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ダンジョン初クリア?!
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その後、どの層も強敵ばっかりだったが桜田は手こずることなくノンストップでボスの扉の前まで辿り着いてしまった。
「ここがラストですね、さっさと行きましょう」
桜田が躊躇無く入ろうとする。この前のサリーの話だとガンガロスという敵が居るらしいが。
「サリー、ガンガロスってどんな敵なんだ?」
「噂しか聞いたことがないのであまり分からないのです.......」
情報は無しか、さっきのようにあっさりとは行かなそうだな。
「あまり油断するなよ」
俺は、一応桜田に注意喚起する。
「ええ、少しは注意してますよ」
いちいち癪に障る返答しやがって。そして俺達は、扉を開けボス部屋へ足踏み入れた。
「グゥャァーーーア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
耳を劈くような声でボスがお出迎えしてくれた。
「うるせー、サリーといい勝負だな」
「私あんなにうるさくないですー!」
サリーは、意外と緊張などはしていない様子でいつも通りうるさかった。
「では、いざ尋常に」
そう言って桜田は、ボスににじり寄っていった。ボスは真っ黒のドラゴンのような見た目をしていて、いかにも強そうに見えた。桜田は、冷静にボスの爪による引っ掻き攻撃を避ける。油断しているようで隙はやはり無い。
「ハッ!!!」
桜田は気合を入れる為か普段の癖か、何かを口ずさんでいる。いとも簡単に、ガンガロスの両腕を切り落としてしまった。
「これは、ボス戦も出番はなさそうだな」
そう思った矢先だった、ガンガロスのお腹が膨らみだしたのに俺は気づいたが、桜田は気づいていない様子だった。俺は、嫌な予感がしたので走り出す。そして、桜田の手を握った時には、ガンガロスの口からブレスが出かかっていた。咄嗟に俺は、天眼を使いブレスの角度と方向を見切る。桜田の手を引きながら、俺はガンガロスへ向かって走り出す、つられて桜田も困惑しつつも足並みを揃える。
「桜田!スキルでこいつの腹ぶった切れ!」
そう言い俺は、桜田の手を離しアイコンタクトを取りつつそう叫びボスの下に滑りながら潜り込む。桜田も何かを察した様に、俺と同じ動きをとり滑り込む。だが、俺とは違い下を滑りながら桜田は剣聖を発動し、滑る勢いを使ってボスの腹を真っ二つに切り裂いた。
「ギャァァァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
日本語では説明のできないような声を上げるガンガロス。もう命が尽きるのも時間の問題なのだろう。
「さっさとトドメさせよ」
「そんなこと言われなくてもわかってます!」
最後まで強がるなこいつは、ただ勝てたのもこいつのおかげだし、今日くらいはいいか。珍しく俺は、そんな風に思った。そして、桜田はガンガロスの首をはねる、完全に動きが止まり死んだのだと悟る。
「凄いですです!こんな弱小パーティでDランクのクエストをクリア出来るなんて!」
サリーが夢が叶ったかのようにはしゃいでいる。
「ねぇ、夜ト神君ひとつ聞いてもいい?」
そんなサリーを後目に、桜田が話しかけてくる。
「なんだよ」
こいつまた嫌味でも言ってくるのか?そんな俺の予想を裏切った質問を桜田はしてきた。
「何故あそこでブレスが来ると分かったの?あの時夜ト神君が助けてくれなかったら、私は多分やられてたわ」
「そんな簡単なことか、そんなのRPGの基本だろ?」
桜田は呆れた顔をしている。だが、俺には、それ以上でもそれ以下でもない。
「呆れたわ.......まあでも.......ありがとう.......」
「ん?なんだって?」
声がか細くてよく聞き取れなかった俺は、桜田に聞き返す。
「なんでもないわよ!バカ!!!」
全く意味がわからん、なんで俺が罵倒されなきゃいけないんだ。負には落ちないが気にしないことにした。
「はいはい、馬鹿でいいよ それより早く報告しに帰ろうぜ」
桜田は、早足でダンジョンを出ていく。それを後ろからサリーと俺は着いて行った。そして無事俺達は、冒険者連盟まで戻ってきた。
「じゃあ、報告してくるよ」
俺は報告をし、無事報酬をゲットした。以前の一時鎮圧報酬の分は引かれてしまったが、これで当面の生活費は稼げたな。
「じゃあ宿に戻るのです!」
「そうだな、これで男女別で泊まれるくらいには稼げたしな!」
「何言ってるです?昨日の部屋ですよ?四日分の宿泊をとってるです!」
このバカ、余計なことしやがって。こんなの桜田が許す訳ないだろうに。
「分かった、俺だけ1人で別の部屋に泊まるよ」
「私はいいですよ、3人で泊まればお金も浮くでしょ?」
おいおい、こいつバカになったのか?なんで俺の気遣いを無下にするんだよ。
「分かったよ、それでいい後から文句言うなよ」
結果、俺達は昨日と同じ部屋に戻ってきた。
「早く寝て明日に備えるぞ、俺は床で寝るからお前らはベッド使え」
「えー、周も一緒に寝るです!!」
「それだけはダメです!!!」
サリーと桜田が揉めている。疲れてるんだからさっさと寝かせてくれよ。
「サリー、俺の事は気にしなくていいからさっさと寝ろ」
サリーは、しゅんと静かになった。
「おやすみなさい」
桜田はそう言った。俺も寝ることにするか、そうして俺はそっと目を閉じた。
「ここがラストですね、さっさと行きましょう」
桜田が躊躇無く入ろうとする。この前のサリーの話だとガンガロスという敵が居るらしいが。
「サリー、ガンガロスってどんな敵なんだ?」
「噂しか聞いたことがないのであまり分からないのです.......」
情報は無しか、さっきのようにあっさりとは行かなそうだな。
「あまり油断するなよ」
俺は、一応桜田に注意喚起する。
「ええ、少しは注意してますよ」
いちいち癪に障る返答しやがって。そして俺達は、扉を開けボス部屋へ足踏み入れた。
「グゥャァーーーア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
耳を劈くような声でボスがお出迎えしてくれた。
「うるせー、サリーといい勝負だな」
「私あんなにうるさくないですー!」
サリーは、意外と緊張などはしていない様子でいつも通りうるさかった。
「では、いざ尋常に」
そう言って桜田は、ボスににじり寄っていった。ボスは真っ黒のドラゴンのような見た目をしていて、いかにも強そうに見えた。桜田は、冷静にボスの爪による引っ掻き攻撃を避ける。油断しているようで隙はやはり無い。
「ハッ!!!」
桜田は気合を入れる為か普段の癖か、何かを口ずさんでいる。いとも簡単に、ガンガロスの両腕を切り落としてしまった。
「これは、ボス戦も出番はなさそうだな」
そう思った矢先だった、ガンガロスのお腹が膨らみだしたのに俺は気づいたが、桜田は気づいていない様子だった。俺は、嫌な予感がしたので走り出す。そして、桜田の手を握った時には、ガンガロスの口からブレスが出かかっていた。咄嗟に俺は、天眼を使いブレスの角度と方向を見切る。桜田の手を引きながら、俺はガンガロスへ向かって走り出す、つられて桜田も困惑しつつも足並みを揃える。
「桜田!スキルでこいつの腹ぶった切れ!」
そう言い俺は、桜田の手を離しアイコンタクトを取りつつそう叫びボスの下に滑りながら潜り込む。桜田も何かを察した様に、俺と同じ動きをとり滑り込む。だが、俺とは違い下を滑りながら桜田は剣聖を発動し、滑る勢いを使ってボスの腹を真っ二つに切り裂いた。
「ギャァァァァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
日本語では説明のできないような声を上げるガンガロス。もう命が尽きるのも時間の問題なのだろう。
「さっさとトドメさせよ」
「そんなこと言われなくてもわかってます!」
最後まで強がるなこいつは、ただ勝てたのもこいつのおかげだし、今日くらいはいいか。珍しく俺は、そんな風に思った。そして、桜田はガンガロスの首をはねる、完全に動きが止まり死んだのだと悟る。
「凄いですです!こんな弱小パーティでDランクのクエストをクリア出来るなんて!」
サリーが夢が叶ったかのようにはしゃいでいる。
「ねぇ、夜ト神君ひとつ聞いてもいい?」
そんなサリーを後目に、桜田が話しかけてくる。
「なんだよ」
こいつまた嫌味でも言ってくるのか?そんな俺の予想を裏切った質問を桜田はしてきた。
「何故あそこでブレスが来ると分かったの?あの時夜ト神君が助けてくれなかったら、私は多分やられてたわ」
「そんな簡単なことか、そんなのRPGの基本だろ?」
桜田は呆れた顔をしている。だが、俺には、それ以上でもそれ以下でもない。
「呆れたわ.......まあでも.......ありがとう.......」
「ん?なんだって?」
声がか細くてよく聞き取れなかった俺は、桜田に聞き返す。
「なんでもないわよ!バカ!!!」
全く意味がわからん、なんで俺が罵倒されなきゃいけないんだ。負には落ちないが気にしないことにした。
「はいはい、馬鹿でいいよ それより早く報告しに帰ろうぜ」
桜田は、早足でダンジョンを出ていく。それを後ろからサリーと俺は着いて行った。そして無事俺達は、冒険者連盟まで戻ってきた。
「じゃあ、報告してくるよ」
俺は報告をし、無事報酬をゲットした。以前の一時鎮圧報酬の分は引かれてしまったが、これで当面の生活費は稼げたな。
「じゃあ宿に戻るのです!」
「そうだな、これで男女別で泊まれるくらいには稼げたしな!」
「何言ってるです?昨日の部屋ですよ?四日分の宿泊をとってるです!」
このバカ、余計なことしやがって。こんなの桜田が許す訳ないだろうに。
「分かった、俺だけ1人で別の部屋に泊まるよ」
「私はいいですよ、3人で泊まればお金も浮くでしょ?」
おいおい、こいつバカになったのか?なんで俺の気遣いを無下にするんだよ。
「分かったよ、それでいい後から文句言うなよ」
結果、俺達は昨日と同じ部屋に戻ってきた。
「早く寝て明日に備えるぞ、俺は床で寝るからお前らはベッド使え」
「えー、周も一緒に寝るです!!」
「それだけはダメです!!!」
サリーと桜田が揉めている。疲れてるんだからさっさと寝かせてくれよ。
「サリー、俺の事は気にしなくていいからさっさと寝ろ」
サリーは、しゅんと静かになった。
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