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2、ウゲッ!!
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え~と…病弱設定?おしとやかで
か弱くてピュアな俺……ではなく
ワ、ワタクシは生まれた時から
魔力が強かった…のよ?
しかも全属性もち…だわよ?
………。
いずれ聖女や魔法師団になるだろうと
誰もが言っていた……わよ。
産まれた翌日、泣くと部屋中の家具が
浮かび上がり物が壊れるのは
日常茶飯事だった……わ。
魔道具でワタクシの魔力を抑えようと
したけれど、魔道具の類はすぐに
壊れてしまう始末だった……わよ?
記憶の中のワタクシが、赤子の頃の
ワタクシを教えてくれた……わ。
魔力過多なワタクシにどうしたら
健やかに育つのか家族が悩んでいた…わ。
………ッ。
まわりから導き出された答えが、
魔法師団か教会(聖女になるための教育)
に預け四六時中魔力消費する事だった……わ。
女言葉…ってどう話したらいいの…かしら?
女性らしい言葉遣い、俺はなぜ
忘れてる……のさぁー?
俺、いや?ワタクシの言葉が
どっかイッてしまった…だわさー?
なん~でやねん?
このままでは言葉使いがあやしいとか
言葉使いが荒いって言われてしまう。
変な侯爵令嬢になってしまう。
違和感しかないし、どうしよう?
コレは心の中で思ってることだから
自分の言葉でいいよな?
話す時、気をつけたらいいだけだよ…な?
魔力消費、単純に魔法を使うことなのだが
言葉のわからない赤子に
魔法を使わさせるのは至難の技。
最初の魔力消費はキスだったらしい。
あっ、変な意味のキスではない。
ほら、アレだ。
あいさつの時、親しい人にするキス。
それだ。
泣き叫ぶ俺(赤ちゃん)…"ベル"を不憫に思い
身体を痛めながら産んだ母が
産後すぐに赤ちゃんの俺に
優しくキスをしてくれた。
余分な魔力を吸い出してくれたそうだ。
ファーストキスは美人な母親……。
あれ?これはセーフ?
家族とのキスはファーストキスに
カウントしなくていいよな?
まあ、このキスは魔力過多の俺の治療の為だ。
赤ちゃんの両手を持ち、ゆっくりと
右手から身体全体に行きわたるように
魔力を流し左手に抜けるという
魔力循環をしてくれたそうだ。
魔力循環をすると、カチカチになった
身体中の筋肉がふわぁと温かくなり
ポカポカするから気持ちいいのだ。
寝たら魔力は回復するので
1日数回、主に母、兄5人、父が
代わる代わる俺にキス…うっ。
……キスされながら、両手をつなぎ
魔力循環をしてくれるのだが……。
それは今でも変わらず毎日の恒例行事…。
「……(んんっ)。」
うぉぉぉ~。
ちょっと待てぇー。
お、俺…いま…今、寝てたでしょうがぁぁぁ。
気配感じたから、起きようと思ったけど
また寝たんだからな!!
たぬき寝りでもしたら回避できるかと
思った俺がバカだった。
起きてる時より、口の中に……。
うぎゃぁぁ。
泣いていいか?泣いていいよな?
なんでこんなにキス上手いんだよ。
俺、中身オトコだよ。
俺?毎日なんでオトコに寝込み
襲われてるんだよ!!
兄妹だからオッケーなのか?
いやいや外見、女だからか?
18歳の美少女と22歳の兄。
舌からんで、でる。
寝ながらアゴクイ?
壁ドンならぬ、ベッドでドン?
……!!!
ぬめぬめぬめ……ウギャャー。
ピチャ、ピチャ、ピチャ。
す、すわ、吸われた。
ちょっと、待ってくれ。
いや待たなくていいから
やめてくれぇーこのエロ兄貴?!
「僕の可愛いベル。今日も美しいよ。
このまま食べちゃいたいよ。」
「(んっ、あぁ~)。」
はあはあはあ……。
俺、もう食べられてるような気がするんだが
キスして魔力循環だけだろう?
赤ちゃん時代からされてるけど
この儀式…だんだんやばい。
なぜ、俺のアレがない下腹部というか
言いにくい奥がズキュンズキュンする感じ?
慣れない、慣れたくないのに
魔力流されたら…気持ちいい。
プラチナゴールド?の髪に、淡い青い目。
22歳の長男の
「(クッ…クライヴお兄ぃー様、く、苦し)……。」
「僕の可愛いベル?大丈夫か?
どこがくるしいんだ?」
ごらぁぁ!どこ触ってるんだ?
ナチュラルに口を塞ぎながら
胸を触るな、さするな、さりげなく
軽く揉むなぁぁぁ。
自分で胸触るのも恥ずかしいのに……。
長男のクライヴお兄様は、世間では
冷静、沈着?氷の貴公子と呼ばれていたハズ?
ただのエロい長男だな。
うわぁぁ……。
「僕の可愛いベル。涙目になってる。
可哀想に。僕が優しくしてあげるからね。」
ウゲェェェ。お前のせいだぁぁ……。
頼む。誰か俺の気を失わせてくれぇー。
俺…ワタクシはこの国の侯爵令嬢
ベル・ミーナ・トルジョリー。
中身は、連日深夜帰りの接待疲れがたまった
30歳の冴えないサラリーマン。
外見は、高級なビスクドールみたいな
美少女18歳。
俺はまだ、夢から抜け出せてないのか?
目覚めても、変わらぬ景色。
姉の好きな超絶乙女ゲーム、
"指と口は目ほどに、アレを言う"
というかなりのエロゲーに酷似した
登場人物にであいました。
兄貴、やめてくれぇぇー。
俺のピュアでか弱い精神は
ガリガリ削りとられてまふ……うっ。
か弱くてピュアな俺……ではなく
ワ、ワタクシは生まれた時から
魔力が強かった…のよ?
