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空を超えし願い星
第二十一話 100階層
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扉の先には黒く淀んだ空に崖先に佇む古びた古城が目に入った。
草木は枯れ、大地は黒ずみ、空気が重い。
「あの城ですかね?」
「せやで。主人殿を待ってるみたいや」
ソラたちは襲いくる黒色のグリフォン(IX)を倒し少しづつ古城へと近づく。古城へ辿り着くと扉が自動的に開き中へと招かれる。
今までとは比べものにならない程の魔力圧が城内を満たしソラは冷や汗を垂らしながら回廊を突き進みボス部屋らしき扉を発見した。
「開けますよ」
扉を開くとそこは王の間。その最奥には玉座に座る漆黒の鎧騎士が鎮座していた。
「......来たか」
ソラは無言で鑑定の魔術を相手にかける。
「礼儀がなっておらんな。まぁ構わん」
魂核値 :XX
名前 :シュヴァルツアビス
種族 :奈落鎧神王
レベル :100/100
攻撃 :359524
魔力 :382067
物防 :181128
魔防 :175623
俊敏 :63458
精神 :200
スキル :【装備】【装備品作成】【奈落ノ王】
装備 :
SP.0
これはやばい。
圧倒的なステータス値を目の当たりにしソラ一行に緊張が走る。
「理解したか?貴様らではこのアビスを討つことは叶わん」
「所詮ただの数字でしかありません」
ソラは星斬りを構え戦闘準備にかかる。
「よかろう、遊んでやる」
次の瞬間、スキル【奈落ノ王】により奈落90階層までのボスを全て召喚する。
アル君には50階層以下のボスを任せ60階層以上のボスをソラが引き受ける。
『スキル【終焉宣告】が発動しました』
『スキルの使用を禁じられました』
『魔術の使用を禁じられました』
『闘術の使用を禁じられました』
ターニスのスキルが発動しソラの攻撃手段が封じられる。しかし、仲間にもその効果が及んでいたため直ぐに解除された。
「す、すまぬ」
やはりあの竜は少しおっちょこちょいの様だ。
初っ端から【鼓動】のスキルを使用するゲバルトに対し磁属性魔術によるカウンターで破壊しつつジャックの概念攻撃をケンさんと共にいなし闘術、概念斬りにより仕留めた。
そして暗黒物質を孕む風の刃を飛ばすターニスを【光子化】により首を切り離しそのままヴァイスと斬り合いに持ち込む。
アルもちょうどボス達を倒し終わり前回と同様にヴァイスを討つことに成功する。
ボス達は光の粒となり消え床に溶ける様に無くなった。
「ほう、やるではないか。では第二ラウンドだ」
するとアビスはボス達を再召喚させた。
「しつこいですね」
先程と同様にボス達を蹂躙するがその後もアビスは再召喚し続ける。終わらない無限地獄の中で突然ソラの脳内にあの無機質な声が響き渡る。
『lv.100に到達しました。種族進化先を提示いたします』
目の前に半透明なボードが浮かび上がりそこには進化先が書かれていた。
○風王鎧神人
○土王鎧神人
○水王鎧神人
○火王鎧神人
○雷王鎧神人
○氷王鎧神人
○木王鎧神人
○聖王鎧神人
○闇王鎧神人
○死王鎧神人
○光王鎧神人
○時王鎧神人
○空王鎧神人
○影王鎧神人
○毒王鎧神人
○鏡王鎧神人
○血王鎧神人
○巨王鎧神人
etc......。
シビアな状況故にソラは一番強そうな時王鎧神人を選ぼうとするが......。
(理想が低すぎる)と、耳元で囁く謎の女性が語りかけてくる。
(理想は常に高く。今はまだその時じゃない)
ソラはヴァイスを倒すと遂に魔力切れを引き起こし膝をついた。
「良い余興だった」
アビスは玉座から立ち上がる。
「世界は元々は一つだった。主軸世界(星)がありその周りには八つの世界が隣接していた」
アビスは語り出す。
遥か遠き日の世界のあり方を。
「戦争に明け暮れる八つの世界は禁忌である主軸世界の侵攻を企て、【星の意思】は世界を分断し七つの世界を消滅させた」
アビスは手を翳すのと同時にソラたちが倒したボス達のドロップアイテムが輝くと王の間中央で融合する。スキル【装備品作成】の能力である。
「一つ足りませんね」
「消滅仕切れなかったのだ。黒の世界は異質にして異常。故に奈落アビスとして封印された」
ドス黒い光が収束し装備品が生まれる。
「【装備】!」
装備品は宙を舞いアビスに装着される。
「そして今日、主軸世界の再侵攻を始める。貴様は有能だ。我が配下となれ」
冷たい、底知れぬ力にソラはアルを庇う様にして前に立つ。
「分かりました。ですが条件があります」
「聞こう」
「私があなたの配下になる代わりにアル君を見逃してください」
すると、アビスはアルをに視線を向けマジマジと観察する。
「なるほど、神座の破片か」
次の瞬間虚無で作り出された球体がアルを襲いソラが庇う。
「ガハッ!」
「そら!」
脇腹に風穴が空くも球体を逸らすことに成功する。
「交渉決裂だな。残念だが【星の意思】により生み出された者は我の敵とみなす。貴様は消えて良いぞ」
足元に虚無が広がりポトンと呑まれソラは消失した。
「次は貴様だ」
ソラが消え、アルは絶望する。
草木は枯れ、大地は黒ずみ、空気が重い。
「あの城ですかね?」
「せやで。主人殿を待ってるみたいや」
ソラたちは襲いくる黒色のグリフォン(IX)を倒し少しづつ古城へと近づく。古城へ辿り着くと扉が自動的に開き中へと招かれる。
今までとは比べものにならない程の魔力圧が城内を満たしソラは冷や汗を垂らしながら回廊を突き進みボス部屋らしき扉を発見した。
「開けますよ」
扉を開くとそこは王の間。その最奥には玉座に座る漆黒の鎧騎士が鎮座していた。
「......来たか」
ソラは無言で鑑定の魔術を相手にかける。
「礼儀がなっておらんな。まぁ構わん」
魂核値 :XX
名前 :シュヴァルツアビス
種族 :奈落鎧神王
レベル :100/100
攻撃 :359524
魔力 :382067
物防 :181128
魔防 :175623
俊敏 :63458
精神 :200
スキル :【装備】【装備品作成】【奈落ノ王】
装備 :
SP.0
これはやばい。
圧倒的なステータス値を目の当たりにしソラ一行に緊張が走る。
「理解したか?貴様らではこのアビスを討つことは叶わん」
「所詮ただの数字でしかありません」
ソラは星斬りを構え戦闘準備にかかる。
「よかろう、遊んでやる」
次の瞬間、スキル【奈落ノ王】により奈落90階層までのボスを全て召喚する。
アル君には50階層以下のボスを任せ60階層以上のボスをソラが引き受ける。
『スキル【終焉宣告】が発動しました』
『スキルの使用を禁じられました』
『魔術の使用を禁じられました』
『闘術の使用を禁じられました』
ターニスのスキルが発動しソラの攻撃手段が封じられる。しかし、仲間にもその効果が及んでいたため直ぐに解除された。
「す、すまぬ」
やはりあの竜は少しおっちょこちょいの様だ。
初っ端から【鼓動】のスキルを使用するゲバルトに対し磁属性魔術によるカウンターで破壊しつつジャックの概念攻撃をケンさんと共にいなし闘術、概念斬りにより仕留めた。
そして暗黒物質を孕む風の刃を飛ばすターニスを【光子化】により首を切り離しそのままヴァイスと斬り合いに持ち込む。
アルもちょうどボス達を倒し終わり前回と同様にヴァイスを討つことに成功する。
ボス達は光の粒となり消え床に溶ける様に無くなった。
「ほう、やるではないか。では第二ラウンドだ」
するとアビスはボス達を再召喚させた。
「しつこいですね」
先程と同様にボス達を蹂躙するがその後もアビスは再召喚し続ける。終わらない無限地獄の中で突然ソラの脳内にあの無機質な声が響き渡る。
『lv.100に到達しました。種族進化先を提示いたします』
目の前に半透明なボードが浮かび上がりそこには進化先が書かれていた。
○風王鎧神人
○土王鎧神人
○水王鎧神人
○火王鎧神人
○雷王鎧神人
○氷王鎧神人
○木王鎧神人
○聖王鎧神人
○闇王鎧神人
○死王鎧神人
○光王鎧神人
○時王鎧神人
○空王鎧神人
○影王鎧神人
○毒王鎧神人
○鏡王鎧神人
○血王鎧神人
○巨王鎧神人
etc......。
シビアな状況故にソラは一番強そうな時王鎧神人を選ぼうとするが......。
(理想が低すぎる)と、耳元で囁く謎の女性が語りかけてくる。
(理想は常に高く。今はまだその時じゃない)
ソラはヴァイスを倒すと遂に魔力切れを引き起こし膝をついた。
「良い余興だった」
アビスは玉座から立ち上がる。
「世界は元々は一つだった。主軸世界(星)がありその周りには八つの世界が隣接していた」
アビスは語り出す。
遥か遠き日の世界のあり方を。
「戦争に明け暮れる八つの世界は禁忌である主軸世界の侵攻を企て、【星の意思】は世界を分断し七つの世界を消滅させた」
アビスは手を翳すのと同時にソラたちが倒したボス達のドロップアイテムが輝くと王の間中央で融合する。スキル【装備品作成】の能力である。
「一つ足りませんね」
「消滅仕切れなかったのだ。黒の世界は異質にして異常。故に奈落アビスとして封印された」
ドス黒い光が収束し装備品が生まれる。
「【装備】!」
装備品は宙を舞いアビスに装着される。
「そして今日、主軸世界の再侵攻を始める。貴様は有能だ。我が配下となれ」
冷たい、底知れぬ力にソラはアルを庇う様にして前に立つ。
「分かりました。ですが条件があります」
「聞こう」
「私があなたの配下になる代わりにアル君を見逃してください」
すると、アビスはアルをに視線を向けマジマジと観察する。
「なるほど、神座の破片か」
次の瞬間虚無で作り出された球体がアルを襲いソラが庇う。
「ガハッ!」
「そら!」
脇腹に風穴が空くも球体を逸らすことに成功する。
「交渉決裂だな。残念だが【星の意思】により生み出された者は我の敵とみなす。貴様は消えて良いぞ」
足元に虚無が広がりポトンと呑まれソラは消失した。
「次は貴様だ」
ソラが消え、アルは絶望する。
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