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空を超えし願い星
第十一話 50階層
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「全員持ち場につけ!奴の領域に突入する!母国の領海に侵入せし魔獣に制裁をくれてやるのだ!」
50階層のボス部屋に足を踏み入れたソラ一行は気がつくとどこかの軍船の上にいた。
そして現在、軍服を来た骸骨が指揮を取りその他軍人らしき骸骨が縦横無尽に動いている。
前方には真っ黒に染まった海に大荒れの天候。この船はそこに向かっているらしい。
「貴様らも早く持ち場につけ!奴隷堕ちにされたいか!」
指揮官に注意されたソラたちはとりあえず大砲が積んである船内へと向かった。大砲は全部で50門あり左右合わせて25門ずつ設置されていた。
船は漆黒の海へと侵入し大嵐の中魔獣の元へと進んでいく。
「うぅ。怖いよぉ」
ソラの隣で咽び泣く骸骨。衣服は軍服ではなく普通の市民服で明らかに軍人じゃない様相だ。何があったのか聞いてもソラの声が聞こえないのかずっと震えている。
「ソラ......この子」
「恐らく強制徴募隊に攫われた子でしょう」
昔の英国海軍ではよくあった話で、6歳以下の子供は「海軍少年水兵火薬運搬係」と称して、戦艦に乗せられていたらしい。
「この船に乗っている奴らは皆魔物やで。ダンジョンの主人ラスボスがこの亡霊たちの記憶を再現し利用してるんやろ。所謂こいつらにとっては生き地獄やな」
このダンジョンの主人はさぞ性根の腐った方なのだろうと俄然やる気が出てきたソラだが突然船が揺れ始める。
「来たぞ!砲撃の用意!....放て!」
轟音が船内に響き渡り海上を畝る触手を狙撃する。
魂核値 :VIII
名前 :ーーー
種族 :冥海触手
レベル :88/100
攻撃 :23607
魔力 :16752
物防 :10068
魔防 :10045
俊敏 :5823
精神 :105
スキル :【黒海】
SP.0
スキル【黒海】
瘴気にて海を汚染し自在に操る。汚染された海水に触れると全ステータスが2分の1に下がる。
どうやら、アレがボスモンスターらしい。
ソラもVIIIへと上がり総合ステータス値はほぼあのボスと同じである。
「私は甲板に上がりますので砲撃の援護をお願いします」
ソラはアルとケンさんに指示し甲板へと上がる。
マストに絡みつく触手を斬り船を防衛するが手数の多さで徐々に船が破壊されていく。故にソラは敢えて海中戦に切り替えた。精神力極振りのソラは黒海の影響をレジストできる。
海へとダイブし重力魔術による浮力の付与と水の魔術による水流操作を同時に行使し水中を自在に移動する。加えて魔力感知を広げて敵の居場所を割り出した。
ソラの目の前には金色の目をした巨大タコ。次の瞬間無数の触手が襲いかかってくる。しかし、ソラは触手の間を潜り抜けタコの額に星斬りをブッ刺した。それと同時に墨を吐き視界を奪うとソラから距離をおいた。斬られた触手は再生され冥界触手は怒り狂う。
「グボォーー!」
無数の触手と共に水の刃がソラに襲い掛かる。数分後、逃げ惑うソラに対し触手を伸ばし動かし続けるがだんだんと自身の動きが鈍くなっていっていることに気がつく。そして、もうすでに手遅れだという事を察した。
「タコは真水が苦手とよく言いますから塩を抜いてみました」
ソラはあらかじめ冥界触手を囲う様に氷の魔術で生み出したカプセルに閉じ込め少しずつ塩だけを抜きカプセル内を真水に変えていたのだ。タコは真水に漬けると即死する。
冥界触手は触手を暴れさせ間もなくして絶命した。
ソラは船へと戻りボスを倒したからか天候は快晴。海も透き通っていた。
「よくやった。しかし、手柄は私のものだ!」
指揮官は剣を抜きソラへと振り下ろそうとするが...ソラは瞬きの間に指揮官の左腕を斬り落とした。
「強欲ですね。まるで海賊の様です」
「ま、待て!」
「フレイ流闘剣術【夜明け】」
燃え盛る炎の斬撃を喰らい指揮官はチリとなり消えた。
ソラ達は冥界触手のドロップ品【冥杖アーロン】を回収して甲板中央に現れた転移ゲートに乗り次の階層へと進む。
50階層のボス部屋に足を踏み入れたソラ一行は気がつくとどこかの軍船の上にいた。
そして現在、軍服を来た骸骨が指揮を取りその他軍人らしき骸骨が縦横無尽に動いている。
前方には真っ黒に染まった海に大荒れの天候。この船はそこに向かっているらしい。
「貴様らも早く持ち場につけ!奴隷堕ちにされたいか!」
指揮官に注意されたソラたちはとりあえず大砲が積んである船内へと向かった。大砲は全部で50門あり左右合わせて25門ずつ設置されていた。
船は漆黒の海へと侵入し大嵐の中魔獣の元へと進んでいく。
「うぅ。怖いよぉ」
ソラの隣で咽び泣く骸骨。衣服は軍服ではなく普通の市民服で明らかに軍人じゃない様相だ。何があったのか聞いてもソラの声が聞こえないのかずっと震えている。
「ソラ......この子」
「恐らく強制徴募隊に攫われた子でしょう」
昔の英国海軍ではよくあった話で、6歳以下の子供は「海軍少年水兵火薬運搬係」と称して、戦艦に乗せられていたらしい。
「この船に乗っている奴らは皆魔物やで。ダンジョンの主人ラスボスがこの亡霊たちの記憶を再現し利用してるんやろ。所謂こいつらにとっては生き地獄やな」
このダンジョンの主人はさぞ性根の腐った方なのだろうと俄然やる気が出てきたソラだが突然船が揺れ始める。
「来たぞ!砲撃の用意!....放て!」
轟音が船内に響き渡り海上を畝る触手を狙撃する。
魂核値 :VIII
名前 :ーーー
種族 :冥海触手
レベル :88/100
攻撃 :23607
魔力 :16752
物防 :10068
魔防 :10045
俊敏 :5823
精神 :105
スキル :【黒海】
SP.0
スキル【黒海】
瘴気にて海を汚染し自在に操る。汚染された海水に触れると全ステータスが2分の1に下がる。
どうやら、アレがボスモンスターらしい。
ソラもVIIIへと上がり総合ステータス値はほぼあのボスと同じである。
「私は甲板に上がりますので砲撃の援護をお願いします」
ソラはアルとケンさんに指示し甲板へと上がる。
マストに絡みつく触手を斬り船を防衛するが手数の多さで徐々に船が破壊されていく。故にソラは敢えて海中戦に切り替えた。精神力極振りのソラは黒海の影響をレジストできる。
海へとダイブし重力魔術による浮力の付与と水の魔術による水流操作を同時に行使し水中を自在に移動する。加えて魔力感知を広げて敵の居場所を割り出した。
ソラの目の前には金色の目をした巨大タコ。次の瞬間無数の触手が襲いかかってくる。しかし、ソラは触手の間を潜り抜けタコの額に星斬りをブッ刺した。それと同時に墨を吐き視界を奪うとソラから距離をおいた。斬られた触手は再生され冥界触手は怒り狂う。
「グボォーー!」
無数の触手と共に水の刃がソラに襲い掛かる。数分後、逃げ惑うソラに対し触手を伸ばし動かし続けるがだんだんと自身の動きが鈍くなっていっていることに気がつく。そして、もうすでに手遅れだという事を察した。
「タコは真水が苦手とよく言いますから塩を抜いてみました」
ソラはあらかじめ冥界触手を囲う様に氷の魔術で生み出したカプセルに閉じ込め少しずつ塩だけを抜きカプセル内を真水に変えていたのだ。タコは真水に漬けると即死する。
冥界触手は触手を暴れさせ間もなくして絶命した。
ソラは船へと戻りボスを倒したからか天候は快晴。海も透き通っていた。
「よくやった。しかし、手柄は私のものだ!」
指揮官は剣を抜きソラへと振り下ろそうとするが...ソラは瞬きの間に指揮官の左腕を斬り落とした。
「強欲ですね。まるで海賊の様です」
「ま、待て!」
「フレイ流闘剣術【夜明け】」
燃え盛る炎の斬撃を喰らい指揮官はチリとなり消えた。
ソラ達は冥界触手のドロップ品【冥杖アーロン】を回収して甲板中央に現れた転移ゲートに乗り次の階層へと進む。
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