しかも全属性もち…だわよ?
………。
いずれ聖女や魔法師団になるだろうと
誰もが言っていた……わよ。
産まれた翌日、泣くと部屋中の家具が
浮かび上がり物が壊れるのは
日常茶飯事だった……わ。
魔道具でワタクシの魔力を抑えようと
したけれど、魔道具の類はすぐに
壊れてしまう始末だった……わよ?
記憶の中のワタクシが、赤子の頃の
ワタクシを教えてくれた……わ。
魔力過多なワタクシにどうしたら
健やかに育つのか家族が悩んでいた…わ。
………ッ。
まわりから導き出された答えが、
魔法師団か教会(聖女になるための教育)
に預け四六時中魔力消費する事だった……わ。
女言葉…ってどう話したらいいの…かしら?
女性らしい言葉遣い、俺はなぜ
忘れてる……のさぁー?
俺、いや?ワタクシの言葉が
どっかイッてしまった…だわさー?
なん~でやねん?
このままでは言葉使いがあやしいとか
言葉使いが荒いって言われてしまう。
変な侯爵令嬢になってしまう。
違和感しかないし、どうしよう?
コレは心の中で思ってることだから
自分の言葉でいいよな?
話す時、気をつけたらいいだけだよ…な?
魔力消費、単純に魔法を使うことなのだが
言葉のわからない赤子に
魔法を使わさせるのは至難の技。
最初の魔力消費はキスだったらしい。
あっ、変な意味のキスではない。
ほら、アレだ。
あいさつの時、親しい人にするキス。
それだ。
泣き叫ぶ俺(赤ちゃん)…"ベル"を不憫に思い
身体を痛めながら産んだ母が
産後すぐに赤ちゃんの俺に
優しくキスをしてくれた。
余分な魔力を吸い出してくれたそうだ。
ファーストキスは美人な母親……。
あれ?これはセーフ?
家族とのキスはファーストキスに
カウントしなくていいよな?
まあ、このキスは魔力過多の俺の治療の為だ。
赤ちゃんの両手を持ち、ゆっくりと
右手から身体全体に行きわたるように
魔力を流し左手に抜けるという
魔力循環をしてくれたそうだ。
魔力循環をすると、カチカチになった
身体中の筋肉がふわぁと温かくなり
ポカポカするから気持ちいいのだ。
寝たら魔力は回復するので
1日数回、主に母、兄5人、父が
代わる代わる俺にキス…うっ。
……キスされながら、両手をつなぎ
魔力循環をしてくれるのだが……。
それは今でも変わらず毎日の恒例行事…。
「……(んんっ)。」
うぉぉぉ~。
ちょっと待てぇー。
お、俺…いま…今、寝てたでしょうがぁぁぁ。
気配感じたから、起きようと思ったけど
また寝たんだからな!!
たぬき寝りでもしたら回避できるかと
思った俺がバカだった。
起きてる時より、口の中に……。
うぎゃぁぁ。
泣いていいか?泣いていいよな?
なんでこんなにキス上手いんだよ。
俺、中身オトコだよ。
俺?毎日なんでオトコに寝込み
襲われてるんだよ!!
兄妹だからオッケーなのか?
いやいや外見、女だからか?
18歳の美少女と22歳の兄。
舌からんで、でる。
寝ながらアゴクイ?
壁ドンならぬ、ベッドでドン?
……!!!
ぬめぬめぬめ……ウギャャー。
ピチャ、ピチャ、ピチャ。
す、すわ、吸われた。
ちょっと、待ってくれ。
いや待たなくていいから
やめてくれぇーこのエロ兄貴?!
「僕の可愛いベル。今日も美しいよ。
このまま食べちゃいたいよ。」
「(んっ、あぁ~)。」
はあはあはあ……。
俺、もう食べられてるような気がするんだが
キスして魔力循環だけだろう?
赤ちゃん時代からされてるけど
この儀式…だんだんやばい。
なぜ、俺のアレがない下腹部というか
言いにくい奥がズキュンズキュンする感じ?
慣れない、慣れたくないのに
魔力流されたら…気持ちいい。
プラチナゴールド?の髪に、淡い青い目。
22歳の長男の
「(クッ…クライヴお兄ぃー様、く、苦し)……。」
「僕の可愛いベル?大丈夫か?
どこがくるしいんだ?」
ごらぁぁ!どこ触ってるんだ?
ナチュラルに口を塞ぎながら
胸を触るな、さするな、さりげなく
軽く揉むなぁぁぁ。
自分で胸触るのも恥ずかしいのに……。
長男のクライヴお兄様は、世間では
冷静、沈着?氷の貴公子と呼ばれていたハズ?
ただのエロい長男だな。
うわぁぁ……。
「僕の可愛いベル。涙目になってる。
可哀想に。僕が優しくしてあげるからね。」
ウゲェェェ。お前のせいだぁぁ……。
頼む。誰か俺の気を失わせてくれぇー。
俺…ワタクシはこの国の侯爵令嬢
ベル・ミーナ・トルジョリー。
中身は、連日深夜帰りの接待疲れがたまった
30歳の冴えないサラリーマン。
外見は、高級なビスクドールみたいな
美少女18歳。
俺はまだ、夢から抜け出せてないのか?
目覚めても、変わらぬ景色。
姉の好きな超絶乙女ゲーム、
"指と口は目ほどに、アレを言う"
というかなりのエロゲーに酷似した
登場人物にであいました。
兄貴、やめてくれぇぇー。
俺のピュアでか弱い精神は
ガリガリ削りとられてまふ……うっ。
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