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1000 パウンド・フォーにいるもの
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「・・・大蛇だと?しかも10メートル?そんな化け物蛇、見た事も聞いた事もないぞ。何かの間違いじゃないのか?」
「まぁ、そう思うのも無理はないよね。実際僕も、報告を受けた時は同じ反応だったよ。でもね、伝令に来たのはレイマートと一緒に行ったシルバー騎士なんだ。エクトールって言うんだけど、エクトールは冷静沈着で気持ちが強い。どんなに追い詰められても、化け物蛇の幻覚を見るような弱い男ではないんだ。レイマートはそんなエクトールだからこそ、全てを託して逃がしたんだよ。そして走り続けてボロボロになりながらも、エクトールは帰ってきて使命を果たした。疑う理由はない」
にわかには信じがたい。
全長10メートルもある大蛇が、山岳地帯に現れて人を襲う。しかもそんな化け物が何匹もいると言う。
だが自分にそれを話すフェリックスの顔は、真剣そのものである。
そしてそんな嘘を話す理由が無い。嘘だったとしたら、自分からの信用を無くすだけで、何一つ利益がない。
「レイチェル、その蛇だが、ルナが知ってるんだ。俺達が信用したもう一つの理由がルナだ」
半信半疑のレイチェルに、フェリックスの左隣に座るアルベルトが言葉を加えた。
「ルナが?」
レイチェルはアルベルトを一瞥してから、闇の巫女ルナに顔を向けた。
フェリックスの右隣りに座るルナは、レイチェルと目が合うと、やや緊張した面持ちでゆっくりと口を開いた。
「・・・思い当たる事があるんです。私達を帝国から逃がしてくれた歴史研究者の、ミゲール・ロット様から聞いた話しです・・・・・」
ルナの話しはこうだ。
闇の力を制御する事はできないか?人間が闇を克服するために、帝国は様々な実験を繰り返していた。
今でこそ完璧ではないものの、ある程度闇を制御できているが、最初から人間で成功していたわけではない。
人間が闇を制御できるようになるまでの過程では、生き物を使った事もある。
ネズミや犬、豚や牛、闇と相性がいい生き物もいるのではないか?
「・・・様々な検証を行った結果、蛇は闇の力を受け入れやすかったそうです。そして、人間とは別に、闇の力を持つ蛇・・・闇蛇を兵力の一つとして使う事ができないか、その研究も同時に進行する事になったと話してくれました・・・」
「・・・つまり、その闇蛇ってのが、レイマート達を襲ったと言うのか?」
ルナが話し終えて、たっぷり数十秒の間を空けてから、レイチェルは言葉を返した。
話しの流れで答えは分かっているが、事が想像以上に大きくなりそうで、聞かずにはいられなかった。
「・・・はい、間違いないかと思います。10メートルと言うのは初めて聞きましたが、私が数年前、ロット様にお伺いした時には、ヘビは日に日に数を増やしているし、数十センチだったヘビが、2メートル級にまで大きくなったと言う内容でした。あまりに飛躍していますが、蛇が10メートルにまで成長したと言う事も、考えられなくはないかと思います。本当に想像しただけで恐ろしいです」
「・・・・・とんでもない話しだな。闇の力を持つ蛇だと?帝国はそんな化け物まで用意していたのか?人間を相手にするよりよっぽど凶悪じゃないか」
ルナの話しを聞き、レイチェルの表情が険しくなる。
返す言葉には怒気も含まれ、空気が張りつめると、ルナは気圧されたように息を飲んだ。
「レイチェル、ルナが怖がっている、落ち着きなよ。まぁ、そういうわけなんだ。ただのバカでかい蛇ならレイマートに任せておけばいい。だけど報告では、蛇が闇のオーラを纏っていて、普通の攻撃じゃ通らないらしい。ただレイマートは闘気を使える。幸い闘気は闇に通用するから、それで蛇に一撃を食らわせて隙を作り、なんとかエクトールを逃がしたって話しだ」
見かねたフェリックスが口を挟むと、レイチェルはハッと我に返った。
すまない、とルナに頭を下げると、再び話しを続けた。
「・・・状況は分かった。それで、レイマート達が蛇に襲われたのが七日前という話しだったな?単純に計算して、私達が救援にかけつけるまでも七日かかるとしよう。正に一刻を争うな・・・山で監視をする任務なんだ、それなりに食料も持っていたんだろうが、身を寄せる場所はどうなんだ?」
「ああ、それぞれが七日分の食料を持って山に入ったらしい。切り詰めれば14日は持つだろう。根城として、事前にいくつか洞窟をチェックしていたから、そのどれかに逃げ込んでいるだろうと言う話しだ」
「なるほど、ギリギリだが間に合うな・・・ところで、レイマート達が自力で下山している可能性は考えられないか?」
エクトールを逃がせたのだから、レイマート達も逃げようと思えば、逃げられるのではないか?
そう問いかけると、今度はルナが答えた。
「可能性はゼロではありませんが、かなり難しいと思います。と言うのも、実は闇蛇を操る者がいるんです。私はロット様からお話しを聞いただけですので、顔までは知りませんが、ロット様が言うには闇の力をその身に宿し、闇蛇を意のままに操る事ができる男、バドゥ・バック。この男が何十、あるいは何百の闇蛇を操っているとすれば、レイマート様達は完全に包囲されていると考えられます」
「なんだって!?それって、人の頭脳を持った蛇ってくらいに考えた方がいいんじゃないか?・・・まいったな、思った以上に厄介みたいだ」
闇の力を持った蛇というだけでも厄介なのに、更にそれを人が操ると言う。
しかもそれが数十、あるいは百を超える程にいるかもしれないと言うのだから、レイチェルが顔をしかめるのも無理はなかった。
レイチェルはテーブルに肘を着き、額に手を当てて押し黙った。
かなり危険な任務である。帝国兵もうろつく国境手前の山岳地帯パウンド・フォー。
闇の力を持った大蛇が、百以上もいるかもしれない。しかも人がそれを操ると言う。
しかし騎士団はクインズベリー国を護るために、共に戦う仲間である。
どんなに危険でもレイマートを見捨てたくはない。
話しを聞いた以上、自分は手を貸すつもりだ。
だが自分一人増えても、まだまだ手が足りないだろう。
しかしこの危険な任務に、レイジェスの仲間達を巻き込みたくはない。
胸中の複雑な想いで、レイチェルは言葉を口に出せずにいた。
そんなレイチェルの気持ちを察してか、フェリックスが真剣な面持ちで声をかけた。
「・・・レイチェル、キミの言う通りこれは本当に厄介だと思う。でもなんとかお願いできないだろうか?キミ達レイジェスの力は、前の戦いでよく分かったつもりだ。レイマート達を助けるには、レイジェスの力が必要なんだ。彼らは大切な仲間だから・・・」
最初のヘラヘラと軽い感じから打って変わり、今は真剣な声色で話すフェリックス。
レイチェルをじっと見つめるその瞳からは、本当に仲間の事を想っている心が感じ取れた。
だからレイチェルは頭を上げて、フェリックスの瞳を正面から受け止めた。
やれやれ・・・・・
みんな、悪い。やっぱり断るなんてできないよ。
だってさ、仲間を想う気持ちは私達も一緒だからね。
気持ち、分かるんだ。
だから本当に危険な任務だし、勝手に決めて悪いんだけど、どうか手を貸してほしい。
「分かった。力を合わせてレイマート達を救出しよう」
「まぁ、そう思うのも無理はないよね。実際僕も、報告を受けた時は同じ反応だったよ。でもね、伝令に来たのはレイマートと一緒に行ったシルバー騎士なんだ。エクトールって言うんだけど、エクトールは冷静沈着で気持ちが強い。どんなに追い詰められても、化け物蛇の幻覚を見るような弱い男ではないんだ。レイマートはそんなエクトールだからこそ、全てを託して逃がしたんだよ。そして走り続けてボロボロになりながらも、エクトールは帰ってきて使命を果たした。疑う理由はない」
にわかには信じがたい。
全長10メートルもある大蛇が、山岳地帯に現れて人を襲う。しかもそんな化け物が何匹もいると言う。
だが自分にそれを話すフェリックスの顔は、真剣そのものである。
そしてそんな嘘を話す理由が無い。嘘だったとしたら、自分からの信用を無くすだけで、何一つ利益がない。
「レイチェル、その蛇だが、ルナが知ってるんだ。俺達が信用したもう一つの理由がルナだ」
半信半疑のレイチェルに、フェリックスの左隣に座るアルベルトが言葉を加えた。
「ルナが?」
レイチェルはアルベルトを一瞥してから、闇の巫女ルナに顔を向けた。
フェリックスの右隣りに座るルナは、レイチェルと目が合うと、やや緊張した面持ちでゆっくりと口を開いた。
「・・・思い当たる事があるんです。私達を帝国から逃がしてくれた歴史研究者の、ミゲール・ロット様から聞いた話しです・・・・・」
ルナの話しはこうだ。
闇の力を制御する事はできないか?人間が闇を克服するために、帝国は様々な実験を繰り返していた。
今でこそ完璧ではないものの、ある程度闇を制御できているが、最初から人間で成功していたわけではない。
人間が闇を制御できるようになるまでの過程では、生き物を使った事もある。
ネズミや犬、豚や牛、闇と相性がいい生き物もいるのではないか?
「・・・様々な検証を行った結果、蛇は闇の力を受け入れやすかったそうです。そして、人間とは別に、闇の力を持つ蛇・・・闇蛇を兵力の一つとして使う事ができないか、その研究も同時に進行する事になったと話してくれました・・・」
「・・・つまり、その闇蛇ってのが、レイマート達を襲ったと言うのか?」
ルナが話し終えて、たっぷり数十秒の間を空けてから、レイチェルは言葉を返した。
話しの流れで答えは分かっているが、事が想像以上に大きくなりそうで、聞かずにはいられなかった。
「・・・はい、間違いないかと思います。10メートルと言うのは初めて聞きましたが、私が数年前、ロット様にお伺いした時には、ヘビは日に日に数を増やしているし、数十センチだったヘビが、2メートル級にまで大きくなったと言う内容でした。あまりに飛躍していますが、蛇が10メートルにまで成長したと言う事も、考えられなくはないかと思います。本当に想像しただけで恐ろしいです」
「・・・・・とんでもない話しだな。闇の力を持つ蛇だと?帝国はそんな化け物まで用意していたのか?人間を相手にするよりよっぽど凶悪じゃないか」
ルナの話しを聞き、レイチェルの表情が険しくなる。
返す言葉には怒気も含まれ、空気が張りつめると、ルナは気圧されたように息を飲んだ。
「レイチェル、ルナが怖がっている、落ち着きなよ。まぁ、そういうわけなんだ。ただのバカでかい蛇ならレイマートに任せておけばいい。だけど報告では、蛇が闇のオーラを纏っていて、普通の攻撃じゃ通らないらしい。ただレイマートは闘気を使える。幸い闘気は闇に通用するから、それで蛇に一撃を食らわせて隙を作り、なんとかエクトールを逃がしたって話しだ」
見かねたフェリックスが口を挟むと、レイチェルはハッと我に返った。
すまない、とルナに頭を下げると、再び話しを続けた。
「・・・状況は分かった。それで、レイマート達が蛇に襲われたのが七日前という話しだったな?単純に計算して、私達が救援にかけつけるまでも七日かかるとしよう。正に一刻を争うな・・・山で監視をする任務なんだ、それなりに食料も持っていたんだろうが、身を寄せる場所はどうなんだ?」
「ああ、それぞれが七日分の食料を持って山に入ったらしい。切り詰めれば14日は持つだろう。根城として、事前にいくつか洞窟をチェックしていたから、そのどれかに逃げ込んでいるだろうと言う話しだ」
「なるほど、ギリギリだが間に合うな・・・ところで、レイマート達が自力で下山している可能性は考えられないか?」
エクトールを逃がせたのだから、レイマート達も逃げようと思えば、逃げられるのではないか?
そう問いかけると、今度はルナが答えた。
「可能性はゼロではありませんが、かなり難しいと思います。と言うのも、実は闇蛇を操る者がいるんです。私はロット様からお話しを聞いただけですので、顔までは知りませんが、ロット様が言うには闇の力をその身に宿し、闇蛇を意のままに操る事ができる男、バドゥ・バック。この男が何十、あるいは何百の闇蛇を操っているとすれば、レイマート様達は完全に包囲されていると考えられます」
「なんだって!?それって、人の頭脳を持った蛇ってくらいに考えた方がいいんじゃないか?・・・まいったな、思った以上に厄介みたいだ」
闇の力を持った蛇というだけでも厄介なのに、更にそれを人が操ると言う。
しかもそれが数十、あるいは百を超える程にいるかもしれないと言うのだから、レイチェルが顔をしかめるのも無理はなかった。
レイチェルはテーブルに肘を着き、額に手を当てて押し黙った。
かなり危険な任務である。帝国兵もうろつく国境手前の山岳地帯パウンド・フォー。
闇の力を持った大蛇が、百以上もいるかもしれない。しかも人がそれを操ると言う。
しかし騎士団はクインズベリー国を護るために、共に戦う仲間である。
どんなに危険でもレイマートを見捨てたくはない。
話しを聞いた以上、自分は手を貸すつもりだ。
だが自分一人増えても、まだまだ手が足りないだろう。
しかしこの危険な任務に、レイジェスの仲間達を巻き込みたくはない。
胸中の複雑な想いで、レイチェルは言葉を口に出せずにいた。
そんなレイチェルの気持ちを察してか、フェリックスが真剣な面持ちで声をかけた。
「・・・レイチェル、キミの言う通りこれは本当に厄介だと思う。でもなんとかお願いできないだろうか?キミ達レイジェスの力は、前の戦いでよく分かったつもりだ。レイマート達を助けるには、レイジェスの力が必要なんだ。彼らは大切な仲間だから・・・」
最初のヘラヘラと軽い感じから打って変わり、今は真剣な声色で話すフェリックス。
レイチェルをじっと見つめるその瞳からは、本当に仲間の事を想っている心が感じ取れた。
だからレイチェルは頭を上げて、フェリックスの瞳を正面から受け止めた。
やれやれ・・・・・
みんな、悪い。やっぱり断るなんてできないよ。
だってさ、仲間を想う気持ちは私達も一緒だからね。
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