592 / 1,560
591 チャンスと拒絶
しおりを挟む
姿こそ見えていないが、国王の特等船室には、すでにリンジー、ファビアナ、シャノンの三人が入っていた。
三人は部屋の壁際に並び立ち、成り行きを見守っていた。
三人が動かずに待機しているのは、すでに当初の計画、国王を説得するという事は不可能と判断したからだ。
レイチェルの挑戦的な態度に問題が無かったとは言えない。
しかし、自分を護衛する兵士に薬物を使い、正気を失わせて戦わせるという行為は、まともな精神状態とは思えなかった。
そしてその体から溢れ出るドス黒い魔力は、体力型であるリンジーにもハッキリと感じ取れる程の狂気を孕んでおり、国王がすでに自分達の知っている国王ではないと、あらためて認識させられた事が大きかった。
闇・・・・・
その言葉が三人の頭をよぎった。
カークランド国王もまた、闇に呑まれてしまったのではないだろうか?
一度その可能性が頭に浮かぶと、そうとしか思えなくなってしまう。
闇に呑まれてしまったクインズベリーのトレバーという男が、どのような末路を辿ったのか。
三人はそれを、レイチェルとアラタから聞いて知っていた。
アラタの光の拳で撃ち抜かれ、風に溶けるように消滅してしまったトレバー。
自国の王も闇に染まったのだとしたら、同じように滅びの道を歩むしかないのだろうか。
実の父である国王の行く末を案じ、ファビアナは悲しみの表情を浮かべて目を伏せた。
「この船には多くの貴族達が乗っているからな、火も爆発も使えん。となれば・・・」
国王の体から溢れ出た部屋中を覆う魔力が、急速に冷気を帯びていく。
「・・・まぁ、船に与えるダメージを考えれば、これが一番ってのは確かだね」
レイチェルは室内を見回し、腰に刺した二本のナイフを抜き取ると、右のナイフは順手に、左のナイフは逆手に持ち構えた。他人事のように言葉を口にするのは、自分にとって今の状態は脅威ではないと、暗に伝えているようなものである。
「余裕のつもりか!?氷漬けになるがいい!」
国王が手を振るうと、冷気を帯びた魔力は氷の刃となり、部屋中あらゆる場所からレイチェル目掛けて、一斉に撃ち放たれた。
「ハァァァァァッツ!」
四方八方から迫りくる無数の氷の刃を前にしても、レイチェルはまるで怯むことなく、気合と共に左右のナイフを振るう。
頭を狙ってくる上からの氷を打ち砕き、左右から刺し貫くように飛び出して来る、鋭く尖った氷を叩き落とす。
背後からの攻撃でさえ、まるで後ろが見えているかのように、身を捻り躱すその様は、攻撃を仕掛けている国王カークランドでさえ、感嘆の言葉を漏らす程だった。
「ほっほぅー!これだけの刺氷弾を全て防ぐとはな!赤毛、貴様一体何者だ?それだけの実力、殺すには惜しい!我が国で取り立ててやってもよいぞ。さっきの無礼も不問にしようではないか」
「お断りだね。私はレイジェスの副店長レイチェル・エリオット。帰るべき場所はレイジェスしかない!」
正面に来た氷の刃を右のナイフで粉砕すると、レイチェルはそのまま国王に飛び掛かった。
「説得は難しそうだから、しばらく眠っててもらうよ」
この時、レイチェルに油断があったわけではない。
しかし、危機感と緊張感が足りなかった事は否めない。
戦場が船の中。そして国王が言った通り、火魔法、爆発魔法は音の問題以上に、船を沈没させかねない危険性がある。
そのため使用できる魔法は、風魔法か氷魔法の二択になる。
そして上級氷魔法の竜氷瀑や、上級風魔法のトルネードバーストの使用もできないであろう状況から、レイチェルが導き出した答えは、この全方向から放たれる氷魔法の刺氷弾こそが、現時点で国王の使える最大魔法であろうと。
それゆえに、それを破ったレイチェルが、それ以上に何かを隠し持っていると考えなかった事は、止むを得ないと言えなくもない。
しかし、国王のドス黒い魔力の質、あきらかに異常をきたしている精神状態、そしてラルス・ネイリーが、薬を渡している事に気付けていたのならば、もう一つ上の警戒をすべきであったと言わざるを得ない。
的確に相手の戦力を分析する洞察力、そして自分への自信が今回は仇となってしまった。
魔法使いである国王を眠らせるために、最低限の力を振るう。
距離を詰めた体力型にとって、それは造作もない事だった。
だが、今まさに国王の首を、ナイフの柄で打ち付けようとしたレイチェルの目に飛び込んできたのは、罠にはまった獲物を見つめる、捕食者の笑みだった。
「バァァァァァーーーッツ!」
突然大きく空けられた国王の口からは、叫び声とともに、台風を思わせるような凄まじい風が放出され、飛び上がっていたレイチェルの体を天井まで吹き飛ばした。
「うぐぁッ!」
したたかに背中を打ち付けられ、痛みに顔をしかめる。そしてある違和感に気付いた。
いくら不意を突かれたといっても、自分がただ無防備に飛ばされる事などない。
防御の体勢をとろうとしたが、体が全く動かせなかった。なぜだ・・・?
