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ヨミ様やサタン様のグッズがあるということは……もしやバアルさんのグッズも……?
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今の俺は、ほくほくだ。
バアルさんとの買い物デートを楽しみつつ、お揃いの物を買うというミッションを果たせただけじゃない。日頃お世話になっている皆さん方へのお土産を、無事買い揃えることが出来たんだからな。
それもこれも、毎日コツコツ内職をこなした甲斐があったってもんだ。勿論、雇い主であるヨミ様のお気遣いによる、プラス分もあってのお陰だけどさ。
ただ、バアルさんは常に残念そうにしていたんだ。俺と代金を半分こすることに対して。隙きあらば全部奢ろうとするくらいにさ。気持ちはスゴく嬉しいんだけどね。
特にさっきは大変だったなぁ。中々折れてくれなかったんだ。縋るように俺の手を両手で握って『どうか、私に払わせて下さい……本日におきましては、大変お世話になりましたので……』って頭まで下げちゃってさ。
ヨミ様やサタン様、隊長のレダさんへのお土産は分かる。でも一番彼が頑なだったのは、親衛隊の皆さん方への分だった。
まぁ最終的には、俺と一緒に出すってことで納得してくれたんだけどさ。何であんなにこだわっていたんだろう?
理由を聞いても、よく分からなかったんだよなぁ。なんせ『度々お邪魔な虫様を、代わりに追い払って頂きましたので……』の一点張りだったからさ。
うんうんと答えの出ない問題を捏ね回していると、不意に身体を引き寄せられた。バランスを崩した俺の頬が、ぽふんと程よい弾力のある温もりに受け止められる。
「アオイ様……」
鈍い俺でも少しくらいは、好きな人の気持ちが見えるようになったみたいだ。書いてあったんだ、寂しいって。
しょんぼりと触覚を下げ、半透明の羽を縮め、大きな手でゆるゆる俺の手を撫でる彼の、彫りの深い顔にハッキリと。
「バアル、ごめんね……」
手を握り名前を呼んだ途端、星が瞬いた。いくつもの六角形のレンズで構成された、宝石のような緑の瞳にキラキラと。
そんでもって、見事にまた撃ち抜かれてしまった。目尻を下げ、ぱたぱたと羽をはためかせている彼のかわいさに。やっぱり、ズルい。そのギャップは。
喜びを隠しきれていない弾んだ声が、俺の鼓膜を優しく揺らす。
「いえ、此方こそ申し訳ございません。考え事の邪魔をしてしまって」
形のいい眉を下げ、ご丁寧に会釈したものの、悪びれた様子はない。むしろご満悦そうだ。
察しのいい彼のことだ。俺の考えていたことくらい、お見通しだったのかもしれない。それから、別に邪魔しても全く問題ないってことも。
でも、この時の俺はそんな風に冷静に、分析する余裕なんてなかった。追い打ちを胸に受けてしまっていたからな。
「っ……ううん、ないよ、ないです。バアルさんより大事なことなんて一つもないですから」
「誠でございますか? 大変嬉しく存じます」
ドキドキとはしゃいでいる心臓が、さらに大きく跳ねた。陽だまりのように温かい微笑みをいただいてしまって。
すっかりお花畑になった俺の頭から、ところてん方式で抜け落ちていく。ここが外だって。色んな方々が行き交う大通りだって。
……マズい、抱きつきたい。今すぐぎゅってして欲しい。
もう少しだけ我慢しないといけないのに。俺達の部屋に帰ったら、いくらでもくっついていられるんだからさ。
ぽこぽこ落としまくった結果、再び淡い光を帯びた瞳に魅入られ、溺れかけた時だった。
幸せそうな笑い声が耳に届き、見覚えしかない特徴を持ったぬいぐるみが視界の端に映ったのは。
通りの端で佇んでしまっていた俺達の側を、額に一本の角を生やしたご夫婦が、小さなお子さんを連れて通り過ぎていく。
その子の華奢な腕の中には、可愛らしくデフォルメされたヨミ様のぬいぐるみが、ぎゅっと収まっていた。
鋭く立派な角や、コウモリみたいな黒い羽は勿論。艷やかな長い髪も、美しいご尊顔も、フェルトの生地で緻密に再現されている。パッと見で誰か分かるくらい出来のいい品だ。
「ヨミ様のファングッズでございますね。他には、お写真、タオル、ヨミ様のお顔が描かれたクッキーなどがございますよ」
目で追ってしまっていたんだろう。どこか上機嫌に触覚を揺らしながら、ハキハキと説明してくれた。
「ふへぇ……アイドルみたいですね」
「ええ。我が主は、この国の星でございますから」
続けて「我が国の太陽、サタン様のグッズもございますよ」と微笑むバアルさんは、スゴく誇らしげだ。生き生きしている。
