俺最強と思ってる主人公が異世界でハーレムを作りながら最強を目指す!

白神 白夜

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初クエストで大健闘!

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なんだかんだで、話しながらダンジョンに向かっている間にサリーの機嫌は元に戻った。

「着きましたです!ここがクエストのダンジョンです!ここの最奥には、ガンガロスというボスが居るそうです」

そこまでたどり着ければ上出来だな。そんなことを思いつつ、倒す気満々なのだがな。

「じゃあ早速入っていくか!サリーは、危ないと思ったらすぐ逃げるんだぞ!」

「はいなのです!周もくれぐれもきおつけるです!」

そして、俺達はダンジョンに入っていく。ダンジョンの入口は、洞窟のようになっていて想像している通りのものだった。

「ここのダンジョンは、5階層に分かれてるみたいです!」

なるほどな、大方階層が上がってくにつれて敵が強くなってくるパターンか。

「ぱっぱと進んでいくか!」

「待ってくださいよー しゅうー」

全く警戒せず、俺は友達の家に入るかのようにずかずかと進んで行く。その後を、サリーは小走りで追いかけてくる。
少し進むと、広い広間のような場所に出た。そこには、見たことの無いモンスターが7~8体ほどいた。

「あれはヘビーゴブリンナイトです!かなり強めのモンスターですが大丈夫そうですか周?」

サリーが俺に説明をしていた時、俺はもうサリーの隣にいなかった。
俺は全速力で敵に突っ込んで行った。

「グァァーーー」

モンスター達の、敵対範囲に入ったのか一斉に俺に向かい襲いかかってくる。

「やっぱりこの数はきちいな」

敵3体の攻撃を、ジャンプで躱す。そして空中で敵の首をつかみ捩じ切る、そして着地とともに倒した敵の武器を奪い残りの2体を片付ける。が背後からもう一体のモンスターが迫っていることに俺は気づいていなかった。

「ぐっっ、痛ってーな!!」

ヘビーゴブリンナイトの斬撃が俺の背中を切り付ける。俺は体を捻りながら、後ろの的を真っ二つにたたっ斬る。

「おいおいマジかよ、1発くらっただけでこのダメージかよ しかも超痛いじゃねーかよ」

1発ダメージをくらっただけなのに、俺の体力は既に1割程度しか残っていなかった。
だが残りの敵は三体、勝てないことはないか。
敵の三体の同時斬撃、これは流石にまずいので天眼を発動する。全ての剣の軌道を見切り、屈んで全てを躱す。そして回転しながら三体の足を切り落とす。
あとは、点天眼が再発動できるのをゆっくりと待ち動けなくなった敵の攻撃を避けトドメを刺すだけだった。
切られたところは、めちゃくちゃ痛いし、激しく息切れしているが、俺は今とても生を感じていた。具体的に言うと、戦いをシンプルに楽しんでいたのだ。
そんな余韻に浸っていると、戦いが終わったからかサリーが走って近ずいて来た。

「もー、周はいつもヒヤヒヤさせるです!怪我は大丈夫です?」

アドレナリンが切れたのか痛みが増してきた。

「今日はここまでだな、やっぱりサリーの言う通りになっちまったか」

俺は少し反省し、落ち込む。
サリーは、そんな俺を励まそうと必死にフォローしてくれる。

「そんなことないです!Lv1でDランクダンジョンの1層を突破するなんて前代未聞です!しかも防具や武器無しでなんてなおすごいことです!」

褒められるのは、素直に嬉しいが結局は結果が全てだ。クリア出来ないと金は稼げない、金がないと何も出来ない、これはどちらの世界にも共通のことだ。

「でもクリア出来なかった、今日の飯と宿代がない」

俺がそう言うと、サリーはそう来ると思ってましたと言わんばかりに俺に説明しだした。

「その点は大丈夫なのです!未開拓ダンジョンは、層ごとにクリアするだけで一時鎮圧報酬というのが貰えるです!だからその点は心配しなくて大丈夫なのです!」

そんなものがあったのか、なら少しは頑張った甲斐があったってものか。

「周が頑張って1層クリアしてくれたお陰なのです!」

そう言って、サリーは膝をついて座っている俺に肩を貸してくれる。

「1人で歩けるよ ありがとう」

「こんな時ぐらい甘えるです!」

俺は少し照れながら、サリーの言葉に甘えることにする。
そして2人でダンジョンを、後にするのであった。
結局クリア出来なかったが、サリーの言う通り俺は冒険者連盟に、一時鎮圧報酬の申請をしたら本当に報酬が貰えた。

「いくら位貰えたですか?」

俺は驚いていた、1層を突破するだけでこれ程にも稼げるということに。元々、報酬が多いからDランクのクエストを受けたわけなんだが、25000ルージュも稼げるとは。元の報酬が、150000ルージュだったことを考えると妥当な金額なのかもしれない。

「25000ルージュだ」

サリーは、それを聞いて飛び跳ね出した。

「凄いですー!これで4日間の宿代とご飯代には、困らなさそうですね!」

理想は、これで稼いで少しの間休みたかったんだがな。二人分の宿代と食費と考えると、一日最低でも5000ルージュだから節約して5日だな。やはり、装備にあてるお金は作れそうにないな。

「とりあえず今日の宿を探すか」

「それなら、冒険者割引のある宿にしましょう!」

そう行って俺は、サリーに引き連れられ宿に到着し、早速受付をする。

「なかなか良さそうな所だな、チェックインを頼む 1人部屋を2部屋頼む」

サリーが、謎に驚いている。相部屋だと思ってたのかこいつ?
そんなことを考えているとサリーが、受付の人と勝手に話を進めていた。

「さあ、鍵は貰ったので早く部屋に行くのです!」

まあ、あまり気にすることは無いか。そう思い俺は、サリーについて行く。
だが俺は、部屋についてから後悔をする。

「おいサリー、なんで相部屋なんだよ!!!」

サリーは、自分がなぜ怒られているのかわかっていないようだ。

「だってその方が、お金浮くじゃないですか!それに何も問題ないです!」

なんてこった、ベッドダブルだぞ。今日俺は、こいつと並んで寝るのか?そんなのヤバすぎる。

「それに周の手当もしないとです!」

しかし、今更何を憂いてもチェックアウトまではここに泊まるしかない。俺は諦めることにした。

「わかったわかった、さっさと飯買いに行って寝よう」

「ハイなのですー」

そう言って俺達は荷物を部屋に置き、近くの商店街の出店で食べ物を買って帰ってきた。
当たり前だが、見たことない食べ物ばかりだ。

「早く食べて、早く寝て、早く怪我治すのです!!!」

そういったサリーは、俺に食べさせようとしてくる。

「辞めろ、1人で食べれる」

俺は避けようとするも、今日の傷が痛み良けれない。

「ほらほら、怪我人は大人しく看病されるです!」

結局無理やり食べさせられてしまった。
飯は、食べたことの無い味のものばかりだったがどれも、とても美味しかった。
そして、夕飯を終えた俺達は明日へ向け寝ることにした。

「周、着替えるのであっちを向いていて欲しいです」

俺は、その言葉を聞いた途端秒で後ろを向く。後ろで脱いでいる音がするのが、すごく生々しいが何も考えないことにした。

「終わったのです、さー寝るのです!」

そう言ってサリーは部屋の電気を消し、ベッドに潜る。俺も、横になる。
気まずい.......。

「おやすみです、周」

こうして、転生一日目が幕を閉じたのであった。
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