最初に首の違和感に気付いた。
何かに首を絞めつけられており、ほとんど動かす事ができない。
それでも強引に顔を動かし、自分の体がどうなっているのか目にすると、両手首の周りの空気がぼやけている事が確認できた。
「・・・これは?」
自分の首を押さえつけるなにかと同じ、圧迫感のあるものが両手首、いや感覚から言えば、両足首と腹も同じものに押さえつけられている。そしてそれは天井と一体化しているように、張り付いているのだ。
「ふぁっふあっふあっ!あまく見たな女ぁ!これが私の魔道具、風の固砲(こほう)だ!貴様の体は私の風で封じたのだ!」
勝利を確信したように、歓喜に満ちた声を上げる国王カークランド。
風の固砲は、国王が体内に埋め込んだ魔道具である。
肺に入れた空気を台風の如く、大風として吐き出す事ができる。
そして吐き出した空気は固定する事ができる。
今レイチェルの首、腹、四肢を留め置いているのは、この能力によるものである。
「さぁ!赤毛の女よ!このまま首を締め上げて殺してやろうか?痛いだろうな?苦しいだろうな?だが、仕掛けてきたのは貴様だ。まさか恨みごとは言わんよなぁ?」
ニタニタと下卑た笑みを浮かべながら、自らの能力で天井に張り付けたレイチェルを見上げる国王。
レイチェルの首を押さえている空気が、自分の魔道具によるものである以上、操れることは言わずもがな。今この瞬間にでも、レイチェルの首を絞めつけて殺す事は可能である。
「・・・・・」
しかし追い詰められているはずのレイチェルは、眉一つ動かす事もなく、落ち着き払った様子で、天井からじっと国王を見つめている。
「ん~?どうした?命を握られた恐怖で言葉もでんのか?赤毛の女、貴様のやらかした事は大罪だ。国王の部屋に無断浸入だけでなく、護衛の兵士をも叩き潰したんだ。極刑は免れん。だが、しか~し、さっきも言ったように貴様の力は殺すには惜しい。そこで最後のチャンスをやろうではないか。これまでの非礼を詫びて忠誠を誓え。クラッカーにカレーをつける事を金輪際止めろ。そうすればその戒めを解いてやろうではないか」
相手の命運を握っている余裕からか、寛容な態度を見せる国王だったが、レイチェルはそれに対して表情を変える事はなかった。
動きを封じられている焦りも見せずに、ただ無表情に国王を見下ろしている。
時間にしてほんの数秒だろう。
国王と目を合わせた時間、それは睨み合いと言ってもいいだろう。
その時間の果てに口を開いたレイチェルの言葉は・・・・・
「私はクラッカーにカレー付けて食べると言っただろ?早く用意しろ。キーマカレーだぞ」
手首は押さえつけられているが、拳を握って親指だけ下に向けて見せる。
「・・・この・・・馬鹿女が・・・・・だったら望み通り死ね!」
額に青筋を浮かべて、怒りに目を吊り上げた国王。
そしてレイチェルの首を押さえる空気の輪が、一気に絞られた。
三人は部屋の壁際に並び立ち、成り行きを見守っていた。
三人が動かずに待機しているのは、すでに当初の計画、国王を説得するという事は不可能と判断したからだ。
レイチェルの挑戦的な態度に問題が無かったとは言えない。
しかし、自分を護衛する兵士に薬物を使い、正気を失わせて戦わせるという行為は、まともな精神状態とは思えなかった。
そしてその体から溢れ出るドス黒い魔力は、体力型であるリンジーにもハッキリと感じ取れる程の狂気を孕んでおり、国王がすでに自分達の知っている国王ではないと、あらためて認識させられた事が大きかった。
闇・・・・・
その言葉が三人の頭をよぎった。
カークランド国王もまた、闇に呑まれてしまったのではないだろうか?
