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1201 自信と警戒
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高速で回転する鎖から発生した音の衝撃は、地上に立つレイジェスの戦士達をビシビシと打ち付けた。
「やわな鎖だと?この斬空の鎖鎌を前にしてよく言えたものだ。その自信が口だけかどうか試してやる!」
鋭い目をギラリと光らせると、イサックは屋根を蹴って眼下のジーンに襲いかかった!
「ジーン!下がれ!」
レイチェルがジーンをかばうようにして前に立つと、ジーンは大きく後ろに飛び退いた。
「あッ!?」
驚いたのはイサックだった。まさか挑発しておいて、すぐさま下がるとは思いもしなかった。
チームで戦う以上、役割は決まっている。ジーンはあくまで結界による支援が役目であり、挑発したとはいえ前に出て戦う必要はないのだ。
そして意表を突かれたが、イサックはすぐに標的を変えた。なぜなら青い髪の魔法使いジーンの変わりに、自分の前に飛び出た赤い髪の女戦士が、凄まじい殺気をぶつけてきたからだ。
「フッ!」
レイチェルは短く息を吐くと、腰の両脇に下げた二本のダガーナイフを取り出した。
右手のナイフは順手に、左手のナイフは逆手に握ると、地面を蹴って上から襲い来るイサックにを飛び掛かった!
「オラァァァァァァーーーーーーーーーーッツ!」
イサックは振り回した鎖分銅を、レイチェルの顔面に目掛けて投げ飛ばす!
乗りに乗った速度で放たれた分銅など、本来肉眼で見切れるものではない。
エフゲニー・ラゴフとて、分銅そのものは見切る事ができず、イサックの手元の動きで軌道を見切り対処した。だが国内屈指のスピードファイターであるレイチェル・エリオットは、その類まれなる格闘センスと動体視力によって、不可能を可能にした。
「ハァァァァァァァーーーーーーーーッツ!」
全神経を両の眼に集中させる。見切る事ができなければ、一瞬の後に己が頭は砕け散る事となるだろう。だが恐怖に飲まれず己の目を信じた先で、レイチェルはソレを見切った。
目の前まで迫った鉄の塊、瞬きさえ許されない刹那の時、レイチェルは一筋の軌跡に左手を乗せて、握ったナイフの刃を分銅の中心に打ち当てた!
「なにィィィーーーーーッ!?」
イサックは驚愕した!ラゴフの時とは違う。この赤い髪の女戦士は、完全に分銅を目で見て防いだ!
そしてその驚きはイサックの思考と注意を、ほんの一瞬だがレイチェルから切った。
それによってできた僅かな隙を、レイチェルが見逃すはずがなかった。
「もらったァァァァァーーーーーーッ!」
「ッ!?し、しまっ・・・!」
右手に握るナイフを、イサックの首元目掛けて振りぬいた!
「・・・チッ、仲間か」
あと少し、もうほんの十センチというところで、レイチェルのナイフを止めていたのは、青く輝く結界だった。
地面に着地したレイチェルは、深追いをせずにすぐに後ろに飛んで距離を取った。
イサックもまたレイチェルを追う事はせず、鎖を手元に戻して油断なくレイチェルを見据えた。
「おいイサック、なにやってんだよ?寝ぼけてんのか?」
民家の陰から出てきたのは、長身で細身の男、ラモンだった。
咎めるような口調でイサックを睨みつけるのは、たった今自分が結界を飛ばさなければ、確実に首を斬られていたからだ。
「ちょっと油断しただけだ。こいつ思った以上にやるみたいだ」
「あ?油断?」
イサックの言い訳を聞くと、普段ヘラヘラとしているラモンの目が鋭くなった。
スタスタと足早に近づくと、イサックの胸倉を掴み上げる。
「おい!ふざけてんじゃねぇぞ!てめぇ俺がいなかったら死んでたんだぞ!余裕こいてんじゃねぇよ!真面目にやれよボケが!」
「っ!うるさい!いちいち言われなくも分かってる!ここからは本気だ!」
ラモンに怒鳴られたイサックだったが、自覚はあるのかバツが悪そうに顔をしかめると、胸倉を掴むラモンの腕を振り払った。
「・・・そうかよ、じゃあ今度こそきっちり仕留めろよ」
「お前に言われるまでもない」
強い目でイサックを睨むラモンに、イサックも視線を反らさずに答える。
そしてあらためてレイチェル達に顔を向けると、そこには一切の驕りも油断も無くなっていた。
「・・・なんか向こうもめてない?」
訝し気に話すラクエルに、レイチェルが前を向いたまま答える。
「そのようだが・・・あの鎖鎌の男、雰囲気が変わった。気を抜くな」
レイチェルは両手のナイフを握り直すと、腰を落として油断なく構えた。
