俺最強と思ってる主人公が異世界でハーレムを作りながら最強を目指す!

白神 白夜

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活路

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「やっぱりまだ本気隠してたじゃねぇか!」

「うるせぇ、出す予定はなかったんだよ!」

「俺もそろそろ本気出すかな?」

ヴェルグェスは、そう言いながら何も無い場所から槍を取り出す。
リーチ負けしてはいるが、長物は間合いを詰めれれば勝ちだな。
俺はそんな甘いことを考えていた。

「気をつけろ周!ヴェルグェスの4本槍はそれぞれが能力を持っておる!」

疾風迅雷的な感じか。
それは少々厄介だが、そもそも当たらなければ問題は無いだろう。

「さぁ?避けれるか?」

ヴェルグェスは、槍を一本振りかぶり俺へと全力で投げてくる。
俺は軽々と避け、自分の強さに少し自惚れるが、レーネによって遮られる。

「気を抜くでない!」

その声を聴き俺は槍へと目を向ける。
そこには信じ難い光景が待ち受けていたのだ。
槍の刺さった地面は徐々に無に帰していたのだ、厳密に言うと崩れ落ちて無くなっていたのだ。

「どういう事だ.......?」

「やつの槍は破壊と再生、そしてそれを顕現したかのような焔と氷を司っておるのじゃ!」

「ネタバレは白けちまうぜ?」

ヴェルグェスは、何も無いところに不自然に突き刺さった槍を抜きとる。

「まあ、わかった所でどうにもならないだろうがなぁぁ!」

ヴェルグェスは、次々と槍を投げまくり、その度に抜き取り再び投げる。

「流石にこの量1人は厳しいんだがレーネさん?」

「分かっておる! 天を統べる雷帝よ 我の元に集いて敵をなぎ払い給へ 光速をも超える 神速の槍 神を殺す神槍ディオゥチーデ!!!」

これは大会の時の技か!
以前よりも数段威力が上がっているのが見て取れる。
これなら!?
そんな淡い期待を抱くが、そうあっさり終わる訳もなく、槍によって相殺される。
だがレーネのアシストもあり、ヴェルグェスに少しの隙が生じる。

「ナイスだぜレーネ!」

その隙を俺は見逃しはしない。
俺は槍を投げた方に瞬時に近づく。そして、すかさず小太刀で切かかるが、間一髪の所でもう一方の槍でガードされる。だが、ヴェルグェスを後方へと弾き飛ばすことに成功する。

「やるじゃあねぇか!」

砂埃の中からヴェルグェスが出てくる。
驚くことに、俺の攻撃が想像よりも威力があったらしく、ヴェルグェスの腕は吹き飛んでいた。

「この感じなら倒せるんじゃねぇか?」

「調子に乗りすぎじゃ!」

レーネに怒られる。
確かにこの程度なら、レーネがあそこまでの評価をするはずはないか。

「これは予想外だったが、そんな喜ばれちゃ困るぜ!?」

そう言うと、あろう事か自らの槍を傷口に突き刺したのだ。
そして痛がることなく、槍を引く抜くと槍に着いていくように新しい腕が生えてくる。

「まぁ、無駄だったってことだな」

なるほどな、これならレーネが倒せないと言うのも納得出来るな。

「さて第2ラウンドだぜ?」

おいおい、本気じゃなかったのかよ。
さて、いよいよ倒す方法がわからなくなってきたが、俺の力が多少通用するということも分かった。

「突破口は見えたかレーネ?」

「多少は周の攻撃が効くようじゃし、なんとか突破できそうじゃな」

レーネのその言葉を聞き、俺は少しほっとする。

「ほほぅ、勝てるとでも思ってるのか?」

「俺達は勝とうだなんて、鼻から思ってねぇよ」

「勘違いするなヴェルグェス、妾達は無事に切り抜けることが最優先なのだ!お主のことなど二の次じゃ」

相変わらず格上に対して強気だなレーネ。
いつもの調子の方が安心するからいいんだがな。

「さっさとあいつらの元に帰るぞ!」

「そうさせてもらうぞヴェルグェス!」

「かかってこい!二人共無に帰してやる!」

大口を叩いているが、前半戦でのダメージに重ねトリプルオーバードライブによる不可で、俺はいつでも死ねる準備万端って感じだ。
そろそろ決着つけないとまずいぞ.......

「一気に行くぞレーネ!」

「重ねて言うが、死ぬでないぞ周!」
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