新たな彼の一面を垣間見れ、ほっこりとした温かさが胸を満たしていく。
ホントにお二人のことが好きなんだなぁ……
だらしなく頬が緩んでいた俺に、不意に電流が走った。……もしかして、バアルさんのグッズもあるんじゃないか? と。
「あ、あの……それじゃあ……バアルさんのグッズも、有ったりします?」
はやる気持ちに胸が高鳴り、声が上ずる。前のめった俺の問いかけに、さっきまで煌めいていた瞳がフッと沈み、あからさまにスッと逸らされた。
どうやら俺は、完璧に彼の気持ちが分かるようになったらしい。これはウソをついているに違いない。確実に。
「……有るんですね?」
「……ぬいぐるみなど必要ないでしょう? 貴方様には、この老骨めがいるではございませんか。本物の私が」
渋々肯定した彼の口は拗ねたように歪んでいた。繋いだ手を何度も握っては緩めを繰り返しながら、細められた瞳でじっと見つめてくる。
……かわいいが過ぎる。とんでもなく年上の彼に、おまけにしょんぼりしている彼に、こんな気持ちを抱くなんて色々と申し訳ないんだけれども。
「っ……それは、そうですけど……」
効いている、もうひと押しだと思われたんだろう。柔らかく甘い声で「……抱き締めたければ、存分に私を抱き締めて下されば宜しいではございませんか?」と囁いてくる。
けれども、やっぱり自分の欲望に正直過ぎる俺は諦めることが出来なかった。どうしても欲しくて仕方がなかったんだ。好きな人の公式ファングッズが。
「もし、もしもですよ? そんなこと、万が一にも億が一にも有り得ませんけど……俺のぬいぐるみが売っていたら、バアルさんは我慢出来るんですか?」
とんでもないことを言ってるな……と頭の隅っこにある冷静な部分が呟く。そんな突拍子もない言い訳で、説得出来るわけがないだろう? とも続けてくる。
だが、その予想に反して事態は一変した。はたと瞳を瞬かせ、形のいい眉をキッと持ち上げた彼からの力強い一言によって。
「出来ませんね……買い占めます。勿論、店舗ごと」
「ひぇ……」
「成る程……貴方様のお気持ちは、痛いほど理解出来ました」
微笑みかけてくれた彼が「一つ隣の出店が並ぶ通りに、グッズのお店が有った筈でございます」と小道に視線を向ける。
思いがけず、彼からの強い共感を得られたお陰で、俺のバアルさんコレクションが潤いそうだ。といっても、今まで写真と動画しかなかったんだけどさ。
喜び勇んでカラフルな壁に挟まれた道へと足を向けようとした俺の手を、大きな手がぎゅっと握り直した。
「一つ約束して頂けませんか?」
「はい、何ですか?」
長く引き締まった腕にそっと抱き寄せられる。それだけでもドキドキとはしゃいでしまったのに、壊れそうなくらい煩く高鳴ってしまったんだ。
吐息を吹き込むように耳元で、背中の辺りがそわそわする低い声で囁かれて。
「あくまで収集物の一つとして扱って下さい。撫でて下さるのも、愛でて下さるのも、必ずや私を最優先して下さいね」
止めと言わんばかりに鼻先で、とびきりの笑顔をいただいてしまった。
すっかり骨抜きにされた俺の身体を、彼の片腕が余裕綽々で支えてくれる。
「は、はぃ……勿論。俺が触りたいのは、バアルさんだけ……ですから」
とんでもないことを言った気がする。いくら本心を伝える為とはいえ、白昼堂々。
でも、後悔は微塵もなかった。心の底から嬉しそうに微笑むバアルさんが見れたからな。
こうして俺達は帰宅前に、予定には無かった寄り道をすることになったんだ。……なったんだが、この時の俺は知る由もなかった。
とんでもないフラグを自分から立ててしまっていたことも。速攻でそれを回収するはめになることも。
バアルさんとの買い物デートを楽しみつつ、お揃いの物を買うというミッションを果たせただけじゃない。日頃お世話になっている皆さん方へのお土産を、無事買い揃えることが出来たんだからな。
それもこれも、毎日コツコツ内職をこなした甲斐があったってもんだ。勿論、雇い主であるヨミ様のお気遣いによる、プラス分もあってのお陰だけどさ。
ただ、バアルさんは常に残念そうにしていたんだ。俺と代金を半分こすることに対して。隙きあらば全部奢ろうとするくらいにさ。気持ちはスゴく嬉しいんだけどね。
特にさっきは大変だったなぁ。中々折れてくれなかったんだ。縋るように俺の手を両手で握って『どうか、私に払わせて下さい……本日におきましては、大変お世話になりましたので……』って頭まで下げちゃってさ。
ヨミ様やサタン様、隊長のレダさんへのお土産は分かる。でも一番彼が頑なだったのは、親衛隊の皆さん方への分だった。
まぁ最終的には、俺と一緒に出すってことで納得してくれたんだけどさ。何であんなにこだわっていたんだろう?
理由を聞いても、よく分からなかったんだよなぁ。なんせ『度々お邪魔な虫様を、代わりに追い払って頂きましたので……』の一点張りだったからさ。
うんうんと答えの出ない問題を捏ね回していると、不意に身体を引き寄せられた。バランスを崩した俺の頬が、ぽふんと程よい弾力のある温もりに受け止められる。
「アオイ様……」
鈍い俺でも少しくらいは、好きな人の気持ちが見えるようになったみたいだ。書いてあったんだ、寂しいって。
しょんぼりと触覚を下げ、半透明の羽を縮め、大きな手でゆるゆる俺の手を撫でる彼の、彫りの深い顔にハッキリと。
「バアル、ごめんね……」
手を握り名前を呼んだ途端、星が瞬いた。いくつもの六角形のレンズで構成された、宝石のような緑の瞳にキラキラと。
そんでもって、見事にまた撃ち抜かれてしまった。目尻を下げ、ぱたぱたと羽をはためかせている彼のかわいさに。やっぱり、ズルい。そのギャップは。
喜びを隠しきれていない弾んだ声が、俺の鼓膜を優しく揺らす。
「いえ、此方こそ申し訳ございません。考え事の邪魔をしてしまって」
形のいい眉を下げ、ご丁寧に会釈したものの、悪びれた様子はない。むしろご満悦そうだ。
察しのいい彼のことだ。俺の考えていたことくらい、お見通しだったのかもしれない。それから、別に邪魔しても全く問題ないってことも。
でも、この時の俺はそんな風に冷静に、分析する余裕なんてなかった。追い打ちを胸に受けてしまっていたからな。
「っ……ううん、ないよ、ないです。バアルさんより大事なことなんて一つもないですから」
「誠でございますか? 大変嬉しく存じます」
ドキドキとはしゃいでいる心臓が、さらに大きく跳ねた。陽だまりのように温かい微笑みをいただいてしまって。
すっかりお花畑になった俺の頭から、ところてん方式で抜け落ちていく。ここが外だって。色んな方々が行き交う大通りだって。
……マズい、抱きつきたい。今すぐぎゅってして欲しい。
もう少しだけ我慢しないといけないのに。俺達の部屋に帰ったら、いくらでもくっついていられるんだからさ。
ぽこぽこ落としまくった結果、再び淡い光を帯びた瞳に魅入られ、溺れかけた時だった。
幸せそうな笑い声が耳に届き、見覚えしかない特徴を持ったぬいぐるみが視界の端に映ったのは。
通りの端で佇んでしまっていた俺達の側を、額に一本の角を生やしたご夫婦が、小さなお子さんを連れて通り過ぎていく。
その子の華奢な腕の中には、可愛らしくデフォルメされたヨミ様のぬいぐるみが、ぎゅっと収まっていた。
鋭く立派な角や、コウモリみたいな黒い羽は勿論。艷やかな長い髪も、美しいご尊顔も、フェルトの生地で緻密に再現されている。パッと見で誰か分かるくらい出来のいい品だ。
「ヨミ様のファングッズでございますね。他には、お写真、タオル、ヨミ様のお顔が描かれたクッキーなどがございますよ」
目で追ってしまっていたんだろう。どこか上機嫌に触覚を揺らしながら、ハキハキと説明してくれた。
「ふへぇ……アイドルみたいですね」
「ええ。我が主は、この国の星でございますから」
続けて「我が国の太陽、サタン様のグッズもございますよ」と微笑むバアルさんは、スゴく誇らしげだ。生き生きしている。
新たな彼の一面を垣間見れ、ほっこりとした温かさが胸を満たしていく。
ホントにお二人のことが好きなんだなぁ……
だらしなく頬が緩んでいた俺に、不意に電流が走った。……もしかして、バアルさんのグッズもあるんじゃないか? と。
「あ、あの……それじゃあ……バアルさんのグッズも、有ったりします?」
はやる気持ちに胸が高鳴り、声が上ずる。前のめった俺の問いかけに、さっきまで煌めいていた瞳がフッと沈み、あからさまにスッと逸らされた。
どうやら俺は、完璧に彼の気持ちが分かるようになったらしい。これはウソをついているに違いない。確実に。
「……有るんですね?」
「……ぬいぐるみなど必要ないでしょう? 貴方様には、この老骨めがいるではございませんか。本物の私が」
渋々肯定した彼の口は拗ねたように歪んでいた。繋いだ手を何度も握っては緩めを繰り返しながら、細められた瞳でじっと見つめてくる。
……かわいいが過ぎる。とんでもなく年上の彼に、おまけにしょんぼりしている彼に、こんな気持ちを抱くなんて色々と申し訳ないんだけれども。
「っ……それは、そうですけど……」
効いている、もうひと押しだと思われたんだろう。柔らかく甘い声で「……抱き締めたければ、存分に私を抱き締めて下されば宜しいではございませんか?」と囁いてくる。
けれども、やっぱり自分の欲望に正直過ぎる俺は諦めることが出来なかった。どうしても欲しくて仕方がなかったんだ。好きな人の公式ファングッズが。
「もし、もしもですよ? そんなこと、万が一にも億が一にも有り得ませんけど……俺のぬいぐるみが売っていたら、バアルさんは我慢出来るんですか?」
とんでもないことを言ってるな……と頭の隅っこにある冷静な部分が呟く。そんな突拍子もない言い訳で、説得出来るわけがないだろう? とも続けてくる。
だが、その予想に反して事態は一変した。はたと瞳を瞬かせ、形のいい眉をキッと持ち上げた彼からの力強い一言によって。
「出来ませんね……買い占めます。勿論、店舗ごと」
「ひぇ……」
「成る程……貴方様のお気持ちは、痛いほど理解出来ました」
微笑みかけてくれた彼が「一つ隣の出店が並ぶ通りに、グッズのお店が有った筈でございます」と小道に視線を向ける。
思いがけず、彼からの強い共感を得られたお陰で、俺のバアルさんコレクションが潤いそうだ。といっても、今まで写真と動画しかなかったんだけどさ。
喜び勇んでカラフルな壁に挟まれた道へと足を向けようとした俺の手を、大きな手がぎゅっと握り直した。
「一つ約束して頂けませんか?」
「はい、何ですか?」
長く引き締まった腕にそっと抱き寄せられる。それだけでもドキドキとはしゃいでしまったのに、壊れそうなくらい煩く高鳴ってしまったんだ。
吐息を吹き込むように耳元で、背中の辺りがそわそわする低い声で囁かれて。
「あくまで収集物の一つとして扱って下さい。撫でて下さるのも、愛でて下さるのも、必ずや私を最優先して下さいね」
止めと言わんばかりに鼻先で、とびきりの笑顔をいただいてしまった。
すっかり骨抜きにされた俺の身体を、彼の片腕が余裕綽々で支えてくれる。
「は、はぃ……勿論。俺が触りたいのは、バアルさんだけ……ですから」
とんでもないことを言った気がする。いくら本心を伝える為とはいえ、白昼堂々。
でも、後悔は微塵もなかった。心の底から嬉しそうに微笑むバアルさんが見れたからな。
こうして俺達は帰宅前に、予定には無かった寄り道をすることになったんだ。……なったんだが、この時の俺は知る由もなかった。
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