そして仲間達の立ち位置を確認する。
アゲハとラクエル、二人の体力型は自分の両隣に立っている。
その後ろにはジーンとミゼルとユーリ、三人の魔法使い。
そしてリカルドはこの戦闘が始まるや否や、すぐにその身を隠した。それは決して逃げたわけではない。ハンターとしての戦いをするためである。
・・・うまくやれよ、リカルド
レイチェルが戦闘態勢に入ると、アゲハも薙刀を脇に構えた。ラクエルも右の腿に巻いたベルトから、白い刃のナイフを取り出した。
「私とラクエルで鎖鎌の男をやる。アゲハはあの青魔法使いを頼む」
レイチェルに指示に、アゲハとラクエルも前を向いたままうなずいた。
体力型の三人が前に出て、魔法使いは後方から支援する。レイチェル達の作戦はセオリー通りだが、確実で効果的な作戦だった。
帝国の二人も鎖鎌のイサックが前に出て、青魔法のラモンが一歩後ろに下がっている。
「ってかさ、あいつら二人でアタシら全員を相手にする気?ひょっとしてアタシら舐められてる?」
右手の指先で白い刃のナイフをクルクル回しながら、ラクエルが目を細めた。
「集中しろ、ラクエル。舐められているなら舐めているうちに倒せばいい。だが裏を返せば二人で私達全員を倒す自信があるとも言えるんだぞ」
「レイチェルはそういうとこドライだよね。でも、その通りだと思う。相手の力量が分からないような連中じゃないよ。ラクエル、気合い入れなよ」
キッパリと言い切るレイチェル。アゲハも前を向いたまま頷いて見せる。
「ふーん・・・ま、それもそうかもね。じゃあ真面目にやろっか」
二人が臨戦態勢に入ると、ラクエルも一つ息をついて、白い刃のナイフを握り締めた。
「イサック、連中も本気になったようだぜ。あの赤い髪の女はかなりやるようだし、他の連中も同レベルだと思ったほうがいい。長引かせねぇで速攻で決めるぞ」
イサックの後ろに立つラモンの体から、青く輝く魔力が滲み出てきた。
「分かった。ならばいつも通りだ。援護は頼むぞ」
前を向いたまま答えるイサック。迷いのないその言葉には、いつもの険悪な感じは無い。
それはラモンとの連携に対する自信、そして信頼があるからこそと言えるだろう。
いつも通り戦えば、この人数差でも勝てる。
イサックは左手に鎌を持ち、右手で鎖分銅を回し始めた。
イサックとラモンも、レイチェル達から感じるプレッシャーに警戒を強めた。
睨みあう両者の間で、空気がピリピリと張りつめていく・・・・・
「・・・行くぞ!」
先に動いたのはレイチェルだった。
「やわな鎖だと?この斬空の鎖鎌を前にしてよく言えたものだ。その自信が口だけかどうか試してやる!」
鋭い目をギラリと光らせると、イサックは屋根を蹴って眼下のジーンに襲いかかった!
「ジーン!下がれ!」
レイチェルがジーンをかばうようにして前に立つと、ジーンは大きく後ろに飛び退いた。
「あッ!?」
驚いたのはイサックだった。まさか挑発しておいて、すぐさま下がるとは思いもしなかった。
チームで戦う以上、役割は決まっている。ジーンはあくまで結界による支援が役目であり、挑発したとはいえ前に出て戦う必要はないのだ。
そして意表を突かれたが、イサックはすぐに標的を変えた。なぜなら青い髪の魔法使いジーンの変わりに、自分の前に飛び出た赤い髪の女戦士が、凄まじい殺気をぶつけてきたからだ。
「フッ!」
レイチェルは短く息を吐くと、腰の両脇に下げた二本のダガーナイフを取り出した。
右手のナイフは順手に、左手のナイフは逆手に握ると、地面を蹴って上から襲い来るイサックにを飛び掛かった!
「オラァァァァァァーーーーーーーーーーッツ!」
イサックは振り回した鎖分銅を、レイチェルの顔面に目掛けて投げ飛ばす!
乗りに乗った速度で放たれた分銅など、本来肉眼で見切れるものではない。
エフゲニー・ラゴフとて、分銅そのものは見切る事ができず、イサックの手元の動きで軌道を見切り対処した。だが国内屈指のスピードファイターであるレイチェル・エリオットは、その類まれなる格闘センスと動体視力によって、不可能を可能にした。
「ハァァァァァァァーーーーーーーーッツ!」
全神経を両の眼に集中させる。見切る事ができなければ、一瞬の後に己が頭は砕け散る事となるだろう。だが恐怖に飲まれず己の目を信じた先で、レイチェルはソレを見切った。
目の前まで迫った鉄の塊、瞬きさえ許されない刹那の時、レイチェルは一筋の軌跡に左手を乗せて、握ったナイフの刃を分銅の中心に打ち当てた!
「なにィィィーーーーーッ!?」
イサックは驚愕した!ラゴフの時とは違う。この赤い髪の女戦士は、完全に分銅を目で見て防いだ!
そしてその驚きはイサックの思考と注意を、ほんの一瞬だがレイチェルから切った。
それによってできた僅かな隙を、レイチェルが見逃すはずがなかった。
「もらったァァァァァーーーーーーッ!」
「ッ!?し、しまっ・・・!」
右手に握るナイフを、イサックの首元目掛けて振りぬいた!
「・・・チッ、仲間か」
あと少し、もうほんの十センチというところで、レイチェルのナイフを止めていたのは、青く輝く結界だった。
地面に着地したレイチェルは、深追いをせずにすぐに後ろに飛んで距離を取った。
イサックもまたレイチェルを追う事はせず、鎖を手元に戻して油断なくレイチェルを見据えた。
「おいイサック、なにやってんだよ?寝ぼけてんのか?」
民家の陰から出てきたのは、長身で細身の男、ラモンだった。
咎めるような口調でイサックを睨みつけるのは、たった今自分が結界を飛ばさなければ、確実に首を斬られていたからだ。
「ちょっと油断しただけだ。こいつ思った以上にやるみたいだ」
「あ?油断?」
イサックの言い訳を聞くと、普段ヘラヘラとしているラモンの目が鋭くなった。
スタスタと足早に近づくと、イサックの胸倉を掴み上げる。
「おい!ふざけてんじゃねぇぞ!てめぇ俺がいなかったら死んでたんだぞ!余裕こいてんじゃねぇよ!真面目にやれよボケが!」
「っ!うるさい!いちいち言われなくも分かってる!ここからは本気だ!」
ラモンに怒鳴られたイサックだったが、自覚はあるのかバツが悪そうに顔をしかめると、胸倉を掴むラモンの腕を振り払った。
「・・・そうかよ、じゃあ今度こそきっちり仕留めろよ」
「お前に言われるまでもない」
強い目でイサックを睨むラモンに、イサックも視線を反らさずに答える。
そしてあらためてレイチェル達に顔を向けると、そこには一切の驕りも油断も無くなっていた。
「・・・なんか向こうもめてない?」
訝し気に話すラクエルに、レイチェルが前を向いたまま答える。
「そのようだが・・・あの鎖鎌の男、雰囲気が変わった。気を抜くな」
レイチェルは両手のナイフを握り直すと、腰を落として油断なく構えた。
そして仲間達の立ち位置を確認する。
アゲハとラクエル、二人の体力型は自分の両隣に立っている。
その後ろにはジーンとミゼルとユーリ、三人の魔法使い。
そしてリカルドはこの戦闘が始まるや否や、すぐにその身を隠した。それは決して逃げたわけではない。ハンターとしての戦いをするためである。
・・・うまくやれよ、リカルド
レイチェルが戦闘態勢に入ると、アゲハも薙刀を脇に構えた。ラクエルも右の腿に巻いたベルトから、白い刃のナイフを取り出した。
「私とラクエルで鎖鎌の男をやる。アゲハはあの青魔法使いを頼む」
レイチェルに指示に、アゲハとラクエルも前を向いたままうなずいた。
体力型の三人が前に出て、魔法使いは後方から支援する。レイチェル達の作戦はセオリー通りだが、確実で効果的な作戦だった。
帝国の二人も鎖鎌のイサックが前に出て、青魔法のラモンが一歩後ろに下がっている。
「ってかさ、あいつら二人でアタシら全員を相手にする気?ひょっとしてアタシら舐められてる?」
右手の指先で白い刃のナイフをクルクル回しながら、ラクエルが目を細めた。
「集中しろ、ラクエル。舐められているなら舐めているうちに倒せばいい。だが裏を返せば二人で私達全員を倒す自信があるとも言えるんだぞ」
「レイチェルはそういうとこドライだよね。でも、その通りだと思う。相手の力量が分からないような連中じゃないよ。ラクエル、気合い入れなよ」
キッパリと言い切るレイチェル。アゲハも前を向いたまま頷いて見せる。
「ふーん・・・ま、それもそうかもね。じゃあ真面目にやろっか」
二人が臨戦態勢に入ると、ラクエルも一つ息をついて、白い刃のナイフを握り締めた。
「イサック、連中も本気になったようだぜ。あの赤い髪の女はかなりやるようだし、他の連中も同レベルだと思ったほうがいい。長引かせねぇで速攻で決めるぞ」
イサックの後ろに立つラモンの体から、青く輝く魔力が滲み出てきた。
「分かった。ならばいつも通りだ。援護は頼むぞ」
前を向いたまま答えるイサック。迷いのないその言葉には、いつもの険悪な感じは無い。
それはラモンとの連携に対する自信、そして信頼があるからこそと言えるだろう。
いつも通り戦えば、この人数差でも勝てる。
イサックは左手に鎌を持ち、右手で鎖分銅を回し始めた。
イサックとラモンも、レイチェル達から感じるプレッシャーに警戒を強めた。
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