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細マッチョな先輩と恋人同士になった件(ソレイユルート)
★ 初めてじゃない、でも、おかしい
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ソレイユに倣って先ずはズボン越しに触れるべきだろう。でも、俺は強請ってしまっていた。
オレンジの瞳が俺を見下ろしている。最初は戸惑っているように見えた。けれどもすぐに微笑んでくれた。頭を優しく撫でてもらえて。
「いいよ……ほら……」
男らしくもキレイな手が、しなやかな指がズボンのウエストゴムにかかる。いや、パンツも一緒だったみたいだ。ゆっくりと前へと引っ張ってくれたことで出来た隙間。見えてはいないのに魅力的にしか見えないそこへと俺は手を差し入れていた。
どこか生々しく思える温かさ。優しい手のひらよりも熱い温度を感じたのと同時だった。微笑む唇から悩ましげな吐息が漏れたのは。
「ん……」
自然と喉が鳴ってしまっていた。食い入るように見つめてしまっていた。俺を見下ろす中性的な整った顔は、何かを堪えているような。少し歪んでしまっているのに、何だか胸の辺りがそわそわしてしまう。
もっとさっきみたいな声が聞きたい。
込み上げてきた欲は、俺の手つきを大胆にしていた。手探りでもすぐに見つけることができた太くて長い竿。まだほとんど反応を示していない柔らかな熱をそっと手のひらで握り込む。
「は、ぁ……」
また聞くことが出来た艶のある吐息。褒めてくれているように頭を撫でてくれる大きな手のひら。それらに背中を押されるように、握っている熱を優しく撫でていく。根元から先端の方へと向かって、そっと。ソレイユの表情を窺いながら。
視線を感じたのか、伏せられていた瞳がこちらを見つめてきた。優しく微笑んでくれた。
「ん……大丈夫……気持ちいいよ……」
「っ……」
一番欲しい言葉だった。一番聞きたかった言葉だった。
鼓動が大きく跳ねたどころじゃない。背筋に淡い感覚が走ってしまっていた。腰の辺りから頭の天辺に向かってぞくぞくと。
何とも言えないこの心地は初めてじゃない。
でも、おかしい。だって、ソレイユに触ってもらえていない。今は俺が触っているのに。
「シュン……?」
「あ……」
つい手を止めてしまっていたようだ。ソレイユが心配そうに見つめている。甘やかすように頭の後ろを撫でてくれてから、髪を優しく梳いてくれる。
「大、丈夫……大丈夫だから……」
この言い方自体が大丈夫じゃないかもしれない。そう思われちゃってもおかしくない。察しのいいソレイユが相手なら尚更。
けれども、ソレイユは俺の言葉をそのまま受け取ることにしてくれたらしい。
「ん……分かった……シュンのペースで触ってくれていいからね」
優しく微笑みかけてもらえて、入りかけていた肩の力が抜けていく。
「ありがとう……」
改めて俺は触れ始めた。まだ緩い反応しか示していない竿の形を確認するように指でなぞってみた。何度触れてみても逞しいと思ってしまう、惚れ惚れしてしまう太さ。大きく張り出したカリ首。
大きな亀頭には……流石に触るのはまだ早い気がする。カリ首までで止めてから、また根元へと指を這わせていく。下まで行けばまた上へ。そしてまた下への繰り返し。
何の技巧もない単調な触り方。でも、俺はこれしか知らない。ゆるゆると続けていると、少しずつ指先に触れている熱が硬さを増してき始めたような。
「ソレイユ……」
そっと見上げれば、かち合ったのは熱のこもった眼差し。もっとと期待してくれているような眼差しに、また胸の鼓動が煩くなってしまった。
オレンジの瞳が俺を見下ろしている。最初は戸惑っているように見えた。けれどもすぐに微笑んでくれた。頭を優しく撫でてもらえて。
「いいよ……ほら……」
男らしくもキレイな手が、しなやかな指がズボンのウエストゴムにかかる。いや、パンツも一緒だったみたいだ。ゆっくりと前へと引っ張ってくれたことで出来た隙間。見えてはいないのに魅力的にしか見えないそこへと俺は手を差し入れていた。
どこか生々しく思える温かさ。優しい手のひらよりも熱い温度を感じたのと同時だった。微笑む唇から悩ましげな吐息が漏れたのは。
「ん……」
自然と喉が鳴ってしまっていた。食い入るように見つめてしまっていた。俺を見下ろす中性的な整った顔は、何かを堪えているような。少し歪んでしまっているのに、何だか胸の辺りがそわそわしてしまう。
もっとさっきみたいな声が聞きたい。
込み上げてきた欲は、俺の手つきを大胆にしていた。手探りでもすぐに見つけることができた太くて長い竿。まだほとんど反応を示していない柔らかな熱をそっと手のひらで握り込む。
「は、ぁ……」
また聞くことが出来た艶のある吐息。褒めてくれているように頭を撫でてくれる大きな手のひら。それらに背中を押されるように、握っている熱を優しく撫でていく。根元から先端の方へと向かって、そっと。ソレイユの表情を窺いながら。
視線を感じたのか、伏せられていた瞳がこちらを見つめてきた。優しく微笑んでくれた。
「ん……大丈夫……気持ちいいよ……」
「っ……」
一番欲しい言葉だった。一番聞きたかった言葉だった。
鼓動が大きく跳ねたどころじゃない。背筋に淡い感覚が走ってしまっていた。腰の辺りから頭の天辺に向かってぞくぞくと。
何とも言えないこの心地は初めてじゃない。
でも、おかしい。だって、ソレイユに触ってもらえていない。今は俺が触っているのに。
「シュン……?」
「あ……」
つい手を止めてしまっていたようだ。ソレイユが心配そうに見つめている。甘やかすように頭の後ろを撫でてくれてから、髪を優しく梳いてくれる。
「大、丈夫……大丈夫だから……」
この言い方自体が大丈夫じゃないかもしれない。そう思われちゃってもおかしくない。察しのいいソレイユが相手なら尚更。
けれども、ソレイユは俺の言葉をそのまま受け取ることにしてくれたらしい。
「ん……分かった……シュンのペースで触ってくれていいからね」
優しく微笑みかけてもらえて、入りかけていた肩の力が抜けていく。
「ありがとう……」
改めて俺は触れ始めた。まだ緩い反応しか示していない竿の形を確認するように指でなぞってみた。何度触れてみても逞しいと思ってしまう、惚れ惚れしてしまう太さ。大きく張り出したカリ首。
大きな亀頭には……流石に触るのはまだ早い気がする。カリ首までで止めてから、また根元へと指を這わせていく。下まで行けばまた上へ。そしてまた下への繰り返し。
何の技巧もない単調な触り方。でも、俺はこれしか知らない。ゆるゆると続けていると、少しずつ指先に触れている熱が硬さを増してき始めたような。
「ソレイユ……」
そっと見上げれば、かち合ったのは熱のこもった眼差し。もっとと期待してくれているような眼差しに、また胸の鼓動が煩くなってしまった。
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