一度その可能性が頭に浮かぶと、そうとしか思えなくなってしまう。
闇に呑まれてしまったクインズベリーのトレバーという男が、どのような末路を辿ったのか。
三人はそれを、レイチェルとアラタから聞いて知っていた。
アラタの光の拳で撃ち抜かれ、風に溶けるように消滅してしまったトレバー。
自国の王も闇に染まったのだとしたら、同じように滅びの道を歩むしかないのだろうか。
実の父である国王の行く末を案じ、ファビアナは悲しみの表情を浮かべて目を伏せた。
「この船には多くの貴族達が乗っているからな、火も爆発も使えん。となれば・・・」
国王の体から溢れ出た部屋中を覆う魔力が、急速に冷気を帯びていく。
「・・・まぁ、船に与えるダメージを考えれば、これが一番ってのは確かだね」
レイチェルは室内を見回し、腰に刺した二本のナイフを抜き取ると、右のナイフは順手に、左のナイフは逆手に持ち構えた。他人事のように言葉を口にするのは、自分にとって今の状態は脅威ではないと、暗に伝えているようなものである。
「余裕のつもりか!?氷漬けになるがいい!」
国王が手を振るうと、冷気を帯びた魔力は氷の刃となり、部屋中あらゆる場所からレイチェル目掛けて、一斉に撃ち放たれた。
「ハァァァァァッツ!」
四方八方から迫りくる無数の氷の刃を前にしても、レイチェルはまるで怯むことなく、気合と共に左右のナイフを振るう。
頭を狙ってくる上からの氷を打ち砕き、左右から刺し貫くように飛び出して来る、鋭く尖った氷を叩き落とす。
背後からの攻撃でさえ、まるで後ろが見えているかのように、身を捻り躱すその様は、攻撃を仕掛けている国王カークランドでさえ、感嘆の言葉を漏らす程だった。
「ほっほぅー!これだけの刺氷弾を全て防ぐとはな!赤毛、貴様一体何者だ?それだけの実力、殺すには惜しい!我が国で取り立ててやってもよいぞ。さっきの無礼も不問にしようではないか」
「お断りだね。私はレイジェスの副店長レイチェル・エリオット。帰るべき場所はレイジェスしかない!」
正面に来た氷の刃を右のナイフで粉砕すると、レイチェルはそのまま国王に飛び掛かった。
「説得は難しそうだから、しばらく眠っててもらうよ」
この時、レイチェルに油断があったわけではない。
しかし、危機感と緊張感が足りなかった事は否めない。
戦場が船の中。そして国王が言った通り、火魔法、爆発魔法は音の問題以上に、船を沈没させかねない危険性がある。
そのため使用できる魔法は、風魔法か氷魔法の二択になる。
そして上級氷魔法の竜氷瀑や、上級風魔法のトルネードバーストの使用もできないであろう状況から、レイチェルが導き出した答えは、この全方向から放たれる氷魔法の刺氷弾こそが、現時点で国王の使える最大魔法であろうと。
それゆえに、それを破ったレイチェルが、それ以上に何かを隠し持っていると考えなかった事は、止むを得ないと言えなくもない。
しかし、国王のドス黒い魔力の質、あきらかに異常をきたしている精神状態、そしてラルス・ネイリーが、薬を渡している事に気付けていたのならば、もう一つ上の警戒をすべきであったと言わざるを得ない。
的確に相手の戦力を分析する洞察力、そして自分への自信が今回は仇となってしまった。
魔法使いである国王を眠らせるために、最低限の力を振るう。
距離を詰めた体力型にとって、それは造作もない事だった。
だが、今まさに国王の首を、ナイフの柄で打ち付けようとしたレイチェルの目に飛び込んできたのは、罠にはまった獲物を見つめる、捕食者の笑みだった。
「バァァァァァーーーッツ!」
突然大きく空けられた国王の口からは、叫び声とともに、台風を思わせるような凄まじい風が放出され、飛び上がっていたレイチェルの体を天井まで吹き飛ばした。
「うぐぁッ!」
したたかに背中を打ち付けられ、痛みに顔をしかめる。そしてある違和感に気付いた。
いくら不意を突かれたといっても、自分がただ無防備に飛ばされる事などない。
防御の体勢をとろうとしたが、体が全く動かせなかった。なぜだ・・・?
最初に首の違和感に気付いた。
何かに首を絞めつけられており、ほとんど動かす事ができない。
それでも強引に顔を動かし、自分の体がどうなっているのか目にすると、両手首の周りの空気がぼやけている事が確認できた。
「・・・これは?」
自分の首を押さえつけるなにかと同じ、圧迫感のあるものが両手首、いや感覚から言えば、両足首と腹も同じものに押さえつけられている。そしてそれは天井と一体化しているように、張り付いているのだ。
「ふぁっふあっふあっ!あまく見たな女ぁ!これが私の魔道具、風の固砲(こほう)だ!貴様の体は私の風で封じたのだ!」
勝利を確信したように、歓喜に満ちた声を上げる国王カークランド。
風の固砲は、国王が体内に埋め込んだ魔道具である。
肺に入れた空気を台風の如く、大風として吐き出す事ができる。
そして吐き出した空気は固定する事ができる。
今レイチェルの首、腹、四肢を留め置いているのは、この能力によるものである。
「さぁ!赤毛の女よ!このまま首を締め上げて殺してやろうか?痛いだろうな?苦しいだろうな?だが、仕掛けてきたのは貴様だ。まさか恨みごとは言わんよなぁ?」
ニタニタと下卑た笑みを浮かべながら、自らの能力で天井に張り付けたレイチェルを見上げる国王。
レイチェルの首を押さえている空気が、自分の魔道具によるものである以上、操れることは言わずもがな。今この瞬間にでも、レイチェルの首を絞めつけて殺す事は可能である。
「・・・・・」
しかし追い詰められているはずのレイチェルは、眉一つ動かす事もなく、落ち着き払った様子で、天井からじっと国王を見つめている。
「ん~?どうした?命を握られた恐怖で言葉もでんのか?赤毛の女、貴様のやらかした事は大罪だ。国王の部屋に無断浸入だけでなく、護衛の兵士をも叩き潰したんだ。極刑は免れん。だが、しか~し、さっきも言ったように貴様の力は殺すには惜しい。そこで最後のチャンスをやろうではないか。これまでの非礼を詫びて忠誠を誓え。クラッカーにカレーをつける事を金輪際止めろ。そうすればその戒めを解いてやろうではないか」
相手の命運を握っている余裕からか、寛容な態度を見せる国王だったが、レイチェルはそれに対して表情を変える事はなかった。
動きを封じられている焦りも見せずに、ただ無表情に国王を見下ろしている。
時間にしてほんの数秒だろう。
国王と目を合わせた時間、それは睨み合いと言ってもいいだろう。
その時間の果てに口を開いたレイチェルの言葉は・・・・・
「私はクラッカーにカレー付けて食べると言っただろ?早く用意しろ。キーマカレーだぞ」
手首は押さえつけられているが、拳を握って親指だけ下に向けて見せる。
「・・・この・・・馬鹿女が・・・・・だったら望み通り死ね!」
額に青筋を浮かべて、怒りに目を吊り上げた国王。
そしてレイチェルの首を押さえる空気の輪が、一気に絞られた。
0
あなたにおすすめの小説
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる