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814 ルナの話し ③
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それからこの部屋を出るまで、私とイリーナは二人で支え合って生きて来た。
私達の毎日は実験の連続だった。
黒い炎がなぜ上級魔法と遜色のない力を持っているのか?
私は自分の魔力が特別高いとは思わないけれど、本気を出せば黒魔法兵団団員の灼炎竜とだって戦える位の力があった。
そして黒い炎はなぜ、術者の意志によって癒しの力を発揮できるのか?
熟練の白魔法使いでさえ治療が困難な大けがも、黒い炎を浴びせれば、たちまちのうちに治す事ができた。
私達は貴重な実験体であり、いずれは帝国の兵士に闇の力を与える巫女としての役割もある。
だから乱暴に扱われる事はなかった。けれど人間らしい対応をされたかと言うと、そうでもない。
研究者達は私とイリーナに強い興味を持っていて、毎日の実験で実に多くの事を聞かれたし、体中調べられた。
けれど、実験が終われば何も話さない兵士に部屋に連れて行かれ、あとは食事が運ばれてくるだけの毎日だった。私とイリーナはただの実験体であり、それ以上でもそれ以下でもない。
人間らしい生活、明日への期待、そういったものとは無縁の人生になったのだと、言葉には出さなかったけれど心で受け止めていた。
「ルナ、イリーナ・・・闇の巫女フィリスが亡くなった・・・」
その言葉を聞かされたのは、私がこの部屋に連れて来られて五年目の事だった。
歴史研究者のミゲール・ロット様は、私達の部屋に入って扉を閉めると、顔にかかる白銀の長い髪を後ろに払った。
溜息をついて視線を床に落としている。声も沈んでいるように感じた。
「・・・そんな、フィリス様が・・・」
フィリス様は今代の闇の巫女だった。
私がここに来る前は、イリーナと二人でこの部屋で生活していたらしい。
イリーナより五つ年上で、フィリス様の事を話す時のイリーナはいつも笑顔だったから、とても仲が良かったのだと思う。
「イリーナ・・・」
声を押し殺して涙を流すイリーナを、私はぎゅっと抱きしめた。
なんて声をかければいいか分からなかった。私にはイリーナの涙を止めるための言葉が見つからない。
だけど、言葉がかけられないのなら、せめて泣き止むまで抱きしめてあげたかった。
「・・・遺体は、私がきちんと埋葬するよ・・・・・」
ロット様は声を絞り出すように、とても辛そうに言葉を発した。
ロット様は確か60歳になられたと聞いていたけれど、若々しくていつお会いしても笑顔を絶やさない方だった。
それなのに今日は目の下が黒く、顔色もあまり良くないように見える。
袖を通している青いシャツも、まるで何日も着続けているかのようにシワがよっているし、白銀の髪も汗で額に張り付いている。
どう見たって普通じゃない。こんなロット様は初めて見る。
「あの、ロット様・・・どこか具合でも悪いのですか?」
黙っている事ができずに質問をしてしまった。
私達が何かを聞いても普通は相手にされない。けれどミゲール・ロット様だけは違った。
ちゃんと言葉を返してくれて、唯一私とイリーナを人間として扱ってくれる優しい方だった。
本業は歴史研究者なのだけれど、帝国一と言っていい幅広い知識が、闇の巫女の研究にも役立つのではと抜擢されてここにいる。
「ん?ああ・・・ちょっと、最近眠れなくて・・・私がこの研究にたずさわるようになって、もう10年だ。フィリスを含めて、これで三人の闇の巫女を看取ったけれど・・・・・こんな事が・・・こんな事が許されていいはず・・・ない」
これまで聞いた事のない、とても低くて怖い声だった。
いつも穏やかで私達に優しかったロット様から、こんなに怒りに満ちた声が出て来るなんて信じられなくて、私は驚きのあまり何も言葉を返せなかった。
「帝国の人間である以上、皇帝の命令には従うしかない。卑劣な行いも沢山見てきた・・・今日まで声をあげなかった私も許されざる人間だと思う。そんな私にこんな事を言う資格はないだろう・・・けれど、あれはあまりにも・・・・・」
ロット様の握り締めた拳は怒りに震えていた。
「ロット様・・・・・」
ロット様は俯いて黙ってしまった。きっと、気持ちの整理をするのに時間が必要なのだ。
私はロット様の心の整理がつくまで、ただ黙って待っていた。
冷たくて暗い、まるで牢屋のような部屋。
二つのベットと小さなテーブルが一つだけの、そんな寂しい部屋に月明かりが差し込み、風に揺れる木々の葉のざわめきが耳に届いた。
「・・・ルナ、イリーナ・・・ここから逃げなさい」
顔を上げたロット様は、私とイリーナの目を見つめて、静かにハッキリとそう言葉を口にした。
「え・・・逃げるって、ここから?私達がですか?」
突然の事に、私はロット様の言葉を理解できなかった。
ここから逃げる?私とイリーナが?どうやって?逃げてどこへ行くの?
色々な疑問や心配がいっきに頭の中にうずまいて、緊張からか心臓の鼓動も早くなってくる。
「そうだ。フィリスが亡くなって、キミ達の出番をいつにするかの話し合いが始まった。そう遠くないうちにキミ達は闇の巫女として捧げられるだろう。逃げるなら現場がざわついている今しかない。キミ達二人はまだ間に合うんだ。私が手を貸すから、ここから・・・ここから逃げなさい!」
ロット様の声は、その表情は、懇願と言ってもいいくらい必死なものだった。
私達を本気で逃がそうとしている、助けようとしてくれている事が伝わってきて、私はイリーナに顔を向けた。イリーナはすでに泣き止んでいて、真剣な目でロット様を見つめている。その真意を探るかのように。
「・・・ロット様、私達を逃がした事が分かったら、ロット様はどうなるんですか?」
「・・・私の事は気にしないでいい。どうにかごまかすさ。それに私は有能だから使い道はまだまだある。殺されはしないよ」
イリーナの問いかけに、ロット様は少しだけ言い淀んだ。
いくらロット様が優秀な研究者と言っても、闇の巫女には変えられない。極刑は十分にありえる。
殺されはしないとは、希望的観測に過ぎないのだ。
「ロット様、以前から気になっていたのですが、どうしていつも私達に優しくしてくださるのですか?私達は重要な実験体ですが、他の誰もロット様のように気にかけてはくれません」
イリーナの質問は、私も気になっていた事だった。
どれだけ親切にしていただいても、私達はロット様に何もお返しができない。
ロット様の気持ちはとても嬉しい。けれどなぜこんなにも、自分を犠牲にしてまで優しくしてくれるのか、その理由がどうしても分からなかった。
イリーナの質問に、ロット様は一瞬とても悲しそうな顔をした。
そして視線を下に落とすと、静かに口を開いた。
「・・・・・私は帝国の歴史を調べて生きてきた。200年前の戦争については、調べ尽くしたと言っていいかもしれない。帝国の幹部だけが知っている戦争の真実・・・表向きに公表されている歴史とは全く違う、カエストゥスとの本当の戦争の歴史・・・あれも誰よりも詳しく知っている。闇・・・そして悪霊も調べた・・・・・誰よりも深く調べた私だから・・・私だからこそ知りえた事実があるんだ」
ロット様はいったい何の話しをしているのだろう?
突然何の脈絡もない話しを始めたので、私もイリーナも理解ができずに、茫然と話しに耳を傾ける事しかできなかった。
けれどロット様の鬼気迫るような異様な雰囲気は、これから語られる事が、ブロートン帝国の真の目的、核心に触れる事だと教えていた。
「ルナ、イリーナ・・・キミ達二人は、闇の奥底に潜む者・・・闇の意志と言ってもいい・・・ヤツを呼び起こすために捧げられる。ヤツは今闇に捕らわれている。自我はほとんど無くしているが、強烈な憎しみを力に、闇の中でも精神体となって残留している。いいかい、これはキミ達だけの問題じゃない。だから逃げるんだ」
ロット様が何を言っているのか、理解できない部分は多かった。
けれどロット様が私達のために、そしてこの世界のために真剣に話してくれている事は分かった。
「・・・ルナ、ロット様の言う通りにしましょう」
迷いの無い声をだった。
イリーナはロット様の言葉に従う事を決断したのだ。
「ここに残っても、私達はすぐに闇に捧げられてしまうわ。どうせ逃げられないって諦めていたけれど、ロット様がお手伝いしてくださるのなら、なんとかなるかもしれない。ルナ、私と一緒に行きましょう」
「イリーナ・・・」
そう言ってイリーナは私の手をしっかりと握り、笑顔を見せてくれた。
とても暖かくて力強い。臆病な私に一歩踏み出す勇気をくれる。イリーナの笑顔が私は大好きだ。
「うん・・・分かった。私も決めたよ、一緒に逃げようイリーナ!」
私達が気持ちを固めると、ほっとしたようにロット様の表情が少しだけ和らいだ。
本当に私とイリーナの事を心配してくれているのだと感じて、胸が温かくなった。
「では、すぐに行こう。今なら警備も手薄だ」
ロット様に付いて、私とイリーナは五年間過ごしたこの冷たく暗い部屋を出た。
実験以外で外に出るのは初めての事だった。
私達の毎日は実験の連続だった。
黒い炎がなぜ上級魔法と遜色のない力を持っているのか?
私は自分の魔力が特別高いとは思わないけれど、本気を出せば黒魔法兵団団員の灼炎竜とだって戦える位の力があった。
そして黒い炎はなぜ、術者の意志によって癒しの力を発揮できるのか?
熟練の白魔法使いでさえ治療が困難な大けがも、黒い炎を浴びせれば、たちまちのうちに治す事ができた。
私達は貴重な実験体であり、いずれは帝国の兵士に闇の力を与える巫女としての役割もある。
だから乱暴に扱われる事はなかった。けれど人間らしい対応をされたかと言うと、そうでもない。
研究者達は私とイリーナに強い興味を持っていて、毎日の実験で実に多くの事を聞かれたし、体中調べられた。
けれど、実験が終われば何も話さない兵士に部屋に連れて行かれ、あとは食事が運ばれてくるだけの毎日だった。私とイリーナはただの実験体であり、それ以上でもそれ以下でもない。
人間らしい生活、明日への期待、そういったものとは無縁の人生になったのだと、言葉には出さなかったけれど心で受け止めていた。
「ルナ、イリーナ・・・闇の巫女フィリスが亡くなった・・・」
その言葉を聞かされたのは、私がこの部屋に連れて来られて五年目の事だった。
歴史研究者のミゲール・ロット様は、私達の部屋に入って扉を閉めると、顔にかかる白銀の長い髪を後ろに払った。
溜息をついて視線を床に落としている。声も沈んでいるように感じた。
「・・・そんな、フィリス様が・・・」
フィリス様は今代の闇の巫女だった。
私がここに来る前は、イリーナと二人でこの部屋で生活していたらしい。
イリーナより五つ年上で、フィリス様の事を話す時のイリーナはいつも笑顔だったから、とても仲が良かったのだと思う。
「イリーナ・・・」
声を押し殺して涙を流すイリーナを、私はぎゅっと抱きしめた。
なんて声をかければいいか分からなかった。私にはイリーナの涙を止めるための言葉が見つからない。
だけど、言葉がかけられないのなら、せめて泣き止むまで抱きしめてあげたかった。
「・・・遺体は、私がきちんと埋葬するよ・・・・・」
ロット様は声を絞り出すように、とても辛そうに言葉を発した。
ロット様は確か60歳になられたと聞いていたけれど、若々しくていつお会いしても笑顔を絶やさない方だった。
それなのに今日は目の下が黒く、顔色もあまり良くないように見える。
袖を通している青いシャツも、まるで何日も着続けているかのようにシワがよっているし、白銀の髪も汗で額に張り付いている。
どう見たって普通じゃない。こんなロット様は初めて見る。
「あの、ロット様・・・どこか具合でも悪いのですか?」
黙っている事ができずに質問をしてしまった。
私達が何かを聞いても普通は相手にされない。けれどミゲール・ロット様だけは違った。
ちゃんと言葉を返してくれて、唯一私とイリーナを人間として扱ってくれる優しい方だった。
本業は歴史研究者なのだけれど、帝国一と言っていい幅広い知識が、闇の巫女の研究にも役立つのではと抜擢されてここにいる。
「ん?ああ・・・ちょっと、最近眠れなくて・・・私がこの研究にたずさわるようになって、もう10年だ。フィリスを含めて、これで三人の闇の巫女を看取ったけれど・・・・・こんな事が・・・こんな事が許されていいはず・・・ない」
これまで聞いた事のない、とても低くて怖い声だった。
いつも穏やかで私達に優しかったロット様から、こんなに怒りに満ちた声が出て来るなんて信じられなくて、私は驚きのあまり何も言葉を返せなかった。
「帝国の人間である以上、皇帝の命令には従うしかない。卑劣な行いも沢山見てきた・・・今日まで声をあげなかった私も許されざる人間だと思う。そんな私にこんな事を言う資格はないだろう・・・けれど、あれはあまりにも・・・・・」
ロット様の握り締めた拳は怒りに震えていた。
「ロット様・・・・・」
ロット様は俯いて黙ってしまった。きっと、気持ちの整理をするのに時間が必要なのだ。
私はロット様の心の整理がつくまで、ただ黙って待っていた。
冷たくて暗い、まるで牢屋のような部屋。
二つのベットと小さなテーブルが一つだけの、そんな寂しい部屋に月明かりが差し込み、風に揺れる木々の葉のざわめきが耳に届いた。
「・・・ルナ、イリーナ・・・ここから逃げなさい」
顔を上げたロット様は、私とイリーナの目を見つめて、静かにハッキリとそう言葉を口にした。
「え・・・逃げるって、ここから?私達がですか?」
突然の事に、私はロット様の言葉を理解できなかった。
ここから逃げる?私とイリーナが?どうやって?逃げてどこへ行くの?
色々な疑問や心配がいっきに頭の中にうずまいて、緊張からか心臓の鼓動も早くなってくる。
「そうだ。フィリスが亡くなって、キミ達の出番をいつにするかの話し合いが始まった。そう遠くないうちにキミ達は闇の巫女として捧げられるだろう。逃げるなら現場がざわついている今しかない。キミ達二人はまだ間に合うんだ。私が手を貸すから、ここから・・・ここから逃げなさい!」
ロット様の声は、その表情は、懇願と言ってもいいくらい必死なものだった。
私達を本気で逃がそうとしている、助けようとしてくれている事が伝わってきて、私はイリーナに顔を向けた。イリーナはすでに泣き止んでいて、真剣な目でロット様を見つめている。その真意を探るかのように。
「・・・ロット様、私達を逃がした事が分かったら、ロット様はどうなるんですか?」
「・・・私の事は気にしないでいい。どうにかごまかすさ。それに私は有能だから使い道はまだまだある。殺されはしないよ」
イリーナの問いかけに、ロット様は少しだけ言い淀んだ。
いくらロット様が優秀な研究者と言っても、闇の巫女には変えられない。極刑は十分にありえる。
殺されはしないとは、希望的観測に過ぎないのだ。
「ロット様、以前から気になっていたのですが、どうしていつも私達に優しくしてくださるのですか?私達は重要な実験体ですが、他の誰もロット様のように気にかけてはくれません」
イリーナの質問は、私も気になっていた事だった。
どれだけ親切にしていただいても、私達はロット様に何もお返しができない。
ロット様の気持ちはとても嬉しい。けれどなぜこんなにも、自分を犠牲にしてまで優しくしてくれるのか、その理由がどうしても分からなかった。
イリーナの質問に、ロット様は一瞬とても悲しそうな顔をした。
そして視線を下に落とすと、静かに口を開いた。
「・・・・・私は帝国の歴史を調べて生きてきた。200年前の戦争については、調べ尽くしたと言っていいかもしれない。帝国の幹部だけが知っている戦争の真実・・・表向きに公表されている歴史とは全く違う、カエストゥスとの本当の戦争の歴史・・・あれも誰よりも詳しく知っている。闇・・・そして悪霊も調べた・・・・・誰よりも深く調べた私だから・・・私だからこそ知りえた事実があるんだ」
ロット様はいったい何の話しをしているのだろう?
突然何の脈絡もない話しを始めたので、私もイリーナも理解ができずに、茫然と話しに耳を傾ける事しかできなかった。
けれどロット様の鬼気迫るような異様な雰囲気は、これから語られる事が、ブロートン帝国の真の目的、核心に触れる事だと教えていた。
「ルナ、イリーナ・・・キミ達二人は、闇の奥底に潜む者・・・闇の意志と言ってもいい・・・ヤツを呼び起こすために捧げられる。ヤツは今闇に捕らわれている。自我はほとんど無くしているが、強烈な憎しみを力に、闇の中でも精神体となって残留している。いいかい、これはキミ達だけの問題じゃない。だから逃げるんだ」
ロット様が何を言っているのか、理解できない部分は多かった。
けれどロット様が私達のために、そしてこの世界のために真剣に話してくれている事は分かった。
「・・・ルナ、ロット様の言う通りにしましょう」
迷いの無い声をだった。
イリーナはロット様の言葉に従う事を決断したのだ。
「ここに残っても、私達はすぐに闇に捧げられてしまうわ。どうせ逃げられないって諦めていたけれど、ロット様がお手伝いしてくださるのなら、なんとかなるかもしれない。ルナ、私と一緒に行きましょう」
「イリーナ・・・」
そう言ってイリーナは私の手をしっかりと握り、笑顔を見せてくれた。
とても暖かくて力強い。臆病な私に一歩踏み出す勇気をくれる。イリーナの笑顔が私は大好きだ。
「うん・・・分かった。私も決めたよ、一緒に逃げようイリーナ!」
私達が気持ちを固めると、ほっとしたようにロット様の表情が少しだけ和らいだ。
本当に私とイリーナの事を心配してくれているのだと感じて、胸が温かくなった。
「では、すぐに行こう。今なら警備も手薄だ」
ロット様に付いて、私とイリーナは五年間過ごしたこの冷たく暗い部屋を出た。
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