師匠が朝食の前にクリーンをかけていたので、シワも取れ、スッキリ綺麗になっている。
俺とジャニスは、今回はジョルジュと一緒に城の北の森へ行くだけなので、ローブや風のマントは置いて、軽装で行く事にした。
ジャニスは、プリーツの白い半袖シャツの上に、青いキャミソールワンピースを着ている。
明るい栗色の髪はいつも通り、一本に編み込み肩から流している。
男の俺は簡単に、イエローの半袖Tシャツに、黒のパンツだ。
着替えを済ませて、まだ支度中のヤヨイさんを玄関で待っていると、メアリーが青い紐を持って、俺に話しかけて来た。
「ウィッカー様、これからお出かけされるのですよね?」
「あ、あぁ・・・うん、ちょっと城の北の森まで、ね・・・」
昨日の夜の事を思い出し、つい言葉につまってしまう。
頭一つ分程身長に差があるで、メアリーは俺の前に立つと、自然と上目遣いになる。
目が合っただけで、なぜか胸が高鳴ってしまい、つい目を逸らしてしまった。
俺はこんなに動揺しているのに、メアリーはいつもと変わらないように見える。
「ウィッカー様、余計な事かもしれませんが、森へ行かれるのでしたら、髪を結ばれてみてはいかがでしょうか?枝に引っ掛かるかもしれないと思いましたので・・・」
そう言ってメアリーは手にしていた青い紐を、両手の平に乗せ、俺に見せて来た。
「あ、その方がいいかも。ウィッカーって、メアリーより髪長いし、今日も暑くなりそうだから、肌にくっつくと気持ち悪いと思うよ?そうしなよ」
ジャニスもメアリーに紐に目をやると、俺の髪を指しながら結べと進めて来る。
言われてみれば、その方が良いと思い、俺は紐を受け取ろうと手を伸ばした。
「ありがとう。じゃあ、そうさせて・・・」
お礼を言って、メアリーの手の平から紐を取ろうとすると、メアリーは俺の手を避けるように、素早く両手を後ろに隠してしまった。
意味が分からず目を丸くしてしまうと、メアリーは上目遣いに俺を見て、にこりと微笑み、広間のイスに手を向けた。
「ウィッカー様、私が結びますのでお座りください」
「え、いや、そのくらいなら自分でここでさっと・・・」
軽い口調で俺が手を振り断ろうとすると、メアリーの眉尻が下がり、とても悲しそうな目で俺を見つめてきた。
「私が結びます・・・・・私が・・・ウィッカー様の髪を・・・・・・」
口にする言葉はどんどん小さく、か細くなっていき、俺がまずいと思った瞬間だった。
「あーっつ!ウィッカー兄ちゃんがぁぁぁーっつ!またメアリーちゃんをいじめてるぅーっつ!」
トロワが大声で俺を指しながら、子供部屋の召集をかけた。
本当になんでコイツはタイミングよく出て来るんだ?新しい魔法か?
その後、俺は散々文句を言われ、メアリーに謝って、メアリーに髪を結んでもらう事になった。
さすがのジョルジュも、俺が子供達に囲まれて責められる光景には驚き、大変だな、と同情するように言われた。
師匠は足早に2階に非難し、ジャニスは耳を塞ぎながら、この馬鹿ウィッカー、と俺に毒を吐いた。
なぜ俺が怒られる?理不尽だ。
髪を結んでいる間、メアリーはとても上機嫌だった。
0
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
【完結】奪われたものを取り戻せ!〜転生王子の奪還〜
伽羅
ファンタジー
事故で死んだはずの僕は、気がついたら異世界に転生していた。
しかも王子だって!?
けれど5歳になる頃、宰相の謀反にあい、両親は殺され、僕自身も傷を負い、命からがら逃げ出した。
助けてくれた騎士団長達と共に生き延びて奪還の機会をうかがうが…。
以前、投稿していた作品を加筆修正しています。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる