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最初は、日本人?
受験の日に何かにぶつかり死亡。
次は、何かの討伐中に、死亡。
次に目覚めたら、見知らぬ男性の玉拾いを
手伝った?
そして、暗闇の中で声をきいて……。
今現在、私の横にはゴスロリ?の
背の高い、綺麗なおねえさまがいる。
私は、あれ?
あの夢に出てきた神様と名乗る、
臭いそうなダボっとした白い服に
濃い茶色い長い髪の毛。
視界の半分が、長い髪の毛で見えなかった。
ゴスロリ風のおねえさまは美人。
しかもまわりには、中世ヨーロッパのような
鎧を身につけた人たちと、デップリと肥えた
いかにも悪役っぽい人がいた。
「んっ?成功したのか?」
「はい。陛下、ですが…申し訳ございません。
何やら、もうひと方…勇者の召喚に
巻き込まれたようです。」
「こんな美人が勇者ではないだろう。
お前の目は節穴か?おまけはどうでもよい。
美人の方は……。」
陛下と呼ばれていた者は、ニタリという
表現がぴったりの気持ち悪い笑みを、
浮かべていた。
「ワシの聖女…いや…ワシの側室にしてやろう。」
「はっ…。」
ドガッ。
黒いマントを身につけた、いかにも
魔法使いらしき人物は、デップリと肥えた
陛下と呼ばれていた人に、短い足で
蹴られていた。
軽く蹴っているようにしか、
見えなかったのに、すごい音とともに
魔法使いは壁にめり込むかのように
飛ばされてしまった。
「(魔法使いさーん?)…だ、大丈夫ですか?」
「……。」
陛下と呼ばれた人は、鎧を身につけている
人たちに、一言呟いた。
「そこの者たちを片付けろ。」
たるみきったアゴが示したのは、
たぶん私。
「みすぼらしい奴め。どこから
忍び込んだんだ?」、
「恐れながら陛下……。」
「なんだ、お前。わしに一丁前に
口答えするのか?なんなら、おまえも
そこの者たちと同じようにいらんぞ。」
鎧を着た人の鋭い目は、悔しさを
押さえ込むかのように、頭を下げ黙り込んだ。
すると、先ほどのゴスロリ風の
おねえさまが私の目の前に立ちはだかった。
「初めまして。私は何かの召喚で
ここにいるのよね?私だけでいいなら
この子達は、開放してあげてもいいんじゃ
ないかしら?ねぇ、そこにいらっしゃる
御慈悲深くてお優しい陛下なら、そうなさると
思ったんだけど、思い過ごしかしら?
この世界では、間違えて召喚された
人に酷い扱いをする世界なの?」
おねえさまは、目に涙をためて
ウルウルしながら、超おデブ、超肥満の
陛下を見上げていた。
「うっ。そ、そうじゃ、ワシは
慈悲深くて優しいんじゃ。そ、そこの
おまけの者は、開放じゃ。どうじゃ、
優しいだろ。」
「さすがですわ。おまけに、ご慈悲深く
恵んであげて開放してあげるなんて、
素晴らしいですわ。」
「そうだろ、そーだろぉ、ワシは、
哀れな奴に恵んで…うっ。か、開放
してやるんじゃ。」
「さすがですわ。陛下、男らしいてすわ。」
呆気にとられながら、話はトントンと
進み、聖女様?のおかげで私たち?は、
孤児院を兼ねている教会に、とりあえず
行く事になった。
助けてくれた時に、"いざっていう時、
コレを使ってね。"と手の平サイズの
丸い光る球をこっそり手渡されたのだった。
この世界のお金の価値はわからないけど、
幾らかのお金と、先程のマントの人と
鎧の集団?立派なお城から200人?あれ?
もしかして、もっといる?
騎士団が付いてきた。
受験の日に何かにぶつかり死亡。
次は、何かの討伐中に、死亡。
次に目覚めたら、見知らぬ男性の玉拾いを
手伝った?
そして、暗闇の中で声をきいて……。
今現在、私の横にはゴスロリ?の
背の高い、綺麗なおねえさまがいる。
私は、あれ?
あの夢に出てきた神様と名乗る、
臭いそうなダボっとした白い服に
濃い茶色い長い髪の毛。
視界の半分が、長い髪の毛で見えなかった。
ゴスロリ風のおねえさまは美人。
しかもまわりには、中世ヨーロッパのような
鎧を身につけた人たちと、デップリと肥えた
いかにも悪役っぽい人がいた。
「んっ?成功したのか?」
「はい。陛下、ですが…申し訳ございません。
何やら、もうひと方…勇者の召喚に
巻き込まれたようです。」
「こんな美人が勇者ではないだろう。
お前の目は節穴か?おまけはどうでもよい。
美人の方は……。」
陛下と呼ばれていた者は、ニタリという
表現がぴったりの気持ち悪い笑みを、
浮かべていた。
「ワシの聖女…いや…ワシの側室にしてやろう。」
「はっ…。」
ドガッ。
黒いマントを身につけた、いかにも
魔法使いらしき人物は、デップリと肥えた
陛下と呼ばれていた人に、短い足で
蹴られていた。
軽く蹴っているようにしか、
見えなかったのに、すごい音とともに
魔法使いは壁にめり込むかのように
飛ばされてしまった。
「(魔法使いさーん?)…だ、大丈夫ですか?」
「……。」
陛下と呼ばれた人は、鎧を身につけている
人たちに、一言呟いた。
「そこの者たちを片付けろ。」
たるみきったアゴが示したのは、
たぶん私。
「みすぼらしい奴め。どこから
忍び込んだんだ?」、
「恐れながら陛下……。」
「なんだ、お前。わしに一丁前に
口答えするのか?なんなら、おまえも
そこの者たちと同じようにいらんぞ。」
鎧を着た人の鋭い目は、悔しさを
押さえ込むかのように、頭を下げ黙り込んだ。
すると、先ほどのゴスロリ風の
おねえさまが私の目の前に立ちはだかった。
「初めまして。私は何かの召喚で
ここにいるのよね?私だけでいいなら
この子達は、開放してあげてもいいんじゃ
ないかしら?ねぇ、そこにいらっしゃる
御慈悲深くてお優しい陛下なら、そうなさると
思ったんだけど、思い過ごしかしら?
この世界では、間違えて召喚された
人に酷い扱いをする世界なの?」
おねえさまは、目に涙をためて
ウルウルしながら、超おデブ、超肥満の
陛下を見上げていた。
「うっ。そ、そうじゃ、ワシは
慈悲深くて優しいんじゃ。そ、そこの
おまけの者は、開放じゃ。どうじゃ、
優しいだろ。」
「さすがですわ。おまけに、ご慈悲深く
恵んであげて開放してあげるなんて、
素晴らしいですわ。」
「そうだろ、そーだろぉ、ワシは、
哀れな奴に恵んで…うっ。か、開放
してやるんじゃ。」
「さすがですわ。陛下、男らしいてすわ。」
呆気にとられながら、話はトントンと
進み、聖女様?のおかげで私たち?は、
孤児院を兼ねている教会に、とりあえず
行く事になった。
助けてくれた時に、"いざっていう時、
コレを使ってね。"と手の平サイズの
丸い光る球をこっそり手渡されたのだった。
この世界のお金の価値はわからないけど、
幾らかのお金と、先程のマントの人と
鎧の集団?立派なお城から200人?あれ?
もしかして、もっといる?
騎士団が付いてきた。
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