199 / 1,560
【199 積み重ねていく絆】
しおりを挟む
夏が終わり、季節は秋になった。
毎日忙しいけれど、時間はとても穏やかに過ぎていく。
パトリックさんから、私との交際を聞いたロビンさんが訪ねて来た時は、それはもの凄い喜びようだった。
もう私は娘あつかいで、パトリックさんから気が早すぎると呆れられたりもしたけど、大げさなくらいのロビンさんの喜びようをみると、私は心が温かくなった。
いつかロビンさんをお義父さんと呼ぶ日が来たら、きっととても喜んでくれるんだろうな。
初めてのデートは約束通りの街案内だった。
パトリックさんは、ブルーのシャツに、黒のパンツ、ダークブラウンの革のショルダーバックをかけていて、ラフな服装だった。
母親ゆずりというシルバーグレーの髪は、肩の下まであり、後ろで一本に結んでいる。
初めてのデートという事で、緊張しているのがすごく伝わってきたけど、待ち合わせには私より早く着て待っててくれたり、歩く時も足元に気を使ってくれたり、とにかく気を配ってくれているのが良く分かった。
そんなに気を遣わないでください。私がそう声をかけると、パトリックさんは恥ずかしそうに額を少しかきながら、もし躓いたらと思って、と口にした。
「すみません。逆に気を遣わせてしまって」
パトリックさんは、そう言って、次はどこに行きましょうか?と前を向く。
私はパトリックさんの手を握った。
「・・・こうすれば、躓きませんよ」
パトリックさんは顔が真っ赤になったけど、私の手を握り返してくれた。
私も少し恥ずかしかったから、頬が熱くなった。
それから手をつないだまま街を歩き、メアリーちゃんから聞いたお店で、ハーブティーを買って帰った。
ウィッカーさんとメアリーちゃんにも進展があった。
二人とも孤児院の仕事を優先しているから、あまり長い時間揃って外出はできないけれど、限られた時間をやりくりして、よく街に出かけるようになったのだ。
メアリーちゃんが買い出しに行く時は、よくウィッカーさんが付いて行って、帰りに二人でちょっとだけ寄り道をする事もあるみたい。メアリーちゃんは本当に毎日幸せそうにしている。
ジャニスさんから聞いた話しだと、最初ウィッカーさんは、メアリーちゃんの気持ちに戸惑っていたそうだ。
ジャニスさんに、グイグイ来るメアリーちゃんの事をなんとかならないか?と相談したというので、今の仲睦まじい二人を見ると、メアリーちゃんはよくウィッカーさんに告白させたな、と尊敬すらしてしまっているそうだ。
お互いが思いやりをもって接しているのがよく分かるし、二人はとても良いカップルだと思う。
スージーちゃんとチコリちゃんは、初めて歩いた翌月には言葉を話した。
スージーちゃんの方が数日早く、第一声はなんと「ししょー」だった。
これにはみんな大笑いだった。
ブレンダン様はとても喜んでいた。ジャニスさんは笑っていたけど、なんでししょ~?と複雑な表情で溜息をもらした。
抱っこしているのは、私達女性が圧倒的に多いので、やっぱり私達の誰かの名前だと期待していたけど、多分、ウィッカーさんとジャニスさんが、ブレンダン様を師匠と呼ぶ事が、スージーちゃんには印象深かったのかもしれない。
そしてチコリちゃん。
スージーちゃんより3日遅く口にした最初の言葉は「キャロル」だった。
キャロルとハッキリ発音できたわけではなく、キャ~ル、キャオル、こんな風にも聞こえたけど、やっぱりキャロルの事だよとみんなが言うと、キャロルちゃんは満面の笑みでチコリちゃんを抱きしめた。
今は私とメアリーちゃんも見ているけど、ジャニスさんはお城へ行く事もあり、留守にする事も多々あるので、多分一番長く一緒にいたのはキャロルちゃんだ。
チコリちゃんは、キャロルちゃんをお母さんと思っているのかもしれない。
歩き出して、言葉も話すと、ここからの成長はとても早いと思う。
また忙しくなりそうだな・・・
笑い声に包まれた空間で、私はその忙しさを嬉しく感じていた。
少し気になるのは、ブレンダン様がお城へ行く回数が増えている事だ。
以前は、魔法兵団の指導がある時にだけだったけど、最近はそれ以外の用事で行く事が多くなっているように見える。
あの殺し屋の襲撃の事は、国へ報告すると大きな問題になったとは聞いている。
