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12 異変
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ベルは目覚めた。
初めて感じた腰の痛みと
下腹部の鈍痛、そして胸の張りの痛み。
「(な、なんだ?なんだかダル重……。)」
あっ声出ないんだ。
アソコの入り口が痛いような
痒いような、なんだか気持ち悪い。
ま、まさかのまさかで、兄……。
お兄様たちに寝てる間にやられたのか?
ゆっくり起き上がると、自分のお尻が
濡れているのを感じた。
頭が痛い、めまいがする?
ベッドに倒れ込みそうになったが
俺が起きた気配察知をしたのか
兄たちがわらわらと出没してきたのだった。
「おめでとう。」
「おめでとう、これで大人の仲間入りだな。」
「おめでとう。複雑だな。」
「誰を選んでも恨みっこ……。私以外が
選ばれたら…そんなの嫌だわ、
やっぱり恨んじゃいそうだわ……。
だけど、お、おめでとう……クッ。」
「成人おめでとう。」
「……。」
へっ?成人?
いえいえ、この身体は18歳で
女子にある月のもの。生理現象。
しかもお初。
初めての生理がきたら大人なのか?
「ベル。大事なことだから一回だけ言うけど
俺たちを選べ。俺たちを選べば
王家は手出し出来ない。だから
俺たちを選べ。」
「……。」
一回しか言わないんじゃないのか?
俺たちを選べって、どういうことだ?
ピュアでか弱くて、おしとやかで
なぜかしゃべれない俺、わっかんなーい。
てへぺろ~(棒読み。)
王家?なんのことだ?
その後の事はあまり思い出したくない。
赤く染まった下着を取り替えられ
多い日も安心、たっぷり吸引シート
タイプのスライム。
生理中動いても大丈夫しっかりフィット。
吸い付くシート加工された元スライム
素材の生理用品を俺のアソコに
ぺたんって貼り付けたのが長男。
血で汚れた足を拭き拭きしたのが
次男と三男。
新たな締め付けない薄々の
ワンピースと下腹部になぜか
透明感ある布(温かい布)を巻きつけて
くれた四男と五男だった。
「無理はするなよ。」
「痛いと聞くが、揉んでやるからな。」
おい。そこは胸だ。
痛いのはお腹と腰だ。
「なぜるのも、痛みがやわらぐそうだと
聞いた事あるから、撫でてやるからな。」
なんか違うけど、たしかに頭も痛かったからな。
でも生理の時、撫でたり揉んだり
するのは胸や頭じゃないと思う。
「もぉ、頭や胸はちがうでしょ。
やはり女の身体をよく知る私じゃないとね。
ベル、さあ私に任せれば大丈夫よ。」
おわっ、おっ、お兄様、腰は気持ちいいけど
お尻や股関節のマッサージは必要でしょうか?
「……。」
見様見真似で、触ったりもんだりする
お兄様に何も言えないまま、俺は
気を失えないまま身体をゆだねるのだった。
初めて感じた腰の痛みと
下腹部の鈍痛、そして胸の張りの痛み。
「(な、なんだ?なんだかダル重……。)」
あっ声出ないんだ。
アソコの入り口が痛いような
痒いような、なんだか気持ち悪い。
ま、まさかのまさかで、兄……。
お兄様たちに寝てる間にやられたのか?
ゆっくり起き上がると、自分のお尻が
濡れているのを感じた。
頭が痛い、めまいがする?
ベッドに倒れ込みそうになったが
俺が起きた気配察知をしたのか
兄たちがわらわらと出没してきたのだった。
「おめでとう。」
「おめでとう、これで大人の仲間入りだな。」
「おめでとう。複雑だな。」
「誰を選んでも恨みっこ……。私以外が
選ばれたら…そんなの嫌だわ、
やっぱり恨んじゃいそうだわ……。
だけど、お、おめでとう……クッ。」
「成人おめでとう。」
「……。」
へっ?成人?
いえいえ、この身体は18歳で
女子にある月のもの。生理現象。
しかもお初。
初めての生理がきたら大人なのか?
「ベル。大事なことだから一回だけ言うけど
俺たちを選べ。俺たちを選べば
王家は手出し出来ない。だから
俺たちを選べ。」
「……。」
一回しか言わないんじゃないのか?
俺たちを選べって、どういうことだ?
ピュアでか弱くて、おしとやかで
なぜかしゃべれない俺、わっかんなーい。
てへぺろ~(棒読み。)
王家?なんのことだ?
その後の事はあまり思い出したくない。
赤く染まった下着を取り替えられ
多い日も安心、たっぷり吸引シート
タイプのスライム。
生理中動いても大丈夫しっかりフィット。
吸い付くシート加工された元スライム
素材の生理用品を俺のアソコに
ぺたんって貼り付けたのが長男。
血で汚れた足を拭き拭きしたのが
次男と三男。
新たな締め付けない薄々の
ワンピースと下腹部になぜか
透明感ある布(温かい布)を巻きつけて
くれた四男と五男だった。
「無理はするなよ。」
「痛いと聞くが、揉んでやるからな。」
おい。そこは胸だ。
痛いのはお腹と腰だ。
「なぜるのも、痛みがやわらぐそうだと
聞いた事あるから、撫でてやるからな。」
なんか違うけど、たしかに頭も痛かったからな。
でも生理の時、撫でたり揉んだり
するのは胸や頭じゃないと思う。
「もぉ、頭や胸はちがうでしょ。
やはり女の身体をよく知る私じゃないとね。
ベル、さあ私に任せれば大丈夫よ。」
おわっ、おっ、お兄様、腰は気持ちいいけど
お尻や股関節のマッサージは必要でしょうか?
「……。」
見様見真似で、触ったりもんだりする
お兄様に何も言えないまま、俺は
気を失えないまま身体をゆだねるのだった。
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