元大臣のベン・フィングが関わっているようと見られていただけに、国も力を入れて調べた結果、ベン・フィングはディーロ兄弟と繋がりがあると断定した。
そしてそれは、ブロートン帝国とのつながりがあるという事になる。
ベン・フィング本人は知らぬ存ぜぬの一点張りらしいけど、言い逃れはできないだろう。
ただ、ベン・フィングを現状より強く尋問できない理由に、国王陛下の存在がある。
さすがにかばいきれず、ベン・フィングは大臣としての役職を失い、投獄までされているが、そうなってもまだ国王がかばっているので、現状の聞き取り以上の強い行動に出る事ができないらしい。
ベン・フィングがブロートン帝国と通じているとしたら、それは本当に大変な事態だ。
国王陛下すら意のままに動かしていた男だ。この国の内部事情など、全て筒抜けだろう。
そして、ブロートンの雇った殺し屋が、何人も簡単に侵入してしまっている事を考えると、事態は非常に危ない状態なのだと思う。
以前、ブロートン帝国は、このカエストゥス国と緊張した状態にあると聞いたことが頭によぎる。
嫌な感じだ・・・このまま何もなければいいのだけれど・・・・・
ウィッカーさんと、ジャニスさんも同行する事が多いので、二人はもっと深い事情を知っていると思うけど、お城へ行く日は二人とも難しい顔になるので、なんだか聞き辛い。
メアリーちゃんは、話せる時が来たら話してくれますよ。と言って、いつも通りの仕事を行う。
きっとウィッカーさんを信頼しているからなんだ。
ウィッカーさんがする事を全面的に信頼しているから、不安にならずに待つ事ができる。
すごいな。と率直に思う。
メアリーちゃんのこういうところは、本当にすごい。
私もパトリックさんと、こういう信頼関係を築けていけたらいいな。
毎日忙しいけれど、時間はとても穏やかに過ぎていく。
パトリックさんから、私との交際を聞いたロビンさんが訪ねて来た時は、それはもの凄い喜びようだった。
もう私は娘あつかいで、パトリックさんから気が早すぎると呆れられたりもしたけど、大げさなくらいのロビンさんの喜びようをみると、私は心が温かくなった。
いつかロビンさんをお義父さんと呼ぶ日が来たら、きっととても喜んでくれるんだろうな。
初めてのデートは約束通りの街案内だった。
パトリックさんは、ブルーのシャツに、黒のパンツ、ダークブラウンの革のショルダーバックをかけていて、ラフな服装だった。
母親ゆずりというシルバーグレーの髪は、肩の下まであり、後ろで一本に結んでいる。
初めてのデートという事で、緊張しているのがすごく伝わってきたけど、待ち合わせには私より早く着て待っててくれたり、歩く時も足元に気を使ってくれたり、とにかく気を配ってくれているのが良く分かった。
そんなに気を遣わないでください。私がそう声をかけると、パトリックさんは恥ずかしそうに額を少しかきながら、もし躓いたらと思って、と口にした。
「すみません。逆に気を遣わせてしまって」
パトリックさんは、そう言って、次はどこに行きましょうか?と前を向く。
私はパトリックさんの手を握った。
「・・・こうすれば、躓きませんよ」
パトリックさんは顔が真っ赤になったけど、私の手を握り返してくれた。
私も少し恥ずかしかったから、頬が熱くなった。
それから手をつないだまま街を歩き、メアリーちゃんから聞いたお店で、ハーブティーを買って帰った。
ウィッカーさんとメアリーちゃんにも進展があった。
二人とも孤児院の仕事を優先しているから、あまり長い時間揃って外出はできないけれど、限られた時間をやりくりして、よく街に出かけるようになったのだ。
メアリーちゃんが買い出しに行く時は、よくウィッカーさんが付いて行って、帰りに二人でちょっとだけ寄り道をする事もあるみたい。メアリーちゃんは本当に毎日幸せそうにしている。
ジャニスさんから聞いた話しだと、最初ウィッカーさんは、メアリーちゃんの気持ちに戸惑っていたそうだ。
ジャニスさんに、グイグイ来るメアリーちゃんの事をなんとかならないか?と相談したというので、今の仲睦まじい二人を見ると、メアリーちゃんはよくウィッカーさんに告白させたな、と尊敬すらしてしまっているそうだ。
お互いが思いやりをもって接しているのがよく分かるし、二人はとても良いカップルだと思う。
スージーちゃんとチコリちゃんは、初めて歩いた翌月には言葉を話した。
スージーちゃんの方が数日早く、第一声はなんと「ししょー」だった。
これにはみんな大笑いだった。
ブレンダン様はとても喜んでいた。ジャニスさんは笑っていたけど、なんでししょ~?と複雑な表情で溜息をもらした。
抱っこしているのは、私達女性が圧倒的に多いので、やっぱり私達の誰かの名前だと期待していたけど、多分、ウィッカーさんとジャニスさんが、ブレンダン様を師匠と呼ぶ事が、スージーちゃんには印象深かったのかもしれない。
そしてチコリちゃん。
スージーちゃんより3日遅く口にした最初の言葉は「キャロル」だった。
キャロルとハッキリ発音できたわけではなく、キャ~ル、キャオル、こんな風にも聞こえたけど、やっぱりキャロルの事だよとみんなが言うと、キャロルちゃんは満面の笑みでチコリちゃんを抱きしめた。
今は私とメアリーちゃんも見ているけど、ジャニスさんはお城へ行く事もあり、留守にする事も多々あるので、多分一番長く一緒にいたのはキャロルちゃんだ。
チコリちゃんは、キャロルちゃんをお母さんと思っているのかもしれない。
歩き出して、言葉も話すと、ここからの成長はとても早いと思う。
また忙しくなりそうだな・・・
笑い声に包まれた空間で、私はその忙しさを嬉しく感じていた。
少し気になるのは、ブレンダン様がお城へ行く回数が増えている事だ。
以前は、魔法兵団の指導がある時にだけだったけど、最近はそれ以外の用事で行く事が多くなっているように見える。
あの殺し屋の襲撃の事は、国へ報告すると大きな問題になったとは聞いている。
元大臣のベン・フィングが関わっているようと見られていただけに、国も力を入れて調べた結果、ベン・フィングはディーロ兄弟と繋がりがあると断定した。
そしてそれは、ブロートン帝国とのつながりがあるという事になる。
ベン・フィング本人は知らぬ存ぜぬの一点張りらしいけど、言い逃れはできないだろう。
ただ、ベン・フィングを現状より強く尋問できない理由に、国王陛下の存在がある。
さすがにかばいきれず、ベン・フィングは大臣としての役職を失い、投獄までされているが、そうなってもまだ国王がかばっているので、現状の聞き取り以上の強い行動に出る事ができないらしい。
ベン・フィングがブロートン帝国と通じているとしたら、それは本当に大変な事態だ。
国王陛下すら意のままに動かしていた男だ。この国の内部事情など、全て筒抜けだろう。
そして、ブロートンの雇った殺し屋が、何人も簡単に侵入してしまっている事を考えると、事態は非常に危ない状態なのだと思う。
以前、ブロートン帝国は、このカエストゥス国と緊張した状態にあると聞いたことが頭によぎる。
嫌な感じだ・・・このまま何もなければいいのだけれど・・・・・
ウィッカーさんと、ジャニスさんも同行する事が多いので、二人はもっと深い事情を知っていると思うけど、お城へ行く日は二人とも難しい顔になるので、なんだか聞き辛い。
メアリーちゃんは、話せる時が来たら話してくれますよ。と言って、いつも通りの仕事を行う。
きっとウィッカーさんを信頼しているからなんだ。
ウィッカーさんがする事を全面的に信頼しているから、不安にならずに待つ事ができる。
すごいな。と率直に思う。
メアリーちゃんのこういうところは、本当にすごい。
私もパトリックさんと、こういう信頼関係を築けていけたらいいな。
0
あなたにおすすめの小説
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
【完結】奪われたものを取り戻せ!〜転生王子の奪還〜
伽羅
ファンタジー
事故で死んだはずの僕は、気がついたら異世界に転生していた。
しかも王子だって!?
けれど5歳になる頃、宰相の謀反にあい、両親は殺され、僕自身も傷を負い、命からがら逃げ出した。
助けてくれた騎士団長達と共に生き延びて奪還の機会をうかがうが…。
以前、投稿していた作品を加筆修正しています。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる